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さて、28日の日曜日にありました3つの衆議院の補欠選挙なんですけれども、これもともと自民党の議席だったところが、いずれも立憲民主党の候補が勝利をしたということで、不戦敗も含めて自民党は全敗という結果になりました。
このうち9人の候補が立って乱戦となりましたのが東京15区というところなんですが、
ここが潟永さんの職場があるところだということで、今日はこの東京15区から見えたものということでお話を伺います。
潟永さんお休みのところをすいません。よろしくお願いします。
おはようございます。よろしくお願いいたします。
はい、天気が良くてつらいですね。
申し訳ございません。よろしくお願いします。
今日改めて東京15区を取り上げるのは、ある意味今の日本の祝図ともいえる選挙区だからなんですね。
その話に本題に入る前に、まずはここがどういう選挙区なのかをご説明します。
東京15区は江東区の全域で、実は都内で一つの区がそのまま衆議院の選挙区っていうのは、今はここだけです。
見直しであと2つぐらい増えそうなんですけど、今はここだけなんですね、これまで。
隅田川と荒川に挟まれた古くからの埋め立て地で、今も地名が残る深川界隈を中心に江戸時代から発展して、亀戸天神がある亀戸とか財木省が軒を連ねた木場など、江戸を代表する下町の一つとして栄えました。
ですから今もこうした旧市街の方では、知恵や血縁とか人の繋がりが濃くて、政治家もですね、党派というよりも家や名前が重きをなす面があります。
私の今の職場はこの一角にあって、降りる駅は地下鉄東西線の門前仲町というところでして、海外には深川不動とか富岡八幡宮とか大きなお寺や神社があって、古くからの居酒屋とか商店が軒をつなれる座下町でして、大好きな町です。
いいところですよね。
諸志さんもこの辺りよくご存じですね。
深川江戸資料館というところがあって、そこに小さなホールがあって、そこでラグオー会やったりとか、富岡八幡は横綱の火がずっとあるんですよね。
いいところです。
そういうところなんですけども、一方でですね、江東区は最近というか近年、お台場と呼ばれる臨海副都心の再開発も進んでて、湾岸には下町とは全く異なる町が広がってますね。
東京ビッグサイトや有明コロシアムといった大型イベント施設のほか、築地から移転した豊洲市場やホテル、大型商業施設なんかもあって、何より一帯にはタワーマンションが隣立する近代都市です。
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ここの住民は電車が下町側じゃなくて都心部と直接つながっていることもあってですね、旧市街との行き来は少なく、タワーマンに住む友人に聞いてもですね、江東区民の意識はほとんどないと思いました。
ここまでお話しした東京15区というか、江東区の状況がこれからお話しする日本の祝祖とつながっていきます。
一つは、接種や地盤の競合みたいなところの問題なんですけども。
先ほど東京10国では党派より家や名前が大きいと言いましたけれども、
それは小選挙区制になってから前回まで過去10回の衆院選のうち、実に8回選挙区では柿沢家と木村家から当選者が出てる。
内訳は外務大臣も務めた柿沢幸治氏が2回、その長男の水戸氏が3回、木村努氏が3回です。
木村氏は2009年の衆院選で落選して引退するんですが、長女の弥生さんはその後、衆院比例北関東ブロックで自民党から当選して、
さらに選挙区を京都3区に移した計2期衆院議員を務めました。
この2政同士がタッグを組んだのが後に事件となった去年の高等区長選挙でした。
実は柿沢美人氏はお父さんの幸治さんが晩年自民党を離党していたんで、
後継候補として比例復活で初当選した2009年当時はみんなの党、もうないですね。みんなの党で、
その後も党を渡り歩き、無所属で立った前回衆議院選当選後に、初めて自民党から追加公認されました。
一方、木村氏は21年の衆院の落選後に京都から地元に戻っていたところを、
柿沢氏に擁立される形で去年4月の高等区長選に立候補して当選してました。
前の区長さんは、議員支所から区議、都議、区長で登ってこられた人たちで、
いわゆる叩き上げですね。
2席の柿沢氏とは反りが合わずに、前回総選挙では対立候補を応援したので、
区長変わんないかなと考えた柿沢氏と、地元でもう一度政治の道を考えた弥生さんと、
2席同士の思惑が一致したようなんですね。
ところが党を渡り歩いて自民党候補と戦ってきた柿沢さんには、地元議員の反感も残っていて、
それから衆議院当時に選挙区を京都に移した木村弥生さんの方には、
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もうお父さんの後援会組織はほとんど残ってなくてですね。
そういった焦りもあってか、共に区議の買収という金じってに手を染めて、
公職選挙法違反で立憲されたのは皆さんご存知の通りです。
もっとも前の区長は選挙直前に倒れて、亡くなる前に長男を後継候補に指名したので、
結果的に2席同士の戦いになったんですが、
もともとの叩き上げ対2席や落下3候補という保守自慢の清掃争いは、
日本各地で見られる構図のひとつですね。
宿図の二つ目は、これが今回まさにそうだったんですが、政治不審ですね。
実は東京十国には過去、柿沢親子と木村弥生さんのお父さん以外に、
もう一人自民党の衆院議員がいました。
IR、統合型リゾート事業をめぐる汚職事件で逮捕を起訴された秋元司です。
議員出所から自民党の比例代表で参議院議員になって、
野党候補だった柿沢美人氏が当選した2012年と14年の衆院選で負けるんですが、
自民党の比例復活で当選して、2017年の総選挙で初めて選挙区でも勝って、
当選したものの汚職事件で、前回2021年は立候補を断念しました。
今は被告ですけれども、秋元司にとって代わって自民党議員となった柿沢氏も、
区長選の公選法違反で逮捕起訴されて辞職してますんで。
そうやって行われたのが今回の補欠選挙です。
つまり東京十国、高等区民にとっては現職代議士が相次いで逮捕されるという、
前代未聞の事態の中で、しかも国会では自民党議員の裏金問題が明るみに出て、
怒りが沸騰する中での補欠選挙に突入だったんですね。
地元の飲食店主の宮野さんはですね、高等区民として恥ずかしいと嘆いていましたけれども、
自民党が公認候補を立てられずに不戦敗になったのも当然でして、
ちなみに秋元氏は2審でも実刑の有罪判決が出ましたけれども、
上告して今回の補欠選挙に出馬して話題になりました。
結果、9人中7人で落選してますけれども、
こうして柿澤氏らが区長選で議員にお金をまいていたことや、
秋元氏がカジノ業者から多額の賄賂を受け取ったとされることと、
一連の裏金問題、これは全て自民党の金券体質が改まってないからだと受け止められて、
ある意味そのために政治不信の象徴的な選挙区になったんですね。
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これまで中国は東京23区では比較的投票率が高くて60%前後で推移してきたんですが、
今回は40.7%と2割も低くてですね。
下町の自民党支持層が側歩を向いたと地元の議員室は言ってました。
一票の格差の是正で都市部の定数が増え続ける中ですね、
このままでは不投票の多い組織票の割合が相対的に低い都市部で、
自民党議席減らし続けるんじゃないかと思わせる今回の結果だったんですね。
これをつまり自民の苦戦を裏付けるのが3つ目の宿図で、
これ共闘の不発です。共闘は共に戦う方ですね。
これは全国の宿図というより東京の宿図あるいは誤算と言えるかもしれません。自民党にとっては。
遡ること4ヶ月前なんですが、
高速選挙法違反で立憲された木村弥生区長の辞職に伴う去年の12月の高等区長選挙も、
今回と同じく自民党に逆風が吹く中での選挙でした。
なので下馬票はですね立憲民主党などが支持して、
今回の衆院補選で初当選した坂井夏実さんが有利なんじゃないかと言われてたんですけれども、
結果はですね、自民公明などが推薦した元東京都部長の大久保智子さんという女性の対象だったんですね。
大久保さんは小池東京都知事が担ぎ出した都庁の元部下で、
小池知事の全面支援が大きかったと与野党の区議会議員が認める結果になってました。
そして実は今回の補欠選挙でも同じ項図の候補者はいたんですね。
音竹博太田さんで、政党の推薦を受けませんでしたけれども選挙母体は同じでした。
しかも小池知事に加えて今度は屋久保区長も応援に回りました。
けれども得票は当選した坂井さんの半分にも届かず、
9人中5位でして、
当選しなくても前線すれば、次行プラス富井ファーストという連携で、
次の衆院選を乗り切れると望みを繋いだであろう与党側にすれば、大誤算でした。
一方で日本維新の会は今回補欠選挙の長崎と東京で立憲民主と争って、
特に東京・中国では馬場代表が、
立憲民主が野党第一党では日本は良くならないって真っ向から批判しましたから、
このままもし次行で過半数割れでもしたら維新は与党入りするんじゃないかと憶測を生むなど、
東京・中国の結果はいろんな判法を広げてるんですね。
そして4つ目の主軸は格差社会です。
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冒頭でお話ししたように、江東区は古い町とタワマンが隣立する湾岸部と全く異なる地域を持つ選挙区なんですね。
岸田さんは国民生活について何度も力強い鎮上げの流れができてますと訴えていますけれども、
私が行く下町の飲食店主は、それは大企業だけでしょうと、
私らただぶっかだかに苦しんでるだけですとこぼしてます。
一方で平均価格が1億円を軽く超すようなタワマンが、どこも完成前に完売してて、
下町の別の経営者の方はですね、同じ江東区でもあっちは別世界だと、
交流もほとんどないと苦笑いしてました。
そして結局この30年で上がったのは株価だけで、
汗水垂らして働くよりマネーゲームやってるほうが儲かるなんておかしな話だと。
付き合いで自民党を応援してきたけど、さすがに嫌気がさしてる人は結構いますとも話してました。
わずか数キロの距離で格差というかですね、違いがくっきり浮かび上がる。
ここは本当にまさに日本の祝図です。
最後にこれは祝図というより、新たに浮かび上がった課題で選挙妨害の問題です。
今回の東京10国の選挙戦で最も話題になったのはこれでした。
政治団体翼野党の候補や代表らが、他の候補の該当演説中に大音量で批判や質問を繰り返して、
警視庁から選挙の自由妨害など公職選挙法違反に当たると、6件の警告を受けた件です。
私も2回出くわしたんですけれども、何事かと思うような大声騒ぎで、
ターゲットになった候補の演説は何にも聞こえず、
他の候補の選挙カーを追い回したり、見たことのない選挙風景でした。
選挙カーの連呼がいいかどうかはこの際置いておいて、
これまで候補同士は該当演説が被らないように場所や時間を調整したり、
選挙カー同士がすれ違うときは挨拶したり、
審査協定で成立してきた選挙戦を一変させるやり方です。
主要政党が支援する全候補が攻撃を受けましたから、
選挙の自由との兼ね合いはあるものの、
恐らく今後国会で公職選挙法の改定が議論に昇ることは間違いなさそうです。
本当にいろんなことがあった東京十国の選挙だったんですが、
あとは大きな応急を3つも据えられた自民党が、
本気で政治改革、政治資金規正法の抜本的強化に取り組むことを期待するばかりで、
連休明けの国会での議論に注目しています。
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僕はあまり期待してないんですけどね。
でも諦めちゃいけない。
期待してないからこそ、次の選挙はちゃんと考えなきゃとは、
僕は思ってますけどね、外国個人がね。
はい、ということで東京十国、選挙妨害もちょっとひどい。
その、あれしたもんね。
そういう。
びっくりしました。
民主主義としておかしいんじゃないかと思いますけども。
日本大丈夫なのか。
ということで、ゴールデンウィーク憲法記念日、今日もがたなかさんありがとうございました。
この後はのんびりとお日様にあたって、奥様と過ごしてください。
ありがとうございます。
東京十国の選挙についてがたなかさんにお伺いしました。
聞きたいラジオ番組何にもない。
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