ジャーナリングの意義
おはようございます、心理学者のじんぺーです。
本日も心理学の最新論文を紹介していきたいと思います。
今日はジャーナリングの話をしたいと思います。
ジャーナリングというのは、自分の思いとか経験を文字にすることによって、書き出すことによって自己反省を行うような行動のことです。
一日の終わりとかで、ジャーナリングってもともと日記とかっていうことだと思うんですけど、そういう行動です。
感情の整理とか、気づきを書き留めたりとか、またストレスを軽減させるみたいなことが目的とされることが多いというふうに言われているんですけど、
このジャーナリングが果たして本当に効果のあることなのかということを調べたような心理学の調査になっています。
ジャーナリングやってる人もやってない人も聞いていってもらえると嬉しいなと思います。
最近はいろんなアプリとかもあるみたいなので、今回の研究もそれを使っているのかな。
僕は聞きなじみがなかったんですが、使っているそうなので、そういう一つ日曜に取り入れられることなのかなと思いますので、
結果次第ではぜひ検討してみてください。
ではよろしくお願いします。
研究の概要
今日の論文はBehaviour Changeという雑誌に載った2023年の論文になっています。
スマートフォンアプリによるジャーナリング介入の効果は、自己内省傾向によってエヴェルビングに対する影響。
これ難しいですね、タイトルが調整される。説明していきます。
タイトルを読んだら大体わかるかなと思ったんですが、長くてよくわかりませんでした。
今回の研究は実際にジャーナリングをやってもらいますと、
150名くらいの参加者に対して28日間、4週間ですね、ジャーナリングをやってもらって、
その前後でエヴェルビングが上がったか下がったか、
それは人のパーソナリティによってどう影響されるのかということを調べたような研究になっています。
ここで使われたのが先ほども言ったスマートフォンアプリで、Joypopというものらしいです。
これ調べたんですけど、あんまりクイッとしなくて、どうなんですかね、最近使われているのか。
でも2023年のログだったらあんまり古くはないと思うんですけど、
ジャーナリングをやるというよりも、レジリエンスを高めるようなこと、
例えば呼吸法、迷走的なこととか、ミニゲームみたいなのもできたりするみたいなんですけど、
その中の一つの機能にジャーナリングの機能があるみたいで、これを使ったそうです。
1日に1回から2回、2回やるのが推奨されたということらしいんですけど、
基本的には夜やったらいいのかなというぐらいの境地かなと思います。
それをしてもらって、前後のウェルビングの向上具合みたいなことを調べると。
個人差もいろいろ聞いていて、例えばそもそも自己内政を普段からたくさんするような人かどうかという個人差であるとか、
これは自己反省と近くはないんですけど、やや混同されがちなこととして、
反数的な思考、反数傾向みたいなこともあって、
これはネガティブな感情とかイベントごととかを思い出してしまって、
それにとらわれてしまうみたいなネガティブな意味での振り返りみたいなことだと思うんですけど、
それをやってしまうような傾向とかも聞いていたりするそうです。
これがちょっと重要なので説明をさせてもらいました。
結果いきましょうかね。
結果なんですけど、まずそれでいいのかと思ったのが、
そもそもジャーナリングする時間が結構短そうなんですよね。
8日間で合計2分17秒って短すぎません?これ合ってるのかな?
結果の考察
とか、1日平均5秒とかって書いてあったりするので、
本当に一瞬開いて絵張って書くぐらいの感じだったのかなっていうこと。
意味あるジャーナリングみたいなことも言っていて、
これ30秒以上使ったのを意味あるジャーナリングっていう風にしたそうです。
だから意味あるジャーナリングとかってわざわざ言わないといけないぐらい、
もう少しちゃんと実験参加してほしいなというふうに思うんですけど、
そういうことみたいです。
その辺やや疑問点というか、大丈夫かなって思うところなんですけど、
一応結果、統計的に有意なところも出ているので紹介したいなと思うんですけど、
まずこれだけでいいかな、一つだけでいいんですけど、
ジャーナリングをすることは心理的ウェルビングを高めます。
因果的な傾向もあったということです。
だから最初と最後でそういう高まりがあった、上昇があった、
ウェルビングが上がってたっていうことみたいです。
ただこれを上げるのは自己反省的な、自己内省的な行動を取っているとか傾向のある人ですね。
そういう個人傾向の人がジャーナリングのポジティブな効果を享受したということですね。
なんとなく言えたんですかね。
自己内省は振り返ると、普段から、別にジャーナリングとか関係なく、
なぜ自分はこう感じたのかというのを普段から考えるような人とか、
あとはどうすれば成長できるかという、
ちょっとポジティブに過去の経験とかをとらえるような人ということだと思うんですけど、
こういう人がジャーナリングをすると、しっかりとウェルビングに効果があったということみたいなんですけど、
そんなに自己反省的な、自己内省的な傾向のない人はあまり効果がなかったということというふうにも言えるかと思います。
今日はこれだけでいいかな。
ポジティブなんですけど、人によるという。
その人によるというのが、普段からリフレクションをしているような人であるというようなことみたいです。
普段から自己内省しているという人は、ジャーナリングをやってもらうと、
バッチリウェルビングがあるんじゃないかなと。
バッチリとか言うとちょっとうさくさいですけど、傾向は全体としてはあるということのようです。
どうなんでしょうね。
このアプリはいろいろあるといって、迷走的なこともできたりすると言ったんですけど、
そっちの迷走とかの方がより顕著な結果とかがありそうだなというふうにも思ったりはしなくもないなというのは個人的な感想でございました。
というわけで、いかがだったでしょうか。
ジャーナリング。僕は日記を書いていたことはあるんですよ。
7年前くらいめっちゃ前。
ニュージーランドに行ってた時は毎日書いてましたね。
海外の生活を記録したくて、ずっと行ってましたね。
あとはコロナになった時に、1年くらい毎日Facebookで何か書くということもやってましたね。
毎日それも続けましたが、今はやってないですね。
どうでしょう。
でもこれちょっといいなと思うのは、たまに英語学者の話をさせてもらっているんですけど、
まさにジャーナリングみたいな感じなんですね。
1日の終わりに英語でAIとしゃべっているんですけど、
AIが今日何があった、楽しいことがあったみたいに聞いてくれるので、
そこで今日のことを振り返って、ここでこういうことがあったという、
英語でしゃべるという、あまりうまく出てこない時もあるんですけど、
やってるのであれ、確かにちょっとだけジャーナリングっぽいなって思ったりはしますが、
いかがですかね。皆さんももし、ウェルビンが上がるんだという感じで思ってもらった方は、
やってもらえるといいんじゃないかなと思います。
ただ150人のデータだし、カナダの大学生だしということとか、
あとはちゃんと使っているかどうかよく分からないというところもあったりするので、
この結果だけを好みのみにすることなく、
僕も他の論文とかもチェックしてみたいなというふうに思います。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい1日にしていきましょう。
じんぺいでした。心を込めて。
今日も1分だけ雑談をしたいなと思います。
推しクリエイター、イラストレーターさんがいるんですけど、
何人かいらっしゃるんですけど、
その中の1人にマモルさんという方がいて、
マモルさんに絵を描いてもらったんですよ。
スケブっていう、自分が描いてほしい構図とかを依頼できるような、
もちろん有料なんですけど、それでマモルさんに絵を描いてもらって、
パートナーの写真を添付して、この方をモデルにして絵を描いてほしいですということをお願いしたら、
めちゃくちゃ可愛い絵が届きまして、土日ですごくテンションが上がってました。
貼っておきますね。
ツイッターで僕のパートナーがツイートしてたんで、
それを貼りたいと思うのでよかったら、
絵概要欄見ていただければと思います。めちゃくちゃ可愛い。
似てるっていう。僕もそう思うし、
彼女を知る人もそう言ってたので、
そうなんだと思います。
そういう感じの子なんだって思ってもらったらいいかなと。
なんだそれ。
とても素敵な絵を描いてもらいました。
このね、好きなイラストレーターさんにオーダーして描いてもらうっていう体験ね、
とってもウェルビンガンが上がりますね。
本当にこれ来るの楽しみで、
お願いする時も楽しかったんですよ。
こう描いて欲しいとか、この色使って欲しいみたいなことをお願いする時も楽しかったし、
待ってる間もドキドキワクワクって感じだったので、おすすめです。
まもろさんのことも応援してもらえればなと思います。
多分まだ受け付けてると思います。
それでは。
