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家電ライターが語る家電最前線。進行役は私、池澤彩香です。そして今回の担当は、家電ライターのマクリンさん。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さてさて、今回のテーマは、前回もリモートワークにおすすめのイヤホンを取り上げましたが、今回はリモートワークといえばネットワークですね。
そうですね。
というわけで、リモートワークにおすすめ第2弾、ルーター最前線をお送りしたいと思います。
私もリモートワークがメインで、家ではGoogle Wi-FiとGoogle Nest Wi-Fiでメッシュにして、家の中でどこでも満足につながるようにしていて、使っています。
Google Nest Wi-FiとGoogle Wi-Fiは結構便利で、設定がアプリからやるんですけど、めちゃめちゃ簡単で素人にも優しいっていうところが結構すごいのと、
Google Nest Wi-Fiの方はGoogleホームにもなるので、話しかけたらGoogleホームが起動するっていう機能もついてて、なかなか使い勝手がいいです。
スマートスピーカーになるってなかなか珍しいので、いいですよね、Google Wi-Fi。
そうですね。結構便利に使ってますね。
でも、最近のルーター事情っていうのは実はあまりよく知らなくて、そこら辺のところもクリーンさんに聞いていきたいなと思ってます。
最近のルーターなんですけど、Google Wi-FiとかGoogle Nest Wi-Fiもそうなんですけど、メッシュルーター、メッシュWi-Fiルーターっていうカテゴリーに入るルーターなんですよ。
これ本当にリモートワークで重要だと思ってて、メッシュしてないと家のここではすごい早くネット使えるのに、家の反対側では全然使えないみたいなことが起こるじゃないですか。
起こります。
1階では使えるのに2階では使えないみたいなこととかすごい起こるじゃないですか。そういうのがメッシュ化するとなくなりますよね。
そうですね。おっしゃる通りで強弱がつきづらくなる。どこでも本体と同じぐらいの強さのWi-Fi強度になるっていうのは多分メッシュルーターの最大の強みでして、
世の中の公衆Wi-Fiって実はメッシュWi-Fiなんですよ。だから場所による依存って少なかったりするんですけど、それを家庭用に持ち込んできたっていう背景があって、もともと。
なるほど。じゃあ結構家の広さにもよりますけど、ワンルームだったらメッシュ化しなくていいかもしれないけど、ワンルーム以上の広さになってくると、ちゃんとメッシュも考えてちゃんと商品を購入した方がいいかもしれないですね。
おっしゃる通りそうですね。普通のWi-FiってWi-Fiの電波の広さを買ってから変えられないので、メッシュルーターだと複数の基本的にルーターで構成されて、Wi-Fiの電波の領域も新しいメッシュルーターを1台買ったらその分Wi-Fiの範囲が広がるので、
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そういう意味でいうとやっぱり広い部屋に住まれている方とか、階層が高いところまで届かせたいという人にはメッシュルーターはおすすめですね。
他にも特徴、最近のトレンドとして特徴があったりしますか。最近のルーター事情をお伺いします。
最近のルーター事情はメッシュルーターであるということ以外にWi-Fi 6対応であるということが結構大事になってきてて。
Wi-Fi 6。確かGoogle Nest Wi-Fiとかが対応してなかった。
そうですね。してないですね。
気がします。その時にチラッと聞いた。6だと何がいいんだろうって思いながら、まあいいかと思ってNest Wi-Fiにしました。
基本的にはWi-Fi 6対応でなくても大丈夫なんですよ。要は何が違うかというと従来のWi-FiってWi-Fi 5って言うんですよ。
新しいWi-Fi規格はWi-Fi 6って言いまして、いきなりこんなナンバリング制度導入されたんですけど、もともとこれWi-Fi規格の名称で、もともと普通の名前だとIEEE802.11.みたいな名前なんですよ。
覚えづらい。
覚えづらいですよ。それをもうちょっとわかりやすくしてナンバリング制度がWi-Fi 6から導入されて、
従来のWi-FiをWi-Fi 5って呼んだりWi-Fi 4って呼んだりしているっていうのが今なんですよ。
Wi-Fi 6に対応していると何がいいかというと単純に速いんですよ。
そうなんですね。
そうなんです。ざっくり言うと最大10Gbpsっていう対応しているWi-Fiなので、家の固定回線って今はだいたい1Gbpsの光回線を敷いてらっしゃると思うんですけど、だんだん10Gbpsの光回線に変わってきてるんですよ。
でも10Gbpsの光回線を敷いたとしても、ルーター自体がWi-Fi 5とか4だと10Gbpsを活かしきれないんですよ。
へー、そうなんだ。
そうなんですよね。だから限界がWi-Fiのルーターの対応しているWi-Fi 5とか6によって立即されちゃうので、
10Gbps回線をほぼほぼ出し切るにはWi-Fiの規格自体もWi-Fi 6に対応していないと出せないという細かい事情があって。
はー、じゃあ特にオンラインゲームとかやってる方だと絶対Wi-Fi 6の方がいい。
そう。のもありますし、複数の端末をWi-Fiに繋いでたりすると、このマルチの回線を繋ぐのにWi-Fi 6はWi-Fi 5より多くの台数を対応していたりするので、
どうしてもWi-Fi端末最近増えてきてるじゃないですか。
そうですね。何でも繋ぎますね。
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何でも繋ぎますよね。接続台数がWi-Fi 5よりも多かったりするので、そういう意味でもWi-Fi 6かなり良かったりしますね。
なるほど。私も次買うときはちょっとWi-Fi 6対応のルーターも考えよう。
たぶん徐々に光回線も10ギガ回線に置き換わっていくので、そうなるとやっぱりWi-Fi 6じゃないと実力出し切れないので必須になってくるかなと思いますね。
それではそんな最近のルーター事情を踏まえたおすすめのルーター、具体的な商品を教えてください。
まずは最速のルーターを挙げていきたいと思うんですけど。
最速。
要は一番電波強度が強く発揮できるWi-Fiルーターだけど、ASUSというメーカーのZenWi-Fi AXというメッシュルーターが一番おすすめでありますね。
デザイン自体もすごくスタイリッシュで、従来のルーターってなんて言うんでしょう。ルーターです、いかにもルーターですみたいな。
健山みたいに。
そうですそうです。いろいろ何かケーブルが飛び出ててみたいなデザインだったと思うんですけど、こちらは何か貸し付きかなみたいな。
おしゃれな貸し付きかなみたいな。
スタイリッシュですね。
スタイリッシュで、部屋に置いてても違和感がない。あれなんですかね、従来のルーターだと文字情報が結構側面にたくさんあったと思うんですけど、
こちらはあんまりそういった文字情報が表面に出てこないようなデザインになってて。
文字情報も出てないですし、やっぱりちょっとゴツいんですけど、でっかい弁当箱みたいな感じですかね。
そうですね、弁当箱ってツルツルしてますよね。そういうデザインになってます。
そうですね。
シンプル好きな方にも刺さるデザインなんじゃないかなとは感じました。
そうですね。基本的に黒いデザインではあるので、壁とか他に置かれている家電と違和感ないカラーリングであれば、すごい溶け込むんじゃないかなというような見た目ですね。
黒と白もありますね。
そうですね、白もありますね。
なので、ぜひそういう方もいいかなと思うんですが、こちらどういった特徴があるんですか。
これがですね、まず先ほど言ったメッシュルーターかつWi-Fi 6ってのは当然備えてるんですけど、その上トライバンドっていう特徴もあるんですよ。
トライバンド、初めて聞きました。
ちょっとこれマニアックな話であるんですけど、持ってらっしゃるGoogle Wi-FiとかGoogle Nest Wi-Fiっていうのはデュアルバンドなんですよ。
確かに、5ギガと2.4ギガかな。
おっしゃる通りで、2.4と5ギガっていう2つの周波数帯のWi-Fiに対応するのがデュアルバンドでして、2.4っていうのは障害物に強い周波数帯だけどもあんまり速くないっていうのが特徴の周波数帯なんですよ。
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5ギガ帯っていうのは障害物にあんまり強くないけど、とにかく速いっていう。繊細だけど素早い子が5ギガで。
鈍速だけど打たれ強いのが2.4で覚えてもらうとすごいわかりやすい。
ちょっと覚えておきます。あともう1個あるってことですよね。
そうです。もう1個5ギガ帯があるんですよ。
なるほど。
だからトライ3つの周波数帯を持つルーターっていうのをトライバンドルーターっていうふうに呼んでるんですけど。
これ何がいいかというと単純に周波数帯が多いので、たくさんの端末をこのWi-Fiに繋いだとしても低速になりづらい。
へー。
っていう意味でやっぱり家とかでオンライン会議とかされるときとか低速になったりするといきなりズームとかだと壁紙みたいにちゃんと止まったりするじゃないですか。
ああいう事態は避けれるかなっていうのがありますし。
本当にWi-Fi遅い人と会議するの大変なんですよね。音飛び飛びになっちゃうし。
そうですよね。だから結構複数の端末を繋げる方とかはトライバンドルーターであるっていうのは重要かなと思いまして、これはちゃんと対応してるっていうところ。
もう1個はですね、冒頭で最速のルーターって申し上げたんですけど、それぞれのルーターって実は箱とかに理論的な最大通信速度で打たれてるんですよ。
はいはいはい。なんとかBPSみたいな?
そうそうそうそう。
詳しい話はあんまり分かってないですけど。
そうですそうです。実際家に置いた時の実測値ではないんですけど、このルーターが理論的に最大限引き出せる通信速度っていうのがどのルーターにも打たれていて、
基本的にはこの数値が高いほど実測値も高いっていう風な解釈でOKなんですけど、
はいはいはい。
それがなんと4.8Gbpsっていうちょっと意味わからない数字なんですけど。
すごくて。
一般的にはどれくらいなんですか?平均的に言ったらあれですけど。
平均的には1Gbpsのものが多かったりとか、ちょっといいやつだと2Gbpsのやつが多かったりするんですけど、こんな風に4.8Gbpsっていうのはなかなかなくて。
へーすごい。
言い換えると4800Mbpsなんですけど。
すごいですね。
すごいんですよ。だから実測でもこのルーター1回使ってオンライン会議とかやってたんですけど、Wi-Fi環境下でも1Gbps以上出てたんですよ。
え、すごい。
すごいんですよ。普通の家庭ってよくても多分数百Mbpsなんですよ。
1Gbps回線の光回線を敷いてそれが100%Wi-Fiとして変換できてやっと1Gbpsなんですよ。
なるほど。
だから本当にシュンシュンシュンみたいな。本当に切り替わり早いです。
へーちょっとこれは体験してみたくなりました。
仕事の効率がかなり変わりますね、やっぱり。
こちらお値段の方は如何ですか?
結構高くて、ワンユニットで36,410円しますね。
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おーでもね、まあでも仕事環境ですからこれ投資と思って。
いやその通りその通りです。
買うしかないですね。
あんま買い替えるもんじゃないから、その時買えるやっぱり一番いいやつ買っといて損はないかなっていうのは高いですけどね。
そうですね。他にもありますか?おすすめの製品。
そうですね。先ほどの全Wi-Fiがちょっとね、いわゆる最速に振り切ってめちゃくちゃ高いっていうところを紹介したので、
現実的なところのWi-Fi6のメッシュルーターに紹介するとTP-Linkっていう、
一応ルーターでは世界シェアナンバーワンのメーカーさんですけど、から出てるRECO X20っていうルーターをおすすめします。
おーなんか、白い筒状のルーターですね。
最近のルーターっておしゃれなんですね。
うん、やっぱりGoogle Wi-Fiが一番おしゃれだと思うんですけど。
Google Wi-Fi、そうですね。マカロンみたいな。
マカロンみたいというか、もうちょっとすべすべした表現しがたい。大きい未来服みたいな。
そうですね。いい感じで湾曲してますよね。
ルーターってすごいダサいイメージがあったんですけど、先ほど紹介いただいたASUSのものも、
こちらのTP-Linkのほうもかなりおしゃれなデザインになってます。
そうですね。これ多分ね、メッシュルーターになってからの特徴なんですけど、
従来のルーターってアンテナが必要だったんで、なんか突き出したみたいな、
あの角が突き出したみたいなデザインじゃないですか。
そうですね。あの角もまたダサいんですよね。
ダサいですね。角を調整してない方がいるんですけど。
あれはしょうがなくて、1台のルーターで基本的にWi-Fiのエリアを拡充するっていうのを目的に作られてるから、
まあちょっとしょうがない部分はあるんですけど、メッシュルーターは基本的に複数台で使うので、
そんなにそのアンテナを突き出させなくても大丈夫。デザイン的に成立する。
っていうのがあって。
だからこんなにおしゃれになってきたんですね。
そうなんです。そうなんですよ。デザインに遊びが出てきたんですよ。
へえ。かわいい。
かわいいですよね。これ結構ちっちゃくてかわいいですし、もしね、Google Nest Wi-Fiとかから切り替えられるなら、
割とおすすめではありますね。
確かに。Wi-Fi 6絶対っていう場合はこういうところに切り替えるといいかもしれないですね。
しかもこれ、アレクサになる?
そうですね。ただ、Googleアシスタントみたいに全部の機能を使えるわけではないはずですけど。
いくつかの機能を音声で呼び出すことができます。
そうそう。ちょっとした機能を音声操作できるっていう意味では、一応アレクサ対応であります。
へえ。
よく見つけていただきましたね。そうです。
他に特徴ってあったりしますか?
そうですね。今ちょっと外観のところに触れたので、そこの部分は結構大きな特徴であるんですけど、
ちっちゃくてかわいいというところと、トライバンドまではいらないけど、
デュアルバンドのままでWi-Fi 6のメッシュルーターにしたいという方には、
このdecoX20っていうのは割とベストアンサーかなというところがありますし、
あとはセキュリティ機能っていうところが、結構そのTP-Linkのルーター全体的に優秀でして、
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トレンドマイクロ製のセキュリティソフトを内蔵したりするので、
最近ね、やっぱり会社の書類とかファイルとか扱うのを家でテレワークで行うというときには、
やっぱりルーター自体のアンチウイルスですとかセキュリティ面というのは重要かなと思いますので、
そういう意味で言うと結構TP-Link製のルーターというのは安心して使えるかなというところがあります。
確かにこういったセキュリティ面も家で仕事しするってなると大事ですよね。
そうですね。
ちなみにお値段はいくらぐらいなんですか?
お値段の特徴の一つでして、18,000円なんですよ。
あれさっき36,410円だったから、すごいこんな安くなるんや。
そう、Wi-Fi 6で最安値のルーターですね。
へー、すごい。
両極端であるんですけどね、お金かける人はこのASUSの全Wi-Fiがいいですし、
押さえたいけどWi-Fi 6体感したい方はTP-Linkのdeco X20かなというところに行ってきますね。
なるほど。他にも何かおすすめの製品あったりしますか?
実用面で言うとTaoTronicsというメーカーさんのTP-ND001というルーターがおすすめですね。
へー、こちらも画像があるんですけど、これはなんというか。
湾曲しますね。
湾曲して白い筒状のオシャレな、なんて表現したらいいのか。
そう、めっちゃシンプルですね。
めちゃめちゃシンプルな白い筒状のデザインなんですけど、先ほど紹介していたTP-Linkのものよりも湾曲していて柔らかいデザインになってます。
インテリアよりも普通に溶け込みそうなシンプルでベーシックなデザインしてますね。
そうですね。こちらはどんな特徴があるんですか?
これは実用面で言うと一番いいルーターかなと思っていて、それがメッシュルーターで、Wi-Fi6ではないですけど、Wi-Fi5という、
みなさんが使われている光回線で一番普及している1ギガ回線を最大限使えるという意味でおすすめしているWi-Fiですね。
トライバンド。トライバンドではあるので、ASUSと同じように。
そうか。じゃあ、5G2つと2.4ギガ体が1つ。
そうそうそう。
だから多くの端末を接続できるってことですね。
そうなんです。だから従来の光回線のままでたくさんの端末を家で接続するよっていう方には、別にこのWi-Fi5のメッシュルーターかつトライバンドのこれでいいんじゃないかと思っていて。
なるほど。ということは結構お値段にも特徴があるんですかね。
そうですね。Wi-Fi5のメッシュルーターでは一応最安値なんですよ。
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へー。
2ユニットで19,999円なので。
はいはいはい。あ、そうか。2ユニットだから実質半額ってことですね。
そうなんです。
どうせ複数台買いますもんね。メッシュ化するとき。
そうなんですよ。だから結構お得でして。1ユニットだと本当に1万円ギリギリ切るようなお値段なので。でも全然トライバンドのルーターですし、実用面でいうと一番コスパはいいかなという風なWi-Fiルーターですね。
なるほど。家のWi-Fi規格と自宅のWi-Fi規格と照らし合わせながらどのルーターがいいかなみたいな感じで最適解のものをお買い求めいただけるといいのかなと。
ぜひ参考にしてみてください。
すごく参考になりました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。今回はリモートワークにおすすめのルーター最前線をお送りしてきました。
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2月のプレゼントはパナソニックイルスチーマーFS560。
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