忙しさの中での自分の時間
おはようございます。6月11日水曜日、加賀小町と申します。
このチャンネルは、あなたの悩みや困り事は、易占で解消することができますよとお伝えしているチャンネルです。
日々の迷いや、ちょっとした悩みを感じた時、この配信が、あなたの言葉を見つける時間になれば嬉しいです。
配信中、実際に筮竹を使って占っています。筮竹の音の部分は飛ばして聞いていただいて構いません。
タイムスタンプを付けてありますので、お好きなところからお聞きください。
はい、じゃあ今日の占的です。占的とは占う内容のことを言います。
今日は、忙しさの中で自分の時間を見つけるには、というテーマで占ってみますね。
やっぱり今すごくバタバタするというか、時間に追われる日が続くと、自分のための時間というのがどんどんどんどんとなくなってしまうような、そんな感じがありますよね。
やりたいことがあるのに気づいたら、今日もできなかったみたいな、そんなことが結構あったりしませんか。
なので、今日はそこを易に問いかけてみようかと思います。
ほんの隙間時間とか、わずかな時間とか、もうちょっと時間のうまい使い方、管理の仕方、そういったものが見つかればいいなと思います。
同じように、自分の時間が欲しいなと思いながらも、なかなか行動に移すことができない方のお役に立てれば嬉しいです。
それでは、どうぞよろしくお願いします。
はい、今日の占的。忙しさの中で自分の時間を見つける方法はどうすればよいでしょうか。占います。
占いの解説
だ、ないかは沢です。
こん、外卦は地です。
にこうです。
はい、解説の一つ目、示された結果全体の説明です。
ないかが沢、外卦が地。
こちらは、ちたくりん。
ちたくりんの意味は、高地から下を見渡す。
この地よりも低いところ、地の下に沢があるんですよね。
上から下を見下ろす形になっているんです。
イメージで言うと、沢のほとりの眺めのいい旅館。
そこの部屋から下の階にある沢の水面を眺めているという感じなんですよね。
上に立つものが下に寄り添うよ。
で、また下のものも同様に上に近づいていくっていう、そういったイメージなんです。
この易ってのを陰と陽で表すことができるんですけれども、
このちたくりんっていうのは陰が4つで陽が2つあるんです。
陽がだんだん増えていって陰の勢いを消しますよっていうところ。
陽が増えていって力で勝ちます。
形勢逆転って言えばいいのかな。勝ちますよっていう、そういうイメージなんですね。
そのサムネもまた他のところに貼っておきます。
またコミュニティの方にそのサムネはつけておきますね。
だんだん陽の力が強くなっていくからすごくいいですよっていうものなんですよね。
だけど陰と陽っていうのは巡り巡って入れ替わるものなんで、いつもずっといいかというとそうじゃないんですよね。
陽がいっぱい増えていって良くなったら今度は逆に形勢逆転。
今度は力がだんだん弱まってしまうんですよね。
ですので、いいチャンスだなっていうふうにあったとしても、その期間は短いんです。
なので、今がチャンスだと思ったらもうそこはためらわずに手を伸ばしましょうねと、今行動すべき時ですよと示している卦でございます。
はい、解説の2つ目。今度は爻のお話です。
1個の卦に爻が6個あります。
このツタク吝を1つの物語で1冊の本だとイメージしてください。
第1章から第6章までお話があります。
易の世界では第1章にあたるところを最初の章で諸爻と言います。
そこから時間が経って話が進んだものを二爻、三爻、四爻、五爻と進み、1番最終段階を上爻と言います。
今日示されたのは二爻。二爻の意味は感じて望む。
吉にして大いに理がある。
この感じて望む、相手とか状況に対して誠実な態度で向き合っているよというものなんですね。
ただ、その積極的に近づいていくわけではなくて、
あくまでも見下ろす形、上から下にちょっと離れて見ているよという状態なんですよね。
ツタク吝は上から下に望むというところなんですけれども、
この二爻に関しては逆に自分が下という考え方なんですね。
上の立場の相手の人に対しても協力関係が得られるというか、
堂々と意見交換ができますよという、
知らずに一歩ずつ関係性を深めると理がある。
理があるというのは吉ですよということなんですけれども、
ということを示しております。
派手にガーッと進むんじゃなくて、静かな歩み寄り、
穏やかな、ちょっとずつ進むよみたいな、
そういったことを示しております。
今回の忙しさの中で自分の時間を見つけるという戦的にはすごく合っていることでありがたいなと思っております。
具体的な取り組み
では、今度は解説の3つ目、読み取った結果です。
今日の戦的は、忙しさの中で自分の時間を見つけるにはどうすれば良いでしょうか。
何か自分の時間を作りたいと思いながらも、やらなきゃいけないことに終わってしまったとか、
ほんの少しというか、自分のことに使える時間が欲しいけど、
それがなかなか見つからない、
あすりとか諦めのようなものが毎日毎日積み重なっているのでは、
そんなことってありませんか。
今日はその気持ちをどうしようかなということで、このような戦的を立ててみました。
今日示された絵は、チタク吝の二爻。
このチタク吝の吝は望む、近づくという意味なんですよね。
今自分が置かれている状況というのは、少しずつ自分の望む形に近づいている最中だと。
だけど何か見えているのにまだ届かないというような、そんな感じのもどかしさもあったりするんですよね。
その中でもこの二爻の感じて望むというところなんですけれども、
強く動こうとするよりも関わること、寄り添うことに力があるなという段階なんですね。
自分一人でも時間を何とかしようと思うよりも周りとの関係性ですね。
その中で時間が出てくることに目を向けた方がいいですよということ。
例えば誰かに遠慮して言わなかったことを丁寧に伝えてみるとか、
今自分はこう思っているところを静かに言うことで状況が少しずつ変わっていくというふうに示されております。
自分の時間がないなと感じている背景には、自分の希望よりも他の人とか、もともとは予定とか、それを優先する習慣というのがついているのかなと。
このザク吝の吝、相手の人と向き合いながら信頼を育てていきましょうねということを示しているんですよね。
時間もその中で少しずつ少しずつ作っていく、そういったものになるのではないのでしょうか。
はい、今日もいつものように自分の取り組みを3つ言います。
まず1つ、今日1日5分間だけ自分のためだけに使う時間というのをあらかじめ決めておくこと。
その時間で何をするかというのはあえて問わず、ただ自分の持ち時間だよということを意識して確保すること。
そして2つ目、自分の時間が足りないと思ったときに一言ちょっと紙に書き出してみること。
自分が無意識のうちに我慢しているということ、普段だったら時間足りないなと思ってもそのままにして流してしまったら、
後で時間が足りないと思っていたということもそれさえも分からなくなってしまうことってあると思うんです。
そこを意識的にちょっと紙に書き出してみることで改善するきっかけにつながるということ。
そして3つ目、ご卦族の方に自分の時間が必要だということを伝えてみること。
それもあくまでも相手に分かってもらうぞというのではなくて、まずはこうなのということを知ってもらうこと。
そういった姿勢を意識するということですね。
このつたくりんの2爻というのは、今現在の歩みは前に進んでいるということは示されているんですけれども、
ただこのチャンスはずっと続かないんですよね。
時間を取り戻すとか取り返すというよりも、時間を迎えに行くとか集めるとか拾いに行くというか、そんな感覚ですかね。
そうすることで自分に必要な時間がちょっとずつ増えていくのかなというところ。
周りの人との関わり方とか自分の意識を少しずつ見直すことで、
その隙間時間だったものがだんだん自分の時間というような形に変わっていくのではないのでしょうか。
この卦が示しているのは、今はまっすぐに自分の時間に近づいている途中だということ。
でもそれは何かを断ち切ったり急いだりするものではないよということ。
今ある関係性とかこの状況の中、卦庭環境とか職場とか、その中で自分の時間の入り口というのがすでにあるんですよね。
そこをしっかりと自分で見つけていって、今日は一歩でも進むこと。
そうするときっと世界は変わっていきます。
このツタク吝。
幸運の女神には後ろ髪がありません。
ためらわずに今手を差し伸べて捕まえに行きましょう。
そのように読み取りました。
ここまでお聞き下さいましてありがとうございました。
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週の真ん中水曜日、あなたはいかがお過ごしですか?
今日もあなたが大切な人と一緒においしいご飯が食べられますように。
ありがとうございました。いってらっしゃい。