こんなやり方あるのかというふうに思った 選挙で
感情を動かすこととか ニガティブなことを言うこととか
ポピュリズムがどうなのかとかという話をしてみたいと思います 雑誌はですね
初めて見る雑誌 今日もまた心理学じゃないかもですね
ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・コミュニケーション コミュニケーションの雑誌なんだ
に載っているみたいです
やり方がすごく面白くてですね 2016年から2018年にかけて世界43カ国で実施された選挙を対象にしていると
日本も含まれています ドイツとかフランスも含まれているし アメリカとかも含まれている
そこで使われたネガキャン ネガティブキャンペーンとか 感情への訴え
あとはポピュリズム的なレトリック 修辞が
メディアの注目と得票率に与える影響を調べました いくつか言ったんですけど
得票率は簡単ですね その出口としての数字 得票率はなんとなくわかりそうじゃないですか 簡単に
出口の方のメディアの注目っていうのと あとはネガキャン 感情の訴え
ポピュリズム的なレトリックを どのくらい使ってたかということは どうやって調べたかというと
各国の専門家に 評価をお願いしたということです
例えば日本の例を出したほうがいいですよね 日本の例を出すと
2016年の衆議院議員選挙と 2017年の衆議院議員選挙
これ2回… あぁ違う 2016年は参議院です 参議院と衆議院議員選挙だそうです
5名のデータを使っているそうです
安倍さん 枝野さん 小池ユリコさん 志位和夫さん 山口さん 米党の山口さん
っていう5人を対象にしているそうです だから各党の代表みたいな感じなのかな
妊娠党とか希望の党とか書いてて 懐かしいなと思うんですけど その時の
例えば日本の専門家の人に アンケートをお願いして 安倍さんがどれぐらい
ネガティブキャンペーン的なことを していたかということを
1人じゃないですよね 数十人の人に
専門家にお願いをして評価してもらう そうすると平均点が出るわけですよね
寝かけやんどれぐらいしてたとか あと何でしたっけ
感情にどれぐらい訴えてたか 恐怖を喚起するようなことを言ってたりとか
不安を喚起するようなことを言ってたりとか するかどうかとか
ポピュリズム的なレトリック
何でしょうね 反グローバリズムみたいなこととかも そうかもしれないし そういうことを言っているかどうかっていう
こととかを専門家が評価したということで 1人につき平均24人の専門家から評価を受けたっていうので
なかなかすごいですよね
そんなことできるのかというふうな気もしなくないです
メディアにどれぐらい出てたかというのも そういうふうな感じで
各国の専門家に 専門家だから見るわけじゃないですか どれぐらいテレビ出てるとか
この時はYouTubeではそんなに一般的じゃなかったかも しれないけども そういったメディアも含めて新聞とかに出てたかということを
聞いたということです それらの値 数値を使って関係性を調べたというのが
この研究になっています いくつか注目すべき結果を報告したいと思います
今度は2つ目の出口ですね 得票率に関する効果で言うと
これもちょっと意外か 苦きゃんが逆効果になると
相手の正当の政策を批判するとか ニガティブにキャンペーンするということがマイナスに働きうる
一方で これも難しい 個人攻撃は有効であると書いてますね ここでもね
個人攻撃に絞った場合は例外的に有効である これは多分印象に残りやすいということだと思うんですけど
得票を増やすということだそうです
感情への訴えはここでは極めて強力だというふうに書かれてますね
熱狂という意味 熱狂を全面的に押し出した候補者であっても
恐怖を全面的に押し出した候補者であっても 感情に訴えなかった候補者と比べて大幅に得票を伸ばした
これもだから ちょっと希望があるとすれば別に恐怖じゃなくてもいいんだということですよね
熱狂を生む候補者というのは得票を伸ばした そうです
ポピリズム的なレトリックの話も何とかしてますけど
その中でカジュアルな言葉遣いっていうのがあるんですけど
カジュアルな言葉遣いっていうことに関して絞って言うと マイナスに働きうるということです
言わない方がいいですね
ポピリズムっていうとトランプさんのイメージすごいあるけど めちゃくちゃカジュアルな感じするけど
カジュアルな言葉遣いっていうことに絞って いろんな候補者
40何カ国 人数言ってなかったかな 90何人ぐらいの候補者の人を見てみると
そういった全体の傾向としては カジュアルな言葉遣いはマイナスに利きうるということだったそうです
というのが研究結果ですかね なかなか単純じゃないなって思いますよね
研究を紹介するとき大体そうなんですけど
ポピリズム的な反グローバリズム 反エリート主義とか
大衆に響くというか 受けるような言い方をするみたいなやり方って
すごく得票率伸ばしてるんじゃないかなとか 注目を集めやすくなってるんじゃないかなというふうに
思わなくもないんですけど 全体を見てみるとそうでもなさそうだっていうのが
一番テイクホームメッセージというか 伝えたいところかなというふうに思います
ネガティブさもやっぱり効いてはいるかな 個人攻撃とか恐怖とか言ってた
それは確かに効果があるっていうのと あとはそうじゃなくても熱狂を生み出すとか
地方ですけど選挙を手伝ったことが何回かあって
その時にやっぱり熱狂みたいなのは感じますね あるなって
候補者によっていろいろタイプは もちろんあるんだと思うんですけど
熱狂っていうのはおそらく なかなか現場にいると数値化しにくいとは思うんですけど
でも感覚と肌感としては 得票率に効いてたらもおかしくないなというのは
納得感があります 恐怖を使わなくてもいいのかなという感覚はあるし
この論文の結果だけ見ても そう言えなくはないかなというふうに思います
恐怖とか個人攻撃って分かりやすいけど 分かりやすい方に行かないというのが
個人的な希望ではありますかね そんな感じです