今日の論文は、一応サイコロジーで心理学なんですけど、 とんどお馴染みのない、
ジャーナル・オブ・パーソネル・サイコロジーなんで、 人事に関する心理学という感じですかね。
HR、Human Resources、人事ですよね。
人事以外の言葉が見当たらない。どうしよう。 ちょっとあまり詳しくないんですが、その人事の専門家に対して、
研究知見がどれくらいちゃんと伝わっているかなということを調べた論文になっています。 やっていることはすごくシンプルで、科学的に
証明というとちょっと言葉が強いんですけど、 証明でいいかなこの場合は。ある程度証明されていることを
その人事の専門家、それは会社とかで人事の担当している人とか、 ここではどういう基準だったかな、読んでいきましょうかね。
アメリカとカナダの453人の方を対象にしているそうです。
この人たちが、業務の一部として人事。
ちょっとHRって日本語で何て言うか一回確認していいですか。 人事であっているよね。
違う、Human Resources。
Human Resources、人的資源、人材、
部署。人事部であっているよね、よかったよかった。
そう、人事部で働いている。 平均年齢40歳ぐらい。
平均在職年数が11年。 98.6%が過去1年に少なくとも一人の採用に直接関与しているみたいな人です。
この人たちに人事という直接関係するかわからないけども、心理学の中である程度コンセンサスが得られているようなことを聞いて、
今回はミス、神話なのでどれも科学的には誤った記述と書かれていますね。
誤った記述なんですけど、それを合っているかどうかというのを聞いて、
どれぐらいちゃんとこれは違うと言えるかどうかということを調べた研究になっています。
面白いのが2002年に別の研究者たちが同じようなことをしている。
もっと規模が大きかったみたいなんですけどやっていて、それとほとんど同じ記述を使っていると。
だから2002年にお考えでいたとき、この論文は2021年の論文でしたが、
大体20年ぐらい経って正当率というか、ちゃんと間違っていることは間違っているって分かっているかどうかというのが、
その20年で変わったかどうかということを調べているという面白い研究になっています。
なんかね、この2002年の論文、自分が調べた中でも強すぎて、こればっかり出てくるんですけど、
古い論文を紹介するのはなんだかなって結構思うので、調べていたらこの2021年の論文がヒットして、
でもやっぱり2002年の論文が結構重要で、それの追従というか、同じような結果になるかなみたいな感じで、
時間を経てやってみているという感じというふうに理解しています。
せっかくなんで、神話を見ていきたいなと思うんですけど、これね、ホットなのにありますよ。
1個目がそうなんですけど、神話の1つ目ですね。
性格を表す言葉はいろいろあるが、本質的にはMBTIが捉える4つの基本次元しかない。
これどうですか?ちょっと神話って言っちゃってるんでね、あれなんですけど、これは間違いです。
そんなことないですっていう感じなんですけど、研究上ね。論文的にはそうなんだけども、実はこれも結果も合わせて言うと、
20%の人、20.1%の人がちゃんと謝ってるって言えたってことです。
それ以外は、合ってるって答えたか、不確実って答えたか、みたいな感じだそうです。
ちゃんとこれは違うよって、なかなか言えなかったっていうのが結果ですね。
人々の専門家なんで、ある程度はこの辺は抑えておいてほしいなという気持ちはあるんですけど、
これで聞くだけでも結構研究でやってることと、実際に割と最前線に立っている人と関わるっていうところの最前線に立っている人にも、
あんまりその研究性が伝わってないということの、1つの証明、ギャップがあるということのエビデンスになるのかなというところは思います。
ちなみに2002年との比較って言ったんですけど、これはね、2002年の方が成績が良くて、
今の神話については49%の人が間違いであると言えてたそうです。
最近の方がより間違ってるっていう、皮肉ですね。
科学的な知見はどんどん広まっていくかと思いきや、そうでもなさそうだというのがここで言えます。
ちなみに性格とかっていうのを心理学でよく使われるのはビッグファイブみたいな話で、
そちらがむしろMBDIで研究している人はほとんどいない気がしますね。
あとはどうでしょうね、成績はだいたい悪いな、でも20%しか答えれてないみたいな人が多いですね。
最も2002年と差があったものをいきましょうか。神話の6つ目ですね。
最も妥当な面接は応募者固有の経歴を中心に設計されたものである。
ちょっとどういうことかわからないよ。
これも神話だそうなんですが、2021年は24%の人しか間違っていると言えなかったそうです。
ちゃんと当てられた人たち。2002年は70%の人が当てられていたみたいなので、これもまた20年間でだいぶ悪化したというふうに書かれています。
応募者固有の経歴を中心に。
そこがね、神話の内容が別にこの論文の趣旨では本当はないので、考えるのも面白いけども、すいません。
どうなんだ、応募者固有の経歴を中心に設計されたものじゃないってことか。
あとは、低かったので言うと、価値観でスクリーニングする企業は一般知能、IQでスクリーニングする企業より職務成果が高いというのは間違いだそうですね。
これも20%以下、17%しか当てられていない。
価値観でスクリーニングする企業は、逆を言うとIQでスクリーニングするっていうのは有効であるって、これ確かに別の論文でも書いてた気がするな。
価値観とかでやるといいっていうふうに感覚的には思っちゃうんだけども、実際は研究の中では少なくともIQでスクリーニングするっていうのがよりパフォーマンスが高いということは他にも書かれてたな、確かに。
面白いですね。一旦これぐらいにしておきましょうか。