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さて、毎週最終金曜日はですね、この歌詞がスゴイ!ということを、がたなかさんが教えてくださるんですが、今日はですね、懐かしのCMソング特集ということなんですが、一体どんな曲が出てくるんでしょう。楽しみです。おはようございます、がたなかさん。
はい、おはようございます。CMソングというのは、星の数ほどありますけれども、今日ご紹介するのは、化粧品のCMソング。それもですね、70年代後半から80年代の黄金期と言われた頃。
資生堂と金棒が毎年、季節ごとに歌とイメージガールを立てて、キャンペーン競争を繰り広げた、当時の歌を取り上げたいと思います。
バッチリその世代ですよ。
そうです。
ありがとうございます。
楽しみだ。
今回は春編ということで、まずはこの曲を聴きください。懐かしいという声が聞こえてきそうですけれども、1976年資生堂の春のキャンペーンソング、リリーさんのオレンジ村から春へです。
作詞作曲もリリーさんで、ご存知ですよね。地元、福岡市のご出身ですよね。
年配の方はこの2年前、74年のヒット曲、私は泣いています、も覚えてらっしゃるんじゃないでしょうか。
独特のハスキーボイスと存在感で、シンガーソングライターとしてだけではなくて、女優としても活躍されましたよね。
残念ながら8年前に64歳でお亡くなりになられて、ということで。
歌詞なんですけれども、これ一言で言うと、オレンジ村と呼ぶふるさとから愛しい人に送ったメッセージの歌ですね。
春が来たよ、帰っておいでよっていう。3回繰り返されるサビの部分。
ラララ、春の心が伝わるならば早く帰ってきておくれ。今この部分ですね。
春が来てたよ、オレンジは好きかいっていう歌詞は、もう歌ができてから半世紀経った今も全く輝きを失わないし、
春が来た喜びと、それから遠く離れた大切な人を思う気持ちが伝わって、なんだかあったかい気持ちになりますよね。
実は私これが春の歌で一番好きな歌なんですね。
そうなんですか。
毎年聴いてます。
春が来たって感じですね。
またCMとしてはメーカーが季節の流行色を提案する走りのキャンペーンで、この春は口紅がオレンジ、アイシャドウがブルーなんですね。
だからCMの映像はオレンジ色の方を張ったヨットが真っ青な海を進む映像に、この青春のきらめきを誰かの唇へ、目元へっていうコピーが流れてたんですね。
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青春のきらめきって言葉ありますけれども、確かにこれはカダシの思い込みかもしれないですけど、オレンジ色の口紅って若い人の色じゃないですかね村上さん。
私も若い頃オレンジ色を使ってましたよ。
あら。
してました。
私もそういうイメージがあってですね、だから本当に青春のきらめきの歌だなと思う。
そうですね。今オレンジ塗るとちょっと何食べたのって言われそうですけどね。
着色料のジュース飲んだろみたいな。
本当に懐かしいなっていう色ですね。
じゃあここからは80年代。まずはこの曲です。
矢野明子さんの春咲小紅。1981年が春。こちら金棒のキャンペーンソングでした。
作曲は矢野明子さん。作詞は伊藤重里さんなんですね。
伊藤さんといえば不思議大好きや美味しい生活など一世を風靡したコピーライターとして知られますけれども、
作詞家としてもですね、他に今の君はピカピカに光ってとかですね、沢田健二さんの時代なんかも手がけてらっしゃいます。
さらにこの歌の編曲にはですね、YMO、イエローマジックオーケストラも参加してですね、
ある意味80年代の若者文化をリードした最人たちが集まったその時代の象徴的な歌でもあるんですね。
歌詞なんですけれども、これも簡単に言うと、自分に自信が持てなくて彼の旧愛をはぐらかしてきた女性が、
お化粧をすることで自分で言うのも変だけど今日はなんだか綺麗ですって自信を持てて、
お返事遅れてごめんなさいあなたが来るのを待ってますっていう風に愛を受け入れる呼びかける歌ですね。
で、その上でCMとして秀逸なのはですね、これこの時のキャンペーンって容量をそれまでの半分にしたミニクチベニをアピールするCMだったんですけれども、
だからのミニミニミニ来てねっていうのはこれ、小さいのミニとミニ来てのミニが掛け言葉になってるんですね。
なるほど。それ知らなかった。
美しくなった彼女のことを春咲小紅と呼んで、これも春に咲いた小さな紅っていうのと、それから春の小さな口紅っていう2つの意味を持たせてる。
だからまさに糸井重里さんの面目役女というか、言葉のマジシャンだなと思いますね。
そうですね。
では駆け足で3曲目はこちらです。
今野清志郎さんと坂本隆一さんのイケナイルージュマジックです。
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作詞作曲もお二人で、先ほどの翌1982年、資生堂のキャンペーンソングです。
春咲小紅と同じく時代の長寿2人を採用して、これ従来の化粧品ソングのイメージをちょっと変えましたよね。
でも面白いのはこの2人ですからね。
実はスポンサー側から示されたキャッチコピーは素敵なルージュマジックだったんですが、勝手にイケナイルージュマジックに変えちゃってですね。
普通商品として、僕もイケナイルージュマジックってどうかって感じましたもんね。
そうですよね。
なのでプロデューサーはですね、資生堂の宣伝担当役員の説得に大変だった。
でも後で聞くと、どう考えても素敵なよりもイケナイの方がクールだし、耳に残るし。
これ素敵なルージュマジックだったら今も歌い継がれてるかなってちょっと思いますね。
だからやっぱりこの2人も天才なんですね。
ちなみにこの春のキャンペーンソングなんですけど、ライバル金棒のキャンペーンソングはハウンドドッグの浮気なパレットキャット。
で構成はザ・タイガースの色付きの女でいてくれよ。
でですね、くしくも男性バンドが並んだ春ではあったんですね。
ほんとですね。面白い。
じゃあどんどんいく。
はい。
4曲目はこの歌です。
はい、高見千佳さんのくちびるヌード。
これ作詞作曲はエポさんで、エポさんバージョンで聞いた方も多いんじゃないでしょうか。
そうですね。
1984年の春、資生堂のキャンペーンソングです。
この歌の2つの意味でエポックメイキングなので、じっくり説明しますね。
1つ目はCMソングとしてですが、この春金棒のキャンペーンソングは松田聖子さんのロッキンルージュ。
構成は富田優子さんのシークレットリップス。
これもまるで足並みを揃えたように、初めて各社とも女性アイドルをキャンペーンソングに起用しました。
この歌も高見千佳さんですね。
そうですね。
これやっぱりアイドル黄金期と言われた80年代ならではでして、不適切にも程があるを見ていて、
他の頃のアイドル黄金期だったというのはわかるんですけれども。
この流れはその後も続いて、この年が出発点でその後も続いて、
80年代のキャンペーンソングは小泉京子さんとか石川ひるみさん、早美優さん、南野陽子さん、浅川優衣さん、工藤静香さんらが次々に起用されていくんですね。
想像たるメンバーですね。
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もう1つは歌詞です。
実はこの歌ですね。歌詞の内容からNHKでは歌えなかったと後に高見千佳さんが明かしてるんですが、
それはこの部分です。
今のところなんですけども、
ブレブクシェイシェイっていうのはあえてシェイシェイの部分を中国語っぽく歌ってますけれども、
これ元のフランス語はブレブクシェイシェイで直訳すると私と寝たいになるんですね。
続くアベモアセソアは今夜私となので、つまり今夜私と寝たいって、
フランス語とはいえですね、この時代としては相当攻めた歌詞です。
そうですよね。
その前の歌詞も悩ましくヌードの唇、男ははるばる私を摘みに来るですし、
2番には秩序を忘れた乱れなお客にはという歌詞もあって、
ちょっと勝負を匂わせたりですね。
でも1番にはもうじき愛しいあなたはボートに揺られて会いに来るとありますから、
そもそもは大好きな人が会いに来る歌を艶っぽく、
いろんな言葉で彩っているだけではあるんですけれども、
当時の公共放送は厳しかったですね。
そうですね。
だってフランス語だからわからないからいいんじゃないと思うけどね。
わかんないですよね。
だって僕この歌大好きで高見一川さんの僕ファンだったんですよ。
だからこの曲をよくRKBラジオにリクエストしてましたよ。
そんな思い出が。
だけどそんな意味があるっていうのを60になって知りました。
私も振り向くしえしえかと思ったんですけどね。
違う言葉だったんですね。
すごい。
フランス語なんですね。
ちなみに作詞作曲のエポさんは、
この前の年、ご自身の歌、ウフフフフってありますよね。
あれも春主政論キャンペーンソングに採用されているので、
実を言うとエポさんとして2年連続でもあるんですね。
では本日最後はですね、
そのアイドル路線の中で唯一3回にわたってキャンペーンソングを歌って、
イメージキャラクターを務めたこの方の歌です。
中山美穂さんの色ホワイトブレンド。
これ作詞作曲は竹内真莉愛さんです。
1986年春の主政道キャンペーンソングで、
ちなみに竹内真莉愛さんは1980年ご自身の歌不思議なピーチパイも
主政道春のキャンペーンソングでした。
この曲竹内さんも後にセルフカバーされてますんで、
そちらで聴いてらっしゃる方も結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
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さてこの歌で注目したのはですね、1番の次の歌詞です。
リボンが風に踊る大好きな季節が涙を払いのけて私を綺麗にしてくれる
ドライに生きることも時には必要ねというところです。
これ彼との悲しい別れがあっても、どうやら続く歌詞を読むと嘘つかれちゃって別れてるんですね。
でも春はやってくるだからもうきっぱり忘れよって言った意味で、
とりわけドライに生きることも時には必要ねっていうのは、
それまでの演歌的な女性像とは明らかに一線を画す歌詞なんですね。
時代はというとこの翌年、85年に男女雇用機会均等法が成立するんですけれども、
まさに私は歌は時代を移すだなと思ってます。
しかも彼女、この歌詞、気持ちを切り替えたらですね、
もう愛の女神が新しい彼と巡り合わせるのを聞いて続いてですね、
ギャラリーで出会ったばかりの人と恋に落ちて、
そうなったらそうなったってずっと前から私、彼と出会う運命だったって、
なんか聞いてるとですね、もはや元彼の方がかわいそうに聞こえてくるんですね。
本当ね。
別れたら次の人いたですよ。
そう、女の人はね。
そうですね、上書きですね。
女性が恋愛をリードする時代の到来も感じるんですね。
ただ一方でですね、これ歌詞の中にダイヤル回しながら好きとつぶやいてるっていう歌詞があって、
これはやっぱり昭和を感じますね。
そうですよね。
若い人はわかんないですよね。
若い人はダイヤルって何のダイヤルって思いますよね。
どうやって回すんですか?ってなりますね。
素晴らしい彼んちのロックを開けに行ってるんだろうかとかはですね。
金庫開けながらとかね。
しかもですね、携帯だとワンタッチだからつぶやく時間ないんです、好きってですね。
この辺り昭和も感じるんですけども。
ということで、駆け足でご紹介した黄金期の化粧品CMソング、いかがだったでしょうか。
懐かしい。
私ですね、この化粧品CMソング、昭和の一つの音楽遺産だと思っていますし、
中高年世代には若き日を思い出させてくれるタイムマシーンでもありますし、
さっきも言いましたけど時代を映す鏡でもありますよね。
初志さんこの辺りどう思われますか。
坂本隆一さんと今野清志郎さんのイケナイルージュマジックなんかを採用してたっていう、
資生堂さんとかっていうより代理店の人すごいですね。
チェスティングしていくところがね。
もし機会があれば過去のCM結構YouTubeに残ってますので、ご覧いただけると懐かしいかと思います。
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ということでですね、この企画また夏と秋も考えていますので。
楽しみにしております。
私も楽しみにラジオ聴いておきます。
はいどうもありがとうございました。
今日はですね、月に一度のこの歌詞がすごいを元サンデー毎日編集長、
がたなが周一郎さんにお届けいただきました。
ありがとうございました。
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