亀山 はい、どうもDMMの亀山です。前回引き続き、小笠原さんのWeb3について語ろうということでございますけど、よろしくお願いします。
亀山 よろしくお願いします。なぜバーのマスターがWeb3を話すんだって話ですけどね。
亀山 みんなに伝えやすい言語力があるということですね。お願いします。
亀山 はい、お願いします。
亀山 じゃあ、とりあえずWeb3をざっくりわかりやすく3分でまとめて。
亀山 今、Web1.0、2.0、Web3って、なんか第三世代みたいに言われてるんですけど、
Web1.0の時に分散っていうのはみんな思い描いてたんですよね。
Web1.0でメディアが解放された、メディアの民主化みたいなのが起こって、
例えばアメリカで起こっていることを日本でほぼオンタイムで見れる、読めるみたいなことが起きて、
その中央集権化したメディア、テレビとか新聞とかから解放されたみたいな、民主化されたみたいなのが1.0で、
でも1.0の時にやっぱり技術的にある程度わかってないとこういうことができない。
例えばサーバーを立てて、そこにページを作ってWebとして公開するみたいな。
そこから徐々に誰でも書けるようにっていうふうな方向に進んで、ブログとかが生まれて、
そういう利用者がコンテンツを作るみたいなことがまずWeb2.0の始めに起こって、
ユーザー同士が情報交換する、コミュニケーション取るみたいなところが生まれるんですけど、
結局普通に当時ホームページって言ってましたけど、作ったところで誰も見てくれないので、
Googleとかは検索っていうところを広告化したりすることでどんどん伸びていって、
そのプラットフォーマーって言われる人たちが出てきて、結局中央集権化されましたね、また。
例えば亀本さんのFacebookアカウントが今凍結されたら、今まで亀本さんが書いたメッセージとか、
あげた写真とか全部自分で触れなくなるんですよね。
そうだね、確かに向こうにあるからね。
データは誰のもんだみたいな話があって、それが何年くらい前かな、10年から5年前くらいの間に、
ヨーロッパとかはその危険度に気づいてるというか、アメリカ地方の会社ばっかりにやられるのもっていう企画も働き、
データの主権は個人にあるはずだとかって言って、GDPRとかそういうのをどんどんどんどん作ってたんですよね。
GDPRって何?
データポータビリティって言って、さっき言った亀本さんのFacebookのメッセンジャーでやり取りしたデータとかを、
亀本さんが他のメッセンジャーに移った時に、それをそのまま移したいって言っても、今は移せないじゃないですか。
データを全部ダウンロードして、そこに持っていこう方法なんてほとんどなくて、そういうのをちゃんとやりなさいとか、
そういうデータが誰のものかみたいなことを国という単位で決めてたんですよね。
とはいえ、みんなプラットフォーム依存しているので、例えばYouTube、動画見るんだったらYouTubeとか、映画見るんだったらNetflixとか、
っていうふうにプラットフォームが強い時代が来ちゃったんで、結果Web 1.0の前に戻ったね、みたいな。
その辺からWeb 3っていうのはもう一回分散化させようと。自分のデータはちゃんと自分のものだとか。
お金も国、法定通貨、フィアットって言いますけど、フィアットに依存してるだけじゃなくて、ビットコインみたいな形で、
国っていうものへの信頼ではないところで動く通貨を作ろうとか、全体的に分散化しようっていうのが土台にあるんですよね。
これは法定通貨、もともと国が持ってる通貨依頼に、通貨っていうのはApple通貨だったりAmazon通貨だったりなるから、結局優勝権だよねって話じゃない?
なのでそれをビットコインのように、いわゆるそれを運営してる会社がいない。利用者とステークホルダーと運営者が一体になってるような非中央集権って言われる状態をみんなが目指し始めた。
でも結局じゃあそれを実現するためには、ブロックチェーンの技術が価値あるよねってことになってる。
本当にまだまだブロックチェーンじゃなくてもいいじゃん、それとか。ブロックチェーンって分散してる台帳って言われるぐらいなんで、要はデータベースなんですよね。
すごい使いにくくて遅いデータベースなんですよ。その限り信用できるというか。
でもそれがレイヤー1とか2とかいろいろなっていったら、早くなったりはしていくの?技術的には。
レイヤー1でも早いものも出てきてますし、レイヤー2って言ってレイヤー1の上に乗っかるようなものだったら、
例えばレイヤー2では100回の取引を1回だけレイヤー1に書き込もうとか、そうすることである程度担保できるね、みたいなことが生まれてたりとか。
そもそも考え方を変えてすごく早いアルゴリズムを作ったりとか。
みんなそういうレイヤー1とか2とかですごい頑張ってるのが今なんですけど、頑張る理由はすごいシンプルで、
今プロトコルって言うんですけど、例えばビットコインとかイーサリウムって有名な暗号通貨って、これプロトコルそのものなんですね。
約束ごとだと思ってもらったらいいんですけど、それ自体に価値がついてるじゃないですか、今。
ビットコインというプロトコルに何百兆円という価値が今ついてるので、
自分たちがそこをみんなが使いたいプロトコルを作れれば大きな価値を手に入れて、かつそれをみんなに分配できる。
なのでみんなすごい技術的には低いレイヤーって言うんですけど、ところを頑張ってるっていうのがありますね。
昔、例えばホームページ作ったりウェブ作ったりするHTTPとか、あとメールやり取りするSMTPとか、これ全部プロトコルなんですけど、
そこって全然お金にならなかったんですけど、今はプロトコルをやることが大きな価値を握るっていうことにみんなが気づいて、そこを頑張ってる人が多いって感じですね。
そうなった時にはプロトコル自体がいろんな種類がどんどんできてくるわけ?
できると思います。
例えばそんな風になった時にどうなる?エコっていう話じゃないけど、やたら電気タイプとかそういうことはある?
もちろんあります。これプルーフオブワークって言われるワークのところはコンピューターがワークしてることですから、すごい大きなエネルギーを使うんですね。
イーサリウムっていうのはプルーフオブステークっていうのに変わろうとしていて、ワークよりステーク持ってるっていうことに重みを置く。
長くたくさん持ってるっていうことに重みを置くっていう風に変わろうとしてて、エネルギーを使う量を減らそうとしてたりとか。
なるほど、そういう感じで新しいルールのもとに変えていこうっていう感じだね、そこをね。
すごくエネルギー使うからビットコイン悪いっていうのはちょっと違うなと思ってて、本当は。
例えば再生可能エネルギーで作られたビットコインも中にはあるはずなんですよね。
本当はエネルギー政策としてどうするかっていう議論が先にあって、その上でビットコインでどれぐらいのエネルギーが使われるかっていう話のはずなんですけど、
やっぱり全体的にはエネルギー使うから悪いみたいなことにはなりがちですよね、今。
ステークとかいろいろ考え方入れていくと、それ自体も設定できるよってこと。再生可能は石炭炭鉱がエネルギー使うことは使うとしようか。
そうしたら効率よくするのはやってますよっていう。
はい、そんな流れです、今。
でもじゃあウェブ3イコール、でもビットコインと関係ないところでウェブ3って考えたことあるの?
イコールになっちゃう?イコールというか、技術的なもので言うと、例えばウェブ3っていうのは今の地方集権から分散型って話じゃない?
そうしたら、例えばD2Cみたいな考え方っていうのは、トラフィックがデータじゃないのかな、あれはね。
でもプラットフォームから開放されようっていう、あれもウェブ3の考え方になるの?
考え方としては、非中央集権っていう意味ではウェブ3の文脈に乗るんだと思うんですけど、これもまだ今、なぜか思想なので、いろんな周波がいるなと思っていて。
っていう形でストレージを維持する仕組みみたいなのも出てきてるんですね。
それと近い形でコンテンツを置いておく場所を作って、
NFT流通させることでコンテンツは基本的には継続的に見れる。
今のNFTは俺が一つの番号をNFTにしておいてやった時に、
それ自体は俺が読めるとしようか。
大野さんにも読ませてやるよってなったらどういう感じになる?
そのNFTを貸すとか売るとか、そういう形を取るんだと思うんですね。
実際の本の貸し借りに近くなる気がします。
しかしNFTの移動、貸し借りの時には何らかの手数料は発生させないと
ファイルシステムが維持できないので。
そうだよね。じゃないと一冊買ってみんな回し読みみたいな話になるんだろう。
そこは多分少しは払おうっていうことになるんだと思います。
手数料的に。貸し借りってやっても。
それを埋め込むってことか。
結局漫画そのものがNFTになるわけではなくて、
漫画を読む権利だったり、僕が持ったデジタルのデータがオリジナルだという証明だったり、
どっちかというと権利とか証明っていうふうにNFTを持った方がいいと思っていて、
トークンそのものは。
それによって何を自分は持っていて何ができるのかなんですけど、
今のままいくとこれうまく説明するの難しいなやっぱり。
データとNFTが分離しすぎててよくわかんないってなってると思うんですよね今。
本物かどうかってどうやってわかるのとかって議論になったり、
違うネットワークでクリエイターが本物って言って2箇所に出したらどうなんのとか。
そういうのが整理されていくのがこの1年2年とかなんじゃないですかね。
その中で偽物がNFTとしてまた出てくることも出てくるんですよね。
今はそれが結構問題だと言われていて、
本当の作者じゃない人がNFTとしてあげちゃうこともできてしまうんですよね。
これは技術でカバーできる問題だな。
カバーできるようになっていくと思います。
どうすんのかな。
それこそどんなに動画自体のコピーを禁止してもさ、
結局画撮りしちゃったら撮れるみたいな話と似てるんじゃないかな。
なので今DIDとかって言い方したり、分散KYCって言い方をしたりするんですけど、
そのクリエイターが本人であるという証明がどこかで必要なはずなんですよね。
その人が出したものだからちゃんとオリジナルだ、偽物じゃない。
っていう風にならないといけなくて、
この辺はこの1点ぐらいですごいいろんなものが出てくるんじゃないですかね。
考えたらリアルな世界でもパクリとかよくあるんじゃないかな。
ありますあります。
変な話、あっちよりマシだって言うだけです。
とりあえず来まして、色を変えて漫画チックにして、
変えて隠ってると問題になってくるよね。
あと二次創作ってどう考えるんだって世界ありますし。
その辺の問題はリアルでも解決しないから、
こっちでも解決しにくい問題にはない気はするんだけど。
そうですね。ただ今NFTで出す場合に著作権をできる限り放棄して出して、
そこから改変することは許容してたりとか、
考え方自体が変わっていく可能性がありますね。
著作権の考え方みたいなのが。
そうなった時にアートみたいなものがどういう感じになるのかね。
そもそも今出回ってるNFTアートはアートなのかっていう問題もありますからね。
そうなんですね。その辺が俺もなんか。
だって今もう月間オープンシティだけで4000億以上の価値の流通があるんですよね。
そこに繋いでるウォレットってたった50万ちょっとらしいんですよ。
メルカリって今800億ぐらいの流通に対して2700万MAUぐらいだと思うんですけど、
2700万人が使って800億の流通、これでもすごいなと思うんですけど。
一部の金持ちがやりとりしてるぐらいの話しか見えないじゃないですかね。
しかもクリプトってそもそも使い道少ないじゃないですか、現時点では。
使い道として肥大化してる部分ってありますよね。NFTを買うっていうのは。
見方変えるとアートの世界で金持ちとしてのコミュニティがあったりするんじゃない?
俺は5個持ってるんだ、俺は10個持ってるんだみたいなね。
そういうコミュニティの中に入りたいような、そういう世界観になって。
まさにですよ。まさにそうで。
自分なりにそこを信じていいと思って、取り組みが面白くて、
その面白い取り組みに沢山張れる人たちのコミュニティの中に入るためにあるNFTを買う。
これはもう今実際に起こってることですね。
そうだよね。その辺は他の奴らも言ってた。
まさにそんな使い方で、そういう意味ではリアルの世界のアートとすごく似てるとは思いますね。
俺も参加しようと思って、この間ウォレット作ろうと思って一生懸命やったんだけど、
まあ大変だよね。写真で撮って、待ち時間あったりして、
そういうアートの世界に入って、