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福永ひとしの繊維の泉
リジターのみなさん、こんにちは。ラメ糸王子の生河です。
福永ひとしの繊維の泉、今週も始まります。
福永社長、よろしくお願いします。
はい、では早速なんですけれども、今週もですね、前回に引き続きまして、
はじめ商事のはじめ社長にお越しいただいております。
はじめ社長、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ではでは早速、ちょっと3文目になるんですけれども、
今回はですね、前回大島紬の話とか泥染めの話を、
基本的な部分を教えていただいたんですけれども、
今回ははじめ商事さんの、特にこの部分が強みだよとか、
そういったお話をお聞きできればなと思いますので、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
弊社の強みっていうのは、もう本当に小ロットのものづくりっていうところかなと思うんですね。
普通、こういう多分繊維モノって機械でやったりすれば、
たくさんロットっていうのが必要になってくると思うんで、
僕ら全て手作業なので、注文ロットが1メートル単位なんですよ。
えー、1メートル。
1メートルから受けるっていう形で、
だから個人のお客さんとかデザイナーとかが多くて、
100分みたいな発注されるんですよ。2メートル20ちょうだいとか。
100分生産なんですね。
1メートル生産みたいなことが受け入れるというか、
それ大きいロットは逆に困るというか、
すごい時間がかかるんですよ。
小さいロットとザッと上げちゃうというか。
そういうのが強みというか。
生地幅は何本ですか?
生地幅は40センチのタイプと80センチのタイプの2種類あるんですけども、
どちらかでも1メートル単位で受けるっていうところで。
ただ縦糸が、そのうちが使っているものに限定されますけど。
縦糸変えたいと言われれば20メーター変えになっちゃうので。
縦糸変えても20メーターですか?
縦糸変えても20メーター。
それだけでもすごいな。
それが手織りの世界な感じなのか。
強みというか、そこで勝ち取っていくしかないなと。
価格も絶対勝てないし、逆に大きなロットもできないなら、
小ロットでいこうというので、今勝ち目を探しているような会社ですね。
前回前々回でコマーシャルのところで言っていただいたように、
百貨店さんとかで販売されるじゃないですか。
その時は生地も売る?
そうですね、生地も。
基本的にはメインは着物を売っているので、
うちの会社も帽子も並べているんですけども、
そこからお客さんと喋りながらオーダーで、
じゃあいいとこの糸を使って、こんなの作ろうよみたいな話しながらとか。
そこで面白いオーダーを受けたりとかして。
それは着物も売っているし、小物も売っているし、生地も売っているという感じなんですか?
そんな感じです。
基本的に生地を売っているというスタイルだと思っているので、
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着物というよりは生地を売っている。
着物用に使われる方なのか、それ以外なのか。
特に着物屋さんで意識があまりなくて、自分がですね。
今回放送日がジャパンクリエーションに間に合わなかったので、
ジャパンクリエーションのネタが入れられなかったですけども、
毎回出展されておられるじゃないですか。
毎回ですね、もう何年にもなりますね。
非常に本当にブース、はじめさんのところのブース、
かなりいつも人が高くて、常に人だかりじゃないですか。
すげえ囲まれたりしますね。
すげえ囲まれてるじゃないですか。
すげえ入りたくても入れへん時が多いんですけど。
遠目で福田社長見えるんですけど、
申し訳ないなと思いながら。
視界の端っこに緑色があるなみたいな感じ。
見えてるんですよ、ちゃんと。
ありがとうございます。
スキを見て、今やって思って挨拶するんですけども、
そんなんで、ほんまに1メーター2メーターで記事くれっていうパターンもあるんですか。
ありますあります。そればっかり。
だからサンプルで終わることは非常に多くて、
それも僕は良しとしてですね。
僕らの経験にもなるし、そのサンプルが次、全然違う会社で開いたりするから、
そういうのも含めて全部受けていこうと。
僕らの強みにとりあえずやってみようっていうのも強みにあるので、
みんな無茶なことを言ってきたりするんですけども、
そういう方法を探してやってみると。
それと合わないは、先方が決めればいいだけなので、
他のどんなものもやってみて、コスト出して、までは出してもらうのですね。
もちろん使う材料とか、いろんな状況によって価格っていうのは変わってくると思うんですけど、
やっぱり1メーター、2メーターだけを売るっていうのは、
それなりに高価、値段は高くなりますよね。
僕ら同じものを10メートルとも、メーターというのは単価が変わらないんですよ。
量産価格はないので、手織りの商売は。
だからみんなそれでも値段が減るので、
みんなたくさん注文できない、高すぎるから。
サンプル価格みたいなのが量産の価格になってくるわけなんで、
やっぱり着分の注文ということが多い。
あとは、ワイオーダーという形で、
お客様が注文を取って、お客様が着いてから発注かけるみたいなやり方も多いですね。
でも全然うちの定番人でやる分には構わないので、それで。
なるほど。
ホームページ、ホームページありました?
ホームページ、一応あるだけですけど。
そこで記事のサンプルとか見れたりするんですか?
いや、記事サンプルとか載せてないんですよ。
本当に会社を宣伝というわけでもないんですよね。
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こんな会社ありますぐらいなので、
いろんな今まで作った記事載せていくと、こんな面白い記事作ってるんやってなるんですけど、
なかなかウェブ担当がいない。僕がやらなくちゃいけないので。
忙しいですね。
ブログを書くので精一杯。
じゃあ、やっぱりはじめさんの記事見たいって思ったら、
総合百貨店に行くしかないんですね。
そこでも、でも記事を見せるっていうのは基本的に着物なので、
ジャパンクレジョンとかであんな記事をいろいろ持って行きます。
普通は一般的な記事だけ持って行くので、
だからうちに来るか、メールで問い合わせて記事の写真を送ってもらう。
ちょっとアナログな方法です。
マニアックやな。今聞いたある人めちゃめちゃ見たいはずなんですけどね。
ちょっと奄美大島っていう観光で行ってみたいなという場所に住んでいるというのを活かして、
とりあえず来てくださいっていうところも一つハードルとして設けてますね。
今ちょっと安くなるもんね。
そうですね。全国で落ちていて安くなって。
鹿児島もいっぱいあるみたいですけど予算枠いっぱいあるみたいです。
僕もほんま一回奄美行かなあかんなと思ってるんですけどね。
僕2回ぐらい行ってますからね。
そうなんですか。
次はまた是非奄美に。
3回行ってもらってますよね、うちね。
そうですね。いつもお世話になります。
無理な注文をね。
ちなみに、今特に何か取り組んでおられることとかってありますか?
今ですね、結構してるなっていうのが、
先織りっていう着物を裁断して織り直すっていうのは、
岩手県と青森県で南部先織りで有名であるんですけども、
その先織りの技法を使った織物をうちももう10年くらい前からやってまして、
それが結構SDGsっていうところだったり、
文脈と合わさって今ちょっと注目を集めてて、
そこに今注力してやってますね。
元々うちは着物を裁いて、大島の人で織り直したものを
奄美布っていう名前でずっと出していってたんですけども、
大事に企業案件というかですね、コラボをやってもらいたいというところで、
そういう企業が持って布を使って、
おもしろいところで織り直すっていうところで、
おもしろいところでスポーツチームとね、
バスケットボールチームの渋谷サンロッカーズっていうチームと
この前やったんですけど、
使わなかったユニフォームがあるので、
それを裁断して織り込んでオーシャルグッズにして、
小手入れとかパスケ屋さんとか。
イタリアのフェラーリっていう会社が、
シートとカーペットにうちの生地を採用してくれて、
それで一台だけの車を作ってニューヨークで発表してみたいな。
SDGsが今すごくね、
世界のトレンドにもなっているので、
裁断して織り直す。
そしてユートを使っているとか、
そういうところで上手く時代に合ってきているのかなと。
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アップサイクルですよね。
アップサイクルとかはすごく取り組んで、
今頑張っているところですね。
なるほど、なるほど。
ありがとうございます。
というところで時間が。
そうですね、いい感じで。
すいません、ありがとうございます。
最後にまたお知らせだけいただければと思いまして。
はい、すいません。
毎度毎度年明けのですね、
1月の2日から1日までですね、
4日間だけなんですけども、
池袋にある東武百貨店の大寺場の方でですね、
日本の職人店という大寺に出展しておりまして、
そこで私着物を着て、
お着物だったり、うちの小物だったりを販売しておりますので、
視覚の方、よかったらぜひ見に来てください。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
あと弊社泉工業からも知らせで、
各式SNSですね、
Twitter、Instagram、Facebook、
あとこちらのラジオ番組とYouTube配信も行っておりますので、
よかったら覗いてみてください。
はい。
ということで、はじめましょう。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
世界の人々に飾る楽しみをお届けする、
泉工業株式会社 福永ひとしの繊維の泉。
この番組は提供、後染めラメ糸メーカー、
泉工業株式会社、
プロデュース・製作 キラテン、
ナビゲーター 純天堂でお送りしました。