食物渇望の定義
おはようございます。心理学者のじんぺーです。心理学に触れる一日一語の司官です。
この番組では、心理学のキーワードを毎日一つ取り上げて、それに関連する最新論文を併せて紹介しています。
今日の一語は、食物渇望という言葉になっています。
日本の研究を紹介したいと思っています。
特に、食物って食べ物のことなんですけど、チョコレートの話になります。
個人的には面白いなと思いながらも、わりとツッコミどころもあって、それを最後に喋りたいなと思っていたりします。
まずは今日の一語は、食物渇望という論文の一番最初に出てくるキーワードを取り上げさせていただきました。
これは何かと言いますと、論文の言葉そのまま言った方がいいかなと思うんですけど、
特定の食べ物や特定の種類の食べ物を食べたいという、我慢できないくらい強い欲求と定義されるというふうに書かれています。
そのままですよね。英語だとfood cravingと言います。
これが我慢できないくらいとか欲求とかそういったものに関係するので、心理学の論文にも取り上げられるわけです。
いろいろあると思うんですよ。
今回の論文は実はチョコレートに関する態度を測る尺度を作成するような日本語の研究になっていて、
別にこれ日本語だけじゃなくて海外でも使われている尺度を日本人の方を対象に作り直したというか翻訳して検証するという研究になっています。
チョコレートへの態度
なんでチョコレートかという話ですよね。
研究って細かくやるのはもちろん大事なんですけど、一方でより一般化して一般化して検討したりとか考えたりとかそれを報告したりすることが大事だなというふうにも思うわけなんですよね。
例えば自分の研究でいうと俳句の研究をしていたりとか書道の研究をしているわけなんですけど、
それらは別に俳句の美について明らかにしたいという要件ももちろんあるんだけども、
それだけじゃなくて美しさというジェネラルに何なのということとか、それを説明する要因って何なのという、
これはまさに曖昧会議で話した話ですけど、ということは知りたいなというふうに思うんです。
だから今回もチョコレートに関する態度の尺度なんですけど、別にチョコレートだけじゃなくて、
例えばお菓子とかね、砂糖が含まれた食物への態度とかでもいいのかなと思うんですけど、今回チョコレートだということです。
最後って言いながら結局最初の方に自分の批判的な態度を示してしまいましたが、まあ行きましょうか。
なんでチョコレートかというところで言うと、西洋の食文化では最も頻繁に渇望される食品であるというふうに言われているそうです。
これ結構いつもそうらしいですね。面白いなと思います。
日本で言うと2番目に渇望される食べ物だそうです。
1番何かわかりますか。1番はご飯だそうです。ご飯に次いで2番目がチョコレートということで、
チョコレートというのは渇望される食べ物を代表として取り上げるには良いだろうというのが、
このチョコレートというとても限られたものへの態度、尺度を作る一つの根拠というか理由みたいなところになっています。
どういう尺度だったかということを説明していきたいと思うんですけど、
2つの因子に分かれるという結果になっておりまして、
だから今回はこの尺度を作る論文なので、この尺度を皆さんに聞いてもらって、
皆さんがチョコレートに対してどういう態度をとっているかということを測りたいなと思っています。
全部はもちろん紹介できないので、代表的な項目とかを紹介したいと思います。
まず2つ因子あると言ったんですけど、1つ目がネガティブな結果と罪悪感というような因子名になっています。
これは代表的な質問で言うと、チョコレートを食べた後、よく食べなければよかったと思うとか、
チョコレートを食べてしまった後に不健康だと感じるとか、
チョコレートを食べた後、気分の落ち込みや生活への不満を感じるみたいなことが挙げられています。
これを全く当てはまらないから、とてもよく当てはまるで答えるみたいな感じです。
どうでしょうか。
2つ目の因子が渇望と情動的接触というタイトルがついています。
これはチョコを強く求める欲求とか気分変化に伴う摂取に関する側面であるということです。
例えば、チョコレートによく心が奪われる、退屈している時によくチョコレートを食べる、
チョコレート以外ではチョコレートへの渇望を満たすことができないとか、これ結構強いですね。
性別による違い
こういった質問に対して、当てはまらないと答えるというような尺度になっています。
いかがだったでしょうか。
こんなには思わないかな、自分自身はすごく好きだけど。
罪悪感はちょっとあるかな。
たまに感じる時があるなというふうに思います。
だいたいこれで論文の内容としては以上なんですけど、
もちろん妥当性とか信頼性みたいなのがよく論文で扱われる、
尺度開発で扱われるようなこともされているんですけど、
これは細かいので割愛して、精査の話だけしましょうか。
女性は男性より得点が高いというふうな結果、どちらの因子に対してもだそうです。
この女性の方がチョコレートへの渇望とか罪悪感が高いというのは、
別に日本だけの結果じゃなくて、いろんな国で同じような結果だったということのようです。
これを理由も考えてみると、
例えばホルモンとか生理のことが挙げられていたりとか、
肺乱後から月経前にかけて糖質や脂肪を含む食品への影響が高まりやすいことが報告されていたりとか、
あとは女性は社会的もしくは文化的に体系の意識とか、
食べた後の罪悪感を感じやすい傾向があると。
そのために食べたい欲求と食べちゃいけない抑制が衝突しやすく、
結果として渇望と罪悪感の両方を強く報告するというようなことが考えられるようです。
こんな感じになっています。
だいぶマニアックですよね。
チョコの話をするとは思っていなかったんですけれども、
これを理由も考えてみると、
チョコの話をするとは思っていなかったんですけれども、
これは心理学研究という日本の雑誌に載っているんですけれども、
僕は日本心理学会に入っているので、それが届いたりするんですけれども、
もうすぐ完全オンラインになると言っていたんですけれども、
日本に帰ってきて雑誌が山積みになって実家の方に残っていたので、
読んでみたら面白そうだなと思って紹介したという背景になっています。
そういう尺度もあるんだと思ってもらえると嬉しいなと思いますし、
今日の一語、食物渇望ということで、特定の食べ物に対して食べたいという、
我慢できないくらい強い欲求というようなものがあるんだということを
覚えておいていただければいいのかなと思います。
たまに依存症とか中毒とか、そういった関係の論文も紹介したりするんですけれども、
その一歩手前みたいなところ、大きく関連するキーワード、テーマかなと思いますので、
覚えておいてもらっていいのかなと思います。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい日にしていきましょう。
陳平でした。心を込めて。
というわけで、日本の生活も1週間ぐらい経ったかな。
結構経ってますね。
毎日慌ただしくしておりまして、
昨日は息子とパートナーと写真を撮ってもらいました。
仲のいいカメラマンさんが奈良で活動してて、
もちろん奈良だけじゃなくて関西、いろんなところに行ったりすると思うんですけど、
それがとても楽しかったし、
写真を撮ってもらった写真を見てとても嬉しい気持ちになっています。
今みんながカメラを持つようになって、
それはスマホに入っているからなんですけど、
画質自体もとても高いと思います。
同じぐらいとは全く言わないんですけど、
ある程度満足する写真が撮れるようになってきているはずなんですけど、
やっぱりプロのカメラマンさんにお金をしゃらって撮ってもらうという体験は
買い難いなと思いますし、
やっぱりプロのカメラマンさんにしかできないと思いますね。
あれは何なんでしょうね。
いろいろ要素、変数が多いですね。
もちろん持っているカメラの質というのも、
それはとても大きいと思いますし、
構図とか、街を歩きながらここいいねみたいな、
そのいいねみたいな言った瞬間に、
その人の頭の中ではこういう風に撮ろうとなっているはずなんですよ。
それぐらい早くはここに立ってくださいみたいな。
このカメラマンさんにとっては、
カメラマンさんにとっては、
カメラマンさんにとっては、
カメラマンさんにとっては、
それは何かあるんだろうなって思います。
自分で見えていない世界の切り取り方をしているんだろうなというのも思うので、
それはやっぱり、
たまにやってほしいなと思っているっていうことですかね。
あとカメラマンさんとの話をしたいなと思うことは、
やっぱり ー
あとそのカメラマンさんとね、仲のいい方なんで
結構お昼ご飯も食べたりとかして喋ってたんですけど
暑いんですよ、昨日もめちゃくちゃ暑かった
けど
光の感じが秋の光になってるって言ってましたね
夏の光じゃなくなってるっていう
この暑さだけど
光の感じは秋だって言ってて
それがとっても興味深かったですね
何なんでしょうね
質感とか言ってたので
それ以上の言語化は不可能なんですけど
もう少し深掘りしてみたいところだなって思いますかね
秋の光って何なんでしょうね
そういう風にとても良い一日を過ごしました
今日は
これ聞いてる今日ですね
4日は仙台で
今まだ大阪なんですけど
仙台の方に移動して
日本心理学会でさっきも言った
に参加していきたいという風に思います
久しぶりに会える心理学者仲間の人たちもたくさんいるので
とても楽しみです