はい、どうもDMの亀山です。亀っちの部屋ラジオ始まります。
アシスタントは野村勝と申し上げさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
今回もですね、前回に引き続きまして、亀山さんのソロ回を収録していきたいと思います。
前回のテーマが、「金を盗むな!」というですね、非常に本質的なお話をいただきまして。
そうですね。本質的で笑える話なんですけど、笑える話ですということで。
今回は、そもそもなぜそうした不正だったり無罪だったり、そういったことが起きてしまうのかという話を、構造面に着目しながら伺っていきたいなと思うんですけど。
まあ単純な話、基本的にさ、権力と給料がバランス取れてないって話なんだよね。
権力と給料。
極端に言えば、10億の仕入れとか、いわゆる決済ができる人間が、例えば給料1,000万円だとしようか。
どうしても勤めてたら、じゃあ1,000万の給料もらってます。
それぐらいのお金を自分の判断で何を仕入れるかとか、どういうのを決めれますとかっていうことになったと。
公務員だったら、例えば100億とかもあるかもしれない。
予算が大きいところはそうなりますよね。
公務員とかで業績上げようが効率よくしようが、別に給料変わらないじゃない。
まだ民間のほうが、結果出したらちょっとよくなるかってあると思うんだよね。
だから公務員からの場合は、逆にだからこそすごくそこは厳しいわけよ。
刑事権すぐなるじゃない。
そうしないと、結局は動かせるお金とか決済権が多いのに、
給料は別に結果に関係なくそんな変わらないってことがあるかな。
そのときにギャンブルやりたいなとか、女の子にはまっちゃったなとかっていうこともあったりすると、
どうしてもそういうことに手を出してしまいやすいのはあるよね。
確かに企業側からすると、10億円の発注が来るんだったら、
その担当者に1000万円ぐらいバックするとかって全然安いですよね。
例えばそれで言うと、大抵だからソスノカス側というのは、
どっちかというとオーナー企業が多いのよ。
オーナー企業。
中小企業とか。
取引先ってことですね。
取引先が小さいじゃない。
小さいけど社長がもし中小企業の親さんで12ぐらいでやってたんでしょうか。
そうしたらさっき言ったような10億の仕事もらったら1億2億利益だと。
じゃあ1000万設定しようがないでしょう。
構わないなっていうのは当然の理屈としてある。
そうですね。
なんていうんですかね。
言葉悪いですけど広告宣伝費みたいな。
わかんないですけど。
必要経費みたいな。
その人たちがじゃあ仮にオーナー企業だと俺に設定しても、
これからすると仮にじゃあ1000万を持ってもらったから、
1000万分の仕事費だとそっかぐらいはあるかもしれないけどもしかしたらね。
っていうふうに思うかもしれないけど、
少なくともこうして9億でやれる仕事を10億で出すことはしないじゃない。
そうですね。
他で9億の。
だからオーナーみたいな。
俺はむしろ受けないであんま接待も。
なんかそういうつけ届けみたいなものがないわけよね。
だからオーナー同士だとあんま起きないんで。
そっか。そうですよね。
確かにオーナーからすると、
例えば9億で発注できるのと10億で発注できる企業があって、
10億に発注する意味がないですもんね。
会社の資産がその分減っちゃう。
会社としては、会社とある意味一体化してる形だったら、
そんなそんなことしないで、
1億高い、いやこれ10億でやってくれよって言われてもさ。
でも勤めてる感じだったら、
それを出す前に給料変わんないとしたら、
それはすごいよね。
そうですね。
やっぱり全然違うじゃない。
はいはいはい。
そっかそっか確かに。
それで給料の倍もらえるんだったらさ。
やっぱどうしてもそういう構造があるよね。
仕組み的に。
だからどうしても、
例えば、わからないけどね、
プロダクションがどっかのテレビ局に話しするときも、
プロダクションから個人経営だとしたら、
こっちは個人側じゃない、
向こう側で勤めていいとなるとあるかもしれないし、
全然何かだろうが、金融だろうが、
いろんな業界、どこの業界でもあり得るわけよ。
あーそっか、だから会社員が発注側で、
大手企業はね、どっちかというと大きい側が発注側で。
で、受注側がオーナー企業の中小企業っていうケース。
そういう構造だと割と起きやすいってことなんですかね。
まあ大きいものとしても、会社として組織の形で、
センター秘密のメーカーがどんどんやってこいっていうのもあるかもしれないけどね。
まあ一番起きやすいのはそういう感じだから、
要は、言い方聞くと、給料あんま高くないのに
やたら権限持ってるとこが一番厄介っていう。
そうですね。確かにな。
狙われやすい場所っていうか。
ええ。
入学が多いだろうね。
はい。
そうだね。
なかなかね、ここはね、本当に。
で、やっぱりどうしてもそういう人だって、
大企業のないないさんってもたてられるのもあるし、
だんだん自分がちょっと偉くなった気持ちもなるし、
で、なんかいろんなことをしてもらえると、
自分の給料だけで無理なこともね、なると、
がついといね。
ちょっとずつエスカレートするケース的な。
そうですね。でもなんかまあ、これ、
職種でもやっぱり起きやすい職種ってありそうな感じしますよね。
うん。そうだね。職種。
まあ確かに職種もあるんだけど、
どの業種であろうが、さっきみたいなもので。
まあ、そうね。やっぱり給料と権限のずれが、
どうしても起きやすい職種になるし。
それで言うとさ、まあ、なんていうかな。
でも大企業とかって、
昔ほら、なんかゴーンとか問題になったことあったじゃないですか。
私物でマンションを会社のお金でとかって、
こうあったと思うんだけど。
フランスのマンションは、
フランスとかレバノンの家は会社のお金なんじゃないかとか、
自分の結婚式のパーティ費用を会社が持ったんじゃないかみたいな話もありましたね。
でもこれしまこさくとか読むとわかるんだけど、
日本の会社とかって、あんま給料高く出さないわけよ。
せいぜい、まあわかんないけど、
すごく業績上げても1億までとかね。
海外だったら10億とか出して。
そのお金でやるんだけども、
日本の場合は、
1億までしか出さないけどその分、
社用車、会社のマンションとか、交際費とかっていう、