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2021-05-27 22:18

NFTのはなし|アートオークションだけじゃない!庶民の生活を変えるNFTの可能性

NFTのはなし|アートオークションだけじゃない!庶民の生活を変えるNFTの可能性


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北詰至:脱力系サウナー/エッセイスト/小説家/歌人

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皆さんこんにちは、ジャスタアイディア!北詰至です。 このポッドキャストは知的好奇心旺盛なマルチポテンシャライトの
私北詰至が日々思いついたジャストアイディアを配信する雑談系ポッドキャストです。
今日のテーマはNFTについてです。 NFTっていう言葉をご存知の方もいるかもしれないですけれども、
ご存じない方のために簡単にご説明をしたいと思います。 私も仕組みの複雑な内容までは理解しきれてないんですけど、
ざっくりとした概要ですね。 簡単にご説明しますと、ノンファンジブルトークン、NFT。
日本語に訳すと非代替性トークンということです。 これだけ聞くと何のこっちゃと思うんですけれども、
ブロックチェーンは結構有名になったのでご存知の方多いですよね。 ブロックチェーン上で発行とか流通されているデジタルデータで、
非代替性ということで代替できない。 つまりそのデータのオンリーワンであるっていうユニーク性が担保されたデジタルデータのこと。
これをNFTと呼びます。 これだけではまだなかなかオンリーワンのデジタルデータが
なんで今結構人気になって騒がれているのかっていうのは、ちょっとピンとこない人もいるんですけれども、
ちょっと具体的な例を挙げたいと思います。 これはあくまでデジタルデータなので、リアルに見たり触れたりできるものではないんですけれども、
例えばですね、アート作品などでNFTという技術が使われています。 オークションのような形で、例えばなんですけどアメリカのミュージシャンの
デジタルアートをNFTで販売したと。 そしたらオークションみたいな感じで誰かが落札してですね、その値段がなんと日本円にすると6億円以上で落札されたとかですね。
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動画のアート、動画のNFTアートをアーティストが販売したら日本円で7億円以上で売却できたとかですね。 かなり高額で取引をされています。
それっていうのはNFTっていうものが、そのものがオンリーワンで、 間買い物ではないっていうのが担保されているからなんですね。
ここがNFTのすごいところで、つまりなんか今までリアルなものって、 原作の可能性ってすごく高かったじゃないですか。
有名な、例えばゴッホとか、まあ誰、他のバンクシーとかでもそうですけど、これは本当にゴッホやバンクシーの作品なのかどうかっていうところを誰が担保できるのかっていうのはなかなか難しい問題だったと思います。
本物だからこそ高い値段がつくのであって、それが偽物だったら一気に価値はなくなっちゃいますよね。
そういったリアルの原作問題みたいなところが一気に解消できるのが、このNFTっていう新しい技術になります。
なんで担保できるかみたいなところは、私はちょっと中身がそこまで技術的なことがわからないので、そこは聞かないでください。
そういう新しい技術だっていうふうに思ってもらえれば幸いです。
で、これ結構まだ加熱しているのがアメリカとか海外が中心なんですけど、日本でもちょっとずつNFTの活用の動きが出てきています。
例えば書道家で有名な竹田壮音先生いますよね。
絵画ドラマの大事な書とかも書いたりされている方なんですけれども、その竹田壮音さんの書道のデジタルデータですね。
実際の書を売るわけではなくて、書いた書の高画質のデジタルデータをNFTで販売するっていう試みがですね、近々あるそうです。
6月かな、オークション形式で販売を開始するそうです。
これもやっぱり書道ってこう世界的にもね、ちょっとエキドチックで海外にも受けそうだし、やっぱりこの絵画の大事とかね、担当されていて、書家としても有名な方なので、かなりの値打ちがつくんじゃないかなっていうふうに想像してます。
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興味ある方は、興味あってお金持ちの方は是非竹田壮音先生のデジタル書道画像落札してみていただければと思います。
で、いう感じですね。日本でもNFTアートの試みっていうのがすでに少しずつ始まっています。
以上がNFTですね。非替替え性トークン、アートの唯一性、ユニーク性を担保する技術っていう説明でした。
で、私今日この話を職場の人と雑談でしてたんですけど、その中ですごい、これって今の話だけだとオークションの世界だけが変わるのかなって想像すると思うんですけど、
いや、このNFTっていう技術ってもう世界のありとあらゆることが結構変わっちゃうなっていう話になりました。
で、それが私にとっては結構衝撃だったので、それをシェアしたいと思います。
NFTって、そのデジタルアートとかね、今はアート分野だけですけど、デジタルデータの独自性、そのユニーク性を担保するっていう技術ですよね。
で、しかもそれがブロックチェーン上で売買できるっていう仕組みがすでにあるんですね。
っていうことはデジタルのものだったら、今後プラットフォーマーがいらなくなっちゃって、すべてNFTでいろんなものが売買できるようになるんじゃないかなって思いました。
例えばAppleやGoogle、彼らはプラットフォーマーですよね。
AppleやGoogleのストア上でアプリやゲームを販売したりしてますよね。
彼らのプラットフォームっていうのはすごい強烈なというか、めちゃくちゃ力を持っているプラットフォームなので、みんなが使いたがってます。
アプリやゲームをリリースしたら、AppleストアやGoogleストアで販売をするっていうのは、もうほぼ100%やってることですよね、開発したメーカーさんたちが。
なんですけど、彼らの手数料っていうのはめちゃくちゃ高いです。
あそこで手数料いくらってご存知の方いらっしゃいますかね。
GoogleもAppleも手数料同一なんですけど、30%も販売手数料が取られます。
例えば1000円のアプリをAppleストアやGoogleストアで販売したときは、300円も手数料が取られちゃって、自分の手元には700円の利益しか入らないんですね。
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30%ってかなり手数料業界の中では高い方だと思います。
例えばクレジットカードの手数料だったら3%から6%ぐらいですよね。
あとは何だろうなぁ、例えばキャリア決済ってありますよね、AUとかドコモとかソフトバンクで決済する。
キャリア決済だと携帯電話一つあれば決済が済んでしまって、クレジットカードとか不要だったりして毎月の料金に上乗せして請求できるので、
ユーザーとしても便利だし、販売する側としてもキャリア決済を使うと簡単にユーザーさんが買い物してくれるので、今や欠かせない決済方法の一つだと思うんですけど、
そういったキャリア決済でも手数料は大体10%ちょっと12%ぐらいかなと思います。
で、そういった中で30%の販売手数料っていうのは手数料の中でもいかに高いかっていうのがわかっていただけると思います。
そんなに高い販売手数料を取っているので、結構有名なニュースなのでご存知の方も多いと思うんですけど、有名ゲームのフォートナイトなんかはアップルを訴えてたりします。
独占禁止法違反だろうっていうことですね。
っていう感じで、今そのプラットフォーマーがすごく優位な世界、力を持ったプラットフォーマーがすごく優位な世界になってるんですけど、
このNFTっていう技術がもっともっとエンドまで広まれば、プラットフォーマーいらなくなっちゃうんですよね。
みんながこのNFT上で自分でデジタルデータを販売することができて、しかもちゃんと私たちが出したものですよっていう証拠まで担保してくれると。
なのでユーザーも安心して購入することができるし、販売する側も有名なプラットフォーマーに高い販売手数料を払わなくてもユーザーさんにデジタルデータを届けることができる。
っていうことに今日雑談の中で思い立てですね、これはもう本当世界変わっちゃうと思いました。
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今のアップルやグーグルだけじゃなくて、プラットフォーマーが今すごく優位な世界っていうのは本当にそうで、
例えばメルカリなんかもそうですよね、中古販売のプラットフォームなんですよね、メルカリって、出品者にも使いやすいユーザーにも使いやすいプラットフォームっていうのをメルカリが開発して、
そこをみんながたくさん使ってくれることによって手数料で儲けてる。そういう手数料商売って今ビジネスで本当に多いです。
だからみんなこうプラットフォーマーになりたいんですよね、プラットフォーマーになると安泰なんですよね、いっぱいユーザーさえ確保してその業界でナンバーワンのプラットフォームになれば、
もう何ですか、この先安泰、手数料がずっとガッポガッポ入り続けるみたいな感じで、いかにいいプラットフォームを作るか、いかにみんなが使ってくれるプラットフォームを作るかっていうことが結構最近のビジネスの中心だったんじゃないかなっていうふうに感じています。
で、それがNFTの登場によってガラッと崩れることになるので、今までもうナンバーワンプラットフォーマーだからもう僕たちこの先一生安泰だなって思っていた企業は本当にこれからまた新しい新規事業を立ち上げたり、
今あるプラットフォームをNFTにも負けないぐらい、より魅力的なものにしていく必要が、このNFTの台頭で出てきたんじゃないかなというふうに感じています。
なんかこう世界が変わるスピード早いですよね。
プラットフォーム商売っていうのだって、そんなにこう出てきてからまだ時間経ってないと思うんですよね。
すごくいい商売じゃないですか、プラットフォーム商売って。
なのにこういうふうに新しい技術が出てきたことによって、また新しいサービス、新しいプラットフォームみたいなものを考えていかなきゃいけないっていう、なんか本当に目まぐるしい世界にいるなっていうふうに感じています。
しかもね、さっきプラットフォーマーの一例でメルカリを挙げたんですけど、このNFTっていう技術は中古市場、二次流通市場にも活用することができるんです。
今まで例えば本を出版しましたとか、音楽を発売しましたっていうふうになった時に、アーティストや著者に入るお金っていうのは一時流通の時の販売した分かける著作権料だけでした。
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二次流通っていうのは、どんなに二次流通市場で人気があったとしても、製作者には還元されない仕組みになってました。
だから古本屋とかなんですかね、漫画喫茶とか、漫画喫茶はそんなに言われてないか。なんかその二次流通ってちょっとこうアーティストは嫌がるんですよね。結構声明出してる漫画家さんとかもいたりしましたよね。
それはどんなに流通しても作者に還元されないからっていうことだったんですけど、それがNFTになると二次流通市場でもちゃんとその製作者に対してお金が還元される仕組みっていうのが実現できるっていうふうにネットの記事で見ました。
これもすごく大きなことかなと思っています。
やっぱり中古市場、二次流通市場って、なくならないんですよね。
もう完全に根付いちゃってるし、それ自体は悪いものじゃないと思うんですよ。
一回使ったものをまた誰かに譲るっていうのは、今よく言われているSDGsみたいな観点で言っても、とってもエコですよね。
すぐ捨ててまた新しいものを買うんじゃなくて、使えるものは欲しい人に譲ってまた使ってもらうっていうのは、そのこと自体はいいことだと思うんですよね。
ただそれが、その著作物を作った製作者に対して還元されないっていうことだけが問題だったわけですよね。
それはリアルなもののやりとりの中で、コンテンツ製作者に還元する仕組みを作るっていうのは、すごく大掛かりでなかなか実現できないことだったんじゃないかと思います。
なんか実現できそうな気はするんですけどね。
気はするんですけど、それをどこまでちゃんとやるかみたいなことになると、本当に登場人物が増えちゃって、大掛かりな仕組みが必要になっちゃって、なかなか実現が難しかったんじゃないかなっていうふうに思います。
で、それがNFTっていう技術を使うと、比較的容易に中古市場、二次流通であっても、ちゃんとそのコンテンツを作った人にもお金が流れる仕組みっていうのができるんですね。
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これは製作者とか表現者にとってはすごくいい未来になっていくんだろうなっていうふうに思います。
あと、音楽ですよね。
日本にはJASRACっていう著作権団体があって、他にもJASRAC以外にも著作権団体あるんですけどね。
あるんですけど、大手はJASRACという著作権団体があって、なかなかその著作権料の内訳が不明瞭だったりとか、あとは著作権を支払う側にとっても、課されてるハードルっていうのが結構高いです。
あの、著作権を収めるに値する著作権の使用データをちゃんと提出しなさいとかですね。
それがJASRACが仲介して何かやってくれるというわけではなくて、著作権料を払う使用者側の方に求められているので、結構そこってハードルが高いなっていうふうに感じてます。
つまり、使用者側にいろんな負担を敷いていると、結局製作者への還元っていうのが遅れちゃうんですよね。
それでちょっとどうなのかなと思って、そこをうまくやり取りするのがJASRACのお仕事なんじゃないのって思ったりもするんですけど、私はわかんないです。
苦労がね、いろいろあるのかもしれないですけど、役割としてはそういう役割を担うべき団体だと思ってるんですね。
そこがなかなかこううまく進まないってなると、ミュージシャン、アーティストたちにとってはすごく不利な状況が長いこと続いているっていうわけなんですけど、
それがNFTっていう新しい技術によって、アーティストがJASRACに登録をしなくても、自分自身でNFTを使って楽曲をリリースして、
それに対して、購買者が付いて、お金を払って曲を買ってくれると。
曲の価値っていうのが市場の需要によって変動したりするっていうのは、アーティストにとってはすごく良いことなんじゃないかなっていうふうに思いました。
なんで、これから本当に今言ったような音楽の買い方、
それからアプリやゲームの買い方、それからメルカリみたいな中古品の買い方、結構私たちの生活に関わることすべてがNFTで一変する可能性がすごくあると思っています。
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NFTっていうとなんとなくバンクシーの絵の落札とか、アートオークションみたいなイメージがある方多かったと思うんですけど、
ちょっとなんかそれだけじゃなくて、一部のコレクターみたいなお金持ちだけに関わる話ではなくて、
私たちの生活にすごく密着してたところで、世界が変わっていく可能性があるっていうのをなんとなく感じてもらえたら嬉しいなと思います。
はい、というわけで本日はNFTがどう私たちの生活を変えていくかという話をいたしました。
北爪ひたるのジャスタアイディア、ご意見ご感想を取り上げて欲しいテーマがありましたら、ツイッターのDMをお寄せください。
ツイッターアカウントはwak1027、wak1027です。ぜひお待ちしております。
それでは本日はこの辺で、また次の配信でお会いしましょう。
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