実はアートワークが新しくなったんですよ、ユリカさん。
アーティストだからね。ポイズン評論家兼アーティスト。
小野原大輔さんっていうね、素晴らしい研究者が。
サイエンティスト兼アーティストのね。
僕とユリカさん2人の似顔絵を揃えてくださいまして。
アーティストの力によりアートも良くなったので、中身も楽しくいいものを作っていきたいなと思います。
そして早速今週大きなニュースがありました。
なんでございましょ。
ノーベル賞を受賞されたのがですね、制御性T細胞の研究をされた坂口志文先生が取られましたね。
共同受賞なんですけれども、本当になんか制御性T細胞がもう日本の多くの方に知られているという。
あれでしょ、あの映画でしょ。
奏でる細胞じゃないんですね。僕らの一番のライバルと言っても。
言いましたね。
かなり過言なんですが。僕らの方が過言なんですが。
働く細胞ね。働く細胞も同時受賞でいいんじゃないかっていうぐらい、僕は素晴らしいと思うんですよ。
向けて働く細胞も同時受賞でも良かったと。
そう。確かにね。
いやすごいですよ。やっぱり坂口先生、初めは免疫学、日本の免疫学っていうのはですね、本当にすごいんですよ。
お家芸とも言われるぐらいで。
そうね。
本庄先生も取られてますけども。やっぱり今のいろんな治療、眼治療もそうですし、免疫の不全だけじゃなくていろんなところにね、出てくるんで。
そうよね。糖尿病だってね、免疫不全の一つだからね。
そうでTレグって言って出てきて、ゆりかさんもポスト毒時代あったじゃないですか。
僕たち免疫細胞やり始めると、インターロイキンの種類が一個ずつ出てきて、IL-1、IL-2、IL-10、IL-6でどんどん出てきてさ、でTNFαださ。
ちょっと制御不能だったよね。
サイト会員の種類も多いし、出てくるT細胞、キラーT細胞、B細胞とかね、抗体酸性細胞とかが出てきたときに100割が多すぎて。
これどうやって理解していったらいいのかって結構難しいじゃないですか。
難しかった。
でも私たちには、何と言ってもこのカナデル細胞に何回も出演されてるベルナルド先生がいましたよね。
ベルね。
ベルナルド先生がオーケストラだと言って。
免疫の世界はハーモニーだ、オーケストラだって言って僕らに教えてくれたから、
僕たちは免疫っていうものを手に取るようにというか、息遣いまで感じて研究できたじゃないですか。
そうね。
1を押せば1が出てくるとか、そういう1対1対応じゃなくて、すごく大きな社会とか組織の中の一部を見たり全体を見たりとかしなきゃいけないのよね。
集団なんだ。
それは本当社会だったし、オーケストラっていうのは。
様々な役割を持つ1つ1つの細胞が独自の得意なところ不得意なところある中で連携し合ってるんだよね。オーケストラのように大きな。
そして一部の部分を見るだけじゃ全体が見えないし、全体を通すと一部が見えなくなっちゃうしってすごく難しいんだけど、
その切り口っていうものをベルが鮮やかに教えてくれたなと思ってて、私本当にいい時間だった。
それをね、僕たちにとってはベルが教えてくれるっていうことが大きかったけれども、今の日本の人たちにはこの働く細胞のおかげで擬人化されてできてるっていうのがあって、
このノーベル賞を取ったときにね、普通ノーベル賞を取ってさ、僕らワッと盛り上がって、これはどういう発見なの?どういう細胞なの?って1から説明しなきゃいけないところを、
もうかなりの部分を性行性T細胞が作品の中で表現してくださってるおかげで認知度が高いっていうのは、
あれ天才だよね。
漫画の役割も大きいけど、日本自体の科学に対する興味とか関心とかそういうものが高くなってる。
いいことだよね。
すごいことよ。そこを支えたのはやっぱり小中高の理科の先生だし、そして今度はアニメに落とし込んでいったっていうプロの人たちだし、社会全体だよね。
いきなり今日の話題に入りますが、これができたらノーベル賞という科学系ポッドキャストの日に参加しているエピソードを今回シーズン4の一番として僕ら出していきたいんです。
これができたらノーベル賞ということで、ノーベル賞を取れる話とかノーベル賞に関わる話を今日はしていきたいんですけども、
その前にせっかくこのノーベル賞で制御性T細胞、坂口先生の研究が注目されるということで一つ、ちょっとそれに関わる予想をさせてください。
はい。
働く細胞が海外でまたブームになります。
なんて言っても、ただの漫画じゃないですよ。ノーベル賞を扱っている、ノーベル賞を学べる漫画というふうになるので、
これはね、しかも何かね、もう既にコラボが起きるような予感がします。
あの擬人化するっていうのは、日本のお家芸だと私は思ってるんですけれども。
そうですね。日本のアニメといろんな文化、そして何かこう例えたり新しいものを吸収する時の技巧っていうのが日本にやっぱ向いてるんじゃないですか。
そうだよね。
あと何か。
古くから。
超重ギガでしょ。
そっちか。そうね。動物すら。
そうよ、そうよ。それとか、あと私、ラボにいた時にいつも思ったんだけど、黒板とかに絵を描いて説明するとかっていうのも、日本人すごく得意なことだと思うの。
擬人化するってこととは少し違うんだけど。
模式図ね。
模式図描いたり、ちょっと国民全体のイラストレベルが高いっていうのかな。
具体化する、抽象化なのかもしれないけど、絵に落とし込むっていう能力が高いなと思って見てるのね。
それで言いますと、僕自身がアメリカで長年やられてこれた理由が、一つ僕らの研究を模式図にしてるのは、結構僕がやってるのは多いと思います。
タツさんね、デザイン得意だよね。いろいろな面でデザイナーの要素を発揮してるけれど、そうね、タツさん、スライド作ったり、研究の内容を絵にするっていうのをとても得意としてますよね。
僕は多くの論文のグラフィカルアブストラクトを担当してますし、グラントを申請するときの多くの絵を作って仕上げてるのは僕ですね。
そうね、それはもうタツさん誇るべきところね。
アートがね、好きなんだよね。だから任されるというよりは進んでやっちゃうって感じなんだけど。
できちゃうんだよね。
そうそう、そんな感じでね。ちょっと自慢になっちゃいました、もしかして。
いいんじゃない?いいんじゃない?
これができたらノーベル賞で、せっかく細胞の話がいっぱい出てきたので、例えばiPS細胞とか、こういう細胞の次の時代をちょっと予測してみたいんですけど、皆さん3Dプリンタをご存知ですか?
皆さん?私?ご存知あげております。
3Dプリンタっていうのは、あるものをスキャンしたらそれができてきますよね。
で、iPS細胞っていうものがいろんな細胞を作れるっていうふうに、山中先生のノーベル賞を取ったのが一昔前だと思うんですけども、やっぱりそれが進んできてわかることは、一個の細胞を並べたところで組織はできないっていうのは想像できますよね。
そうすると、iPS細胞からいろんなものが作れて、人が作れるんじゃないかみたいな、こう想像は湧くと思うんですけど、じゃあ世の中にいろいろやられてるのは、そこからいろんな組織を作りましょうという研究がされてて、実は僕たちのところでもやってます。水蔵の細胞を作ろうみたいなことをやってるんですけど、
やっぱり一個の細胞だと、バイオ細胞と一緒でこのシートとかが作れるし、あとなんか血液系の細胞みたいなものであれば、一個一個で想像できるのは多分赤血球とか白血球とかの方がこう作っていくのは、なんかそのあんまり強バイオみたいなのをしなくてもできていきそうなイメージが湧くと思うんですけど、そんなに言ったところで簡単じゃないんですけど、
例えばそれを組織化するときには、血管があって神経があって筋肉があってみたいな感じで、いくつかのシートみたいなものが層になって初めて組織ができていくっていうイメージが湧きます。
いきなり一個の細胞から心臓がドカンとできることはないってことね。
そうでしょ。
国家プロジェクトだしね、お金もかかるしね。
でも嬉しいことは、やっぱりそのノーベル賞っていうものがあるおかげで、多くの技術が広く伝わるし、
その注目を浴びたことによりまた次の技術が広がっていくし、
だからノーベル賞というものが科学界に与えている影響っていうのはすごくポジティブでプラスだと思うし、
今回もこうやって盛り上がることによって分かるし、もちろんもっとあの人が取るべきだみたいな意見とか、
なぜあの人は取れないのみたいなのあると思うけど、正直予想ができないし、
取った人にあの人は取れる人じゃないってことはまずないから。
すごい人しか取らないから。
そりゃそうだ。
だからね、すごいよなと思いながらも。
でもいいね、なんか子供たちが、あの時は深くはわからなかったけど、
中学校の時に僕の中学1年生の時にノーベル賞を取った学者がいてねって言って、
そっから始まる科学の人生っていうのもいいね。
私はね、何て言ったって、科学の目覚めの始まりは何度も申し上げておりますが、
モーリ宇宙飛行士ですからね。
あの方が、あのNASAのオレンジのスーツに身をくるんで宇宙に行ったっていうのが、
もうなんだろうね、いまだに心熱くなったし。
あれ中学生の頃だったのね。
かっこよかったなあ、人間って宇宙に行くんだって。
もちろんその前にも宇宙に行った人たちはたくさんいたんだけど、
なんかね、ドンピシャでね、一番いい時に一番科学に目覚める時にそういうことがあったわけよ。
だから今日のノーベル賞のニュースってか、この今年の2025年のノーベル賞のニュースも、
どこかで誰かの心を熱くして、そしてもう一度大学で勉強し直すとか、
こういろいろなドラマが生まれていくんだろうと思うよ。
ありますね。今だからこそ、このニュースが入ってきたっていうのが、
ドンピシャの人がいて、その人たちの未来が輝いていくっていうのは嬉しいことだよね。
嬉しいよ。
あの時もニュートンが特集を組んでたことが、やっぱりゆりかさんに大きかったと思うけど、
今回もニュートン特集組むそうです。
そりゃそうでしょ。そりゃそうですよ。
ね。
ゆりかさん、タイミングがさ、
卒宅の時っていう言葉で、ぴったりのタイミングでね、
こう、科学への目覚めと、外からのニュースがぴったりになると、
未来を輝かせる可能性が広がったりするじゃないですか。
そういう中で、細胞の、
細胞に関しては、
そうです。
お母さんの体で、
はい。
胎児のかけらってこと?
そうです。
産まれた後の赤ちゃん。
生まれる前からなんだけど、
いくつかの幹細胞がお母さんの体の中で生まれてきて、
その体の中に、
赤ちゃんが、
ぼくもそうです。
栄養基準は10年かかります。
10年かかるんですか。
いくつかの肝細胞がお母さんの体の中に
コアを作って、塊みたいなのを作って
そこに
血液を通して?
いえ、組織として、細胞として滞在するんです
10年くらい
それに、その細胞が
お母さんの体内の中で、いろんなところで
栄養素とか血液とか
血液は循環しないけど、いろんな栄養素が循環するじゃないですか
そういう時の、その免疫に関して
肘骨として、自分じゃないものとして免疫が
子供を攻撃しちゃうと大変なことになっちゃうじゃないですか
それを防ぐような役割があると言われていて
どういうこと?
お腹の中にいた赤ちゃんが
残した細胞が
例えば、お腹の中に赤ちゃんが
宿った段階で
赤ちゃんの細胞の一部が
お母さんの体の中に取り込まれ
お母さんの体の中で、自分の細胞として増えるということです
そうすると、お母さんとしては
自分の細胞として、この細胞が捉えられるので
赤ちゃんを完全な肘骨として
認識しなくなっていくってやつね
そういうことです
それは、第2子の
出産の時にも
第2子に対して、それを関与、免疫に対して
受け入れやすい体制づくりになっていて
1人目の妊娠で
残っている細胞に対するシステムが
次の子供に対しても
関わってくるというような論文で
ちょっと専門じゃないので
あまり詳しくは言えないんですけど
ただ、そういうニュースを見て
人間の中にはすごいシステムがあるなと
最近思っているんだ
簡単に2部できないってことね
どういう意味ですか?
肘骨と肘子っていうもの
生まれてくる子供が
完全な肘子ではないってことね
完全な肘子ではないですよ
その細胞が
そのお母さんの体の中に
結構入るということで
すごい多くの数ではないけれども
それは10年くらい生き続けているという
論文があって
すごい世界だなと
思ったっていうことです
なんかちょっと面白いな、それ
面白いでしょ
さっきの3Dプリンターの話とか
オルガノイドとか
iPS細胞の話でいうと
そういった研究が進んでいった時にも
なんか面白い発見がありそうな気がします
ということで
もしかしたらこれができたら
ノーベル賞に関わるかもしれないから
ちょっとそれも話させてもらいました
いいですか?
わかりました
本題に入りたいんですけど
これができたらノーベル賞
僕が欲しいなと思っているもの
こんなのあったらいいな
あんなのあったらいいなという感覚で
しゃべらせてもらうと
アルファフォールド2という去年