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2024-05-26 11:03

#31 正義感に気をつけよう!自動車教習所で学んだ人間関係の落とし穴

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今回は「正義感に気をつけよう!」というテーマでお話ししました!正義感…どんなイメージですか?言葉だけ見ると良さそうなイメージありませんか?実はぼく自身もそう思っていたのですが…完全にその考え方を打ち砕かれたエピソードについて話しています。

でも、これ若い頃に注意されていて本当に良かったと思う考え方の一つです。

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こんにちは、じゅりんです。じゅりんHACK|ラジオ館を始めていきたいと思います。
今回は、正義感に気をつけようというテーマで話をしていきたいと思います。
正義感、みなさんどうですか?正義感強いですか?
正義感というと、どっちかというと、すごくいい感じのイメージってありますよね。
正義のヒーローとか、あの人は正義感の強い人だねみたいな形で、ポジティブなイメージで使われることが多いかなと思います。
各有ぼくも、どっちかというと正義感が強いというふうに言われた経験があるんですよ。
これは自慢じゃなくて、今からそれがどういうことなのかをお話ししていきたいと思うんですけど。
実はですね、このぼくが正義感強いねって言われた話っていうのはですね、
自動車教習所に運転免許を取りに通っていた時の話なんですね。
そこの自動車教習所で座学ってあるわけですよ。
ここの座学の時に心理テストみたいなのを受ける機会があって、心理テストを受けるんですけど、そこで解き終わって、
一つ一つの点数で、ここの点数が高かった人はここですよみたいなことの話をしていくんですけど、
その中の一つですね、この点数が何点以上だった人みたいな形で言われた時に、
ぼくここ点数高いわと思って手を挙げたんですよ。
そしたらぼく一人だけだったんですね、その時手を挙げたのは。
そしたらですね、教習所の先生にですね、教官に、
はい、あなた、手を挙げた、今手を挙げてくれた、はい、あなたですね、
はい、あなたはですね、この中で最も正義感の高い方ですねっていう風に言われたんですよ。
はい、でですね、ちょっとね、ぼくその時、まあ正直な気持ちね、ちょっとね嬉しくなってしまいましてですね、
そうか、ぼく正義感強いんだなぁみたいな感じですね、
それ結構いいかもみたいな風にですね、ちょっとこうニヤッとしてしまったというかですね、
ちょっとこう舞い上がったというか気持ちがですよ、舞い上がってしまったみたいな形になったんです。
誇らしい気持ちになったんですよ、はい。
で、そんな気持ちでいたらその後に先生が続けてこう言ったんです。
はい、あなたはね、この中で最も正義感の強い人です。
なので最も運転に気をつけなければいけませんという風に言われました。
はい、もうね、天国から地獄みたいな感じですね、はい。
すごい舞い上がった気持ちがもう真っ逆さまにですね、落ちていくような気持ちになりました。
え、なんで?みたいな感じですよね。
え、だって正義感強いんでしょ?正義だよ、いいじゃん!みたいな形で正直思ったんですよ。
はい、で、ぼくはですね、本当にもうその時に正義ってすごい良いものだ、正しいものだってすごく思っていたし、
それをね、だからこそ運転に気をつけろって言われたことも意味がわかんなかったんですね。
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はい、で、え、これこの後ですね、ちゃんと先生その後続き話してくれたんですけど、はい。
え、正義感が強い、あなたはね、とてもね、きっとね、正義感が強いんだと思います。
で、この正義感っていうのは、でもあなたの正義はあなただけの正義ですよ。
あなたはあなたの正義に多分強いこだわりを持っている。
そしてあなたはあなたが正しいと思うこと以外が許せない傾向があります。
言われたんですよ。
なるほどなぁ、とちょっとね、思いました。
その時はね、まだね、あんまりわかってなかった、ちょっと若かったので、そこまでね、理解できてたかどうかわからなかったんですけど、
そう、今考えるとね、本当にものすごいよくわかります。
そうなんですよ。
実は正義感の強い人って、え、自分の正義、正しさっていうものにこだわりすぎていて、
他のね、他の人たちの正しさっていうのを認められない傾向があるってですね、許せないぐらいまでいっちゃう傾向があるっていうことだったんです。
なので、ま、その先生さらにね、続けて、
なので、あなたは、あの、あなたの中の正しさっていうのが強すぎる。
で、強すぎるがあまり、それ以外の正しさを認めることができない。
はい。で、え、あなたは確かに正しいこと、別に間違っていないかもしれないけど、
でもかといって、他の人たちの信じている正義とか、え、正しさっていうのも決して間違ってるわけじゃないかもしれない。
さらに言えば、間違っていたとしても別にそれはあなたに関係がない、とも言われたんですよ。
なるほど、みたいな感じですよね。はい。
はい。え、ま、ちょっとね、そこの話はまた後に回して、で、その後ですね、さらにま、運転のところの話をすると、はい。
なので、あなたは、あなたがね、あの、運転しているときに、
例えば、あなた自身が、ま、ね、正しい、え、法定速度で、え、正しくね、運転しているという状況の中で、
周りのね、車が、もしかしたら、あの、違反をしていくことがあるかもしれない。
あなたの横をね、ブーンとものすごい勢いで、え、ちょっとこう抜いていくかもしれないし、
急にこう、なんかこう、嫌な運転してくる人がいるかもしれない。
信号を守らないとかね、赤信号で突っ切って行ったとかですね、目の前で、っていう人がいるかもしれない。
で、その時にあなたはおそらく猛烈な怒りを感じるはずです。
で、それはあなたの正義感が強いから。
で、別にそのこと自体が悪いとは言わないけれども、でもね、あなたの仕事じゃない、それは。
あなたはそんなことを考えている暇はないです。
あなたは目の前の運転に集中しなくちゃいけない。
で、あなたは下手をすると、その違反した車だったりとか、それから自分をね、こう追い抜かして、こうものすごいスピードで追い抜かしていった車に怒りさえ感じて、
そしてね、下手をすればその人を取り締まってやろうとかね、そこまで思ってしまう可能性がある。
正義感が強い人っていうのは、そういう自分がね、正してやろうみたいな、そういう傾向も持ち合わせていますと。
なので、そうやってね、あなたが例えば赤信号した車を追っかけていって、注意してやろうとかっていうふうなことを考えて下手をすると実行までするかもしれない。
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それがもう何よりも危険ですと、はい、言われたんですね。
で、何度も繰り返します。
あなたの仕事じゃないですね。
それは警察の仕事なので、あなたはあなたの目の前の自分の車を安全に正しく運転することが仕事です。
だからその正義感は非常に危険なんですって言われたんですよ。
はい、もうね、本当にね、雷が落ちるようなショックを受けました。
はい、いろんな意味でね、ショックを受けたんですけど、若かったので。
正義感っていうところの正しさっていうのはね、本当にね、ぼくはその時正義感っていいものだと思っていたし、
ヒーローとかね、そういうの憧れとかね、あったりするような、そういう子供じゃなかったかもしれないですけど、やっぱりね、若かった時にはそういうふうなことを思ってたりしたんですけど、
でもそうではないよっていうことだったんですよね。
はい、正義感、私だけの正しさっていうことは、もう本当に他の人からすると、もうどちらかというとね、もしかしたら迷惑に感じるものぐらいかもしれなかったです。
だからぼく自身ね、この教習所とか運転っていうことに限らず、自分のね、その正義感の強さっていうのが周りの人に対してね、
これが正しいよ、なんでこうしないの?みたいな形で押し付けがましいアドバイスになっていたりとか、
この正しさっていうのを押し付けてしまったりとか、相手を否定してしまったりとかっていうことをしていた可能性って往々にあるんですよね、おそらく。
それで人間関係がうまくいかないとか、喧嘩をしてしまうとか、そういうこともきっとあったと思います。
やっぱりそれっていうのは、結局自分自身の正しさっていうのを中心に考えていて、周りの人たちが持っている正しさだったりとか考えとかですね、信念とかですね、そういったものをないがしろにしていた、否定してしまっていたっていうところがきっとあったんだと思います。
なのでこれ本当に運転っていうことに限らず、正義感、別に正義の心を持っていることが悪いっていうことではないんですけど、私も正しい、あなたも正しい、みんな正しいみたいな考え方ですよね。
そういうふうになれると、もっと人との関係性っていうのは楽になるし、受け入れやすくなるっていうふうなところっていうのは、ぼくはその時にほぼ初めてぐらい学んだのかなっていうふうに感じました。
私は正しい、お前は間違ってる、ではないんですよ。そうじゃない。私も正しい、あなたも正しい、いろんな正しさがこの世界というのは両立していますよっていうふうな考え方ですね。
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そして自分の正しさと合わないからといって別に相手を否定する必要はない、攻撃する必要はないということですね。そうかそういう考え方もあるなというふうに感じることができれば、考えることができればある程度みんな平和に生きていけるよねみたいな、そういうふうなところっていうのは本当に思い知らされるというか学ばされるすごく大きな出来事だったなと思います。
もう本当に20年近く前になるような話なんですけど、今でもこれは自分の肝に銘じて一人よがりな正義感にならないように気をつけています。
やっぱり傾向としておそらくあるものだと思うので、意識してそこがそうじゃなかったな、今ちょっと自分の押しつけがましいことを言ってしまったなみたいなことにならないように自分でも意識して、自分の正しさももちろん持っていても人の正しさも受け入れていこうみたいなところを意識しながら生活したりとか仕事したりとかするようにしています。
そうしたらやっぱり楽になりました。本当にすごく人との関係性というのもそんなに悪くなることなく円滑に過ごせているかなと思うので、自分の心の安定みたいなものも得られるので、本当に良かったなとその話聞けてすごく良かったなと感謝感謝です。
ということで、今回は正義感が強いということは本当に気をつけるべきことだし、私の正義もあっていいし、他の人の正義もあっていいよというところで話をさせていただきました。
何かしら参考になれば幸いです。
ということで、今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。
それでは今日も良い一日を。
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