1. わかり愛、太陽
  2. 〈ゲスト〉大津萌乃さん(後編..
2026-01-31 49:53

〈ゲスト〉大津萌乃さん(後編) 「文化史」としての絵。「装飾」としてのイラストレーション。

『わかり愛、太陽』2ndシーズン第11回目は前回に引き続き、イラストレーターの大津萌乃さんにお話を聞きました。星、服、食事、童話など、広く題材を取り扱う大津さん。一方で明確なテーマ方針があるわけではないと聞き、NERDから「文化史」と「装飾」という切り口の提案を行いました。大津さんなら文化を客観的に記録するイラストレーションを描けるのではという期待、共感できる方いらっしゃいますか?


[GUEST]

大津萌乃(おおつもえの)

イラストレーター。書籍や広告、Webなどの媒体でイラストレーションを手がけるほか、賞美堂本店と有田焼の制作にも取り組んでいる。滑らかで気持ちのいい線が好き。近著に作品集『binder kiken 3 Moeno Ootsu』(東南西北kiken)がある。

webサイト ootsumoeno.tumblr.com

Instagram https://www.instagram.com/ootsumoeno/


本編に出てきた関連リンク

ルドルフ・シュタイナー『星と人間』

https://futohsha.co.jp/book/%E6%98%9F%E3%81%A8%E4%BA%BA%E9%96%93%E6%96%B0%E8%A3%85%E7%89%88/

中川政七商店

https://www.nakagawa-masashichi.jp/shop/default.aspx

我喜屋位瑳務さん

https://www.instagram.com/guinea_mate_gaki/

牛木匡憲さん

https://www.instagram.com/ushikima/

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[TOPICS]

ゲストはイラストレーターの大津萌乃さんです/『星と私の動きについて』の準備について/ビジュアルとしての星/ルドルフ・シュタイナーは知らない/現実と非現実のバランス/服のつくりへの興味/大津ワールドの品の良さ/過剰な感情は邪魔になる/大きな方針はまだない/「文化史」の提案/50年後に見返される絵/過労(オーバーワーク)の表現/時事ネタとの距離感/時代の記録/「装飾」の人/有田焼とこれから/匿名という選択肢/中川政七商店からの返信/政治家は描けるか/自信のなさの解消/孤高の人と思っていた/3月・6月・9月・10月に展示を予定しています


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大津萌乃「星と私の動きについて」巡回展

場所:ベイビーベイビー ハンバーガー&ブックス(沖縄)

会期:2026/1/17(土)-2/1(日)

時間:〜

※1/24(土)・25(日)作家在廊予定、似顔絵実施予定

※不定休/営業日はベイビーベイビーのInstagramをご確認ください⇨ https://www.instagram.com/babyburgerbooks/

※駐車場なし/近隣の有料駐車場をご利用ください


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[MC]

OJIYU(オジユ)

逗子在住、イラストレーター・アーティスト。ボーダー(柵)のない、プレーンな〈ヒト像〉をモチーフに、主に木を支持体として制作。版画・ドローイング・インスタレーションなど様々な表現方法を模索し、制作を続ける。

webサイト https://ojiyu.com

Instagram https://www.instagram.com/ojiyu_0/


三河史尭(みかわふみたか)

沖縄在住。グラフィックスタジオNERD ディレクター/デザイナー。2018年デザイン会社BALCOLONY. 沖縄オフィス立ち上げ。2019年よりNERD名義で活動を開始。何かをつくっている人の話を聞くのが好き。

Instagram https://www.instagram.com/balcolony_nerd/


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[BGM]


Life in Clay / Koloto

everyday (01-20-26) chilltown/standingwave

everyday (01-03-26) arpeggiloop/standingwave

everyday (01-05-26) starlight chain reaction/standingwave

everyday (01-03-26) arpeggiloop/standingwave

everyday (01-16-26) organic isolation/standingwave

everyday (01-02-26) stumbling baroque/standingwave

Angel/Ryan Hemsworth & Lucas


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[COVER]

大津さんの作品「星を巡る」の線画とS2_ep.011を話しながら描いたOJIYUさんのキキガキ


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[企画・編集]

NERD



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nerdgallery.info@gmail.com

感想

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00:14
この番組は、アーティストでイラストレーターのおじゆさんと、 沖縄のグラフィックスタジオNARDの三河文鷹がゲストを交えながら、
イラストレーションの面白さや活動の難しさについて考えをシェアすることで、 日々作品制作をする皆さんとのつながりを深められないか、という思いで配信しています。
ゲストの方々には実際に展示をしてもらったり、一緒にイベントに出展してもらったり、 番組を聞いてくださった皆さんが直接作品を楽しめるような機会も考えていきます。
はい、今回もゲストは大津萌野さんです。よろしくお願いします。
お願いします。よろしくお願いします。
前回は結構ね、大津さんのこれまでを振り返るみたいな感じで、 あわゆくイラストレーターさんのこれから活動していきたい方の参考になればと思って。
あいあいですね。
今回はもうちょっと具体的な作品の話とかもしていきたいなと思ってまして、
ちょうどその去年の京都から今沖縄に巡回していただいている 星と私の動きについてっていうシリーズ作品と言っていいですよね。
についてちょっと聞いていきたいなと思っていて、
前情報としては結構計画的に制作を進められたということを聞いたんですけども、どんぐらい制作期間とったんですか?
そうですね、10月3日からの展示だったんですけど、
夏の頃からだっくりしたラフっていうのを始めてて、3ヶ月ぐらいかちょうど。
ままにしたらそんなになくなったみたいな。
確かに。
思ったより。
ここまでめっちゃ思ってたわけです。
時間ではないけど。
自分からすると結構早めに制作に振り向かっていて、ぼんやりとですけど、どういうのを描きたいかなみたいなのはその前から考えたりしていて。
だいたい1年ぐらい制作の展示がなかったので。
今までは結構何回か展示を入れて直前に制作してバタバタする感じだったので、時間に余裕がなくて、もうちょっと余裕を持たせられたらなっていう感じではあったんですけど、たまたまその相手時間が。
03:13
なので余裕を持って取り組めて。
実際の制作以前にもちょっと助走期間というか、考える時間もあったってことですよね。
そうですね。
大津さんは古典をやるってなったときに、どこから取り掛かるんですか。
なんとなく描きたい絵みたいなのをざっくりしたラフを集めていって。
タイトルとかは結構空いた絵を決める感じなので。
割と最後の方だじゃん。
結果そういうタイトルになったみたいな感じが多くて。
作品点数とかはどれぐらいのタイミング、段階で決めるんですか。
結構最初の方に面をもらっておいて、それくらいの大きさで上手い配置するみたいなのは決めて、ペースに寄り切って。
自分的にその時に関心のあることってこういうことかなっていうのをラフに描いていくって感じですか。
そうですね。描いていく中で、ステージとしてまとめるにあたってちょっとこれは違うかなみたいなものは外していって、
同じような一貫性のあるものを集めていって、それを元に下書きしていく。
じゃあラフの段階では結構点数で言うといっぱいあるってこと?ラフ自体。
そうですね。ほんとにざっくりしたアイディアラフみたいな感じですけど。
それ京都で最終的に展示したのは6点ですよね。
ラフの段階でアイディアラフとしては何点ぐらい。
本当に走り書きみたいな感じなので、少なくとも倍型になってたんですか。
それはもう変にコンセプトを縛らず、こういうのを描いてみたいなみたいなのをどんどん出していくって感じですか。
そうですね。今回の展示に限っては一番最初にその星の巡りについてっていう絵を描いたんですけど、
あれを下書きを描いて、それはかなり自分的に良くて、そこからその星をテーマにして描いていったって感じです。
あれですか、割と先制術的な世界観だなと思って見てるんですけど、
なんかそういう星への興味があったんですか。
いや、あんまり。
そういうことではない。
星はどこから出てきたんですか。
仕事して、絵的にいいなと思っていて。
06:00
そうなんですね。
マークとしてまず強いじゃないですか、感じされてるというか。
そこにさらに意味が乗っかってくるというか。
星って言っても土星とかも描いたりしてるので、
完全に星型だけじゃないんですけど、一番最初にその星の巡りについてを描いたときに、
記号というかマークが画面に入れたときにすごく強くて、動態を感じた。
結構ビジュアル先行なんですね。
そうですね。
なるほど、僕はまんまと星の世界で素敵やなって受け止めてました。
でも、食事してる絵とかは結構意味合いを割と持たせてるというか、
特にそこに深い意味があるというわけではないんですけど、
なんというかストーリー性みたいなのは持たせていて、
なんで星を入れたかっていうのは、
最初は?
そうですね、絵的に強いなって思います。
星占いとか興味あったりしますか?
星占い全然わからなくて、
タロットカートの図案とかもすごく好きです。
てっきり星を題材にするってことは、
星に関する先制術的なこととかに興味があるんだと本当に思ってました。
全然知識がないです。
そうなんだ、それはじゃあ思い込みですね。
おじいさんと架空の想定を作るという企画をやってたんですけど、
それで題材にした星と人間っていう本があって、
それを書いた人がルドルフ・シュタイナーっていう、
星読みって言っていいのかわからないですけど、
変異というか体系化した有名な方だったりするんですけど、
そういうのはあんまり知らないじゃん。
そうですね、今全ての名前を。
結構、現代風に言うとスピリチュアルな内容だったりはするんですけど、
根拠を求め出すとキリがないような内容だったりはするんですけど、
例えば火星はおしゃべりを司っていて、
火星がこの配置にあるときに生まれた人はおしゃべりとか、
そのも含むいろいろそういう星それぞれに特色があって、
木星は記憶を司る星だみたいなのがあって、
世界観なのかなと思って見てたんですよ。
09:00
そういう深読みを勝手にしてもらえたら嬉しいです。
そうですよね。
面白いですね。
面白いんですよ、そういうのを知っていくと。
だし、もしかしたら絵を描くヒントになるかもしれないし、
なる可能性もあるし、それは結構お勧めかもしれない。
読んでみます。
知識を入れるのはいいかもしれない。
ということを聞きました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
でも世界観があるってことだからな、絵に。
物語性があるというか。
衣装って何かしらの資料があるものですか、この絵に関して。
今回に限らずすごい資料はいつも。
でも結構パーツを勝手に違う形に書き換えたりとかしてるので。
組み合わせてはいるのか。
そうですね。
でも今回の絵は日常に普通に存在するのが多いので、
あまり封したところはそこまでないというか、
逆にあまり変に変えずに一般的な形。
なるほど。
星が引き立つようにというか。
そうですね。
なるほどね。
でもなんでしょうね、やっぱ物語性があるというか。
だし一つだけちょっと日常から外れたような絵ってことになるじゃないですか。
だからそこの差のつけ方とかに何か意味があるのかなとか、
いろいろ深読みして楽しかったですよ。
服の現実感、非現実感みたいなバランスが結構悩んで、
こんな服2枚にするのか、3枚にするのかみたいなのが結構悩んでて。
他の絵がストーリーを持たせてるような流れがありますもんね。
そうですね。それを邪魔しちゃう感じがして。
なるほど。結構印象変わりそうですもんね。
そうですね。だいぶ。
でもすごい平たい感想しか出てこないんですけど、
平たい方になっちゃうんですけど、おしゃれですよね。
めちゃくちゃおしゃれ。しかも、
僕もファッションそんな詳しいわけではないですけど、
丈感とかすごい気にしてそうじゃないですか。
そうですね。はい。
そこがすごいファッションデザイナーみたいな、
わかんない僕のイメージですけど、
本当に好きなんだろうなっていうのが見ててわかるから、
12:04
ファッションへの興味っていうのは結構昔からあるんですか?
ありました。裁縫も結構ちっちゃい頃から好きで。
自分で服作ったりしてたってことですか?
してました。
文化的だ。
やっぱり図書館によく行ってたので、
図書館でめちゃくちゃ服の本とか借りていて、
作り方とかお手紙とか載ってるんですよ。
なるほどね。
シャツはこういうふうに作るんだとか、
こういう構造、こういうパーツで成り立ってるんだとか、
そういうのを読んでて、そういうのが好きだったので、
これは日に生かされてる気はしてます。
なるほどね。そっか。
一口にオシャレって言っても、
いわゆる尖った系のファッションとかっていうことでもなくて、
丈感とかにすごいとか、サイズのバランスとかに
こだわりがありそうって思ってたのは、
そういう経験が生きてるんですね、じゃあね。
そうですね、割と。
いわゆるハイブランド的な洋服への興味じゃないじゃないですか。
そうですね、あんまり興味なくはないんですけど、
知識としては全然ない。
やっぱ民族的なものが結構好きで、
土着的なものが好きで、
自分の出身地が結構お祭りが面白いのが多かったりして、
ときどきっていうか、
意外とハイブランドとかも掘り下げていくと、
そういう民族的なところをルーツにしてるのとかもあったりするから、
そういうのは安心の対象になったりするんでしょうね、きっとね。
そうですね、あと普通に服の作りとか補正ね、
丁寧さみたいなこととか、
身体のラインの見せ方みたいなのはすごい面白いので、
ハイブラはハイブラならではの面白さがあるなって思うんですけど。
今、洋服作りたくなることはあるんですか?
ありますね。
実際に作ったりするんですか?
最近は全然作ってないんですけど、
でもシルバニアの服は作ります。
すごいちっちゃいし、
変な服作っても着てて可愛くなるんでいいですね。
不思議、もうオーツワールドですね、本当に。
真似しようと思ってできないなというか、
勝手な印象なんですけど、
15:02
まずオッスさんってすごい興味の幅が広いなっていう印象があったんですよ。
本当ですか?
それこそ洋服へのこだわりも感じるし、
民族衣装的なのも好きだったりするイメージもあるし、
一方で食べ物とかも好きだよなみたいな。
好きです。
好きですよね。
食べ物の絵とかも結構多いし、
一方で絵本ルーツなのかわかんないですけど、
お話的なファンタジーよりの童話的な世界観を見せる時もあるし、
それぞれが個性になりうるというか、
突き詰めかえがあるなと思ってて、
でもその全部を網羅してるのがすごいなって思ってて、
本人が意識してるかわかんないですけど、
非常に品が良いなって思って見てます。
本当ですか?
食べ物を扱うにしても、
なんなら日常的なラフな食事のシーンだったりしても、
なんか品があるのは何でなんだろうな。
でも私、食べ物っていうと、
食べ物はすごい好きなんですけど、
汚い食事みたいなのは結構苦手で、
そうなんですね。
そうですね。
そういう表現をしないようにしている。
それが大きいのなんです。
なるほど。
それは結構生理的に苦手みたいなことですか?
グロテスクなのもすごい苦手なんですけど、
そうですね。
生理的に苦手なんだと。
それがそうか。
上品さというところになるのかな。
大津さん的にめっちゃ感情を込めて書くとかってありますか?
結構あります。
小説の差し得の仕事とか。
なるほど。
本を読んで、
わいた感情をもとに書くみたいなこととか。
そうですね。
シーンを書くとか、
人物の気持ちを想像して、
書いています。
なんかでも一定クールさを保っているイメージもあるんですけど、
そこは意識しているものなのか、
割ともう。
そうですね。意識していますね。
あんまり過剰に演出すると邪魔になる気がして。
例えば小説とか、
はいはいはい。
コンテンツのお客さんが読むときに邪魔になる気がして。
差し得だったら、
18:00
本の添え物なので、
規約じゃないので、
自分が本を読んでいるときとかに、
あまりにも差し得が盛り盛りだと。
子供のときとかは結構それを気にしちゃってて。
それ気に入らないとちょっと嫌な感じがします。
自分の絵が合わないって人はもうしょうがないんですけど、
自分の絵の表現の中で、
保管しつつ邪魔にならないで、
自分の読み取ったものを表現できるように。
だから感情はあんまり変えかないっていうのもその一環というか。
ちなみに普段生活してて感情的になることはありますか?
ありますよ、全然。
ありますか?
はい。
美味しいもの食べた時とか、すごい嬉しいです。
それは知ってるかもしれない。確かにそうだったかもしれない。
結構やっぱ作品から入ると、
作品に寄せて本人のことも想像したりするじゃないですか。
そうですね。
作品が割とクールだから、
おじさんって結構クールな人なのかなみたいな、
想像してる人はなんかいる気がします。
そうですよね。
そうですよね。
ちょっと話を戻すんですけど、
絵の題材的に結構個展ごとにガラッと変えるイメージがあって。
でも最近は変えなくてもいいんじゃないかという気もしてきて、
欲しいことがあったのはやっぱりすごい手応えがあって。
それこそさっきも言いましたけど、
興味の幅もすごい広いし、
どれを題材にしてももっと深振りできるみたいに見えてて、
それこそもっと洋服突き詰めるとかもできるじゃないですか。
そうですね。
とかもっと生活のワンシーン突き詰めるとか、
もうちょっと人間の心理的なところにフォーカスするとかも、
クールに見えて意外とできそうな気もするし、
結構もう可能性だらけだなと思ってて、
本人的にはどうしていくつもりなんだろうみたいなのは結構気になってるんですけど。
毎回悩ましいんですよね、展示のテーマってなってくるんですけど、
どう持っていくのかみたいな。
結構こう、民族衣装的なことは十分やったような気もしてて、
21:04
はいはいはい。
割と自分の絵って中国とかモンゴルとかの民族衣装のイメージ持ってくれてる方っていうのも多くて、
自分もすごい好きなんですけど、
それを描きたいかっていうと、今はそんな感じでもなくて、
普通の服を着た人物を描くっていうのもいいなって今思ったりはしてます。
そっか、じゃあ大きなところでの自分はこういうものを描いていくんだみたいなのは、
そこまでまだ決めてない感じなんですかね。
わかんないですね。
わかんないんですか?
そうですね、何描いて、どれ描いて、だから今アイディアいくつか出してくださって、
なるほどって思って見てました。
僕そういう作家さんに毎回ゲスト来てもらうと、
そういうの好きかって言って、こういうの描いたらどうですかみたいなのを、
ぶつけるっていうのを趣味としているところがあるんですけど、
そっか、いやおっさんにも思うところがあって、それぶつけてもいいですか、じゃあ。
お願いします。
何個かキーワードがあって、それこそ絞りかねているところもあるんですけど、
いくつかキーワードをあげるとすると、今ぱっと思いつくの2つかな、まず。
一つが、文化史を書いてほしいなっていう気持ちはすごいあって、
文化史。
はい、それが何を指すのか、僕もまだ明確になっているわけではないんですけど、
例えば50年前の生活ってどんなだっただろうって思ったときに、
なんかいろんな資料が残ってて、当時はこういう生活をしててとか、
こういう洋服を着て、こういう料理を食べて生活してましたみたいな、
なんかその本の差し絵とか、いろんな雑誌の差し絵とか、
いろんなところでそういうのを読み取れたりするじゃないですか。
なんかそういう、その時の生活の様子とか、文化ですよね。
文化とかを記録する絵として大津さんの絵ってすごくぴったりだなって勝手に思ってて。
嬉しい。
そう、だからさっき普通って言ったけど、今の時代においての普通であって、
それが時代が変わったりしたら全然普通じゃなくなるじゃないですか。
50年後の日本で制服ってものがあるかどうかもわかんないし、
24:04
50年後になって、あの当時はこれが普通の学生服として着られてたんだみたいな記録になりうるじゃないですか。
なんかそういう50年後、100年後に見返して、
あ、当時はこんなだったんだって見返されるような絵を描いてほしいなって勝手に思ってます。
楽しそう。
常にその片鱗って十分にあって、
結構そのカレンダーとかでも生活の様子を題材にした絵とかも結構描くじゃないですか、大津さんって。
そうですね。
それがね、時代とか場所が変わると文化的な資料になる気がしていて、
だからそこになったらもうちょっと自覚的になって、
いわゆる伝統的な日本のお祭りとかももちろんいいし、
逆に現代日本のスマホずっといじってるとか、
満員電車に乗ってるとか、
ちょっと品がないような題材も大津さんの手にかかれば、
上手い具合に整理されて描かれるんじゃないかっていう期待もあって。
なんか似たようなテーマで、
結構展示の題材で考えてたのが、
カロウをテーマに。
めっちゃいいですね。
もうちょっと詳細聞きたいけど。
オーバーワークっていうタイトルで展示したらいいんじゃないかと思ってちょっと言ってたんですけど。
今の文脈で言うと僕的にはめちゃくちゃいいです、それ。
オーバーワークとしての展示として。
ちょっと皮肉というか。
皮肉としてやろうかなと思って、
それは結構それをどういう風に描くかっていうのが、
ちょっとファンタジーっぽく描くのかなっていうか、
ホテルマンとか、
特徴的な服というか、
人で描くのか、
もうちょっと現実に即した服で描いていくのか、
すごい悩んでたんですけど。
なるほどね。
現実的な服になるほど直接的な風刺になりますもんね、それはね。
そうですね。
絵的に面白いかっていうのも悩んで。
めちゃくちゃ物申したいっていうことでもないですよね、きっとね。
物申していいんですけど、
絵的に面白さが成り立ってないとやっぱりつまらないので、
27:00
そこら辺の方ですね。
確かに記録として描くっていうのは面白いですね。
50年後に大津さんの絵を見たときにどう思うかを想像したときに、
僕は面白かったんですよ。
今見てもそんな別に当たり前でしょって思ってるものが、
意外と違って見える気がして、
だからそこに面白さを見出して、
あえてもうめっちゃ普通に描くっていうのもありですけどね。
確かに。
現代人、僕がわざわざ言うことでもないですけど、
現代人みんな疲れてるんで、
本当に今の時代を象徴する一つのキーワードだなって思うところもあり、
過労とか疲労みたいなのは、
記録として一個勝手に残してほしいなっていう気持ちはありますね。
でも大津さんの絵を好きな人がそれを求めてるかっていうとちょっとわかんないです。
みんながみんなそれを求めてるわけではない気もするから、
そこは難しいんですけど、
でも壮大な、結構スケールの大きい話で言うと、
文化史として記録するっていうのは、
誰もができることではない気はしてるんで、
イラストレーションの醍醐味というか、
例えば過労を記録しますってなって、
めっちゃリアルな写真とかで残されてもちょっと嫌じゃないですか。
そこでイラストレーションになってて、
ちょっとワンクッション置いてるっていうのが、
イラストレーションの良さだと思うし、
だからそれができる人って意外とそんなにいないんじゃないかなっていう気もするから、
大津さんにやってほしいし、
それの流れでいくと、
なんか地味ネタを書くのはどうだろうってちょっと思ってるところはあって、
多分直接的には書かない気がして、
大津さんワールドというか、
対尺が挟まるし、
それこそ衣装を全然変えるとかして、
ちょっとフィクションの要素が入ってきたりすることも期待して、
2025年って日本初の女性の総理大臣になったよねとか、
それはなんか政治の思想を入れろっていうこととかではなくて、
なんかそういうディリプがあったよねみたいなことを、
ちょっと意図的に記録するつもりで絵描いてもらったら、
結構後で振り返った時に良さそうだなって思ってます。
30:06
写真とイラストの中間みたいな、
そうそうそうそう。
ふっけなさもありつつ、不思議な感じもありつつみたいな。
そこでさっきも話に出てた、
クール、感情を煽るような表現にはしないっていうのがすごく良くて、
別に感情を煽りたいわけじゃないというか、
結構冷静に今ここで起きていることを書き留めておきたいんだって思った時に、
大津さんの絵ってめっちゃぴったりだなとは思っている。
そういうのをシーンでまとめてシリーズ化とかしたらすごい面白そう。
いいですね。
私あんまり風呂敷広げられないですけど、
自発的にやるってなるとメッセージとして受け取られかねないから、
やりづらい部分もある気がしてるから、
そこで例えばNerdから依頼して大津さんに絵描いてもらって、
1枚ポスター作りましょうとかだったら、
そこまで本人のアイデンティティといい感じに距離感保って、
そういう題材に取り組めるのかなみたいなのは考えたりするから、
2026年一回大津さんにイラスト一緒にポスター作ってみるとかどうかなとは想像しました。
やってみたいです。
やってみたいですか?本当ですか?
自分が取り組まない題材とか、クライアントワークぐらいでしかできない。
そうですよね。そこの距離感もむずいしね。
デジネーターとかになるとね。
デジネーター全然集まっていこないですし、
そうなんですね。
選挙ポスターとかも書いたりしてるので。
そっかそっか。
これそんな単位はないんですけど、
選挙へ行こうポスターのさらにもうちょっと踏み込みたい気持ちがずっと僕はあるんですよ。
なんかうまく説明できないんですけど、
選挙の時以外にもいろんなトピックスがあって、
なんか選挙だけが取り沙汰されること、選挙ももちろん大事なんだけど、
それ以外にもいっぱいイラストレーションとして書いてほしい題材があるよなっていう気はしてて、
なんかそういうのに取り組めたらめっちゃいいな。
それこそ今のイランがすごいことになってるとかっていうことも、
直接的な報道写真ではなく、あくまで記録としてイラストレーションにするならこういう絵になるかなとかっていうのを
33:08
考えたらどうなるんだろうとかはちょっと思ってる。
確かにおかしいけど。
なんかそう結構難題になる可能性はあるんですけど、
もしおじさんさえ乗ってきてくれるならちょっとそういう試みはやってみたいですね。
やってみたいです。
本当ですか?じゃあちょっと題材考えておきますよ。
嬉しい。
僕もやりたいと思ってたから嬉しいです。
それはねちょっと踏み込みたいから嬉しいなできたら。
っていうのと、そう2つあるって言って、
1つはそういう文化史的な今の時代性を反映したものを意図的に残すっていう方向性。
それは結構ライフワークにもなり得るというか、
自分が生きてる間描いていく意味合いができるじゃないですか。
なんかその時代時代を記録するんだみたいな。
だから結構やりがいありそうな気がするのと、
もう1個が自分でも言ってる通り装飾の人だと思ってて。
もうなんか装飾方面でもっと何かできることないか考えていくのもありえるなとは思ってて。
でももうやってて、おじさん自身。
有田焼きはもうまさしくそれで。
嬉しいです。
あれはね、おじさんしかできないと僕は思っていて。
でもそれもうっすらと文化史みたいなのとオーバーラップするんですけど、
イラストレーションって割と機能的なところがフォーカスされることが多い気もするんですけど、
でもやっぱ装飾的な役割も絶対あるから、
おじさんが有田焼きとコラボしたやつは、
ただのコラボ作品にしてはできすぎているというか。
嬉しいな。
やっぱそのコラボして一回きりのものとして記念的な意味合いがあるものは結構いっぱい見かけるけど、
割と本当にこれ生活に馴染んでて、
なんならおばあちゃんといってこのさくらんぼのお皿あるんじゃないかって思えるものってすごいというか、
誰にでもできることじゃない気がするから、
僕はこのお皿を中心とした装飾の人として、
精力的に作っていってほしいなとは思ってますね。
そうですね。
私もその広げ方、有田焼きから別の例えばものを作っていくとして、
36:04
何を作ったらいいのみたいなのは悩んでいて、
なるほど、なるほど。
有田焼きは毎年作っていきたいなと思っていて。
はいはいはい。
単純にやっぱコスト面の問題とかもありますもんね、有田焼き。
そんないっぱいは作れないみたいな。
そうですね。やっぱ毎年増えていく前提ですね。
そうですよね。
結構コストかかるので。
有田焼きはいいものを作っていただいていて、
他のアイテム、例えば布ものとか、
ASのハンカチとかすごい興味があるんですけど、
自分に知見がないし、どれくらいのロット作んなきゃいけないのかとか、
まあ調べたらいいことなんですけど。
はいはいはい。
どれくらいのクオリティのものができるのかとか、
そういうのが全くわからないので、
ここに新しいジャンルのものを作るとして、
パドルがあるなと思って。
そうですよね。
何作るにしてもやっぱ売れるのかっていうところで、
一個パドルがありますよね。
そうなんですよね。
怖いんですよね。
そこはね、そうだと思う。
だからどっちかっていうと、
本当なら個人でやるんじゃなくて、
それこそ有田焼きの方が、
逆にオンラインのシリーズを出してくれるのが一番いいんですけどね。
そうですね。
欲張りな話。
ちなみに、お皿もまだまだできることはありそうじゃないですか。
単純にアイテムとして違うものを作るとか、
最新のふたものとかもやっぱりいいし、
お皿の形とかサイズ違うのとかもまだまだあるとは思うんですけど、
もっと生活に馴染む方向性とかってあり得たりしますか、お家さん的に。
もっと匿名的なお皿に近づいていくっていう方向性。
今作ってもらってるところが有田焼きなので、
結構有田焼きといえば、
華やかであるので、
特性を生かしたものがいいかなと思って、
かなりボテボテにやってるんですけど、
例えば、もっとシンプルな焼き物も好きだし。
僕も見てみたくて、
なんならこれ、おじさんの絵なんだってわからないところで、
販売されていくみたいなことも全然できちゃう。
しかも物としては明らかに質がいいみたいなことが、
おじさんにはできそうって思うから、
ちょっとそれも見てみたくはあるんだよな。
興味あります。
39:01
本当ですか。
楽しそうだなって思います。
そうですよね。めっちゃ向いてると思うんだよな。
確かに自分でそれも全部背負ってやるのは、
なかなか厳しいですね。
そうです。前に言ってくださった、
中川さしち商店にアクションかけてみるなどうか、
みたいに言っていただいてたじゃないですか。
言いました。
そのあとメール入れてみた。
すごい丁寧にお返事いただいて、
アイテムは扱っていただけないかみたいな相談をしたんですけど、
それはちょっと個人作家のは扱ってないから難しいって言われたんですけど、
見てくださってたみたいで、
機会があればイラストの制作とかでできればいいですねみたいな話の中で。
すごい。
それはすごい嬉しいというか、
話しながればいいなっていう。
本当ですね。
中川さしち商店との相性がいいと思うっていうのを勝手に言いつけてましたね、確かにね。
それでちょっと勇気をもらって。
素晴らしい。
それぜひ実ってほしいですね、どこかでね。
そうですね。
絶対世界観は合うと思うからな。
そうか、そんなことになってたんですね。
大事ですね、そういうワンアクションがね。
そうですね、大事ですね。
それで知ってもらうこととかもあるからな。
十分種は撒いてますね、じゃあね。
ちょっとずつ。
私、どっちなんだろうって思ってたのは、
作家としての個性を大事にしたいなのか、
意外とそここだわりないですなのか、
どっちなんだろうっていうのは聞いてみたかったかな。
もちろん作家さんに大事にする場面っていうのはあると思うんですけど、
そうじゃないのも全然受け入れる感じがあったから、
これはまだまだ可能性あるなって思いました。
こだわりない。
そうなんですね。
そっか、わかんないけど何でも描けそうな気がしてきちゃうな。
逆に描けないものなんだろうな。
変な話、ページ化描いてくださいって言ったら、
なんか描けそうな気もするし、
石橋ゲル描いてくださいって言われたら、
大津さんなりのアレンジをした石橋ゲルが出てきそうな想像もできるというか。
そんなにアレンジできる?
今のタッチで私なりの石橋さんですって書いたら、
いい感じにクールで、
42:01
でもちょっとユーモアは感じる。
ちょっとシャツ出てますみたいな。
わかんないけど。
結構嫌味じゃない温度感で描いてくれそうなイメージはあるな。
そんなに無理して作家性出さなきゃね。
割と一回大津さんなりに自然に描いてみましたっていうのが、
意外ともうそこに作家性が現れる気がするし、
そう考えるとトランプ大統領描いてみてとか言いたくなるな。
ガキ屋さんとか結構描いてますよね。
ガキ屋さん描いてますね。
僕は牛木さんとかも描いてますね。
確か。
そうですけど。
でもあれも別に政治的な思想がどうとかじゃなくて、
ビジュアルとして面白いよねっていう感じで確か描いてた気がするから、
割と大津さんもできそうな気がしてしまったな。
やりたいかどうかは別ですけど。
トランプに限らず各国の首相とか、
そうそうそうそう。
スーツの着こなしとかイギリス、アメリカで全然違うらしいですよね、ネクタイとか。
そうなんだ。
だからそこで着こなしで差が出せるのが大津さんの強みだと思いますよ。
そういう差が面白いかな。
そこに面白み感じれるのはなんか結構強い気がするな。
なんか描かなさそうなのを描いてほしくなるな、そう考えると。
何かしら面白いポイントを生み出せたら。
本当にこれは無理っていうのを見つけたくもありますね、なんかね。
絵のライン。
ブレイキングダウンは流石に無理でした、みたいな。
プロレスとか衣装結構面白いじゃないですか。
確かにプロレス見るのは多分苦手なんですけど、
衣装はすごい気持ち悪い。
いっぱいありますね、そう考えてみると。
大津さん描けるものめちゃくちゃいっぱいあると思うな。
嬉しい、そう聞いたらなんか明るいな。
未来明るい。
ネタに困ることない気がするな。
だからこそ、個展ごとにいろんなのを描いても、
意外と全体として見ると大津さんらしさが保たれるのもそういうことな気がするし。
いろいろ試してください、じゃあ。
自信を持ってください。
そうですね。
いい加減。
いい加減?自信なかったんですか?
自信はずっとないですね。
なんでだろう、こんなに描けてるのに。
でも不安を感じたらとにかく描くのがいいかもしれないっていう気もしますね。
45:03
そうですね。
展示の準備、今まで直前に取り組んでたのは漠然とずっと不安で、
直前にしか手を動かせないみたいなところがあるので、
それをうまく去年解消できたので、
とりあえず描いてみるっていうのもすごいんですかね。
結局描くことでしか解消できない気もするし。
そうですね。
僕が言いたいことは全力伝えました。
ありがとうございます。
これが影響するのかどうなのか楽しみにしとこう、じゃあ。
参考にさせていただきます。
いい話をたくさん聞きました。
なんかおじいさん聞いてみたいこととかあります?
でも私は大津さん初対面だったから、
これですごいインプットされました、大津さんが。
次、展示に遊びに行ったときは声かけれますね、これならね。
もうかけれますね。
安心して。
でもなんか漠然と抱いていた、大津さんを知らないで絵を見ていたときの、
やっぱり丁寧で品があって、
丁寧な暮らしって言うとすごい嫌な感じに聞こえちゃうけど、
じゃなくてそれがなんかもう染み付いてるというか、
自然に丁寧が出てくるくらいの頻度みたいなのが納得感というか、
やっぱり一朝一夕でできる表現じゃないのの確信になりました。
いや、もう全く同じです。僕も思います、それは。
いやー、どんどんハードルがスカスカになってきて。
いやいや、もう今のままでいいってことですよ。
いや、でもなんか勉強していかないとどんどんスカスカに、
なんか子供のときに見せたもので何とかやってるような気がするので、
ちょっと溜めていかないとなっている気がしているので、勉強に励みます。
いやー、楽しみにしておきます。
でもなんか良かったです。もっと孤高な感じがしていたというか、
品質の高さ的に。
いやー、分かる分かる分かる。
なんか全然そんなことないです。
話にならないみたいな。
いやー、でももつさんの表現について聞けたからめちゃくちゃ面白かったです。
ちょっと楽しんでいただける内容になっているのか、
不安なんですが聞いていただけて良かったです。
そっか、告知。
今年は天気が進め気味なので。
そうですね。3月、6月、9月、10月でしたっけ。
48:00
そうです。
すごい。
ということで、今日はありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
とっても楽しかったです。
めっちゃ身のある。
沢山できてお昼さんも機会があれば。
いつかね。
私も東京で2回機会があるということが今日分かったので。
タイミングが合います。
いけるいける。
突します。
突します。
じゃあ引き続きよろしくお願いしますですね。
お願いします。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
49:53

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