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皆さん、こんにちは。AIを駆使する事務代行、和田博です。
この配信では、AIを活用した効率的な仕事術や、私が起業して事務代行を行っている中での気づきなどをお話ししています。
今日はですね、ちょっと重い話になっちゃうんですけど、
答えにかかわらず、受け入れる覚悟がなければ相手に選ばせてはいけない、というお話をしたいと思います。
皆さんも覚えあります?そういうことをしてしまったとか、されたことの方が覚えてますかね?
ちょっと抽象的な言い回しだったので、分かりづらいとは思うんですけれども、
割と上下関係があるときに起こりやすいのかなって思っていて、
例えば先生と生徒だったりとか、親子だったりとか、上司と部下だったりとか、
あと発注者のクライアントだったりとかって、
相手が自分よりも立場が下だったり経験が下だったりするときにやってしまいがちなことなんですけれども、
例えばですね、親が子どもに、
今日休みだけど、こことこどこどっち行きたい?とかって言って、
AとB、公園と遊園地どっち行きたい?とかって、
遊園地、公園にしようよって親が言っちゃったりするとかって、そういうことですね。
それだったら、じゃあ聞くだよっていう話になるわけで、
やっぱりそういう気軽に割と質問とか問いかけとかって、
特に立場が下の人に対しては言っちゃうものなんですけど、
それはやらないほうがいいなって、
僕はやられたことが子どもの頃から大人になってもそういうことがすごいたくさんあったので、
自分は極力そうしないようにしようと思っても何十年も生きていきました。
もしかしたら無意識にやっちゃってることもあるかもしれないんだけれども、
なるべくそういう風な選ばせ方はしないように。
例えば子どもだったり、後輩とか部下とかに選択させるときは、
どっちの答えが出てきたとしても受け入れるっていう覚悟を持って選択をしてもらっていますね。
これって無意識に選ばせてあげるっていうのが親切だと思ってしまうっていう場合もあるのかなって思ったりとか、
あとは自分一人で決めてるっていう重圧に耐えられなくて、
誰かと一緒に決めたっていう実績というか言い訳が欲しくて聞いている。
でも自分はこうしたいっていうのは最初からあるから、
希望した答えじゃなかったときにちょっと不機嫌になっちゃったり、
やめとこうよって言っちゃったりするっていうことだと思うんですね。
だからAとBどっちがいいって聞きながら、
自分の中では本当はAを選んでほしいって思ってるってことなんですよ。
それで相手がもしBを選んだとしたら表情が曇ったり体力が変わったりするっていうことですね。
これって言われる側にとってはもうすごいプレッシャーになりますし、
だったら最初から言ってよってまず信頼がなくなりますよね。
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本当に選ばせたいんだったらもうどっちを選ばれても感謝して受け入れる覚悟っていうのが必要だと思うんですよ。
もう一つちょっと昔の話をさせてください。
これ私が未だに思ってるんですごい、よっぽど悔しかったんだろうなって自分でも思うんですけど、
高校生の時に私、吹奏楽部にいたんですね。
コンクールがあって、コンクールの課題曲っていうのが4曲あるんですよ。
難しいちょっと現代音楽っぽいメロディーのない曲だったりとか、
優しそうな曲だったり、ちょっとバラードっぽい曲、あとマーチ、
更新曲だったりとかいろんな種類があってそれを各校が1曲選んで、
まず10曲っていう好きな曲を選んで、2曲構成を選んで15分以内で演奏するっていうのがコンクールのルールなんですけど、
高校の時のそのコーチがですね、課題曲はお前たちと話し合って決めろって言ったんですね。
で、我々高校生、僕ら部員はもう喜んで、
僕は決めていいんだってみんな一生懸命話し合って、
1曲の課題曲BっていうのがあってBにします。
それはちょっと難しいんだけれどもバラードっぽくてすごい美しい曲だったんです。
もしかしたら当時の僕らの技術ではちゃんと演奏できないような曲だったかもしれないんですけれども、
一生懸命話し合ってコンクールに勝っていくためにとか、
その演奏の技術とか表現できる内容とか考えて、
それを結論を出してコーチのところに持って行ったんですよ。
そしたらそれじゃダメだ、もう1回話し合えって言われたんですね。
で、言われた方は何のことなのか分かんなくなっちゃって、
話し合って決めろって言ったのに決めたものを持って行ったら、
それじゃないって言われたんですね。
で、もう1回話し合えと。
で、もう1回一生懸命高校生、割とその時素直だったんで、
みんな素直で一生懸命だったんで話し合って、
でもやっぱりBがいいですって別の日に持って行ったら、
Bじゃねえんだ、もう1回話し合えって言うんですね。
で、それ僕はあんまたまらなくなって、
いや、それだったらどうして我々、僕らに決めていいって言ったんですかって言ったら、
その答えはなくて、
俺が納得できる理由を持ってくるんだったらBをやってもいいぞと、
そういう答えだったんですね。
で、そこも一生懸命資料とか集めて調べたりとか、
これこれこういう理由でコンクールにも向いているし、
音楽的にもいいし、我々の技術的にもこうだからBがいいと思います。
あと自由曲との兼ね合いもバランスもいいと思いますみたいな、
そういう理由を持って行ったんですよ。
で、それでもうコムが納得してくれればいいなと思って行って、
その話を聞いて、コムの先生が何て言ったと思いますか?
その私たちが言った理由については何もコメントせずに、
結局マーチがいいんだよって言い捨てたんですね。
で、その時のもうがっかり感というか、
その人への信頼が失われた感触っていうのも、
すごい今でも覚えてますね。
もう高校生の時、もう30年以上前なんですけども、
じゃあ最初からマーチをやるんだって、
命令すれば僕らはちゃんとその通りにしたのにって思ったんですよね。
でもこういうことって割と他の場面でもありがちだと思うんですよ。
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仕事とかでもね、やっぱりいろんな意見があったりするから、
上司はもうこれにしたいなと思うのがあるけど、
やっぱりみんなに選ばせるような形を取らなきゃいけないとかっていうのがあるとは思うんですけれども、
それだったら自分はこれがいいと思うけれどもみんなはどう思うかとかって、
ある程度リードして提示するしかないと思うんですよね。
その方がむしろ親切だと思うんですよ。
全くフラットで決めさせてあげるような振りをしておいて、
結果が来てからそれを覆すっていうのは、
ちょっと僕はフェアじゃないかなと思っています。
それはずっと似たような経験っていうのは他にもあったんですけれども、
そういうことを何回か重ねてきて自分はそうはしないようにって、
反面教師として今でも思い続けて今でもそうしています。
お客さんに対してでも自分の立場が上だろうが下であろうが、
そういう覚悟を持って何かを選んでもらうときは話を提示するようにしています。
ちょっと重くなっちゃいましたね。
皆様もし無意識にやってるのとかあったらちょっと考えてみていただけると嬉しいなと思います。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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それでは、次回の配信をお楽しみください。
和田博史でした。