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イリカミネ イリカミネ 抱きしめて 毎日だって 切られて 切られて イリカミネ
三菱電機
今日は最終金曜日ということですから、月末の恒例のこの歌詞が凄いということなんですけども、
もう8月が、あすあさって土日で終わりということで、今年も3分の2が終わる。
本当この間正月迎えだと思ってたのにね。早いんですけどもね。
学生さんで夏休み、追い込みとか、いろいろね。福岡市の小中学校も始まってますからね。
今日はですね、夏の終わりにお届けする曲を選んでくださってます。元サンデー毎日編集長、ガタナガシュウイチロウさんです。
今日はどんな曲でしょうか。おはようございます。
私も8月のこのコーナー、毎年行ってる気がするんですけれども、歌の世界で夏の終わりといえばテーマは恋の終わり。
ただ今年はただの失恋じゃなくてですね、あるテーマに沿って一つのストーリーを編んでみました。
それはズバリ心変わりです。始まりはこの曲です。
竹内マリアさんのカムフラージュ。1998年木村拓哉さんと今は泣き中山美穂さんが主演したドラマ、眠れる森の主題歌でヒットしました。
ドラマは記憶を失った女性と過去の事件をめぐるサスペンス仕立てでしたけれども、隠れたテーマはあなたを本当に大切に思っている人は誰なのかだった気がします。
歌もそのストーリーに沿って書き下ろされたそうなので、別に女性の心変わりを歌った詩ではないんでしょうけれども、今回はドラマのテーマから離れてあくまで歌詞だけを単純に追って浮かぶ恋愛模様として話を進めます。
タイトルのカムフラージュを曲訳すると偽装、ここでは偽りの心でしょうか。
何が偽りなのか、それはそれぞれ恋人と呼べる人がいるけれど、本当に愛しているのは…という隠された心です。
歌では冒頭からその本心が明かされます。
友達以上の気持ち、胸に閉じ込めてきたけれど、心がもう嘘をつけなくてこんなに切ない。
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そして、今歌われてますね。
優しいだけじゃ物足りなくて、本当のことを打ち明けたくなる。
ただね、私、この女性がすごいと思うのは、その思いは私だけじゃなくて、きっとあなたもそうよね、と思える自信というか。
相手もそういう思わせぶりなことがあるのかな。
前に私、このコーナーでマリアさんとユーミン、中島みゆきさんという3人の偉大な女性シンガーソングライターが歌で描く女性の自己肯定感は見事にこの順で高いという話をしましたが、
この女性もそうで、黙ったままで早く唇奪ってやっと言える好きだったと、ずっと近くにいてくれたのに、欺いてきた私を許してって。
許してですよ。前提はあなたの思いを知っていながらですね。
続く、昨日までの涙と偽りを捨てて新しい私になる。温めてきたこの絆こそ隠せはしない愛の形なの。
前提は、今の恋人との関係はお互い偽りだよね、ということです。
彼もそうだと確信できる強さに、私すがすがすがすらすら感じますね。
でも実際そうだとしても、男性側が恋人との関係を生産できるかどうかって問題です。
水谷さん、かなり経験談入ってますよ。
私も大人ですから。
私も車の中でこの歌を聴きながら、同じことを思いました。
それぞれの今の恋人はどうなるんだと。
スマホの自動再生で、一曲挟んで偶然流れてきたのが、この曲でした。
オフィシャルヒゲダンリズム、ヒゲダンのプリテンダーです。
ヒゲダン2曲目のシングルにしても名曲のホマネ高い曲ですけれども、歌詞はすごく悲しいんです。
冒頭からそれそうでして、今歌われてましたが、君とのラブストーリー、それは予想通り、いざ始まれば一人芝居だって。
ずっと片思いみたいな。付き合ってても。
その通り。サビはもっと辛くてですね、2回グッバイに続く歌詞があるんですけれども、
最初は君の運命の人は僕じゃない。辛いけど否めない。
2回目がですね、それじゃ僕にとって君は何?答えは分からない。分かりたくもないのさって。
まさに水木さんおっしゃった通り、恋人だけど片思いなんです。
でも離れ難い。
私は諦めて次に進めよと言いたくなりました。
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さつまはやとです。
でも諦められないんですよね。
だから彼はそういうこと何もかも分かっていて、ため息のようにこう言うんですね。
たった一つ確かなことがあるとするのならば、君は綺麗だと。
綺麗なんですね。好きなんですね。悲しいくらい。
綺麗は強いね。
しょうがない。
綺麗な人は存在が罪ですよね。
でもね、偶然だったんですけど、こうして続けて聞くと2曲繋がるでしょ。
それで今回のストーリーが浮かんだわけで、次はこの歌です。
若い方はご存知だと思います。2021年この曲でデビューしたレンさんの嫌いになれない。
今度は恋人を奪われた女性の思いなんですね。
歌詞に行く前に正直言うと私、このストーリーに合う女性側の思い、この曲ないかなと思って探していてこの曲に出会ったんですけれども、
年配の方はあまり、私も含めてですね、ご存知ないと思います。
私もレンさん初めてですね。
そうですか。ですのでこのレンさんのご紹介から入りますね。
茨城県出身のまだ22歳で、もともとはですね、サッカーで将来を職望されてあの名門定居高校サッカー部で10番を背負っていたと。
ところが高2高3がコロナ禍と重なって、その時にギターを始めて音楽の道に進む決意をしたそうです。
その後、SNSでの動画発信から人気に火がついて、今やTikTokのフォロワーは100万人、YouTubeチャンネルの登録者は20万人を超えて、
2023年にはSpotifyがその年に飛躍が期待される次世代アーティスト10組を選ぶアーリーノイズにも選出されています。
ちなみにですね、この2017年に始まったアーリーノイズには、先ほどのヒゲ団をはじめとしてですね、
アイミョンとかキングヌー、バウンディーとか藤井和さんなどですね、これね早々たる方々が選ばれているんですね。
なのでこの方ももちろんレンさんも将来期待されるわけですけれども。
じゃあ歌詞です。
これ恋人の心変わりに気づいた女性の思いで、それでもあなたを嫌いになんてなりないという歌詞で始まって終わる悲しい歌です。
で、その間の歌詞は彼女がそのどうしようもない事実に気づいていく過程とも言えて、
例えばですね、「嘘つくとき君は目をそらす。好きという時くらい私の目を見てよ。」とか、「私じゃダメなんだね。君のこと信じてたんだよ。独りよがりで醜いでしょ。」とか、
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なのにそこまでわかってて、それでも嘘でも好きって言ってって繰り返して、
さよならなんてもう言わないでと願う。これも本当に切なすぎる歌なんですね。
でも冷めちゃったものしょうがないんだけどな。
好きって言うときが一番目合わせられないでしょ。
いやーだけどつらいですよね。
ということでカムフラージュで結ばれた2人のそれぞれの元の恋人がどうなったかのストーリーを勝手に作りましたけれども、
なんとか救いがないので最後はこの曲で締めたいと思います。
ルクプルのひだまりの歌です。1997年ドラマ一つ屋根の下2の挿入歌としてロングヒットしました。
作詞は水野幸男さん。出身地の愛媛県上島町にはこの歌碑があるそうです。
では歌詞です。この歌、私も大好きな1曲ですが、それはひだまりという言葉、それ自体が好きだという理由も大きくて、
山口桃江さんが歌った佐田正さんの名曲コスモスにも冒頭、
薄紅のコスモスが秋の日の何気ないひだまりに揺れている。
押し付けがましくないぬくもりというか、本当に心まで届く温めてくれる優しい光を感じて、
そんな人に自分もなりたいと思ったほどだったんですがなれませんでした。
そんなことないですよ。
この歌でそんなひだまりのような人ってあったのは、主人公の女性がかつて愛してけれども結ばれなかった恋人です。
おそらくは彼女が彼の元を去ったんでしょう。
歌はそんな彼女が彼に送った手紙が宛先不明で戻ってくる場面から始まります。
時は春です。窓辺に揺れる目を覚ました若葉のように長い冬を越え今頃気づくなんてと、
あの日々の暖かさを思い知るのですが、もう手遅れです。
もしかしたら若さゆえに穏やかにただ見守ってくれる人に飽きたらなかったでしょうか。
それが愛の深さだとわからずに、でも今は痛いほどわかるんですね。
どんなに言葉にしても足りないくらいあなた愛してくれた、すべて包んでくれた、まるでひだまりでした。ってわかるんですね。
2番は別れてからの月日と帰ってきた手紙の中身、そして後悔です。
菜の花燃える二人最後のフォトグラフですから、別れは去年の春だったんでしょうか。
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送るからねと約束は果たせないけどですから、手紙にはその写真が入っていたんですね。
でもどこに暮らしているのかもわからないけれども、もし今なら優しさも人の気さも両手に束ねて届けられたのにと、
そうできなかった自分を悔いています。
そして最後は、それぞれ別の人、別々の人好きになっても、あなた残してくれたすべてを忘れないでというのは、
あなたがくれた優しさや思いやりを忘れずに、あなたみたいに誰かを愛せるようになりたいという感謝の思い。
そして広い空の下二度と会えなくても生きていくのという覚悟を自分に聞かせて歌は閉じます。
あなたとの日々はまるで日だまりでしたと閉じるんですね。
なぜ物語の最後にこの歌を置いたかというとですね、このストーリーの中で言うと、
去られた側、恋人に本当に好きな人に気づいたんだって言われた二人にも救いが欲しいというですね、思いから。
そして現実にこの夏、あるいはずっと前でも大好きな人に別れをつけられて傷ついた人に、
きっと相手は後悔してますよと、あんなに愛してくれた人はいなかったと思ってますよと伝えたいからです。
違ってもいいんです。そう思うのは勝手だからですね。
そうして胸を張って本当に日だまりのように温かい人になって、今から新しい恋を生きてほしいなということで、
恋の終わりの季節の2025年バージョンを今日お届けしました。
最後あったかい気持ちになれましたよ。
ありがとうございます。
これだけ好きだったのに振られちゃっただけで終わっちゃったらね。
別れて良かったと思える日が来るもんね。成長すればね、自分がね。
ということで、この歌詞がすごいもん、もうがたなかさんずいぶん長いですから、
こうやって新しい手法で、ただ歌詞を解説するだけじゃなくて、いろんな曲を編みながら。
さすがです。
ありがとうございます。
面白かった。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
今日はですね、この歌詞がすごいということで、夏の終わりにお届けする曲の歌詞を解説して下さいました。
元サンデー毎日編集長、がたなかしゅいちろうさんでした。
ありがとうございました。
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