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2024-06-19 27:59

45,園長先生のありがたいお言葉

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子どもの通う保育園の園長先生の言葉から思ったこと

 

#声日記

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こんにちは、助産師として、母として、私として、生きる道を模索する4人のかーちゃん助産師のみほです。
我が家は、保育園児が2人います。3人目と4人目が今、絶賛保育園にお世話になっているんですけれども、
この2人は別の園に通っています。それは何でかというと、うちの近くに、霊祭児から年長さんまである子ども園がありまして、
上のお兄ちゃん2人は、もうそこに最初から入園して、年長さんまでお世話になり、小学校へと旅立っていったんですけれども、
3番目を保育園に入れたいってなったときに、3番目が9月生まれで、私は年明けの1月から仕事をもう復帰したかったんですよ。
なので、12月頃から入園をさせたいってなったら、私の住んでいる地域ではなかなか入れる保育園が限られてしまっていて、
お兄ちゃんたちも通っていた保育園、この当時まだお兄ちゃんたちもそこに在園していたんですけれども、もうそこも店員がいっぱいだから、
4月まで待てば入れると思うんだけれども、12月の時点で入園するっていうのは難しいと言われてしまいました。
私は、上二人の育児の経験から、離乳食を始まるくらいには子どもと離れて仕事をした方が自分の精神衛生上いいってことに気がついたので、
4月まで待つっていうのは、自分の体的にも職場の状況的にも難しかったので、お兄ちゃんたちと同じ園は諦めて入れるところを探したんですよ。
その時に知り合いの方に教えてもらった園が、今、生子が通っている園なんですけれども、ちょっと家から車で10分ぐらいかかるところで、小規模の園だったので、私の眼中には全然入らないところだったんですけれども、
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その知り合いの方が小規模の良さもあるし、その園はキリスト教保育で済み込んでくれるっていうか、温かい保育をしているから、おすすめだよって言ってくれて、
今なら入れるしどう?って言ってくれたのをきっかけに、本当に入れればどこでもいい精神で、とりあえずそこに入れさせてもらいました。
当初の予定では、4月になればお兄ちゃんたちと同じ園が入れるってことだったので、12月から3月までの4ヶ月だけ3番目お世話になって、4月に転園をするという予定だったんですけれども、
入れてみたらすごく温かい園で、4ヶ月の子供を預けるっていうのは私は初体験でしたし、不安がすごく大きかったんですけれども、
家族のようにうちの娘を見てくれて、何なら私よりも愛情を惜しまず与えてくれてるんじゃないかって思うぐらい、本当に愛情をどの先生もかけてくださって、
この園にずっと入れたいなって思って、4月の転園を取りやめて、娘はそこで燃焼にあがるまでの3年ちょっとお世話になりました。
息子が、4番目が3番目の娘の、小規模園の卒園間近に息子が生まれて、3番目は小規模だから燃焼からはどこかに出なければいけない。
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私は近いっていうのもあるし、がっくないっていうこともあって、お兄ちゃんたちが通っていた子供園に入れるって決めたんですよ、3番目の娘を燃焼から。
4番目は12月生まれだったので、保育園に入れるにしても、次の年度の4月から、やっぱり生まれて4か月目ぐらいの4月からどこかに入れたいって思って。
4月なので、お姉ちゃんが燃焼にあがるタイミングで、同じ子供園に申請すれば入れたんですけど、私は娘が3年間お世話になった小規模の園が好きすぎて、
そことのつながりを持てるチャンスがあるのであれば、そのまま持ち続けたいなと思い、別園になってしまうのは覚悟で、娘は子供園に、4番目の息子は小規模園に4月から入園させました。
今、別園に通い始めて2年目で、正直送り迎えとか毎日なのでめんどくさいなって思うところもあるんですけれども、やっぱりその小規模園は一人一人の特性とかを理解してくださって、
私よりもうちの息子の悪気なものとか、悪癖とか、寝るときにこういう格好だと寝るよねとか、そういうちっちゃいことまでよく観察して息子が過ごしやすいようにやってくれているので、やっぱりめんどくささはあるけれども入れてよかったなって思っています。
前置きが長くなってしまったんですけれども、今日は今息子が通っている小規模園のほうで、先日保護者会があったんですよ。
この保護者会にすごく力を入れてくれている園でして、横のつながりを持てるように保護者たちが打ち解けられるようなゲームをしてくださったりとか、子どもたちのいつもの様子をスライドショーみたいなのにまとめてくださって、
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上映会をやってくださったり、あとは壁にその子が輝く姿、夢中になっている姿みたいなテーマで一人ずつ写真が飾ってあったんですけど、
こんな写真どうやったら撮れるんだろうっていう、それぞれの子が本当に夢中になっている姿。うちの子は泥遊びをしているときの姿だったんですけど、その写真の中にその子の特徴が詰まっているような写真がそれぞれ貼ってあって、
美術館に来たような感覚で見れる。あんまり私、息子の同級生の子とか、顔と名前が一致しないレベルには知らないんですけど、
その写真を見れば、この子って草とかをめでるのが好きなんだなとか、このおもちゃで遊ぶのを本当に好きなんだろうなとか、そういうのが伝わってくるぐらい素敵な写真が飾ってあったりする保護者会に参加してきました。
私、そういう保護者会とか、その間も言ったようにママ友がいなかったりするような女なので苦手なんですけれども、外の保育園の保護者会は毎回楽しみにしています。
何が楽しみかというと、最後に園長先生がお話をしてくださるんです。このお話がお寺のお説法を聞くような感じ。
ありがたいお言葉をありがとうございますみたいな感じになるぐらいいつも素晴らしいお話をしてくださっていて、今日は園長先生のお話のことを自分が忘れないうちに話しておきたいなと思ってこれを撮っています。
お前置きが10分くらいになってしまったんですけれども、今からが本題の園長先生のお話です。園長先生が今回お話ししてくださったのは、親には3つ仕事があります。
まず一つは子どもの命を守ること。これは本当にそのまま安心・安全を保障して、子どもがのびのびと生活ができるように環境を整えたりとか、あとは食事を提供したりとか、
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そういう基本的な生活を送らせてあげることが命を守ること。それが親の仕事の一つです。
二つ目は発達段階を守ってあげること。子どもって発達段階を踏んで成長をしていくので、今のこの子の発達段階に合わせた関わりをしてあげるというのがとても大事ですというお話をしてください。
それはどういうことかというと、例えば子どもと散歩をしていて、大人だったら意味あるというような、例えば散歩をしていて道端の石が気になって石を拾って集め始めて、
そこで石を並べて前に進まなくなっちゃった、みたいなことってあると思うんです。大人からしたら石なんて見てないで散歩早く行こうよみたいな感じになってしまうんだけれども、
その年代の子にとって石を見つけて並べるっていうのは、その子の今にとってはすごく大切なこと。それがどう大切かとかわからないけれども、
今その子には必要な行為であって、それをやり始めて夢中になっているのであれば、やっぱり一緒にやってあげる。それを満足すればもうやらなくなって、次の自分が夢中になることに向かっていける。
今その子が夢中になるようなことをやらせてあげるっていうのが発達段階に応じた関わりといっていたと思います。
夢中になっているかどうかがわからないっていうお母さんよくいると思うんだけれども、それはもう理屈ではなくて、顔を見ればわかるよって園長先生はおっしゃってました。
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顔を見てもう夢中になっているかどうかっていうのは、その子の目とかを見ればわかるもんだって。それでもう夢中になっているなっていう表情をしていたら、できるだけそれを邪魔せずに見守ってあげることが親としては必要です。
だから早期教育とかしたくなるんだけれども、無理に発達段階を越えて次の発達段階のことをやらせようって思っても、結局今の発達段階がクリアできてないと次には進めないから早期教育とかはあまり必要はなくて、
本当に今この子には何が必要なのかなっていうのを見てあげましょうみたいなお話をしてくださいました。
三つ目の親の仕事が子どもからの愛を受け取ること。親って子どもに対していろいろおぼってしまいますよね。
例えば園長先生がおっしゃっていたのは、違う子と比べてうちの子はこれをやるのが遅いからもうちょっと早くできるようになればいいのになとか、うちの子ももうちょっとおとなしい子だったらよかったなとか、
人と比べたりとか、自分の願望に合わせて欲とか願望をどうしても抱いてしまうと思うんですよ、子どもに対して。
別にそれがないからといって愛してないかって言われたら全然そういうことではないけれども、どうしても子どもに対して他と比べたり願望を抱いてしまったりするのが大人、親であり大人の考え方だけれども、
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子どもって親に対してそう思うことってない。
小学生くらいになると多分いろいろ思っているけれども、小規模園に通っている0、1、2歳の時なんかは、自分の親を見てこのお母さんもうちょっと優しかったらよかったのになとか思ったり、
他のお母さんと比べてもうちょっと可愛いお母さんだったらよかったなとか、そう思うことって0、1、2の子どもってないじゃないですか。
本当にその頃の子どもって、お母さんがどんな人であっても無償の愛をくれるっていうか、誰と比べるでもなく、ちょっと欠けたところがあるお母さんだったとしても、
別にこういう条件だからお母さんのこと好きですとかなくて、お母さんっていう存在をすべて愛してくれる、求めてくれるのが子ども。
だから愛を受け取ってあげるのが親の仕事なんだよっていう話をしてくれてました。
この3つを聞いて、園長先生の話っていつもそうなんですけど、心に来るんですよね。
これ私、園長先生がこう言ってましたって言ったけど、園長先生の口調とかオーラとかも、もう全部伝える力の一部だと思うから、
こう聞きましたって話を私が今話したところで、多分3割くらいしか伝えられてないと思うんですけど、園長先生がお話ししてこの3つのことをおっしゃったときに、
もう何て言えばいいんだろう、心が白くなるっていうか、何て言ったらいいか分からないけど、言われてみれば当たり前のことだと思うんですよ。
みんな頭では多分分かってる、その3つの仕事。分かってるけど、改めて言われてみて、すごい分かってたことだし、言われてみればやってみるのも毎日できることではあるけれども、
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でもすごく難しいな、すごい深いな、子育てのすべてがその3つに詰まっているな、みたいな感じを受けました。
私は4人育てていて、やっと園長先生が言う3つのことがなんとなくできるようになってきたと思う次元に来ているって自分では思っているけれども、
もちろん毎回はできないし、でもそういうのを大切にしなきゃって思える次元にやっと来れている。
でも1人目の時とか本当にこれができなくて、多分分かってもいなかった。
何を大切にすればいいか、そんな発達段階とか言葉は知ってたけど、それをどうしたらこの発達段階を大切な関わりとしてできるかとかも分かっていなかったし、
正直道端の石とか並べ始めたら無駄なことしないでよって思ってたし、
過去の自分とかを振り返って園長先生の言葉を聞くと、反省するというか、頑張り方を間違えてた過去の自分を包み込んであげたかったなって思う気持ちがこみ上げてきた。
だから今の自分にどうっていうよりも、その1人目2人目、その園に出会えてなかった自分に教えてあげたかったなっていう思いをすごいこみ上げてきたかな。
今改めてちゃんと考えると、4人目を育てている自分が勉強になったっていう思いよりも、それをもっと早い段階で私が知っていたら、育てがもうちょっと違ったかもしれないなって思いました。
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この3つの仕事って、今言ってみたけれども、簡単なようで本当にすごく難しくて、愛を受け取るとかも分かっちゃいるけど、
こっちが子どもたちを丸ごと容認できるぐらいの心の余裕がないと、相手の愛を受け取るのが難しいと思うから、日々の鍛錬なんだろうなって思います。
だから親の仕事ってシンプルなんだなって思いました。
お金をかけて、それこそ早期教育をさせましょうとか、すごい清潔なシンプルな家に住まわしてあげましょうとか、いい服を買い与えてあげたいとか、
そういう欲って、親はいろいろあるけれども、子どもから見たら親にしてもらいたいことってそういうことではなくて、発達段階、今夢中になっていることを一緒に夢中になってほしいとか、
大好きなお母さんに自分が大好きと思っていることをしてもらうだけで、多分子どもって満足だから、そういうものとかじゃなくて、環境であったりとか、こちらのサイドであったりとか、
そういう本当にシンプルなことでいいんだなって思いました。
できれば皆さんにも院長先生の生の声をお届けしたいぐらいなんですけれども、それは無理だと思います。
また院長先生のありがたいお言葉があったら、私の言葉で3割ぐらいは伝わるようにお話したいと思います。
深すぎて、やっぱりこの縁に出会わせてくれたのは娘なので、また娘にも感謝だし、そこにさらに長い期間つながりを持たせてくれている4番目の息子にも感謝だし、日々感謝です。
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そんな感じで、今日はまたダラダラと保育園の話をしました。
では最後まで聞いてくださりありがとうございました。
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