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2022-03-08 11:57

#09 初めて家賃を払うの巻 〜涙の渋谷駅〜

亀っちの昔話編

■出演 亀山 敬司(DMM.com 会長)
長谷川 文二郎(42 Tokyo事務局長)

※音声プラットフォーム「NowVoice」にて過去に配信された音声を再編集し、公開したものです。
時事の話題にズレが生じる内容もございますことを、ご承知おき下さい。

00:03
DMM.comの亀山敬司です。
引き続きやっていきましょう。
引き続きは、今回は、家賃を払うの巻。
そうですね。
こんな巻だって言うね。
最初から聞かれている方がいたらあれですけど、
同じ気持ちで、今まで確かに言われてみれば、
ちょっとは土地代払ったけれど、
今の社会のルールが外れた人生を歩んできた。
家賃は浮いて、利益が出やすいモデルだったけど、
そういうので言うと、反則技みたいな。
何も持ってない人ができる軽技みたいなね。
ステミナ人間ができる仕組み。
飛び道具みたいな話だったけど。
これが祭りが終わって帰ってきたら、
家賃を払うって気が変わったんですか?
結局のところ、流れ流れに行っても難しい。
ということで、やっぱりどこかで定住した。
それまで結構原宿とか、さっき前に言ったと思うけどね。
竹下通りとか。
そういうとこには結構ワゴンハムリがあった。
それも自動販売機くらいの広さの場所にパネルを用意して。
そこに借りて毎日商売してる人がいた。
はいはい。
つまり、ちっちゃい出店みたいな。
屋台よりもちっちゃい。
本当に狭いところの。
その頃竹下通りも人いっぱいだったから。
そういう隙間の一等値なんだけど、
本当に狭い、店のよく空いてるところだね。
そこにパネルとか作って、
アクセル引っ掛けて立ち置きになってね。
なるほど。
これ買ってみてくださいとか言ってたら。
そこだと毎日できるわけよ。
もう警察からの役とかも送らないし。
そっかそっか。
安定して同じ場所で。
同じように仕事ができる。
普通で言うと当たり前なんだけどね。
俺にとっては新たな世界。
出店だよ出店。
本当のお屋さんに何十万も払ったところなんて借りれない。
その隙間なら借りてる人がいっぱいいたわけよ。
なるほど。
今は原宿にいないかもしれない。
昔は結構そういう風にいたね。
それでこれがいいと思って。
順番に竹下通りから順番に当たったんだけど。
またローラー作戦が始まるんですね。
お店に貸してくださいとか。
この隙間あったらここダメでしょうか。
でも大抵借りてるとこは借りてるわけじゃないから。
ああ、貸しちゃってるよみたいな。
貸してるとこはもうどうしてもないから。
もっと狭いとこでもいい。ここ貸してくださいとか。
03:00
ここは物を置くかダメとか。
うちはそんなのやってないから。
って言って断れ続けて。
結構回ったよ。100軒近く回ったよね。
結構行きましたね。
結構回りましたね。
とにかくここダメでしょうか。
道歩いててちょっとでも隙間あると
この隙間みたいな。
富翼な隙間。
自販機置く人はそういうイメージかな。
ここ自販機置きませんか。
ああいう場所があるじゃないか。
自販機の人が場所探すみたいに
探していろんな所にここ貸してください。
結構聞きましたね。100軒も聞いて。
全然ダメなんですね。
原宿だめだけど渋谷まで行って。
100軒しか行かなかった。
やっとゲームセンターがあった。
当時のマーケットゲームセンター。
そこの隙間あってそこに行ったら
いいよみたいな話をした。
嬉しい。
そこの店長さんがいいよみたいな話をした。
そこで1日1万円という契約で
そこに携帯して。
月30万払うからみたいな。
結構ですね。
確かに。
一等値だもんね。
ゲームセンターなんてね。
一等値で自動販売機を置くようなスペースが
ここにっていうわけです。
やっと取れたわけよ。
それに合わせて寸法を測って
ホームセンターに行って
部材を用意してた。
そっか、ワゴンの部材をね。
そこのサイズに合わさないといけない。
何センチってダメだもん。
一生懸命組み上げて
でも2、3万円かかったと思う。
それに金とか結構ね
10万近くになったかな
結局なんだかんだ買ったら。
ワクワクですからね。
これからの未来に。
組み上げてそこに
出来ていか分解して
電車で運んで
センター外から持って行って
組み上げたんですよ。
やった!やっと俺の身体できた!
すごいですよ。
そんな一等値に。
そう、一等値だもんね。
そうそう、センター外だから。
ワゴンが組み上がった。
で、出来て。
そしたら
ちょっとはみ出ちゃったね。
何センチか。
ちょっとサイズのね。
でも隣とか見たら
居酒屋の看板とかバンバン置いてあるわけよ。
もっとはみ出ちゃった。
居酒屋の人が
やってて
横につけられたからね。
もうちょっとダメですかねって
もううちはここに置いてるんだよ。
何言ってんだお前来たらとか
怒られてすみません。
いいですとかだって
まあまあそういう感じでやってたんだけど
それから1時間くらい
警察が来たと。
ここに?
俺のところに。
何センチはみ出てたら撤去してくださいとか言われて
えー!
そうそう。
向こうの看板もっと20センチ出てますよって
こっち2センチぐらいしか出てませんよみたいな。
06:01
あれは看板で
動かせるからいいけど
いろいろ言われて
撤去するか
交換来るかどっちか知らない。
また2択だ。
ゲーみたいな。
でもこれはちょっと
俺も撤去してたら
嫌だった。
どう見たって
他の看板も出てて
ここだけちょびっとなんだよ。
思い出したら隣の居酒屋の
おじちゃん
あの時に俺が
ちょっと動かしてもらえません?
あの人かな?みたいな。
住民の
訴えもあるだろうねとか言われたら
やばい。
うーっと思ったけど破るしかない。
しょうがないからその日で撤去。
もうわずか
数時間のテンポ。
もううーみたいな。
なんとも言えない気持ちになりますね。
店長のところに行って
すみませんって一日中で
閉店になりましたって。
1枚だけ置いてきますって。
分かってありがとう。受け取るよって。
荷物は持っていけない
とりあえず預かっておくからねみたいな。
じゃあまた一部は
明日来ますよみたいな感じで。
優しがってる店長がね。
1枚だけ置いて帰ろうとした後で
夜明けに荷物がついて来た。
歩いてたら
なんかもう
涙出てきた。
両手塞がれてるから拭けないから
泣いたまま店長が
店長の優しい言葉とかね
いろいろ混ざってる。
悔しいとかいろいろ混ざってる。
一生懸命ホームセンターで
開通して作って。
泣きなしの彼で
20万円中10万円くらい突っ込んで
これから無くなった
半分みたいな。
っていうので
涙の渋谷駅
何なんですか?
演歌を作ってくる?
一曲歌いたくなって
センター街は涙しながら歩いたわ。
そんなことは
いろいろありますね。
いろいろあって
いろんな通りに
やっと家賃払って
マットにやろうと思ったけど
難しくなった。
思ってたのと違いましたけどね。
そこから今度また
とりあえず食っていくために
露店の世界に入るという。
払えなかった家賃
ってことだったんですね。
払えなかった家賃。
払おうと思ったのに。
そうか。
払えないときもあるということなんですね。
そうか。
ちょっとなんか
なんとも
予想外の展開になってきました。
ここからまた
09:01
スタビリー露店で
祭りもあるという。
祭り第二部がある。
祭り第二部だけど
今度は弁解とちょっと違うように。
ということで
どんどんよく分かりにくくなった。
家賃が払えているということは
大変なことなのかもしれないですね。
そうだね。
撤去しなくていいからね。
信用って大事だったりする。
今はみんなコロナで
家賃で苦労しているけどね。
そうですよね。確かに。
今でみんな大変だと思うけど
いろいろあっても
日は昇るからまた。
そうですね。
泣きたいときは泣いてみるのもいいかもしれない。
コロナで泣いてもいいけど
泣いてからもう一回
商品を掴み直そうみたいな。
そういうことですね。
元気づけられた人はいるんですかね?
思い出した人は泣いてきた方だった。
本当ですか?
ちょっと涙が。
いろいろありました。
元の彼から。
そんなこともあってね。
でも今思えばどうなんですか?
それは結構。
今思えば面白いというか
ネタにしているんだからね。
笑えるようになったのは
結構経ってからなんですか?
翌週からはネタにしていたような気がする。
ダメでした!
意外とカラッとしていました。
心配した自分があれでした。
ヒッピー仲間たちもいっぱいいたけどね。
ヒッピー仲間からすると
自分たちの
生きている世界はいる。
ヒッピーの中でもいろんな人生がある。
ワゴンに行くヤツもいるし。
あとは敵に入っちゃうヤツもいるわけ。
組み込まれていくと。
そうじゃなかったら
いい場所もない。
ヒッピーたちからすると
あいつも対戦に飲み込まれたよね。
ヒッピーからすると
敵の世界も対戦だ。
自分たちは自由人だ。
定着しない、定住しないというところが
フリーな文化が
ヒッピーの文化。
また戻った時に
おかえり。
一度は行ったかと思った。
一度は別の
ところに行こうと思ったけど
ただいま編と言いますか。
ここからも
旅をしながらも
旅というか露天をしながらも
旅に入る。
世界旅行に入る。
というようなところに行きましょう。
次は世界へ
羽ばたくカメラマン。
どんどん展開は
用意されていたかのような
ものですけど
台本もなく進めています。
とりあえず
今日はこれで。また!
11:57

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