【本日の論文】
Chamberlain, R., Brunswick, N., Siev, J., & McManus, I. C. (2018). Meta-analytic findings reveal lower means but higher variances in visuospatial ability in dyslexia. British Journal of Psychology, 109(4), 897–916. https://doi.org/10.1111/bjop.12321
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サマリー
本放送では、読み書きが苦手な子どもを持つ保護者からの便りに応え、ディスレクシア(読み書き障害)と視空間能力の関係についてのメタ分析研究を紹介する。研究結果によると、ディスレクシア群の平均的な視空間能力は非ディスレクシア群と比べて特に高いわけではなく、むしろ中程度に低い傾向がある。しかし、ディスレクシア群では視空間能力の個人差が非常に大きく、極端に得意な人もいれば、極端に苦手な人もいることが明らかになった。この大きなばらつきは、読み書きの困難を補うための代償的な能力発達や、他の発達障害との併存などが要因として考察されている。