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みなさんこんにちは。大葉です。今回は 押井守監督の映画「攻殻機動隊」そして「イノセンス」
この2作品のUHDブルーレイを買いましたので その感想をさくっとお話してみたいと思います。
攻殻機動隊が1995年、イノセンスが2004年。
間9年空いて作られた映画なんですが、ちょうどこの時期というのが 日本のアニメでもアナログからデジタルに移行していく時期にあたりまして
もちろん予算面とかいろんなことはあったと思うんですけれども 攻殻機動隊とイノセンス
かなり絵柄情報量も全然比較にならないぐらい違ってきてました。 当時劇場で見てもびっくりしたんですけれども
これを今、いわゆる4K版で見るとどうなるのかということで 早速我が家のテレビで再生してみたわけなんですが
まず攻殻機動隊ですね。正直言えばそれまでのブルーレイとそんなに大きく
画質が変わったという感じではなかったです。 95年ということもありますけれどもパリッパリの高画質というわけではないんですが
ただ色合いとか光ですね、そこの表現あたりがやはり今までのブルーレイとか あるいはその前のDVDに比べるとかなりいい感じに仕上がっていると
それと音もですね確実に前のバージョンよりは良くなってますね 実はこの攻殻機動隊というのが2008年に一部CGで作り変えて
全体的な色調も変えてさらにアフレコも全部やり変えた 攻殻機動隊2.0というバージョンもあるんですけれども
こちらの2.0というのが あまり見る機会がなくて去年でしたか一昨年でしたか
BSで放映されてたのが本当に珍しかったんですけれども やはりどうしても最初の95年版の方
皆さんお好みというか自分も比較してどちらがいいかと言われるとやっぱり 95年版の方がいいのかな
2.0の方もね悪くはもちろんないんですけれども 一番ちょっと違うのが
人形使い このキャラクターの声優さんが変わっちゃってるんですね この影響はかなり大きかったかなと思います
それを踏まえて改めて95年版をUHDブルーレイで見ると 今の作品に比べると画面上の情報量とかは少ないんですけれども
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その分 正直言えばアニメーターの
実力というのは 今のアニメーターとはやはり比較ならないなぁと
非常にキャラクターの演技がいいですよね 今回それを改めて感じました
もちろければ最近のアニメ作品って どの作品もキャラクターの動き方とか表情がまあ大体似たり寄ったりだし
キャラクターデザインもあれこれ原作の漫画別の作者のものだけど アニメ化するとなんか似てるぞと思う作品も結構あったりしますけれども
この攻殻機動隊はですね あえてかもしれませんけれども 白尾正宗の原作漫画とはかなりキャラクターデザインが違ってます
どちらかというとリアル思考で言ってますので そういったところもね
昨今のアニメと比較すると ちょっと違いがあって面白いかなぁと思いました
一方イノセンスの方ですが かなりもうデジタルが本格的に導入されてますので
もともと劇場公開時から画面上のその情報量 あるいは音の情報量というのはびっくりしたんですけれども
今回4K版で見たら本当に ここまで情報が入っていたのかと
まあびっくりしました 話の中盤ですね
ある町中での大規模なお祭りのシーンというのがあるんですが
まあここのその描き込みの凄さ 絵の動かし方の凄さ
こんな小さいところまでこと細かに動かして なおかつすごい音をその上に乗せてきているというのが
今回のUHDブルーレイで 一番圧倒されたシーンでしたけれども
もうただただひたすらに見とれてしまいました
ただこのイノセンスもですね シーンによっては画質というか
あるシーンはもうバリバリの高画質で あるシーンはちょっとボケ気味かなというところの差が正直ありました
ただそれでも今までのブルーレイとは 一八も二八も違う画質と音質で
これは良いものを見たなという感じに思えましたね
でどちらの作品もですね もう劇場公開時から繰り返し繰り返し見てて
もうセリフもほぼ全部頭に入ってるぐらい 見てるわけなんですけれども
今回一度見始めると結局ラストまで ずーっとテレビの前に釘付けになっていると
もともとの面白さもありつつ なおかつ画質と音質の
ハイレベルななんて言うんでしょうね 攻撃と言っていいんでしょうけれども
それを受け止めるのにもう目も耳も頭も もう相動員してたという感じですね
ようやくこういった劇場用映画が
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本来あるべき姿で自宅で見ることが できるようになったなと
いうことを一映画ファンとしてやっぱり 素直に喜びたいなと思っています
まあその一方でですね アニメ作品の4K化ってそんなに高画質にはならないし
あまり意味ないんじゃないっていうような 意見も一部にはあります
そう感じないこともないんですけれども それでも特に昔のいわゆるセルアニメですね
セル画で描いてそれをフィルムで撮影して いたというそういった類のアニメ作品は
やはり4K化によって眠ってた情報量を すべて引き出すことができるというメリットはあろうかと思います
それは今現在のもう最初からデジタルで 作画してデジタルで撮影というか背景と
キャラクターを合成して作り上げていくという やり方とはもう全然違う世界なので
そのフィルムに眠っていた情報をすべて掘り起こすという意味では 実写だろうがアニメだろうが4K化のメリットは十分あろうかと思います
なので今後も機会があればですね 実写アニメ問わず4K作品というのをどんどん見ていって
それによって過去何度も見た映画でも 改めて発見できることがあろうかと思いますので
一映画ファンとしてはまたどんどんどんどん 沼に入っていってしまうんじゃないかという
なんて言うんでしょう もう期待と恐れと両方で今ワクワクドキドキしております
はいそういったわけで今回は映画 攻殻機動隊とイノセンス こちらのUHDブルーレイを見ての感想をお話しさせていただきました
それではまた
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