00:01

廊下で米は旨くなるわ。ちょっと時間経つと笑えなくなりそうだな。

どうして? タイミングにしたほうがいい。

今はおもしろいけど、なんかおもしろくなさそう。

じゃあ今やっちゃう。うちなんか炊飯器廊下に置いてるんですよ。

めちゃくちゃおもしろいじゃないですか。

それが気に入ってるっていう、大和田家の運用として、
家庭がすごい良い状態だなって感じるんですよね、その炊飯器をね。

理由は聞いていいですか?

もちろん。これで理由明かさなかったら、マジで今の人は何なのってなる。

じゃあちょっとゲスさせてくださいよ。

ありがとうございます。

廊下でしょ。炊いてる時に上がる湯気っていうか、

あ、あるね。

蒸気的なやつが部屋に出されることを、何か嫌になってる理由がある。

違う。

難しいな。
廊下にちょうどいい電源を挿すところがある。

それも違うんだな。なんだったら電源はあんまり良いとこにないんだよな。

じゃあわざわざ廊下に置いてるってことなの?

そうですね。一応、わが家としてのキャッチフレーズとしては、廊下で米は上手くなるにしてるけど、実は味は別に関係ない。

味は関係ない。

取り組みのキャッチコピーとして、おもしろがってそう言ってるだけで。

なるほど。廊下で。
廊下のほうが寒いから、寒いところのほうが何がいいんでしょうね。

うん。

廊下でよそうほうが、よそうときに、いい感じの湯気が上がって、気持ちいい気持ちになって米をよそえる?

それは、僕はそう思ってなかったけど、それはあるかもしれないね。ちょっとそういう意識でよそったらそうかもしれないね、確かにね。

冷たいところでね、寒い日に食べるカップ麺ぐらいの楽さがあるほうがありがたみを増していい感じになるみたいな、そういうやつかな。

違うんだよな、これは。ほらでも当たんない、当たんないと思うけど。

当たんないやつなんだ。

当たんないと思う。まだ近づいてないもんね。

あ、え、今の最後のはもうだいぶ近いんだと思ってた。

いや、近づいてないね。たぶん全然違う観点が必要だな。

なんだ?なんだ?
違う観点?

うん。

えー。廊下に食べる人が誰かいる?

いない。みんな全員リビングで食べてますね。

誰か分けないといけない人が廊下を通るわけではない。
うん。そろそろギブアップしようかな。
03:02

そうですね。これはですね、もともと調理家電ってキッチンの近くに、電子レンジとかと一緒に並べてあること多いと思うんですよ。なんとなく調理家電置き場みたいなところに。

そうですね。

キッチンの近くのね。もちろん米を研いだりするのはキッチンでやるわけなんで。
それをやって、それで暮らしてたんだけども、
えーとですね、妻、まあ、うちで米炊いて食べるのって妻なんですよ。
はい。

僕が。
じゅーさんはこうやって食べない。

僕食べないので、家で米。
そうだね。
米炊いて、夜ご飯の時間が終わって、妻が2階の部屋に戻っていくときに、
その炊飯器の中に残ってる米を適切に冷凍するなどの処理を忘れるっていうことが、
なんか複数回続いて、
あ、あ、米!みたいなのが3回ぐらい続いて、
これはたぶん何かこう、何かを変えないとこれ解決難しいよねってなったので、
炊飯器、廊下に置くようにしたんですよ。
そしたらですね、2階に戻ろうとすると、
あ、炊飯器、米米!って言って、
その処理を忘れることが一切なくなったんですよね、そしたらね。

なるほど。銅線に入れることでリマインドすると。

そうそう。で、そういう工夫をスッとできるようになったのが、
割と結婚して数年経ってからなので、
こういうのができてるときに、あ、今家庭いい状態だなと思うんですよね。

うんうん。飛躍した。

その、すごくわかりやすい例なんですよね、僕にとってはね、
これ家庭運営が今いい状態っていうのは。

なるほど。ギスギスせず、いい方法を探ることができたと。

そうそうそう。また忘れてんじゃんとか、
あ、ごめん、気をつけるわとかじゃなくて、
ここに置いてみたらどうだろうとか言って、
え、そこ?とか言うけど、じゃあちょっと試しにやってみるかとか言ってやって、
うまくいったら、これでいいじゃんってなるし、
またこれでもやっぱり無理だなってなったらまた別の方法試すんで、
で、それからしばらくね、炊飯器、廊下に置いて、
だんだん、その、廊下に炊飯器がポンと存在してるのが、
だんだんおもしろくなってきて、
レーザーにキャッチコピーとかをつけて、
廊下で米はうまくなるって、やっぱ廊下で炊いた米はうめえなみたいな感じになって、

定着してったって話。
なるほど。
それは、それは良い、良い例ですね。

そうそう、それ。
でも最近ね、炊飯器壊れちゃったからね、今は、
最新状況では、今は廊下に炊飯器はないんだけど、
でも廊下に炊飯器あるっていうのを住人が気に入ってるっていうのがね、
あらかこれ今チームいい状態だなってね、思って結構気に入ってましたね。

なんかコンテキストは素敵な話だけど、
06:03

結果として行ってることはちょっと滑稽な感じでいいですね。

そうそうそうそう。
でもなんか当人たちがそれで満足してるっていうのは、
なんかどのチームでもね、いいことだなって思うしね。

その類のやつ、その家庭のあれこれを何か、
そういう工夫ができてうまく回るみたいなやつって、

うん。

なんかそういう論理の上では素晴らしいと思うんですけど、
うん。
結構いろいろありすぎて、
嫌じゃないですか。

え、なに嫌じゃない。
ちょっと今飛んだじゃん話が。
急に嫌になったじゃん。

その一つのオプティミゼーションを走らせられるのってすごい何か、
家庭がうまくいっているのと、
多分同じような話なんだけど、

何か暮らしに余裕を感じますね。
余裕あるね、うん。

なんかそういうことを落ち着いてやれる、
なんていうか、精神的な余裕を自分に持ち合わせてないなって思いました。

おもしろい話になってきた。
でも工夫してることはいっぱいあるでしょ。
それは余裕を持って工夫してるのか、
もう必要に迫られて、
とにかく効率しなきゃいけないからって工夫してるとか、
いろいろ文脈あると思うんだけど、
浜崎県もいっぱいあるでしょ、この手の工夫は。

だんだんなんか、

状態化してくるというか、

別にそこまで取り立てて、
フォーカスせずに淡々とそういうのをやってみて、
どうかなってるぐらいの、
なんて言ったらいいのかな、新鮮さを失っている部分はあるな。

じゃあもうすごく自然にやってるってことじゃない?
普通のこととして。

ただ、こういう考え事みたいなのって結構たまるんですよね。
こういう問題があったなみたいなのをインプットしちゃうと、
頭の中ずっとメモリをアロケートした状態になってて、
GC来ることがないままずっと残っちゃうんですよね。

フラッシュされずにたまっていく一方なの?

そう。倒さなきゃ、倒さなきゃ。
でも優先度は高くない。
倒さなきゃって思ってるって感じなんですよね。

仕事ではそうなるときあるけどね。
店ではあんまりないね。

家のこと全部ですね、もう。
なのでちょっと羨ましく感じるというか、
炊飯器の置き場所を工夫するって話を、

僕もしたいって思いましたね。
いや、工夫自体はしてるんだろうけどね。
その工夫を一個ピックアップして、
気に入ってるんですって話せてるっていうのは確かに、
余裕があるからでしょうね、きっとね。

うん、なんか仕事みたいな感じかな。
だんだん自分たちのやってることが当たり前というかですね、
09:04

人にとって取り立てて説明する何かにしようと思わなくなってるから、

上手いフォーカス?上手い切り出しができないなって思いましたね。

なるほどね。
ああ、そっか。
だから他にそれと似たやつポンと出せって言われたら出ないけど、
やっぱ炊飯器は風呂行くときとかに廊下に炊飯器ゴロンと転がってて、
邪魔と言えば邪魔で、それがおもしろかったから注目しやすかったんでしょうね、僕はね。

結構それを楽しい感じに仕上げられたのはいいですね。
僕なんか自分の動線にそれを置かれたらちょっと嫌味なのかなって感じる部分があるな。

それは余裕ないね。

言えよ、直接みたいな気持ちになるかなと思って。

確かに、僕が妻に何も言わずにリビングから炊飯器閉めだしたら、それは感情悪いよね。

聞こえ方一つです。一緒にそこに置こうっていう会話ができるのはいいことかもしれないですね。

結婚して何年かな、5,6年経ったぐらいで、
言うたら誰かのちょっとした生活の中のやるべきことを忘れてたとか、ミスしたみたいなときに、
別に誰がどうっていう話じゃなくて、これまた起きたねみたいな、
これどうやったら防げるんだろうねみたいな感じで、
自傷だけを上手にお互い話せるようになったのは、結構数年経ってからだと思うから、
それは良かったな。多分結婚したての頃はもうちょっと、
前も言ったよねみたいなのもっとあったと思うんだよね、今思うとね。
前も言ったよねはもう一生言ってますよ。
それはあんまりないかな、最近。快適に暮らしてて良かったな。
老化前、老化前の話ね。

良い話だった。

良いでしょ?なんか小粒で良いでしょ?

うん、米だけにね。

残さず食べてね。

よろしくね。
そうか、なんか炊飯器とかお釜を…