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2024-02-12 10:02

【知っておきたい繊維の知識47】繭糸(けんし)/ラメ糸メーカー社長の繊維ラジオ

・繭糸って繭の糸なの?

・絹糸と繭糸は違うの?

・繭糸の良い方は?

・特徴と用途は何?

・TESに蚕は出題されるの?

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この番組は、一度聴いただけではなかなか覚えられないファッション業界の専門用語をご紹介しています。

ダイセン株式会社様発行「知っておきたい繊維の知識424」のテキストの中から、行きや帰りの移動時間で活用できる、仕事に役立つ繊維知識を音声版でお届けしています。


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▼参照

知っておきたい繊維の知識424(ダイセン株式会社)

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▼番組で使用しているポッドキャスト機材:

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00:01
福永ひとしの繊維の泉
始まりました。
泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉。
本日も福永社長とお届けしていきます。
福永社長、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いよいよ50回近くまで来ましたね。
来ましたね。
100回やるって聞いた時には、
マジかと思ったと思いますけれども、
どうですか?
ちょっと半ばに来たぐらいのこの心境は。
よう続いとるね。
我ながら。
結構そのコツコツ継続するのは社長は、
得意なところ。
そうですね。
ただ最初ってね、
本当に絶望がよぎるじゃないですか。
100もすんのこれみたいなところがあるんです。
半分くるとね、
なんかもういけそうだなという手応えしかないんじゃないでしょうか。
やっとやったら終わんにゃろうな。
そうですね。
そんなまあもちろんこの40回をね、
振り返るといろんなこともあり、
プチリニューアルもしましたけれども、
引き続きこの残り約50回も楽しんでいければと思います。
はいではそんなコーナーなんですけども、
こちらはダイセン株式会社さんが発行されているテキストを使ってのコーナーになりましてですね、
そのテキストが知っておきたい繊維の知識424というタイトルなんですよ。
知っておきたいってついてるぐらいですから。
そこはダイセンさんがこういう繊維の知識をみんなで共通言語にしようよという思いがあっての作りなんでしょうねきっと。
そうですね。
ダイセンさんといえば。
繊維ニュースです。
繊維ニュース。
そういう業界紙と呼ばれてるものを作られてるメディアを扱っていらっしゃるところですから。
何て言ったっていろんな情報入ってきますもんね。
そうですね。
いろんな繊維の獣鎮とも知り合いですし。
そんなダイセンさんが選びに選び抜いてこの先生にこういう覚えてほしい単語に対して深く追求してもらおうよと。
それ100用意するんですから。
そうですね。
大変なことだったと思います。
そんなダイセン株式会社さんの愛が詰まった100項目をさらに令和のこの時代に40年戦士の社長が一つ一つ今紐解いてるわけですから。
引き続き今回もそういうコーナーの趣旨ですので、リスナーの皆さんも楽しんでいただければと思います。
では、100項目からうちの今日はどんなお題でしょうか。
47回目。
眉糸。
眉糸。
眉の糸。
眉の糸。
眉の糸はカイコとは違う。
いや、カイコの糸やね。
前回前々回ぐらいから絹というキーワードになったんですけども。
絹になる前の糸がキートで、キートになる前の糸が眉糸。
そういう定義か。
じゃあ今回は眉糸というタイトル。
そう。カイコの吐き出す、正確には押し出すというべきか。
繊維は三角の断面を持つ日本のフィブロイン繊維をセリシンという高温粘度のタンパク質が取り囲んだ形をしている。
これ僕もよく人に説明する時には豚の鼻っていう風に言うんですけども。
まさしく三角断面のフィブロインというものをセリシンが囲んでいるみたいな形です。
日本のっていうのはツーですよね。
ジャパンじゃないですよね。
ジャパンじゃないです。
03:00
日本のものが出てくる。
そうそう。フィブロインというのが元々日本なんです。
セリシンは重量比で約25%を占め、常温では固く眉層の接着薬を果たしているが温湯、暖かい湯で軟化して接着力が低下する。
この性質を利用し湯につけることにより糸をほぐし出す蝶を見つけることができる。
蝶ってどんな感じですか。
糸口。糸変にもの。何者のもの。糸口を見つけることができる。
それで神話に出てきたお茶に漬けちゃったっていうのはまさにこういうことなんですね。
そういうことです。
また眉糸を引き揃えてキートにするときの収束力や経年をかけたときの寄り止め力もセリシンが受け持つ。
セリシンは役に立っているんだよな。
除去するものだというイメージがあったわけですか。
もうあった。
しかしちゃんと役割がある。
ちゃんと役割を持っているんだよね。
経年織物を織り上げた後、セリシンを薄いアルカリの液で除去すると寄り戻りの力が解放され、死亡織物が得られる。
これセリシンまた役に立っている書き方だよね。
愛がありますからね。今回も草神さんですよね。
そうそう。
全部に愛がありますね。
織り上げたセリシン付きの織物はゴワゴワと硬いが、セリシンを除去する。
経の後練りという作業と、経独特のドレープ性が生まれる。
いわゆる精錬です。
これが社長のストライクゾーンのところですね。
経の精錬ですね。
精錬という言葉を使わないと、後練りという書き方をしているところがすごいなと思った。
見る角度が変わったりとか、重症度が上がった人から見ると、これは後練りとも見えるよというふうな、また面白いですね。
そうですね。生地にしてからセリシンを除去する、精錬することは後練り。
生糸の段階でセリシンを除去してから織物にするケースもあり、この場合は先練りと称する。
着物と呼ばれる羽織る方ね、あれば後練りが多いです。
帯と呼ばれる締める方、あいつは先練りのものが多いですね。
理由があってのことですもんね。適してるとかそういう。
産地が違うんですよ。
固定力があるから先に除去しておいた方がいいよとか、そういう色々な用途の。
それは知らん。
気持ちがいい否定でした今。
産地のルールがあるんだと。
産地のルールで成り立っていることは専業が非常に多いですからね。
後継ぎはあれど、その産地がやっていることだと。
着物というセットの衣装ですね。
羽織る方と締める方、全然別のところで作られているので。
何やったら違う芸術品としてそれぞれの産地の人が誇りを持っている。
それがまた融合するのがすごいですね。
見ごろというか。
もともと多分西人で全部やってたんちゃうかなと思うんだよね。
06:02
着物がなんで単語にいったか。
それはまた単語の歴史をひもとかないとわからないですね。
草神さんと一緒にそれは作っていただければ。
羽織る方は単語産地で作られていることが非常に多いです。
締める方は西人という地域で作られていることが多い。
今は西人の真ん中で本当に織物がっちゃんがっちゃんって織っている人が少なくなってきたので
単語産地でも帯と呼ばれる締める方を作っていることも多くなりましたね。
いわゆる出端と呼ばれる。
いろんなパワーバランスがあるわけですね。
その中でもともと西人でやってたのが
単語にいった理由がちょっとわからないけど
もともと西人で作ってた金紙が常用に来たのは
公では湿度の兼ね合いというふうに言われてます。
本間は多分何かの会議の時に
うちのおかん常用だしそこでやらすわみたいな人がいたから
常用で始まったんちゃうかなと思ってます。
表向きの理由とまた実情はちょっと差あるんちゃうのって思っていると。
こんな福永社長がコナンくんばりに今謎を解いていただいたわけですね。
まあまあよくあるといえばよくあることですもんね。
そうですね。
しかもそれが別に悪いことじゃないですからね。
全然悪いことじゃないですから。
ただちゃんとした明確な理由にそれかけへんから。
フィブロインの断面形状はだいたい三角おにぎり状と言われるがかなり変動がある。
そのばらつきの様子をズーニーに示す。
すいませんズーニーが見えないですね。
眉糸の平均太さはおよそ3.3デシテックス細。
でフィブロイン1本の太さは1.2デシテックスである。
すごいな。
眉の作り始めはやや細く中間は太く最後の内装では細くなっている。
なるほど。
これまた次回以降でなんとなく説明が多分入りますね。
ということは1本の糸でもいろんな太さがあるからそれが面白いと。
そうそれがもう絹ですよ。
それがもうたまらない魅力ですね。
そうそう。
これがちょっとネタバレないし言わんとこ。
わかりました。
多分何かを極める人って規則的じゃない方が面白いってよく言うじゃないですか。
初心者とか中級者は規則的だからこその安定感とかあるんですけど
上級者は不規則なワクワク感だから。
ランダムなアドベンチャーがあると。
ランダムに要求される我々の年収もランダムに要求されることがやっぱりありますね。
社長がまた燃えてくるわけですね。
そうそう。
ありがとうございます。
以上です。
わかりました。
今回はなかなか社長のストライクゾーンも含めての内容だったんじゃないでしょうか。
完全ストライクなのかどうかはちょっとわかんないですけど羊毛とかよりはだいぶストライク。
そうですね。
そんな風にリスナーさんもそれぞれ自分の強い分野とか
知らんけれども勉強した面白い分野とかいろいろ複合的にあると思いますから
09:02
それを一旦テストという資格を取りたいということになれば
得意不得意出てくると思うんですけど
このテストに関しては何か追加情報は今回ありそうですか。
このフィブロインセリシンはちょっと覚えておかれるほうがいいと思います。
出題はほぼされるだろうと。
わかりました。
じゃあせめてその単語を自分の言葉でちゃんと説明できるように
ぜひ明日からお客さんの前で説明するような
アウトプットを皆さん時間をとっていただければと思います。
では今回はどんなお題を話していただけましたでしょうか。
今回は47回目眉糸についてお話しさせていただきました。
はいどうもありがとうございました。
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泉工業株式会社福永ひとしの繊維の泉
この番組は提供
ナトゥゾメラメイトメーカー
泉工業株式会社
プロデュースキラテンでお送りしました。
10:02

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