2026-10-21 14:34

AI時代は英語より日本語力。僕が『日本語の作文技術』を薦める理由

【内容】
幼稚園の頃から英会話をやっていたのに、学校の英語でつまずいて英語を捨てた僕が、AI翻訳が進んだいまの英語学習の意味を考えました。Zoomの遅延が50ミリ秒なら、ほぼ生身のテンポで話せるというのが僕の感覚です。そこから、現地で人と生で掛け合う場面を除けば、英語の多くは機械で補えるようになると見ています。そのうえで僕が大事だと思うのは、母国語の力です。AIとは自然言語で対話するので、自分の意図を一つの意味で、誤解なく伝えられるかが問われます。僕が昔からすすめている『日本語の作文技術』を例に、文法が正しくても、語順と点の打ち方で意味が真逆になることがある、という話をしています。

【目次】
英語を捨てた僕とAI翻訳
50msの遅延と翻訳の未来
母国語を極めることが大事
日本語の作文技術を薦める

この回は、Voicy「かねりん脳内Podcast」で配信した放送です。

📌番組公式サイト(各種プラットフォームへのリンク)
https://nounai.kanerin.co.jp/apps

【パーソナリティ(MC)】
▼金田勇太(かねりん)
・KANERIN Podcast Studios 代表
「刑事司法実務の最前線で多数の犯罪捜査を指揮。2017年から暗号資産業界へ参入。数々のグローバルプロジェクトに参画しコンサルティング、情報分析・アドバイザリー業務を提供。コンサートライブ配信業、音声配信業、テックメディア創業等を経て、ポッドキャストレーベル兼プロダクション「KANERIN Podcast Studios」を創業。多様なパートナーと共に、未来へつなぐ声の原典を共創している。」

【制作】
制作:KANERIN Podcast Studios
著作:株式会社KANERIN

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サマリー

幼少期から英語を学んだものの挫折し、海外チームとの活動で英語スピーチに苦労した経験を振り返る。Zoomの遅延が50ms程度なら生身の会話に近いという感覚を示し、遠隔会話や動画・テキストの翻訳はAIで補えるため、英語学習の目的は現地での生身の交流などに絞られると話す。今後は音声翻訳やボイスクローンによって、日本語の発信が話者本人の声の英語として届く可能性にも触れる。そのうえで、AIと自然言語で対話する時代には、英語よりも母国語で意図を正確に伝える力が重要だと主張する。自身の論理構成力や刑事の仕事との関係にも触れ、日本語力を鍛える本として『日本語の作文技術』を推薦する。語順と句読点によって文法的に正しい文章でも意味が変わるため、美文ではなく誤解なく意図を伝える文章力が重要だと説明する。

英語学習とAI翻訳の将来
英語の話をしたいと思うんですけど、俺幼少期、本当に幼稚園の頃ぐらいから英語の会話をやってて、それで調子乗って学校の英語の授業とか取り返ってドヤ顔してたら、一瞬で追いつけなくなって、診断、爆死したんです
よね。
全く英語わかんないっていうか、俺はもう人生から英語を捨てたんですけど、俺もね、Web3でインフルエンサー始めて5年ぐらい、5,6年か経つけど、結構しまったなって思った時期結構あったですね。
まあ結構海外も行ったし、基本情報の鮮度高いのって全部英語ベースなのね。英語ベースで喋れること、英語の海外チームとか組んでプロジェクトやったりもしてたから、もう俺も英語片言で英語のスピーチ覚えて、片言英
語のスピーチをしたもんね、俺ね。捨てたよ。
だって俺、リーダーとかサブリーダーとかやってること多かったから、英語圏の人たちに対してはやっぱり英語でスピーチしないと喋らないとみたいなので、わけわかんないもん。ひたすら練習してやらされたけど、今はそ
んなんもいらないね。もうAIのおかげでね。
でね、英語がいるかいらないかとかそういう話になるとさ、コミュニケーション、人間の生身のコミュニケーションのレスポンスにどうしてもそこにね、レイテンシーというかzoomでの遅延ぐらいのレベルのものが挟
まるだけでも会話のテンポ感って失われるのよね。
だからさ、どんだけ早くなったってね、メガネに翻訳機がついたってね、リアルタイムの生のコミュニケーションのお機会には絶対ならないよね。そういう意味では英語を覚えるというより、コミュニケーションをとるため
50msの遅延とリアルタイム翻訳
の英語知識を最大限に入れるっていうのは意味があることだと思うし、それはなくならないと思う、意味は。
だけど、ここで今回言いたいのは、何のために英語を学ぶのかっていうところだよね。なんとなくかっこいいからとか、漠然とした理由で英語をただやっても無意味だね。無意味。
あのー、現地で人とハイタッチしながら、ハグしながら酒を組み交わしたいんだったらそれは多分英語をやった方がいいんだけど、まあほとんどの人は別にリモートで喋る程度だろうし、テキストでやったりとか、あとは英
語のポッドキャストを聞いたりとかyoutube聞いたりとかなんだろうけど、それはもう完全に機械で補えるね。
今言ったような、僕たちが違和感をかじるのって50ms、0.1秒が100msなので、0.05秒、0.1秒の半分。これがいつも私たちがズームで会話をしている時の往復の時差です。
で、ミートの場合は200msです。0.2秒ある。だいぶ大きいんだよね、これね。これは会話できないって程じゃないんだけど、500msになってくるとかなり会話しづらくなってくる。
1000msって何秒ですか?1秒ですか?1000msも1秒になるともうね、なんかテンポのいいジョークを飛ばし合うような会話はできない。そういう世界観ね。
でもその50ms、いつも調子のいい時のズームの50msだったらほぼ遜色ないっていう感覚だね。俺のポッドキャストのプロとしての感覚で言うと50msが維持できるのであれば、生身のテンポ感のほぼ遜色ない。デ
メリットほぼないなって感じ。
でもそのレベルのスピード感で自動翻訳みたいなものがメガネデバイスとかで実現できるのであれば、50ms、今日はこの数字をぜひ覚えておいてほしい。
50ms、つまり0.1秒の半分。このスピード感で速攻翻訳かけてわーって喋ってくれるのであれば、そういうデバイスが出るのであれば、もう英語を覚える必要性はほぼない。全くないと言ってもいい。
ただ多分機械的にその時差でやっていくことは無理なのかなどうなんだろうな。無理なんじゃないですかっていうことで言うと、生身はちゃんと覚えてコミュニケーション取れるようにする意味は依然としてあるだろう
ね。
ただ、Zoomのコミュニケーションを取るとか、YouTubeを翻訳して聞くとか、喋ったやつを翻訳してもらうとか、そういうのはもう間に全部AIが入って全部できる。
だからもう英語を学ぶっていうことの意味、AIそのものがもうかなり狭いものになっていくし、そのピンポイントでの生で唾飛ばし合いながらセックスするっていう、そこの目的を達するためだけの英語学習だな。あとは
もういらないっすよ。英語いらないね。
だからそれで言うとね、今俺たちがこう日本語で喋ってるじゃん。これはさ、近い将来にどうなるかっていうと、自動的に英語で俺の声で喋ってる番組、英語話者の人が再生したら俺の声で英語で喋ってるものが流れてく
るようになる。
今それX?ではもうそれぞれの日本語話者が見れば俺たちが見れば英語の投稿も全部日本語で見れるじゃん。で英語話者の人が俺たちの日本語の投稿見たら全部英語で表示されるんだよね。テキストではもうそういう感じ
になってるけど、もうすぐ言葉でもそうなる。
ボイスクローンを作る技術なんていうのはもう本当に数秒から数十秒、数分の音声データがあればもうほとんど本人の声に聞こえてしまうようなものが作れてくると。
で文字情報の翻訳のパッドになれば、その声をコア色で読ませるということはもうすでに今できる。あとはそれをなんかリアルタイムに接続をしていくということと、処理をいくらか早くしていくということ、あとは少ない
声のデータで本人の声をいかに再現できるかっていうところの性能を上げること。
この3つが上がったらもうリアルタイム翻訳ぐらいの精度で、わーって俺が喋ってて数秒後に遅れてそれが英語で出てくるみたいなものはもう出てきてしまう。
AI時代に母国語を鍛える理由
だからそこでね、一個言えることはね、俺だいぶ前から言ってる、AIがAIって言われる前から言ってるんだけど、母国語をね、第一言語を徹底的に極めること、死ぬほど大事です。
だから俺は、俺たまに言うんだけど、俺の国語の偏差値は3桁だったんです。国語、得意評価国語、すべての受験国語1本でいけないかって、国語1本で東大受けれないかなって真剣に先生に相談してたけどなかったんです
けど、っていうぐらい国語めっちゃ好きでめっちゃ得意で、俺何にも勉強はしない。
勉強しないけど全部なんか良かったもの、センスというか感覚でいろいろと説いてたんだけど、何にも勉強なんかせんのやけどね、だからわかんないセンスっていうの、感覚っていうの。だから俺は多分国語、日本語能
力クソ高いんですよ。
だから、いわゆるやろうと思えば何とやらなんだけど、それで刑事の仕事も成り立ってたと思うんですよ。いろいろとロジカルな爪ですよね。これがこうで、こうで、こうでみたいな。論理構成とか犯罪の構成要件とか、
そういう記憶したものを組み合わせて、どういうふうに、こういうふうに組み立てたらこういうふうに立って、ここがこうなってこう繋げればここいけない。
いけるなーみたいな、なんか一本の線で繋がれな、みたいな。それがめちゃくちゃ面白くてね、やっぱりそういった能力に長けてたんだろうなとは思うんですけど、今そんなもん全部捨てちゃいましたけど、なんで、思考の
能力は母国語のいかに操る能力によってくるので、日本語勉強しなきゃいけないです。
で、なんかビジュアル進化だとか言語ハラスメントだとかなんかいろんな話が最近俺の周りではあるけれども、ここでね、AIに、AIと対話するのって全部自然言語でしょ。で、いかに母国語できちんと喋れるか、ちゃん
と自分のやりたいことをAIに言語で伝えることができるかっていうのがめちゃくちゃ大事なわけだよね。
だから中途半端に英語、日本語しか使えないやつが中途半端で英語を覚えてもね、意味ないよね。全く意味ない。そっちじゃないよねって伸ばす方向、そっちじゃないよねって。日本語だよねって。で、日本語ってどう
『日本語の作文技術』で意図を正確に伝える
やって伸ばすのって、俺がまず井上一番にね、必ず読みなさいって言ってるのが日本語の作文技術という本です。
本田さんという人が書いた昔の本だけど、復刻版じゃねえや、超大ベストセラーすぎてね、また現代版にアレンジしてすごい読みやすい新版が出たんで、それをお勧めしてんだけど、日本語の作文技術は読んだ方がいい。
で、てかもうこれで十分よ。あらこうだってね、こう書き方だのなんだろっていろんな本あるけれど、まずこれ読んで、一旦このレベルの話をしましょうって感じ。ここわかってます、わかってませんっていう。とりあえず
そこでよくて。
うん。要は句頭点の打ち方第4章だったから、そこまで読んでくださいって感じ。その語順、語の順番とあと点の打ち方で意味がめちゃくちゃに変わってきてしまうのが日本語なんで、それは文法とかじゃないんですよ。文
法は全部正しいんですよ。
だから文法が正しくても語の順番、どういう法則性で語を繋いでいくのか、あと点はどこに打つのか、打つべきではないのか、そうしたことをちゃんと意識して日本語を書かないから、てかそれは学校で教えてもらえない
んで、教えてもらえないから文法正しくて日本語で喋ってるはずなのに、全然違う意味の日本語になったり真逆の意味になったりすることができない。
それはもちろんAIに対して指示をする上でも、自分としてはBという意味で言っているのに全く真逆のCという意味で捉えられてしまって真逆のものができるとか、そういったことになってくるので非常に重要です。
だから自分の頭で思っていることを一つの意味、一位の一つの意味で捉えられる内容で文章で表現することができるか、これがとても大事。美しい文章とか文学的な文章を書こうとか、そんなことどうでもいい、そんな
こと言ってるんじゃない。誤解なく自分の意図通りに相手に伝えるための文章なんで、コミュニケーション。
だからそこなんですよね。そこを鍛える価値が爆上がりしているってこと。だから今後ね、数学とか英語とかそういうことじゃなくて、本当に国語よ。国語というか、なんか根文漢文とかそういうことじゃなくて、もっと
シンプルに言うと自分の頭で思ったことをそっくりそのまま言葉にして、そっくりそのままの状態で相手の頭に届けることができるかって、
これが、この能力伝わりやすい。文章を書く能力、これが一番大事。これ以外どうでもいいです。分かりやすいとか分かりにくいとかどうでもいい。そこがもう井上一幡に一番重要なことです。
だからね、俺ずっとこれウェブスイッチ時代からずっとお勧めしてるけどこれ変わんない。このAI時代にこの本、マジでこれ、これだけ読んでって感じ。これずっと昔から俺が言ってることを全部言語化してくれてた本だ
なっていう。
これはもうね、自分の本家のごとくね、自分のサインをしてサイン本で売りたいぐらい俺の言いたいこと全部ここに詰まってますって感じ。これ見てって感じ。日本語の作文技術ね。はい、まだ読んだことない人はAm
azonで検索して読んでくださいね。めっちゃくちゃね、ちっちゃい本だからね、一瞬で読めるからマジで。2時間あれば読めますね。はい、以上です。さよなら。
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