1. かいだん
  2. 【第219回】マンガ大賞受賞記..
2024-04-04 13:02

【第219回】マンガ大賞受賞記念! 「君と宇宙を歩くために」を激推しする

2 Comments spotify apple_podcasts

このポッドキャストは、Webニュース編集者のうすだと、ブロガー兼ライターのカイがITの話題から最近のお気に入り、個人的イチ推しなどを雑多に語る番組です。

第219回は、マンガ大賞2024の大賞を受賞した「君と宇宙を歩くために」を中心にマンガ大賞のノミネート作品について語ります。

▼ お知らせ

ポッドキャストの文字起こしは以下のURLからご覧ください。各種ポッドキャストアプリへも、番組のカバー画像の下にあるアイコンから登録できます。

かいだん - LISTEN

取り上げて欲しいネタ、過去配信回へのツッコミなど、以下のフォームからお気軽にご投稿ください。

お便りフォーム

SNSやコミュニティはこちらをどうぞ。

Twitterアカウント

● ハッシュタグ #kaidancast

Twitterコミュニティ

Discordコミュニティ

ニュースレターはじめました

登録していただくと、番組が配信された時にメールでお知らせします。

「かいだん」ニュースレター

取り上げた話題

◇ マンガ大賞

今が旬のマンガを紹介するための一風変わったマンガ賞。対象となるのはコミックス8巻まで、それ以上の作品はもう面白さが知れ渡っているだろうというコンセプト。

マンガ大賞2024

◇ マンガ大賞について語った1人回

こちらをどうぞ

【第113カイ】R-1とマンガ大賞とBE:FIRST、各種ジャンルのチャートいろいろ - かいだん - LISTEN

◇ 君と宇宙を歩くために

マンガ大賞2024の受賞作品。1話は下記から無料で読めます。

君と宇宙を歩くために - 泥ノ田犬彦 / 第1話 ワン・ジャイアント・リープ | &Sofa

◇ セクシー田中さん

作者の死で話題になってしまいましたがとてもいい作品。続きが読めないのが残念です。

セクシー田中さん | 書籍 | 小学館

◇ 荒川弘

鋼の錬金術師で有名な漫画家。弘という名前ですが女性です。自身が農家出身であることをテーマにした百姓貴族や銀の匙もおすすめ。

荒川弘のプロフィール・作品情報 - コミックナタリー

◇ サイドBのマンガ回

こちらをどうぞ。

【SIDE-B 003】マンガ大賞2023から最近のお薦めマンガまで徹底的に語るマンガ回 - かいだん - LISTEN

◇ スキップとローファー

続きが気になってアフタヌーン買ってしまうくらい好きなマンガ。原作があるアニメあまり見ないのですがスキップとローファーは別腹なくらい好きです。

スキップとローファー|アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌

◇ コミックDAYS

講談社系の雑誌が読み放題になるマンガサービス。君と宇宙を歩くためにも単話購入できます。

コミックDAYS

編集後記

カイ

マンガ大賞と自分の好みが重なるの初かなと思ってたけど振り返ると2019年の「彼方のアストラ」もそうでした。せっかくなので無駄に2008年から自分の好みとマンガ大賞の好みを羅列してみます。

マンガ大賞カイ大賞備考
2008とめはねっ! 鈴里高校書道部 
2009ちはやふるとめはねっ! 鈴里高校書道部このときまだちはやふる読んでなかった
2010テルマエ・ロマエバクマン。 
20113月のライオン進撃の巨人 
2012銀の匙大東京トイボックス銀の匙もここで知った
2013海街diaryハイスコアガール 
2014乙嫁語り僕だけがいない街 
2015かくかくしかじか子供はわかってあげない 
2016ゴールデンカムイ百万畳ラビリンス 
2017響~小説家になる方法~私の少年 
2018BEASTARS映像研には手を出すな! 
2019彼方のアストラ彼方のアストラ 
2020ブルーピリオドスキップとローファー 
2021葬送のフリーレンメタモルフォーゼの縁側 
2022ダーウィン事変ルックバック 
2023これ描いて死ね正反対な君と僕 
2024君と宇宙を歩くために君と宇宙を歩くために 

うすだ

1巻読んだけど、素晴らしかった。それほど漫画読んでない気がしていたけど、マンガ大賞は7割ぐらい読んでますね。

サマリー

『君と宇宙を歩くために』は、今年のマンガ大賞受賞作品です。面白さと共感を呼び、主人公の成長やコミュニケーションの重要性が描かれています。マンガ大賞の特徴として、選考委員の個性や偏りがあり、友達からのおすすめする感覚が楽しめる点も魅力です。この作品は漫画大賞を受賞し、96ポイントで1位となっています。第1話の無料公開から引き込まれるストーリーで、鋼の錬金術師のような世界観が人気です。

マンガ大賞の特徴
kai3
うすだです。カイです。僕は毎年楽しみにしている、マンガ大賞というですね、マンガの賞が発表されまして、今年は
「君と宇宙を歩くために」というマンガがですね、マンガ大賞に輝きました。おめでとうございます。
マンガ大賞の話は、僕が確か一人回かなんかでちょっと話してると思うんですけど、このコンセプトがちょっと変わってるんですよね。
本当に面白いマンガにあげたい賞ではあるんだけど、今面白い、今が旬なマンガを表彰したいということで、
対象が、対象ってそのもらう大きい賞じゃなくてね、ターゲットの対象ね。対象が1巻から8巻までのマンガなんですよね。
9巻10巻までいってるマンガは、もう売れてるし有名だからいいんじゃないっていう括り方なので、
まさに今が旬だよっていうマンガを表彰する賞なんですけど、この賞が面白いのはそのコンセプトもあるんだけど、
マンガ大賞の運営委員会があって、そのメンバーが選んでるんですよ。何が面白いかというと、ものすごい偏ってるんですよね。
いい意味でね、褒める意味で偏ってる。いつも基本的に、多分そんなに運営マンガも入れ替わってないと思うんですけど、
全員が全員名前出るわけじゃないからわかんないですけど、毎年毎年独特の傾向があるんですよ。
うすだ
ああ、マンガ大賞、この作家好きだよね、みたいな。 なんとなくわかる気がしますね。
kai3
具体的な例を出すと、確実に和山やまが入ってくるんですよね。 前回はカラオケ行こ!が入ってた気がするけど、今回はファミレス行こ!が入っているし、
あとはマンガ大賞以降で東村アキコとかもほぼほぼ入ってくる。 でもその偏りがすごい良くて。
うすだ
他のマンガ賞って大体投票で決まるんですよね。 投票で決まると結局無難なマンガが上に上がってきちゃうから、
『君と宇宙を歩くために』のストーリー
kai3
そこそこ人気があって。 そうそうそう。あんまり新しさというか出会いがないんですよ。
でもマンガ大賞って決まったメンバーが出してくるんで、その個性があって、 だから友達っぽいんですよね。
マンガ好きの友達が最近面白いマンガこれだよって教えてくれるような感覚。 それで僕は結構好きなんですけど、でいつもマンガ大賞が出ると
持ってないマンガは必ず用意してて。 だいたい毎年10作品ぐらいノミネされるんですけど、その中で半分ぐらい読んでるかなぁ
で残りは買ってみようかなみたいな感じの距離感で、 マンガ大賞に出てくるマンガ全部好きでもないんですよ。
そこもちょっと面白くて、友達が勧めてくるマンガ全部面白かったりもしないじゃないですか。 だけど僕のこのマンガ大賞、架空のこの人格のマンガ大賞くんは
マンガ大賞に勧めてくるマンガ半分ぐらい面白いねみたいな。 そのぐらいの距離感なんですよ。
でいつも楽しく発表を楽しみにしてるんですけど、 毎年僕は僕の中で好きな1位と
マンガ大賞だとこれが1位になりそうだよなぁみたいな。 マンガ大賞くんこのマンガ好きだもんねーみたいなそういうのを予想して遊んでるんですけど
今年多分初めてじゃないかな。僕の中の1位とマンガ大賞の1位がね一緒でした。 それがこのね「君と宇宙を歩くために」なんですけど、これ読みました?このマンガ。
30分前に1話だけ読みました。 これねマンガ自体は私第1話が無料公開された時に結構バズったんですよね。
割と話題になって。僕もその時に無料公開で読んですごい面白かったんで。 その後も2話3話公開されて読んで、これ面白いからコミック買おうと思って。コミック買ってすごい大好きなマンガなんですけど。
中身的に言うと主人公はダブル主人公なんですけど、1人の主人公はいわゆるヤンキーで、学校とかも勉強もあまりせずに
だらだら生きてるんだけど、ある時転校生がやってきて、その転校生がやることを全部ノートにメモる。 本当に細かいところ。人に会ったら挨拶しましょう。泣きたい時は家に帰ってから泣こうみたいな。
全部をメモしてタイプで、そのメモがないと行動をできない。常に一つのことしかできない。 だからメモを取って生きるみたいな子なんだけど、その代わり記憶力がむちゃくちゃいい。
ちょっとギフテッド的な要素のある子だと思うんですけど、その子と出会うことでヤンキーの子がちょっと色々目覚めてくるんですよね。
この話がこれ描かれている子たちはちょっとね色々生きづらい人生生きてる子供たちなんだろうけど、これ多分全員に共通するなって結構学びもあって。
このヤンキー君がバイトで全然仕事ができないんですよね。すごい仕事ができないのが単純に自分がバカだとか能力がないからってちょっと諦めたんだけど
何でもメモする転校生を見て、その子を見るうちに俺もちょっとメモを取って一回頑張ってみようって言って目覚めて、それでちょっとずつ成長していくんですよね。
ちゃんとメモを取ってやれる当たり前のことができるんだったらこれが嬉しいみたいな。これが高校生の本当にバイトレベルで描かれてるけど、職場でもこれあるよねっていう。
間違えるのが怖くて人に聞けないとか、間違いをしてすごい怒られてムカついちゃうんだけど、ムカついてるのは相手じゃなくて自分がやっぱ間違ったことではないみたいなことに向き合える。
最近のトレンドマンガ
kai3
この話がねものすごい感動してしまいまして、いい漫画だなと。これはもう漫画大賞受賞僕は納得だし、ぜひみんなに。特に第1話ずっと無料公開の第1話は多分この先も読めると思うんで、
ぜひ第1話読んでいただきたい。これまだ1巻しか出てないですか?まだ1巻ですね。このコミックは3話なので、
だから3ヶ月分とかでコミック1冊になるんじゃないかな。今7話ぐらいまで行ってるので、そろそろ2巻が出てもいいかなという感じなんですけど。
1巻もすごい面白いんですけど、1話に無料公開されている1話もすごい面白いんですけど、2話3話と広がっていくんですよね。
いろいろ苦労している主人公だったり、ちょっとした努力とか友達に影響されて自分を変えていくみたいな話がねすごい良くてね。
うすだ
うすださんどうでしたこの漫画。いや良かったよ。良かったよ。シンプルな感想。
やっぱりあれですよね。このヤンキーの子が俺バカだったんだっていうところが良かったですよね。
ヤンキー友達に、もう一人の主人公の小林君とノートに書いている宇野君に出会って、ヤンキー同士で話す時に
俺バカだったんだって言って知ってたよみたいなやり取りがあるっていうのがすごい良かったですよね。
kai3
バカを認めなかったんだけど向き合ってみたら、向き合ってちょっとずつ何かできるのが楽しいんだよねっていう。
これすごいことですよね。これできない大人とか僕もここまで自分に向き合えないと思うんで。
ちょっとね感動もしたし、勇気づけられるし。
うすだ
実際バイトとか覚えるのもメモ取らないとダメというのは分かるじゃないですか。
最初のうちはメモ取ってねって言うけど、取らないし。最近だとドキュメントがちゃんと用意されてるみたいなケースもあるのかなって思うんですけど。
やっぱりでもそういうふうに何か残して、何かがあった時にここを見て、分かんなかったら聞いてぐらいやらないと
いろいろ複雑になっている中で伝わらないことってたくさんあるんで、だからこのコミュニケーションをちゃんと最初に書いてるっていうのはすごいなと思いましたね。
一話しか読んでないんだよね。
kai3
いやでも、一話がすごいよくできているので、この漫画のすべてが一話にちゃんと詰まってるなと思うんですけど。
うすだ
本当に働いてる人とかも、一応高校ですかこれ。
kai3
これ高校生、男子高校生。
うすだ
そういう舞台なんだけど、たぶん誰でも心当たりがあるようなエピソードになってて、これはすごいわと思いました。
kai3
すごい面白かった。
で、最近僕は漫画好きなのいろいろ読むんですけど、結構その漫画にもトレンドがあって、一時期その転生モノマンガ、いまだに入ってますけど転生モノマンガってあると思うんですけど、
最近ちょっと転生をちょっといじったというか、こういう人に理解されてない、ちょっと人から変わり者と思っている人が仲良くなってみたらいい人だったみたいな漫画が割と多くて。
一時期話題になったのは、セクシー田中さんもそれに近いと思うんですけど、すごい真面目で仕事しか脳がないと思われている女性が実はダンスが好きだったみたいな。
この手の漫画ってでも、ただ単に理解されない人がいるだけで終わっている漫画は結構多いんですよ。
「君と宇宙を歩くために」の受賞と人気
kai3
この漫画はそこを超えていて、ちゃんとこの理解されない人たちなのに、ちゃんと我々読んでいる我々を共感できる部分がすごい多くて。
1巻の第1話の無料公開になるときに結構泣いちゃいましたからね、これを見ながら。
そして無料で第1話を読んだ方、2話3話、そして何なら2巻に出てくるところもむちゃくちゃいいんで、これもぜひお勧めしたいですね。
漫画大賞を受賞したんで、僕はこんなところに言わなくても嫌でも売れると思うんですけど、読んでいない人はぜひぜひ第1話、まずは無料でお読みください。
ちなみにこれ票数はみんな、選考委員がのみえされた10作品の中に、1位3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイントと入れていった合計の点数で最後大賞決まるんですけど、
今回の君と宇宙を歩くためには96ポイント、2位の黄泉のツガイが73ポイントなんで、今回は割と1位がぶっちぎって取った1位ですね。
割と年によって1ポイント差とか結構あったりするんで、金さんの時もあるんですけど、これはもうほんとぶっちぎり。
そして2位が黄泉のツガイってこれご存知です?
うすだ
いや、見読んだことないですね。
kai3
漫画自体はこれ表示時間5巻で、今5巻ぐらいかな。でも作家が荒川弘大先生なので、何を書いてもヒットする。
天才も鋼の錬金術師から銀の匙、百姓貴族とね、来てる中で、もう応募書中の応募書ではあるんで、でも面白いです。これもねむちゃくちゃ面白いんで。
面白いだろうなと。
すっごいざっくり言っちゃうと、鋼の錬金術師の日本版みたいな。ほんとざっくりなんですけど。
どちらかというと、今までこの方ってあんまり同じテーマで漫画を書かなくて、バトルモノの鋼の錬金術師の後に百姓物の銀の匙を書いたりしてるから、あんまり同じ路線できてなかったんですけど、読みのツガイはハガレンとかが好きだった人は多分好きなんじゃないかなっていう。
しかも別にコピーっぽくないんですよ。二番煎じというか、ハガレンがヒットしたからそれっぽい漫画なんでしょとはならない。さすがの世界観なので。これもすごい面白い漫画ですね。おすすめ。
他のおすすめ作品
kai3
あとまあこれは僕が確かサイドBの漫画界でおすすめしていた、正反対な君と僕。ジャンプラスでやってるラブコメなんですけど、全員幸せになるラブコメなんですよね。
振られたとか恋の煩わしさみたいなのがない。ラブコメ好きに今すごいおすすめしてる。僕がね漫画人におすすめするときは先に好きな漫画何個か聞いて、これが好きならこの漫画あるんじゃないみたいなおすすめするんですけど、正反対な君と僕はスキップとローファーが好きな人は合うと思います。
うすだ
僕スキップとローファー途中でくじけてるからダメかもしれない。あ、じゃあ合わない。2巻3巻までしか買ってない。
kai3
平和の国の島崎も結構面白いですね。僕はこれモーニングでずっと読んでるけどちょっと不思議な漫画ですけどね。小さい頃にさらわれてテロリストなのかな?すごい殺人の世界で育った島崎が日本に戻ってきて平和の中で取り戻されるんだけど、すごい平和なんですよ。
すごい殺人能力を持っているんだけど、人を殺したくないのでなんとか穏便に済ませて生きていこうとするんだけど、毎回各話の最後に戦場に戻るまであと何日って書かれる。きっとこれ戦場に戻っちゃうんだけど、そこで最終回なのか本当に戦場に戻ったらここで描くのかわからないんですけど、これも結構面白い。
全部読んだ中で僕の好みだけで言うと、君と宇宙を歩くために、黄泉のツガイ、平和の国の島崎へ、正反対の君と僕。そこからちょっと面白いんだけどここよりはちょっと下がるかなという意味ではひらやすみ、ファミレス行こ!。
環と周、これはちょっと読み切りというか、一巻で終わる作品なんですよね。すっげー面白いんですけど、なんかちょっと不思議な漫画なので。輪廻転生みたいな感じ。これもすごい面白い作品ではある。漫画大賞は面白いな。なんか全部柱があるんですよね。読んでて。
そういう意味ではこの漫画大賞のコンセプトである、今勢いがある漫画っていうのはまさにランキングに現れているし、個性があるところもすごい面白いんでね。来年もこれ楽しみにしたいと思ってますけど。
うすだ
買いました。
kai3
ぜひぜひ。2巻がいいんですよ。まだ出てないけど。僕はもう面白すぎてコミックで先読みしちゃってるんですけど。1巻に出てくるとある登場人物がちょっと2巻で脚光浴びるんですけど、そのエピソードがいいんですよね。ぜひ皆さんよかったらお読みください。
13:02

コメント

「君と宇宙を歩くために」早速ポチりました。ポッドキャストって漫画の紹介と相性いい気がします。読みたくなるフックとなるものが、読む側の主観的な視点・感想から得られるというのが、Xとかで流れる漫画の抜粋とはまた違ったもので。

マンガはいろいろネタがあるのでまたやりたいですねー。ただ相方があまりマンガネタ合わないのでゲスト回かなー

スクロール