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#957【研究は社会の役に立つか part 3】研究者の立てる問いがインスピレーションに繋がっていればいいな
2026-05-22 17:37

#957【研究は社会の役に立つか part 3】研究者の立てる問いがインスピレーションに繋がっていればいいな

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おはようございます。研究者がそばにいるくらし、ドイツ在住心理学者のじんぺーです。 この番組では心理学の研究のお話とか、
研究者の研究生活の話とかをしています。 今週の後半に心と暮らしの処方箋という企画をやっております。
皆さんからいただいたお便りに、研究ペースで答えていくというような企画になっています。 概要欄にお便り投稿フォームURLを貼っておりますので、ぜひお寄せいただけると嬉しいです。
また、今日でネタ切れになってしまいまして、来週から毎週言ってるな、これ。 悲しいな。
なかったらないで、好き勝手に紹介したりするんですけど、 ぜひ何かあればお便り寄せいただけると嬉しいです。
昨日お届けして話していたのは、研究が社会の役に立つのかという、 簡単に言ったらそんなお話です。
社会の役に立つかというよりも、文言そのまま言うと、私たちの生活にどう生かされるのでしょうかということのようです。
昨日お届けしたのは論文ベースでお話をさせていただいて、 なかなか自分も勉強になったところが多いので、ぜひ聞いていただければと思うんですけども、
今日はなかなかこのテーマで答えるのが難しいので、 本当に一意見なんですけど、自分の話とかをしてみたいなと思います。
もしかしたらそういう話も需要はないと思うが、 聞きたい人が中にはいるかなというふうに思うので、話させてください。
いつも考えている話ではあるかもしれません。 いくつかの観点で話したいんですけど、まず自分の話をする前にですね、
論文ではないんですけど、心理学の中でこういった話がどういうふうにされているかということを、 事実ベースで紹介してみたいなというふうに思っています。
さっくり言うと、基礎と応用みたいな話で、応用研究があることと実装されるということもまた距離があるというのは、
一昨日の論文ではそういう形なんですけど、 とはいえ基礎研究ばかりというよりは、それを応用に移していこうみたいな、
トランスレーションしていこうという動きがあります。 トランスレーション研究とかトランスレーショナル研究というふうに言ったりするんですけど、
主にはおそらく医学とか生物学とか、そういった領域で一つの分野としてそのトランスレーションするというところがあるんですけど、
心理学でもあんまりメジャーではないんですけど、 動きがあるということを紹介したかったという感じです。
トランスレーショナルの動きというのは、
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2000年代くらい。 生物学とか医学とかだと、
もうちょっと前かな、1990年代くらいからそういった言葉とか概念が生まれ始めてきたみたいなんですけど、
生物学とか医学とかでね。その後に心理学に来たのは2000年代くらい。 結構遅いんじゃないかな。
特に臨床心理とか、おととい紹介した中にも入ってたその鬱病の認知行動療法であったりとか、
そういった話が中心なのかなというのは想像するんですけど、 やっていこうよと、基礎研究と応用をつないでいこうよみたいなことが動きとしてあるということは、
ぜひ知っていただきたいなというふうに思っています。 雑誌がどういうのがあるのかなと調べたんですけど、
AIが一番最初に教えてくれたのはトランスレーショナルイシュースインサイコロジカルサイエンスという雑誌ですね。
トランスレーションはさっき言った通り翻訳するという。 サイコロジカルサイエンスは
心理科学というか心理学の雑誌で、これ2015年に発刊されたみたいなんで、まだ10年ぐらい
ここ10年ぐらいで頑張っていこうよということなんだと思います。 っていう流れがあって、自分もどうですかね、この雑誌とかに載せる論文、研究はなかなかできないかもしれないんですけど、
流れとしては注目しておきたいなというふうに思っています。
というのが一つ言いたかった話でしょ。 自分がどうなんだっていうところなんですけど、
すごく意識しているというか、そのモチベーション的に
一番最初にやるかと言われるとちょっと怪しいんですけど、でもいつも持ってますというのは事実としてあります。
これもまたいくつかの観点で話せるなと思うんですけど、
まず、結構これもそもそも論みたいなやつなんですけど、研究者のその存在意義みたいな存在価値みたいなことを
主語は大きいねでもね、大きいけど、自分の考えというか、元ボスというか師匠が言っていたことなんですけど、
研究者というのは、心理学者ってその時言ってなかったと思うな、研究者は
世界を平和にしていくためにいるんだというふうに教わってきました。
それは結構
真だろうと、そうだなと思ったんですよね。 だからそういうことを考えると
やっぱりこう 世界の平和に近づいていく、大きいけどね、そういうぐらい
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重要な仕事だとも思っているし
そういう教授をもってというか、やるのがいいなというふうに考えています。
なんかちょっとこう モゴモゴってしてしまうのは、とはいえね、自分の興味とか好奇心とかね
衝動みたいなことが一番最初に来ているなというのは思うので
そこはね、別にあるんですけど、でもやっぱりある。 世のため、人のために研究したいというのはあるということが一つ
まず言いたいこと、そもそもみたいな話。 あとは、昨日もちょっと言ったんですけど
お金をもらう、いただいて研究するって時とか
うーんとは
お金っていうことが多いかな。 論文もそうだし、基本的には社会にどう生かせるかということは書かないといけない。
多くの論文も、多くの申請書もそういう構成になっているかなと思います。
特にこれもちょっと調べたんですけど、そんなにね
前のことじゃないらしくて、 社会へのインパクト志向みたいなのが
言われ始めたのが2010年ぐらい、これもまた。 特にはヨーロッパとかでは2010
これ一例ですけど、象徴的な出来事としてイギリスのリサーチ・エクセレンス・フレームワークだから
日本のその学術振興会みたいなところだというふうに思うんですけど、2014年からインパクトが評価軸として正式に導入された。
それまではそんなになかったのかな。 みたいな流れがあるみたいですね。
なので特に近年は本当にページ数どんどん増えてるんじゃないかな、そういうの書く乱。
自分は日本でも助成金出すし、ドイツとかヨーロッパでも出してるんですけど、ヨーロッパは特にそんな気がするなぁ。
すごくインパクトというのが書くところが多くて、正直困ってるんですけど何とか書かないといけない。
自分で言うとやっぱり書きやすいのは芸術鑑賞とかでベルビーンが高めるよねみたいな話とか。
あとは何ですか、創造性を高めるよねと、教育的に言えるよねみたいな話とかは定番であるんですけど、
それもそんなに荒くないですよ。もちろん解像度を高く書かないといけないけども、書いてますね。
なので社会的意義を研究者は求めなくていいという立場もあると思うんですよね。
さっきも言ったように衝動とか好奇心ドリブンでやっていくっていう立場もあると思うんですけど、
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そういう考え方、どうとかっていうのに関わらずお金をもらうためには、
社会的意義は考えないといけないし書かないといけないという風になってますので、書くということです。
ただお便りいただいた方が言っているのは、これさっきも言ってましたけど、
社会的意義ということとさらに解像がやや違いますよね、実装レベルというのは。
届くというのはなかなか難しいなというふうに思うんですけど、
研究をこの政策決定の人が読んでくれたらいいなと思います。
昨日の論文だったらあまり現場の人が読んで伝わっていないという、
絶望的な結果を紹介したんですけど、読んでくれたらいいなとか、
それが政策とは言わずともサービスとかプロダクトの開発につながったらいいなというのは思ったりしますかね。
自分で言うと、例えば俳句を作ることによって感謝の傾向がありますよという研究とか論文を書いたんですけど、
教育現場で俳句をもっとやっていこうとなるために使われるのか、それもどうなんだろうね、難しいね。
俳句のワークショップをやるんだとしたら、そういう効果を引用しながらできるかなとかは思うんですけど、
すごく先ですよね、届くのね。
あとは、これも一昨日の論文で言っていたことがすごくいいなと思っていたんですけど、
一つの研究結果だけじゃなくて、いくつか研究がまとまった後にレビューとかメタ分析がされて、
その上で政策決定がつながっていくみたいなのは本当にそうだなと思うので、
一つの俳句の研究をしたとて、それで大きく社会を動かすということは難しいなというのも感じますかね。
というのが話したかった話でしょ。
まだ話したい話が長くなっているんですけど、研究成果そのものだけじゃなくて、
研究するときの問いの立て方とか、それを解こうとするデザインとか、
これはね、インスピレーションを与えるんじゃないかなと思っているっていう。
これはちょっと答えになっていないけどね。
今日は自分の話で余裕にしましょう。
インスピレーションを与えるんじゃないかなと。
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だから結構アートに近いかもしれない。
新しい視点を得るとか、それで自分の仕事に生きたらいいなと思うし、
どっちかというと、そっちの方が近い。
仕様層としては今のところね、私の短い研究生活だと多いなというふうに感じます。
心理学とかだと特にそうかもしれない。
こういう問いを持ったんだとかね。
俳句って、これ自分が最初に立てた問いじゃないんですけど、
共同研究者の方が立てた問いね。
俳句を日々作るってことが何気ない身近なことへ感謝することに繋がってるんじゃないかっていう問いを立てたわけですよ、最初に。
それは問いというよりももう少し前の段階の疑問とか不思議みたいなことだったかもしれないんですが、
でもそれがどういうふうにリサーチクエスチョンになるのかとか、
リサーチクエスチョンを解くにはどう解くのかっていうこととかを知るとね、
やっぱりこう知的に興奮するなって思うし、
その興奮が研究者じゃなくてもアーティストじゃなくても、
いろんな仕事とかに生きててほしいっていうふうに思ってます。
思ってます。
だからもう本当に今日この話、
今日は論文とか議論はほとんどしてないけど、
自分のフォトギャスとか聞いて、
こういう研究があるんだと。
じゃあ、
今日世界の見え方また変わったかもしれないっていうふうになるとするのであれば、
研究がどう生かされるかって言葉だったんで、
どう生かされるか、
その視点を得るという意味で生きててほしいなって思うし、
生活というか価値観の変容に少し貢献できてたら嬉しいなとかっていうのは思いますかね。
これはちょっと希望的観測すぎるな。
でも、そういう研究すらもしたらいいのか。
なんかインスピレーションを受けたみたいなインスピレーションの触動とかもあるんでね。
それちょっと面白いかもっていうことかなと思いました。
企業の話も書いてたね、お便りで。
その研究が企業の依頼で行われた場合は直接その企業の活動に生かされると思う。
一般人と接点はかなり間接的、確かにそうですね。
私も沢上東進さんと一緒に投資の研究をしたりしましたけど、
それもやっぱり会社の目指す先っていうのはもちろん考慮して問いを立て、
もちろん利益相反とかいろいろあって、
その辺はしっかりもちろんやってるんですけど、
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やって申告もしてるしっていうのはあるんですけど、
やっぱりでも一緒にやるんだったら、
そういう企業の人が立てる問いとかに沿ってできたらなと思うんですけど、
どうでしょうね、これは自分はまだ経験がそんなに多くないので、
そんなに言えないかな、間接的なのかな、
そういった企業さんがもし沢上東進さんのその後はあまり落ちてきてないんですけど、
例えばその説明の時とか研究として引用してくれたら嬉しいなと思いますけど、
どうなんだろう、その後のサービスとかに一化するような内容ではなかったかな、
一つの研究だけでっていうのはここでもやっぱり難しいなっていうのは感じますかね、
いろいろやって、どこか生きてくるとこちょっとあるかな、
みたいなところかなと思います、企業を通した研究であったとしても、
心理学だと特に、そんな感じでした、いろいろ言いました、
ちょっとだけまとめると、最初に心理学の応用と基礎の橋渡し、
トランスレーション研究の歴史というか背景みたいな話と、
あとは研究者って世界平和のためにやってるよねって、
研究者ってそういう存在意義あるよねっていうことと、
申請書とか論文で社会的意義書かないといけないよって話、
あとは最後さっき言ったのは問いの立て方でインスピレーション与えられたら嬉しいなと、
ちょっとアートに近いんじゃないかみたいな話とかをしました、
参考になれば嬉しいです。
精進します。とってもいい問いと気づきをいただいたなと思います。
頑張りたいですね。
自分はそういうモチベーションがすごく高いので、
じゃないと今度ポッドキャストやらない、
リンさんとかもそうかもしれないけども、
思うので、今井先生とかね、ちょっと言い出すと聞きにくいからやめるけど、
研究者の方ね、ポッドキャストとかやられている方は、
リンさんとかもそうか言い出したら聞きにくいか、
頑張っていきたいなと思ってますので、
もちろんこの発信だけじゃなくて、
実際その基礎研究やるっていうことも日々所信していきたいなと思います。
よかったらまた聞いて見守っていただけると嬉しいです。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい一日にしていきましょう。
人平でした。心を込めて。
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