【本日の論文】
H. Y. Chan, T., M. Y. Chan, F., F. Tin, A., Y. M. Chow, A., & L. W. Chan, C.. (2007). Death Preparation and Anxiety: A Survey in Hong Kong. OMEGA - Journal of Death and Dying, 54(1), 67–78. https://doi.org/10.2190/6478-6572-V704-1545
【今後の対談予定】
6月5日(金) ~ 上川路さん
https://voicy.jp/channel/818490/7719794
6月7日(日) ~ 高山ゆかりさん
【「こころとくらしの処方箋」お悩み投稿フォーム】
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【他の音声配信プラットフォーム】
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感想
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00:00
おはようございます。研究者がそばにいるくらし、ドイツ在住心理学者のじんぺーです。 この番組では心理学の研究の紹介とか、
心理学者の研究生活の話とかをしています。 今日も論文を紹介していきたいんですけども、
今日の夜に上川さんと対談をすることになっております。 生配信をする、
ボイシーの方で生配信する予定なので、 ぜひ8時から集まれる方は集まっていただきたいなと思います。
上川さんは、寮職員という伊藤統領さんのお寺で
お仕事をされているんですけど、お守りを作る、 お守り作りの
体験を取り仕切っておられる方なんですけど、 その他にもいろいろとやっておられることがあって、
ボイシーのチャンネル自体はステカツラジオというものを どんどん断捨離していきましょうかと。
それだけじゃないと思うんですけど。 あとは終活ですね。終わりの活動と書いて終活と書く。
その終活の
ワークショップじゃないですけど、活動されていて、 プログラムと言ったらいいかな、活動されていて、
今日はその話を聞かせてもらいたいなと思っているわけです。 なので今日はそういった終活に関するような論文を紹介してみたいと思います。
ただ終活という言葉は日本で使われているだけで、似たような考え方とか仕組みは いろんな国でもあると思うんですけど、
今日は香港の論文で、香港の研究なので、 終活という言葉でもないですし、2007年の論文なので、
終活という言葉が日本ですら生まれてないみたいな時だと思います。
その時に死ぬということに対する準備をどうしているのかというふうなことを調べた研究です。
種明かしじゃないですけど、いろいろと調べたところ、 終活という言葉ではあまり論文検索ではヒットしないですし、
英語で調べようと、今回頑張った英語で調べて、英語の論文なんですけど、
そもそもどういうふうにキーワードで調べたらいいかというのもよく分かっていないところがあります。
今日ヒットした論文のタイトルがDeath Preparation and Anxietyという支援の準備みたいな言葉で研究されているのかなというふうに思っているので、
このあたりのキーワードで今後は拾っていきたいと思いますけど、
03:01
今日は割と読まれているような論文を紹介してみたいと思います。
どういうことをしているかと言いますと、
終活のようなものだと思うんですけど、死の教育セミナーで、死って死ぬの死ですよ。
死の教育セミナーに参加した285名の方を対象に調査を行っています。
死の教育セミナーに参加しているので、それなりにそういった準備をしようとか、ある程度意識が高い人たちなのかなというふうなところは思うんですけど、
この人たちを3つのタイプに分類できるだろうというふうに言っています。
1つはプランナーと言って、すでに死の準備をしているという人たちのことです。
2つ目がコンテンプレーター、熟考者、考える人みたいな人たちなんですけど、
これはそういったことを考えたことはあるんだけども、実行していませんよという人たちです。
就活という言葉を使うと、就活ということを考えたことはあるし、知っているんだけども、実際にはやっていないよという人たちです。
ノンコンテンプレーターというのは最後の人たちで、この人たちはもう考えたことすらないよという人たちでございました。
この人たちをどういうふうに3つに分けたかというと、これもちょっとややこしいんですけど、
3つのテーマがあって、1つが生命保険、生命保険を加入しているかどうかということと、
2つ目が遺言書を作っているかどうか、3つ目が埋葬場所を手配しているかどうかという、この3つですね。
それぞれちょっと段階が違うような感じもするんですけど、それぞれについてプランナー、コンテンプレーター、
ノンコンテンプレーターみたいな3つに分かれているということのようです。
質問書を取っているんですけど、どういうことを聞いているかというと、死への不安ですね。
死ぬことが不安かどうかということと、あとは香港、日本もそうだと思うし、中国の本土とかもそうだと思うんですけど、
死ということについて話すことへのタブー感があるわけですよね。
なので、その死に対してタブーに思っているかどうかということを調べる、聞く尺度を作って、これの差を見ようというところでした。
さっき言った、実行すでにしている人たち、考えているけど実行していない人たち、全く考えてもない人たちで、
この3グループの中で、死への不安がどれくらい違うかどうかということと、死をタブーと思っているかどうかということを聞いているということです。
06:10
まず結果は軽くいこうと思うんですけど、まずどれくらい実行者と実行している人、非実行考えていない人という、それがどういうパーセンテージで分かれていたかというところなんですけど、
生命保険、遺言、埋葬場所というので割合はだいぶ違うんですけど、生命保険でいうと実行している人が結構多くて6割ぐらいの人がやっていて、考えたことあるけど実行していない人が2割、考えてもない人が2割みたいな感じの分布でした。
遺言書になるとこれがだいぶ割合が変わっていて、実行している人たちが13%、実行しているけどやっていない人が45%、あと42%ぐらいが考えたこともないという人たち。
埋葬場所を手配しているようという人はもっと割合が変わっていて、既に手配しているようという人が7%しかいないです、全体の。
市の教育セミナーに参加している人であっても実行している人は7%、考えているけどやっていない人は25%ぐらい、考えてもない人が67%ぐらいみたいな割合になっていて、結構ジャンルというかテーマによっても違うよねというところがあります。
今度はメインの市の不安スコアのところなんですけど、これは予想とちょっと違うような結果になっていまして、
どこ行ったかな、そう、熟考者の人ですね。やってない、やってる人でもないし、考えてもない人じゃなくて、考えてるんだけどやってない人が一番不安を感じていたという結果ですね。
不安も感じていたし、あとはタブーについても、熟考者が高かったというところのようです。
なので、ちなみにやってる人と何も考えてもないという人たちは特に差がなかったというのがおおよその結果だったというところです。
ちょっと生命保険か、遺存か埋葬場所かというのでもやや違うところはあるんですけど、大枠はそんな結果です。
だから一番今日のメインの結果というか、特に興味深いところだなと思うのは、考えてるけどやってない人たちが一番不安を感じているし、タブーだと思っているというところを言っていました。
09:07
これがなかなか心理的にも面白いなと思っていて、著者たちは認知的不協和理論という、よく聞くかもしれないんですけど、それを持ち出してきて説明をしています。
つまりは、この認知的不協和理論を簡単に説明すると、矛盾する二つの認知があったときに、これを同時に抱えたときに生まれる心理的な不快感とか緊張状態のことを指すんですけど、
人はこういう不協和を持ったときに、それを解消しようとする動機を持つというふうに言われています。すごく古い理論で、1957年に書いてますね、ここではフェスティンガーという人ですけど、
この不協和が生まれたときに、不協和を減らすために行動を起こす、準備するということはもしかしたらその不協和を減らすことなんだろうけども、今回の結果を見てみると、
主はタブーで触れてはいけないものという信念を強めているということでした。タブーで触れてはいけないから行動をしないとか、行動をするとか、タブーはそういうふうに使われているんじゃなくて、むしろ正当化、自分が行動していないことの正当化みたいな形で使われているし、それを強化しているというふうな考察がされていますね。
これは結構攻めた考察で、面白いなと思いました。自分は修学しないといけないかもしれない、だけどやっていない、やっていないのを正当化するためにタブーでダメなんだと、これは話題に出すべきものじゃないんだというふうに思うようにしているみたいな感じですかね、ということが起こっているんじゃないかと書かれています。
あり得る考察だなと思って興味深く読ませていただきました。
そんなところですかね、なかなか不安、不死への不安というのはわかるけど、タブーというふうな読み方をするのは、なかなかこういう、香港とか中国とか日本もそうかもですけど、そういった国の特徴だなというのも思ったりしますね。
宗教についても聞いていて、宗教が関連するんじゃないかというふうに、最初は仮説というか、著者たちも思っていたみたいなんですけど、結果的にはそんなに差がなかったのかな、でもしたらどっか行っちゃうんですよね。
12:09
キリスト教徒は仏教と道教と無宗教者より優位に文化的信念が弱かったということですね。だから文化的信念というのはタブーと思っていないということですね、キリスト教徒のほうが、という結果はあるか、まあそれはそうなのかな、もうちょっと西洋っぽい、まあでも西洋だからといって死に対してね、そんなオープンだというわけでもない気がするけどね。
どうなんでしょうか、ちょっとこのあたりは気になるところですね。
しゅうかはすごくいい研究トピックだなと思うので、神川さんとお話しできるのをすごい楽しみにしていますし、そこの実践をされている方からお話し聞くことで、またいろんなアイディアが出てきそうだなというふうに思っています。
今日の夜8時からお待ちしています。
神川さんのチャンネルのリンクを概要欄に貼っておこうと思うので、ぜひ今のうちにフォローしておいていただけると嬉しいです。
8時から私のチャンネルなんですけど、後半神川さんのチャンネルでお話をする予定です。
よろしくお願いします。最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい日にしていきましょう。
神平でした。心を込めて。
13:26
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