【本日の論文】
Fujisaki, K., Ueda, R., Nakai, R., & Abe, N. (2026). How the brain represents a romantic partner: Dissociable roles of the nucleus accumbens and anterior insula. Cognitive, Affective, & Behavioral Neuroscience. Advance online publication. https://doi.org/10.3758/s13415-026-01470-w
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00:00
おはようございます。心理学者のじんぺーです。 この番組では、心理学の研究の紹介や、心理学者の研究生活のお話をしています。
今日もまた、新しい心理学の研究のお話をしてみたいと思います。
実は今日、心理学者対談を収録しようと思っていまして、
兄弟の時の、後輩と言っても直接的な後輩ではないんですけども、仲良くさせてもらっている藤崎さんという方がいて、
彼と話すんですけど、彼の論文ですね、最近出た研究を紹介してみたいなと思っています。
対談自体は来週月曜日になるかもしれないんですけども、ぜひ楽しみにしていてください。
改めて読んで、めっちゃ面白いし、
これも褒めてるんですけど、結構狂ってる感じがしますね。
狂ってないとできない研究ですね。だからこういうのを見ると感動しますね。
本当にAI時代に生き残っていくと言ったのだけど、
面白がってもらえるかつインパクトを持つ研究というのは、こういう研究だろうなというふうに想像しています。
研究の方法論とか話しながら、どこの辺が狂ってるのかというのを伝えていきたいなと思います。
詳しくは来週、藤崎さん本人にこの研究の話とかも聞こうと思うので、
今日は予習程度にさらっといきたいなと思っています。
彼が研究しているのはロマンティックパートナーの話です。
簡単に言うと恋人、付き合っているかどうか、そういった関係性における脳の機能、脳活動に注目をしています。
脳活動だけじゃなくて心理学的な要素もたくさん入っているんですけど、そういったことを研究しています。
これまでもそういった研究がたくさんあるし、人に限らずマウスとか動物の研究もたくさんあると思うんですけど、
より緻密に構造化された研究をやっていく必要があるというところがあったのかなと思います。
具体的にどういうことをしたかというと、恋愛パートナー、今回は男性の大学生だけが参加しているんですけど、
ヘテロセクシャルだけだったよね、男性で恋人がいると。
ちょっと待ってくださいね、メモには書いてたかな。
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書いてますね、異性愛男性です。
恋人がいる男性で、20歳か29歳、異性愛男性。
かつ、結構難しいと思うんですけど、募集時点で交際期間が6ヶ月以内の男性に限定している。
これだけでめっちゃむずいですよね。
そんなにたくさんいないんですよ。
いるけど、集めるってなったら相当大変だなと思います。
女性パートナーと友人にも協力してもらいました。
女性の友人、異性の友人にも協力してもらった。
パートナーと友人がどう違うのかというのが分かるわけですよね。
かつ、見知らぬ女性という、今回の実験の操作としては3群あって、
これらの人を見ているときの反応を調べる。
見ているだけじゃないんですけど、これらを具体的に話していきます。
簡単に言うとそんな感じ。
どこから話すのかな。
準備が超大変で、
まず、さっき言ったように50人の6ヶ月以内の交際期間の男性を集めるのは大変じゃないですか。
パートナーとパートナーじゃない女性の友人にも協力してもらっているんですよね。
どういう協力をしてもらっているかというと、
実験の刺激を作ります。
その方たちに協力してもらって。
それはどういう刺激かというと、動画です。
彼女たちをMRIの脳の活動を図る実験の日じゃない日に読んで、そこで動画を撮影すると。
その動画というのが笑顔で、報酬的な動画というとどれくらい伝わるか分かりませんが、
見ると男性が喜ぶようなにこやかな動画。
手を振ったりとかピースサインをしたりとか。
そういう動画を10秒くらいの動画を撮ってもらうということのようです。
10秒だったかな。
数字がいろいろ多すぎて忘れかけているんですけど。
メモメモメモ。
動画を撮ると。
その動画も1本ずつだと思っていたんですけど、10本ずつ撮っていたみたいです。
10本。
バリエーションがそれぞれだから、手を振るパターンとピースサインするパターンを撮る。
それはパートナーさんにもお願いするし、友人の方にもお願いするということです。
見知らぬ人たちは見知らぬ人たちなので全く関係ない女性に撮ってもらったやつを参加者ごとに使い回せるんですけど、
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パートナーというのは当たり前ですけど、そこでは1人の人を指しているわけで、
友人ももう1人の人に来てもらって、もしかしたら共通の友人みたいなのがいるかもしれないけど、
それぞれ撮っていたということです。
50人の参加者を集めるということは、50回分の撮影プロセスがあり、そこでかつ2人の女性に来ていただいて、
10本のバリエーションを持った動画を撮るという、本当に狂ってますね。
絶対やりたくない。こんな研究。
というふうに思っています。
もうすでに長くなっちゃってるんですけど、
MRIの中でやったこととしては、まずは参軍の中のどこかの女性のシグナルというか、
画像をまず出すんですよね。画像を出した後に、ある課題に挑戦してもらって、
これはめっちゃシンプルな課題なんですけど、画面の中に図形が出てきたら、
その図形が出てきた瞬間にできるだけ早くボタンを押すというだけの課題です。
すぐ消えちゃうんで、成功する時もあれば失敗する時もあるという、そういった課題になってるんですけど、
ここで成功すると、さっき言ってた動画、見たら嬉しい動画が流れるということです。
だから成功させたいと思うだろうし、成功したら嬉しいと思うだろう。
もっと言うと、その予期遅延というか、そこのこれから来るぞという時の期待感みたいなところで、
能活動が図りたいというところもあります。
そういうことをしてもらっています。
三重志向かな。三条件があって、参軍があって、それが柔道がずつあるので、これをひたすらやる。
三重志向あるでしょ。これが6乱あります。だから全部で180志向かな。
こういう繰り返し繰り返しやるというのは、こういう実験とかでよく使われるかなというのは思います。
そう考えると多分動画10秒じゃないんだよな。
ごめんなさい、今パッと見つからないです。
だいたい今日はフワッと伝わってれば大丈夫です。
質問紙もいろいろあるし、尺度とかもいろいろあるんですけど、一旦結果に移りたいと思います。
一番見たかったのは、パートナー関係と知ってるんだけどもパートナー関係にない友人の女性との反応の違いがあるかというところですね。
ちょっとキャッチーに言うと、最初に言ったらよかったんですけど、異性の友人が成り立つのかみたいな話ってずっとあるじゃないですか、多分ね。
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そういうことと関係もしてるんだなというふうにも思いますね。
それで結果は結論とは結構違ってたわけですよね。
パートナーさんと女性の友人というのは違った反応を示していたと。
分離できたって感じですかね、ということです。
特に側座角という脳領域と前頭皮質、閉まって帰っている頭皮質というところがあるんですけど、そこで分離ができるだろうということのようです。
この辺りの脳領域は先行研究とかからピックアップされているところだと思うんですけど、結構きれいに分けられたということなんだと思います。
もしかしたらこの辺もいろんなストーリーがあったのかなとは思うので、ご本人に聞いてみたいと思いますけど、そういう分離がうまくいったということです。
もう少し具体的に言った方がいいか、ごめんなさい。
側座角の方ではパートナーと友人の分離が成功したし、パートナーと見知らぬ人の識別ができた、チャンスレベル以上にうまくいったということなんですけど、
友人と見知らぬ人は有利じゃなかった、そこの側座角の反応はそんなに違わなかったということです。
前頭皮質の方でいうと3つのペアで識別ができたと。
これはパートナーVS友人もそうだし、パートナーVS見知らぬ人もそうだし、友人VS見知らぬ人も識別されたということです。
ちょっと詳しく言っちゃいましたけど、2つの領域どちらともパートナーの脳の表情というのが他者から分離できるということです。
まずは面白いですよね。これだけでも超面白いんですけど、加えていろいろありまして、
親密さと区別したかったということなんですけど、やっぱり親密さとも区別できたという話とかね。
雑に言っちゃってるけど。これ来週聞こう。来週というか対談で聞こう。
わかりやすいところで、交際期間とも関連があったということなんですけど、これはもうしさ的で考えさせられる結果なんですが、
交際が長いほど、6ヶ月の中でですよ。6ヶ月の中で1ヶ月の人もいれば6ヶ月の人もいると思うんですけど、
6ヶ月になればなるほど、パートナー得意性が弱まると。即座格におけるということであったりとか。
12:04
これはだから反応が弱まったということではないのかな。
パートナーがより他の友人とかと脳が識別するっていうのは、付き合い立ての時だってことだと思うんですよね。
合ってるかな。即座格って報酬とかに関連する脳の領域ですけど、そのあたりが付き合い立ての方がっていうのはめっちゃ想像できますけどね。
あんまりこれに対するコメントを言うとミスりそうなんでやめとくんですけど、すごい想像できるなと思いました。
それとこれも言いたい、言いましょう。
侵入的思考というのも今回図っていて、これもだいぶクレイジーなんですよ。
さっき言ってた実験だけで超大変なのに、この後に経験サンプリングという別の研究手法を使って、これも超大変ですよ。
ただ単にアンケート一回取って終わりじゃなくて、MRI実験の翌日から10日間かけてスマホアプリに7回通知が届くんですよね。
1日7回。だから全部で70回ぐらい届いて、その届いた時に簡単な質問に答えるという調査方法があるんですけど、
直前に何を考えていたかというところで、パートナーについて考えていたという割合を侵入的思考、だから頭の中に入ってくるということですね。
何しててもパートナーのことを考えてしまうみたいなことを測りたかった。
この程度と、今度は即座格じゃなくて等比率のほうが優位にこれと関連していたということです。
性の相関なんで、侵入的思考が高いとこの等比率における得意性、パートナー得意性というのが高かったということですね。
面白いですね、めっちゃ面白い。
これもイントロとかで書かれていて、等比率というのはそういった侵入的思考とか、
あとは脅迫的な思考というふうに関わりを示すと、もっと言うと内情感覚とかそういったことなんですけど、
そういったメカニズムを支えてるんじゃないかという予測をしていて、
実際そういうことを一部支持するような結果になったというのも見事だなと思いました。
いろいろ飛ばしてるとは思うんですけども、ぜひ今日面白いなと思った方は来週の対談の方も聞いてください。
裏話とかもぜひ聞けたらと思ってます。
狂ってるって言ったことが伝わるんじゃないかな。
私もMRIの研究を博士学会の時にして大変なんですよ。
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2時間とかかかるし、1人撮るのもかかるし、いろいろとスクリーニングみたいなのもあるわけですよ。
もちろん金属付けたもの入って入ったらダメだしとかね、着替えさせないといけないしとか、
事前に質問し、これとこれ、アンケート回答して、ちゃんと同意をこれとこれとこれ、得てからとかね、大変。
だから実験する以上に時間かかるし、もうお金もかかりますよ。
MRIの機械使うのもかかるし、車例もあるしねっていうので、かかる。
僕40人ちょっとぐらいかな。
それ、人数からしても冬崎さんよりちょっと少ないんですけど、結構大変だった。
数ヶ月全部でかかって大変だったんですけど、そんなの大変と言わせないほどの労力がかかった実験だなというふうに見ていました。
自分も頑張りたいなと申し上げて、こういう研究者仲間をギャフンと言わせるというか、何て言ったらいいんだろうな。
これはもうなかなか来るものがありました。
そういうふうに思わせる研究をしていきたいなと思いました。
刺激を受けてますね。楽しみですね。
というわけで、無駄話も多かったですけども、おそらくいろんな人に興味を持ってもらえる話題かなというふうに思いますので、ぜひ聞いてみてください。
いつものように論文は概要欄に貼っています。興味あったらチェックしてみてください。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい一日にしていきましょう。
陣平でした。心を込めて。
16:55
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