GWに読んだ記事のお話
2024-05-10 16:42

GWに読んだ記事のお話

元サンデー毎日編集長 潟永秀一郎
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ニュースや世間の気になる話題を様々な角度から読み解いていきますが、今週ねゴールデンウィーク明けの1週間というふうにお話をお届けしましたが、今日の潟永さんのテーマはですね、連休中に読んだものということらしいですよ。どんな内容なんでしょうか。
潟永さんおはようございます。はい、おはようございます。潟永さんは連休はどうやって過ごされたんですか。
どこへ行こうにも混雑と渋滞でしてですね。一度だけ朝6時に起きて妻とドライブに出たんですけれども、東京湾を渡るアクアラインの手前で渋滞13キロという表情を見てですね。
そうね、アクアライン混んでますからね、いつもね。
7時になってなかったんですけどね。だから連休中渋滞避けるにはこれもう夜中、夜明け前に出ないとダメなんだってもう分かりましたけども。
でもおうちでのんびり過ごされたんですか。
もうやむを得ずですね。
というわけで、結局連休中は遠出をせずにですね、その代わり家で読めずに溜まっていた記事や本を読んで過ごしました。
今日はその中から2本、気づかなかった視点とかですね、そうだったんだと初めて知った舞台裏についてお話しします。
私ニュースはできるだけその日のうちに、それもできれば紙の新聞で読むようにしてるんですが、興味がある記事はデジタルでスクラップしてます。
これは電子版ならではの便利さで、私毎日新聞デジタルの会員なんですけれども、気になったら記事はですね、スマホなら記事の上に、パソコンなら左側に出る保存のボタンを押しておけばですね、
マイページにスクラップされますし、連載はフォローしておけば同じくマイページで初回から読むことができます。
よく通勤電車の中で読み切れなかった記事をこうしてデジタルスクラップしててですね、連休中にようやく3ヶ月分ぐらい読み直しました。
溜まってましたね。
懐かしいニュースもあったし。
アクアラインの状態と同じぐらいです。
その中でまず気づかなかった視点ですけれども、それがですね、女性服のポケット問題です。
女性服のポケット。
1年ってあっという間で今年大変な年明けだったんですけども、忘れやすいというか、元日のノタファント地震は報道が続いてるので覚えてますけれども、
2日に羽田空港で起きた旅客機と海上保安庁の航空機の衝突事故は、そういえばって感じですよね。
私も正直これを読んで改めて思い出したんですけども、
3月9日毎日新聞長官の河野を変えよう国際女性デー2024、女性服ポケット足りない、SNS上避難時財布も持てずという記事なんですけども、
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事故後にSNSなどで盛り上がった話題の一つがこれでした。
まずは経緯から振り返ると、覚えてらっしゃると思いますけど、あの事故ではジャル機の乗客367人と乗員12人が緊急脱出用のシューターを使って全員無事に脱出して、海外メディアで奇跡の脱出劇と報じられましたよね。
ただその時持って行ってよかったのは上着だけで、手荷物は全て放棄するしかなかったんで、バッグの中にスマホや財布などを入れてきた人は置いたままの脱出になりました。
棚から荷物を下ろそうとする人や、荷物そのものが通路が塞がれて逃げ遅れる人が出る恐れがあるのと、荷物持ってると脱出シューターの金具などで傷ついて、脱出シューターが使えなくなる恐れもあるからですね。
実際海外の空港では同じような炎上事故で、乗客が荷物を取り出したことで逃げ遅れ多数の犠牲者を生んだと指摘された例がありました。もちろん命より大事なものはありませんからやむを得ないんですけれども、上着は取ってよかったこともあって、服にポケットが少ない女性は財布もスマホも持てずに脱出するしかないといった不安がSNSに書き込まれたんですね。
ただこの指摘って以前からあって、毎日新聞によると、例えば2022年夏にはある大手のメーカーの大ヒットしたジャケットについて、男性用には胸ポケットと内ポケットがあるのに女性用にないという不満がSNS上に投稿されて、8000を超えるいいねがついたと。
確かに女性のジャケットの内側にはポケットないですよね。
女性用着たことないんで分かりませんけど。
ないですよ。
アメリカでは2018年にネット上のメディアが20のブランドについてジーンズの男性用と女性用のポケットの大きさを比べて、同じサイズでも女性用はポケットが半分ほどしか深さがなく、幅も狭いことを指摘して反響を呼んだということもあったんですね。
歴史的に男性の服は常馬服とか軍服などの影響で機能的になったのに対して、女性服はシルエット優先で小物はポケットなどに入れる前提だったためらしいんですね。
体に揃った曲線美を出すためにダーツが多く入る女性服はポケットをつけにくく、ポケットをつけるとデザインが崩れるという長年の業界の常識もあったということなんですね。
ポケットに物をたくさん入れたりすると本当にシルエットが崩れちゃうから。
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そうですね、確かに。
とはいえ女性もスニーカーで通勤する時代ですし、何よりスマホの存在です。
財布も定期券もなくてもスマホで代用できますから、今は男性も女性も多くの人が手放せないのはスマホですよね。
これをどこに入れておくか。私は浮気かズボンのポケットですけど、水木さんどうしてらっしゃるんですか。
もう私はですね、スマホだけの専用の斜め掛けできるストラップがあるんですよね。なのでそれだけ肩から引っ掛けて、スマホだけを持って出るということはあります。
なるほど、ポケットには入らないですもんね。
ポケットには入らないので。
こうした声の高まりもあってですね、例えばアパレル大手のオンワードの柏山は、中価格帯ブランドのアンフィーロの今年の秋冬モデルから女性向け一般ボトムスの一部のボトムスのポケットを、前は5.2センチ、後ろは4センチ深くするということにしたそうで、
担当者は毎日新聞の取材に羽田事故後のSNSの反応をきっかけに、お客様の中でポケットの優先度が上がっていることを実感したと。男性の服、女性の服というより人が生活する上でのポケットなんだと納得したと話してるんですね。
でも私は気づかなかったというか、そんな違いすら知らなかったんで。小さなことですけど、こうして社会は変わっていくんだと感じた記事でした。
ちなみにこの変わるを変えようという特集は、3月8日の国際女性デーに合わせて毎年、ジェンダー問題に様々な角度から光を当てる記事を展開してるんですけれども、
今年は他にも運転中の怪我が、女性は男性の1.45倍、男性想定の衝突試験が影響かという記事があって、これがよく頑張ったなと思うんですが、
警察庁の過去10年分の事故データを独自に分析して、シートベルトをつけて自動車を運転中に事故にあったとき、怪我をした割合が、女性は21.05%だったのに対して、男性は14.51%で、なので男性の1.45倍だという結果を得たんですね。
対象となった運転手さんは、なんと計178万人余りで、ただこの割合って1年ごとに見ても全体だけじゃなくて、毎年区切ってみてもほぼ一定だったということなんですね。
なぜなんだろうと思うんですけど、理由はもちろん明らかじゃないんですけども、日本やヨーロッパでは、安全性能を測る衝突試験で運転席に乗せるダミー人形。CMとかで見ますよね。
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あれは平均的な成人男性を模したものを使うように国際基準で定められているそうです。なので体格が小さく骨格や筋肉量も異なる女性への影響を見落としていた可能性があって、
専門家は平均的な成人女性の体格も考慮したダミーが普及すれば、精査なく誰にとってもより高い安全性を確保することにつながるはずだと言っています。
これも感心した記事で、当たり前だと思ったんですね。この河野を変えようはですね、昭和のおじさんである私に毎年ですね、目から鱗の傷気をくれる特集でして。
昭和のおじさんは昭和のおじさんなんで、気がつきたいですね。やっぱりそうやってね。男性の視点ってやっぱりそれを当たり前と思っちゃうんですね。
そしてもう一本、こっちはそうだったのかと初めて舞台裏を知ったのはですね、これはゴールデンウィークの谷間、4月30日の毎日新聞の勇敢一面トップに載ったスマップの謝罪、今も公開。文面書いた元放送作家鈴木治さんという記事でした。
筆者はこの番組、近西とザ・ワールドでも登場する小倉君なんですね。
今日登場していただきました。
登場されたんですか。
ちょうど3日前の土曜日だったんですけど、新聞読む3日前。
ほぼ毎週見てる人生最高レストランに登場した森さん中の大島美幸さんが、夫である鈴木治さんが3月で放送作家を引退したことについて、
嬉しかった。苦しんでたんですとすごく。悪夢も見るとか言ってて可哀想だなと思ってましたって話したんですけど、この記事でそうだったのかと腑に落ちました。
お二人も覚えてらっしゃると思うんですけど、
8年前の2016年の1月、人気絶頂だったスマップの分裂解散報道が出て、フジテレビのあのバラエティ番組のスマップスマップで、メンバーが報道を否定し謝罪した場面ありましたよね。
黒い幕の前にスーツ姿の5人が並んで、1人ずつ順番に謝罪の言葉を述べました。
あの時の番組の放送作家が鈴木さんだったそうです。
鈴木さんはスマップの結成当時から彼らを育てたマネージャーさん、有名なマネージャーさんでしたけれども、
彼女とともにずっとメンバーのそばにいて、クラクを共にしてきた1人だったそうで、その鈴木さんが後に公開処刑とも言われるシーンを担当してしまった。
それも番組の直前に事務所の創業家から完成していた台本の書き直しを命じられ、
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ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて、今僕らはここに立ててますという一文を入れさせられたと。
記事の中で鈴木さんは、違和感は当時から感じまくっていました。メンバーにすまないとんでもないことをさせてしまったと。
あの時僕は放送作家として死んだんですと語っています。
小倉記者はその言葉の後にこう書いてるんですね。
第2次大戦後の日本は、個人が尊重される社会を目指した。
そこでは公共の福祉に反しない限り、国家や組織、家族、親族に縛られず、個々が幸福を求められるはずだ。
だが謝罪放送が白日の下に晒したのは、理想とかけ離れた現実だった。組織、事務所の前で個人の立場は脆くて弱いと。
ここまで一連の経緯は、文芸新住者から出版された鈴木さんの最新の著書、もう明日が待っているに詳しく。
あの日に関して言えば、放送までおよそ19時間の経緯が時々刻々記されて、
指示された一文を入れることでずっと仲間だった5人が1対4に見えてしまうと。
最後まで抵抗したことや、けれども事務所の指令は絶対だったことなどが小説として描かれています。
小説の手を取ったのはあくまで彼の視点だからということだと思うんですけれども、
この30日に金魚を読んですぐ買って一休みしました。
当時事務所に出入りしていた1人として思うのは、これはほぼ真実なんだろうなということ。
そして、創業家がアイドル像を変えたとまで言われたB1マネージャー。
それまでアイドルっていうのがバラエティに出たり、お笑いのネタになるみたいなことってなかったんですけど、
そのアイドル像を変えたとまで言われたB1マネージャーを切ってですね、
トップグループを解散させてまで守ろうとした欠縁が、
施術こそ叶ったものの結局は創業者の過去の行為で廃業に追い込まれたということを、
本当に虚しいなということを覚えます。
それでも彼らは立ち止まらなかったんで、もう明日が待っているなんですね。
ご興味のある方はぜひこの記事を読んで本を合わせて読まれると、なおさらよくわかると思います。
ということで、連休中に読んだものでした。
ありがとうございました。
15:00
ありがとうございました。
今日は元サンデー毎日編集長が田中周一郎さんに連休中に読んだ記事を紹介していただきました。
興味深いものありがとうございました。
はい、どうもありがとうございました。
はい、どうもありがとうございました。
16:42

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