2025-05-30 16:26

この歌詞が凄い!

元サンデー毎日編集長 潟永秀一郎
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さて、もういつもいつも思うんですけども、1ヶ月があっという間でね、もう5月の明日で終わり、はい。
で、今日が最終金曜日ということで、学ぼう社会のカギはこれ、この歌詞が凄い、ということでね。
潟永さんに今年はもう昭和100年ということで、昭和を振り返るシリーズでポップコーン編、届けてきてもらったんですが、
今日で4回目なんですけれども、4回目というか4ヶ月目。
そうですね、本当に良い曲ばっかりなので楽しみ。
そのポップコーン編も今日が最終回ということなんだそうです。
どんな歌が登場するのでしょうか?元サンデー毎日編集長、潟永秀一郎さんです。おはようございます。
おはようございます。
雨の東京からおはようございます。
やっぱ雨ですか。
なにその似合いですけどね。
個人的思いもあって長々とポップコーン編やってますけれども、その思いは後でお話しするとして、早速曲に行きたいと思います。
最初はこの歌からです。
伊藤敏洋さんのさよなら模様。
1981年、昭和56年、第21回大会のグランプリ曲です。
受賞の3ヶ月後に発売されて、およそ70万枚売り上げる大ヒットになりました。
当時伊藤さんは国鉄職員でした。
国鉄というのもですね。
平成生まれの人たちは知らないわけですけれども。
北陸本線の富山車掌区に勤務する車掌さんでして、それも話題になって車掌さん歌詞とか
シンガーソング車掌さんとか呼ばれました。
実際歌番組に駅や列車の中から出演したこともあるんですけれども。
私も覚えてます。
見ましたね。
でも就業規則でノーギャラだったそうです。
国鉄職員ですから。
多分当時ですね。
歌手活動に専念された方が稼げたと思うんですけれども。
それくらい鉄道の仕事を愛した方だったんですね。
でも国鉄の分割民営化に伴って国鉄最後の日となった1987年。
昭和62年の3月末で退職をされて。
今は富山で暮らして音楽活動を続けてらっしゃるそうです。
僕は富山で番組をやってた時にご一緒したことがあって。
え、そうなんですか。
あのすごい良い人でしたよ。
目突な話ですよね。
では歌詞です。
これまでも言ってきた通りですね。
ポップコーンのグランプリ曲はインパクトのあるフレーズを持つ曲が多いんですが。
さよなら模様では何と言ってもあのサビの
ねえねえねえねえねえ抱いてよって繰り返されるこの
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ねえねえが耳に残るんですよね。
これあの最後の大サビではですね。
それまでの4回が8回に増えてですね。
ねえねえがですね。
まるで自分に言われてるみたいに辛くなってきます。
でもあのこの切実な声が説得力を持つのはその前の歌詞が切ないから
でして
これは九州人としての感想ですけれども
この歌詞は北国で育った人じゃないと書けないんじゃないかと
思います。
例えばですね冒頭震えているのは寒いからじゃないの分かって
あなたから吹いてくる冷たい風のせいなのもそうですし
続く白い壁に張り付いた冬枯れツタのひび割れ模様
なんて見たことないですね。
イメージがねえわけじゃないですね。
確かに見たことない。
私もこの歌でしか知らないんですけど
でもあの彼が急に冷たくなって私の心にひびが入っていく
寂しさはこれ痛いほど伝わりますし
そのひび割れが心の中に広がって言葉探せないっていう歌詞があるんですけど
これはもう何を言ってもダメだと分かった歌詞ですよね。
中でもすごいと思うのは聞かせてほしいのなぜに続く2番のこのフレーズ
風に吹かれてさよならが枯葉の道を転がり消えていく
涙にかすむ私には行方探せない
心変わりの理由もわからないまま立ち尽くす彼女と
涙にかすんで消えていく彼の背中と
この2つの映像がカメラが切り替わるように浮かび上がって
これ見事ですよね。
だから結果ねえねえねえの声が説得力を持つんですね。
辛い。辛いわこの歌詞。
これは自分には書けないなと思った歌詞でした。
では次はこの曲です。
はい懐かしいですね。
懐かしいカラオケでもよく歌いました。
女性2人組のデュオアミンの松は1982年昭和57年第23回大会のグランプリ曲です。
作詞作曲は後にソロとして活動される岡村孝子さん。
100万枚以上を売り上げる大ヒットになってこの年のおりっこん年間チャートで1位だったんですね。
デュオの岡村さんと加藤遥子さんは当時名古屋の女子男性でした。
デビュー5ヶ月後に紅白歌合戦に出場するというですね。まさにシンデレラガールズになったんですね。
ちなみにこの歌が生まれたきっかけは遠距離恋愛、遠恋だったそうです。
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岡村さんは一浪して大学に進むんですがその浪人時代ボーイフレンドは遠くの大学に進んで離れ離れになっちゃいました。
だからポップコンで本線まで進めばラジオで全国に流れて今も好きだという思いを彼に伝えられるっていうその一心で作った歌だったと後にインタビューに答えられました。
そうだったんだ。
分かりますねその気持ち。きっと当時妻恋を目指した若者のうち少なからぬ人が似た思いで曲を作ったんじゃないでしょうかね。
相手が女性の場合だと別れた男にそんな歌を歌われてもですねキモって言われたりするんですが。
じゃあ歌詞です。
この歌彼女が周囲にどう見られているかというキャラ設定とそれとは裏腹に実は一途に一人の人を愛し続けているという表裏というか二面性を立っていてそこが多くの女性に支持された理由なんじゃないかと思います。違ったらごめんなさい。
余談ですけども若い頃の精神年齢って女性の方が圧倒的に上で複雑ですよね。
女性は一見仲良く見えて実はそうでもない女性同士っていう現実を幾度か見ましたけれども。
男も大人になると結構あるんですけどね。
例えば私はモテなかったんで友人の話ですけど中学生の時ですね〇〇ちゃんが好きだってラブレターを仲介した女の子がでもあの子はやめといた方がいいよって言ったとかですね。
恐ろしい。
高校の時なんですけど付き合っている彼女がいるのにその友達からそれも複数から告白された奴がいてですね。
なんで彼女たちは仲良くできるんだっていう話を聞いたりですね。
本当ですね。
ライバルシーン抜き出しだったかもしれないのに本当は。
ごめんなさい別に女性を悪く言ってるんじゃないんです。少なくとも当時単細胞だった私とその友人たちは目を丸くしてですね。
女子は複雑やなぁと思ったということなんですけども。
では改めて歌の主人公ですが1番も2番も冒頭がキャラです。
1番は可愛いフリしてあの子割とやるもんだねと言われ続けたあの頃生きるのが辛かった。
2番は悲しいくらいに私いつもあなたの前ではおどけてみせるどうけもの涙なんていらない。
つまり可愛く明るくて男友達も多いから女友達からは陰口を言われて実は傷ついているのに期待されるキャラを演じてしまうから大好きな人にも本心を言いないという。
そういう女性ですね。
水木さん共感されるんじゃないですか。
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そうなんだそういう人も。
女性って複雑ですね。
ちなみに青く広いこの空誰のものでもないわという歌詞は狭く鬱陶しい人間関係との対比で辛い時は空を見て忘れようとするんでしょう。
でも実はここも歌詞ですがわかりきってる強がり平気で行ってみても一人ぼっちの時にはそっと涙を流しているわけで。
誰も私の心を見抜くことはできないって諦めながらですね。
でもあなただけにはわかってほしかったと唇を噛んでるんです。
それでも今更この歌詞ですが本当の私は違うのあなただけを見つめているのとは言えないから待つわなんですね。
しかもいつまでも他の誰かにあなたが振られる日までです。
彼が振られて落ち込んでいたら明るく慰めて初めて私がいるよって言えるからなんでしょう。
この振られる日までっていうフレーズすごく衝撃的だったのを覚えてるんですけど。
水木さんなら奪い取る?
でも言わないとわからないとは思います。
なので言って奪うかどうかは別にしてずっと待つことができるかなどうかなっていう感じです。
だからゲラゲラ声心なんだなと今は思います。
ただ白状しますとこの歌がヒットした当時21歳だった私は歌を聴いて怖っと思ってしまいました。
ずっと好き待つって言われるとね。
ただの可愛い女性女心なのに女性の本当の怖さをまだ知らなかったわけですね。
すいません奥さんいませんかそのあたり。
では最後はこの曲です。
はいご存知ですよね唐島みどりさんのサイレントイブ。
唐島さんは1983年昭和58年の第26回大会で実はこの曲じゃなくて雨の日という曲でグランプリを受賞しデビューを果たします。
サイレントイブはその7年後1990年にTBS系のドラマクリスマスイブの主題歌としてリリースされてヒットして今やクリスマスの定番ソングの一つですよね。
実はシリーズの取りに唐島さんの曲をご紹介するのは個人的理由で恐縮ですけれども同居の鹿児島市出身でしかも同い年だからです。
私は直接の接点ないんですけど小中学校で唐島さんと仲の良かった人たちと高校で一緒になってですね大学生で彼女がグランプリを取った時はもう大騒ぎでした。
彼らは我が事のように喜んでコンサートにも応援に行ってました。
さて歌詞ですがこの歌が生まれるきっかけを唐島さんは以前語っていてですね一つは当時の世相です。
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1990年といえばもうバブルの前世紀でクリスマスにはブランド品が飛ぶように売れてですねティファニーの何たらとかですね。
イブのレストランはどこも満席すごかったですね。
でも唐島さんはこんなこといつまで続くのって疑問を感じていらっしゃって一人でクリスマスを過ごす女性にあなただけじゃないよっていうことを伝えたかったと当時の思いを語っています。
もう一つのこの歌ができるきっかけはですね歌の謎解きにもつながるんですが女友達との会話です。
その友達は当時不倫をしていてとても大事にしてくれるけど会えない時があると。
家族と過ごす大切な日には彼と会えないことをこぼして唐島さんはそうなんだって思ったらしいですね。
すると冒頭の真っ白な粉雪のフレーズに続く歌詞。
いくつも愛を重ねても引き寄せてもなぜ大事な夜にあなたはいないのってこの大事な夜に染みますよね。
彼は違う人と過ごす一人きりのイブの夜です。
だから彼女は別れをもう決めます。
それはあなたのためでもあなたのせいでもなく私の意思だって歌詞で歌うんですが。
強がりかもしれないけど前に進む決意です。
そして意味深なのは次の歌詞で友達っていうルールはとても難しいゲームね。
この友達は昼間の彼のことだけなのかもしかしたら元々彼の奥さんもそうなのか。
だとしたらつらすぎますがそれも今日までです。
もう二度と二人のことを邪魔したりしないと誓い飾った花もカードもみんなメリークリスマスフォーミー
自分のためにしたことだと言い聞かせる切ない決意の歌なんですね。
最後に実は私もポップコーンを目指した一人でした。
それも作詞家として大学生の頃音大に通う高校の先輩に歌詞提供して東京大会まで進んだんですけど
この戦にはいけませんでした。
その後先輩はNHKのリポーターで活躍されて
私は新聞記者になって叶わなかった夢を抱いたままこうして歌詞の解説をしているわけです。
つまり4回のポップコーン編はかつて見た夢の開戸でもありました。
そしてお付き合いいただいてありがとうございました。
4ヶ月いい曲をありがとうございました。
歌詞の解説があることでさらにその曲の魅力が理解できました。
この歌詞がすごい。元サンデー毎日編集長が田中修一郎さんでした。
どうもありがとうございました。
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