裏金処分
2024-04-05 15:57

裏金処分

元サンデー毎日編集長 潟永秀一郎
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
ニュースや世間の気になる話題を、様々な角度から読み解いていきます。
今日はね、金サイトフラッシュでもお伝えしました。
自民党が昨日、派閥のパーティー権裏金問題で、統計委員会を開きまして、
安倍派と二回派の計39人の処分を決めました。
でもこれはですね、処分の重さの違いは何なのかとか、受け取った85人のうち残り46人は、
なぜ音が目なしなのか。
大敵さんにチュイって言われるだけでいいのか、党の不祥事なのに、
総裁の岸田さんは責任を問われないのかなどなど、分からないことだらけということで、
国民の納得は得られていないと、僕も思うんですけどね。
今日はこの話題ということです。
潟永さん、おはようございます。
はい、おはようございます。
まさに消費者さんがおっしゃった通り、私も全く同感です。
なので、この処分の何がおかしいのか、背景も含めて一つずつお話ししようと思いますが、
その前にまず一連の裏金問題を簡単におさらいしますね。
東京知見特措部が主な捜査対象としたのは、安倍派と二回派で、
どちらも議員がノルマ以上のパーティー権を打った場合に、
その分を派閥の政治資金収支報告書には記載せず、裏金化していました。
ただ、安倍派と二回派で違うのは、
二回派はその大半を派閥の裏金としてプールして、一部が冠に関流していたんですが、
その関流する際の支出は、派閥の政治資金収支報告書に記載されていたんですね。
これに対して安倍派は、ノルマを超えた分は議員に基本的に戻して、
派閥も受け取った議員のどちらも収支報告書に記載しない仕組みになっていたということなんですね。
だから金額の人数も安倍派が多くて、4000万円以上受け取って立憲された議員とか、
それから党のアンケートに裏金を受け取ったと答えた85人中79人は、安倍派の議員だったわけです。
一方、特措部は、ノルマを超えたパーティー収入を派閥の政治資金収支報告書に記載しなかったということで、
責任者の罪を問いました。
一昨年までの5年間で、安倍派の会計責任者は合計6億7500万円ほど、
二回派の会計責任者は2億6460万円の収入を記載していなかったとして、
政治資金規正法違反、虚偽記載の罪でいずれも在宅起訴しました。
また岸田派でも3年間で、計3059万円のパーティー券収入が記載されていなかったとして、
これも元会計責任者を略式起訴しました。罰金刑ですね。
ただ、いずれも派閥の会長や事務総長など、幹部の指示や関与は裏付けられず、立憲は見送られました。
03:09
私もそうですし、国民の多くは、幹部の指示も了解もなくて、事務方が勝手にするわけないだろうと思っていると思うんですけど。
証言も証拠もなければ、そこは操作の限界なんでしょうけど、お二人どう思います?
いや、誰が考えても、事務方の人がそれを判断できるわけないですよ。親分も聞くでしょう、それ。
これ、検察ももっとそこを厳しく追求しないといけない。
それこそ、金サイトフラッシュでも言ったんですけど、小沢一郎さんが、検察が何もやらないから自民党がお手盛りのことを、
お茶を濁したっていうことをコメントしているっていうのを紹介したんですけども、
何やってるんでしょうかね。
常識では考えられないですね、一般の。
会社で部下が勝手にこんなことをやったら大変なことになりますよ。
ということで、ここからは処分に関する疑問です。
まずは500万円の線引きです。
今回、処分されるか免かれるかの分かれ目は、一部の派閥幹部を除くと500万円でした。
少子さんがおっしゃる通り、なぜそれ以下なら許されるのか基準がわかりませんよね。
これは検察が4000万円以上の議員だけを立憲したときもやっぱり言われたんですが、
私ら一般国民が脱税とか使い込みでですね、3000万円だからとか400万円だからって許されるんですが、
遅延から罪でしょうってことですけどね。
まして登記違反なんてこれ単なる内部処分で、500万円から900万円台の議員が受けた開国って、
8段階中下から2番目で、政治活動に大きな影響はないわけですから、
小学でも処分して叱るべきだと思いますけど、ここも国民感情とずれているとしか言いようがありませんね。
甘いですよね。
次に今度は重い方です。今回最も重い離島勧告を受けたのは、塩野家隆元文部科学大臣と世耕弘前参院幹事長の2人でした。
安倍晋三元首相の死去後に、安倍派の衆院と参院のトップで官僚を続けるっていうことを止めるべきだった。
そういう立場だったという理由だそうですけれども、
ただ特に塩野家に関して言うと派閥の座長だったとはいえですね、
在任期間も去年の8月からわずか5ヶ月間、しかも実質は5人衆と呼ばれた、
世耕氏や萩生田光一前の政調会長、西村康人前の経産大臣、松野裕和前官房長官、高木剛元復興大臣、
06:10
らが派閥を仕切り、塩野家氏は調整役に過ぎなかったと言われてるんですね。
そんなの新聞で見るんですから、党幹部も知ってるはずだもんね。
また塩野家氏受け取った裏金の額も234万円で、一般議員は開国すら免れていますよね。
結果、本人も党執行部による処分の仕方は独裁的、先制的で、不当に重すぎる処分を受けるのは到底受け入れられないと反発して、弁明書を提出してますよね。
その中にもありますが、まるでスケープゴート、人見悟空のようにも映りますし、
毎日新聞によると党内からも、執行部は誰かに責任を追っかぶせて楽になりたかっただけだという批判が出ていると言います。
最も重い処分を受けたもう一人の世耕氏ですが、こちらは5人衆の一人でもあり、額も1500万円余りと大きいので、塩野家氏のような同情論はないんですけれども、
今度は同じ赤山を地盤とする2階氏との痛み分け説がささやかれます。
ご存知の通り、2階前幹事長は先日、次の総選挙には出ないと表明して処分を間抜かれました。これもどうかと思うんですが。
ただ後継候補には息子さんを立てるはずというのが大方の見方です。
一方で世耕氏は参議院議員ですけれども、以前から衆院倉替えの意向を持っていて、選挙区が被る2階氏の支持者は強く反発してきました。
世耕氏は処分を受け入れて離党したので、次は自民党公認候補として衆院選には出られず、なので引退した2階氏との痛み分けの形になってるんですが。
ただ話はそう単純じゃなくて、逆にこれで世耕氏は党内の公認調整なしに無所属で堂々と衆院若山2区に出られます。
地元では厳しい処分だという土壌表も期待できて、当選すれば副党は許されるということですから、必ずしも悪い話ばかりではないという声も地元ではあるようです。
責任取ったとかそういうことじゃないところが透けて見えるのがいやらしいですよね。
また5人衆という括りで見ても処分は分かれましたよね。
今言ったように世耕氏は上から2番目に重い離党勧告、次に西村前経産大臣は処分を受けた中で裏金の額は最も少ない100万円ですけれども、
事務総長経験者ということで3番目に重い党員資格停止1年、同じく事務総長経験者の高木元復興大臣は党員資格停止6ヶ月です。
09:06
今の衆院議員の任期は来年10月までなんですが、資格停止中に解散総選挙となればこれ公認されないんです。
一方で同じ事務総長経験者でも岸田さんの女房役だった松野前官房長官は下から3番目に軽い役職停止1年、
また派閥での役職はありませんが処分された議員の中で2番目に重い2700万円余りを受け取っていた萩生田前政調会長も同じく役職停止1年です。
党内での重みで言えば官房長官だった松野氏や政調会長だった萩生田氏は、経産大臣だった西村氏と同格に移りますし、
安倍派の後継総裁候補として言えば5人はほぼ同列か、むしろ萩生田氏がトップとも言われてたはずですけれども、
なのでこの軽い重いが国民にはわかりにくいですよね。
そもそも安倍派5人集という括りは安倍氏じゃなくて、その亡くなった後に森城元首相が雑誌の取材に、
少なくとも2年か3年のうちに5人のうちで自然に序列が決まっていくと話したことから生まれた言葉で、
後継候補に指名したのは森さんです。いわば派閥のフィクサー。
このため安倍氏が一旦は辞めるといったパーティー権収入のキックバックを誰が復活したのか、
真相を知るキーマンじゃないかとも言われたわけなんですが、
岸田さんは昨日の取材に対して森氏に直接電話で事情を聞いたものの、新たな事実は確認されず、具体的な関与については確認できていないと述べました。
ただ、いつ聴取してどんなやりとりがあったのかなど、詳細は明らかにせず、ここにもまだ疑念は残ったまま。
かけて、森先生どうも、じゃあって来たかもしれないよね。
わからないですよね。誰かご存知ですか。知らないかもしれない。
もしかしたらミス版電話だったかもしれない。
本当ですよ。
前に新聞によると、処分内容で最後まで揉めた一つが、二階派事務総長の武田良太元総務大臣の処分だったと言います。
麻生太郎副総裁が事務総長の立場だったじゃないかというところを重視して、
安倍派の事務総長を直近まで務めた高木前国会対策委員長と同じ党員資格停止を主張したのに対し、
森山博総務会長らが、組織的に裏金を作った安倍派と組織性が認められない二階派は事情が異なると言って、
12:05
党の役職停止に留めることを求めて、意見が割れたらしいです。
背景には地元福岡での対立関係があるとも言われるのですが、最終的に竹田氏の処分は党の役職停止に留まり、
党幹部は処分はそんな福岡抗争みたいな、さまざまな事情で判断したわけじゃないと否定しています。
最後に総裁である岸田首相が処分されなかったことについては、千代谷氏が弁明書の中で、
道義的、政治的責任も問われるべきと訴えるなど、党内からも反発や疑問の声が出ています。
これほど大きな不祥事が、もし民間企業であれば、トップが攻めを負うのは当然ですし、
政治学者で慶応大学名誉教授の曽根康則氏は、毎日新聞の取材に会計責任者が立憲されている以上、
首相も何らかの傷を負わなければ整合性が取れない。
首相としては今回の処分を一区切りにして内閣支持率の回復を図りたい考えだろうが、
政治改革に対する国民の目は厳しく、政治改革の議論を本気で続けていかなければ、
国民の怒りは収まらないと語っています。
私もおっしゃる通りだと思いますし、今国会での成立を目指すという政治資金規正法の改正、
これが骨抜きにならないか、私たちはしっかり見とかなきゃいけないとつくづく思いますし、
まさか先送りしてオリンピックが始まれば忘れるだろう。
なんてですね、自民党の皆さんがゆめゆめ思わないように、
ちゃんと見続けていかなきゃいけないなというふうに思っております。
しっかり、たんびたんびにこの番組を取り上げたいと思いますし、
また片中さんにもいろいろ指摘をいただきたいと思います。
今日は自民党の裏金問題についての処分、処理について、
元サンデー毎日編集長、片中修一郎さんにお話を伺いました。
片中さんどうもありがとうございました。
15:57

コメント

スクロール