00:07
皆さん、こんばんは。1月16日、夜10時になりました。いわみTVのお時間です。
この番組は、自動車教習所で働く37歳の私が、18歳の皆さんにお伝えしたいことを話す番組となっております。
はい、といった感じかな。今年から、昨年までのニュースの話と、もう一つ、18歳の皆さんに私がお話をしたいことというテーマで番組を進めていこうと考えておりますが、そんな感じかなと思います。
はい、今日の内容はですね、働くということについてです。18歳の皆さん、あるいは、その18歳未満の皆さん、大半の方は学生さんだと思います。
中にはね、アルバイトしてますよ、という方もおられると思いますが、もしかしたらね、部活三昧で今まで一度もアルバイトをしたことがないという方もおられるかもしれません。
そんな皆さんに、働くことについてね、ちょっと考えていただきたいなと思います。
中にはですね、高校を卒業したら、もう働くという方もおられるんじゃないでしょうか。もうね、就職先が決まってるよっていう高校生の方もだいぶ多いんじゃないかなと思います。
はい、皆さんは将来働くときに何を一番重視したいなと思いますか。
働く上でですね、仕事を探してもらったら感じると思うんですけど、例えば給料が月に30万円あります。
休みも週休2日です。有給休暇もいつでも取ることができます。
そして仕事は誰でもできる難しい内容ではありません。
という仕事がもしありましたら、私に紹介してください。
はい、そんな仕事はですね、残念ながらありません。
少なくとも18歳の皆さんが高校を卒業してすぐに就職できるような会社で、そのような条件というのは絶対にありません。
はい、じゃあそこで皆さんが何を一番重視したいかというのを考えてみてほしいなと思います。
例えば、もう私は休みが本当に少なくてもいいです。もう法律上最低限の休みでもいいです。
その代わり月に30万欲しいです。という仕事なら探せばあるかもしれません。
また逆にですね、給料はそんなに多くなくてもいいです。
ただその代わりやっぱり土日は絶対に休みたいです。というのも探せばあると思います。
はい、というふうにね、自分が一番これを重視したいなっていうそこにね、やっぱり焦点を絞って、
03:05
どんな仕事をしたいかなというのを考えてみてほしいなと思うんですよ。
はい、ちなみに私はですね、どうかと言いますと、まあはっきり言います。
今の会社、給料そんなに周りの同年代の方と比べていいというふうにはなかなか言えません。
またね、休みに関してはまあこれうちの食料柄シーズンにもよりますが、今からどんどん繁忙期に入ってきます。
免許取りたいという方がね増えてきます。
そうなると本当にもう週1日休めるかどうかっていうのもね、2月3月はそんな状態になる可能性が高いと思います。
まあでもね、シーズン過ぎてしまえば4月5月なんかは割と休みは取りやすい業界じゃないかなと思います。
5月のゴールデンウィークなんかはですね、毎年カレンダー通りというか、むしろカレンダー以上にね、連休を会社単位で休みを取っております。
もう9連休10連休ぐらいは当たり前ですね。
といった感じで、休みもねトータルで考えたらまあ普通じゃないですかね。
そこまで多いということもなく逆に極端に少ないということもありません。
じゃあ私が今この仕事を続けている理由は何かと言いますと、やりがいです。
私ね、こうやって人と話をするっていうことも好きですし、皆さんみたいなね若い人たちにね、こうやって説教地味と話をするっていうのも好きです。
それはやっぱり皆さんにね、後悔してほしくないからなんですよ。
18歳という限られた1年を過ごす上で、もっとこういうことを知っておけばもっと楽しめたな、もっといい会社につけたな、もっといい仕事できたんじゃないかなとね、やっぱり後悔してほしくないなと思うんですよ。
その上でね、仕事をするときに自分が何を一番重要視したいのかというのはね、就職する前にはしっかりと考えていただきたいなと思います。
私ね、この仕事本当にやりがいを持ってやっております。
それはね、免許を手にしたいという人に対してね、教えることによってやっぱり成長する姿を見るっていうのは本当に私にとってもとても嬉しいことです。
私の言葉でね、運転こんなことができるようになったとか、学科でね、今までよく分かってなかったけど、なるほどそういうことだったんですね、分かりましたと言ってもらえると本当に嬉しく思います。
そのやりがいを感じることができなければね、正直今のこの会社でこの給料でなかなか続けてはいけないですよね。
正直私の周り見ましても、辞めていった人間というのもおります。
その辞めた理由がですね、やっぱり給料が少ないというのもあったり、あとはやっぱり休みたいときになかなか休めないという理由であるとかね、そういった理由で辞めていた方々も見ました。
06:09
そういう人たちはね、この仕事に正直あんまりやりがいというのを感じることができなかったのかなとね。
ちょっと私の価値観とは違うのかなと思います。
なかなかでもね、この正直やりがいだけで仕事を探すというのも正直ね、難しいと思います。
やっぱり就職して、特に家庭を持つとなると、やっぱり自分の奥さんのため、子供のためにある程度の稼ぎというのは必要だと思いますんでね。
その給料がどんだけ低くてもいいからやりがいのある仕事というのはね、自分一人のためならいいですけど、なかなか将来を考えるとそういうわけにもいかなくなってくると思います。
ただね、このやりがいを求めて、やっぱり自分の仕事というところをある程度追求していけば、それなりに周りからも評価されてくると思うんですよ。
給料というのもね、後からついてくれば、それが一番幸せな働き方じゃないかなと私は思います。
ぜひとも皆さん就職するときには、何を一番重視したいか考えてみてください。
もしかしたらすでにね、アルバイトされているという方もおられると思うんですよ。
今皆さんアルバイト、どんな気持ちでやっておられますか?
これあの、私のね、他の番組でね、スタイフでちょろっとなんか、こんなこと言ってたなっていうのを今思い出したんですけど、
アルバイトなんかそんなに責任求められることもないし、適当でいいんじゃないっていうのをふと話している方がいたんですね。
私それは違うと思います。
たとえアルバイトとはいえ、社会の一員だという自覚を持って働いてほしいなと思います。
私が一番それをね、実感したのがですね、まさに18歳の頃です。
高校を卒業して、春休み、大学進学までの間、1ヶ月ぐらいね、まるまる時間がありましたので、ちょっと短期のバイトをしようと思って色々探してみました。
そしたら3月、自動車学校も忙しいんですけど、もう一つね、あの引っ越し業者っていうのもすごい忙しいんですよね。
3月から4月にかけて、引っ越し業者もね、アルバイト探しておりました。
でも私、体格はね、そんなに良い方ではないんですけど、学生時代ずっと野球をやっておりまして、上下関係とかね、体力的なところはそんなに苦ではなかったので、申し込んでやってみました。
先輩からね、「おい、日高あれ持ってこい!」って言われても、「はい、わかりました。」って言ってね、タタタッとかけていって、頑張って持っていってというのを繰り返したら、
だんだんとね、やっぱり短期ではあったんですけど、周りの正社員の方からも認められるようになりました。
で、私がそのアルバイトで責任っていうのを一番大きく感じたのがですね、お客さんの荷物を運んでいるときなんですが、冷蔵庫、アパートの3階まで運ぼうということになったんですね。
09:03
ちょっと大きめの冷蔵庫で、さすがに1人じゃ無理なんで、2人で持っていこうということで、トラックから下ろして、正社員の方と私と2人で持ち上げたんですね。
正直その時点で、「ちょっとこれ重たいな、やばいかも。」って思ったんですよ。
でも何とか頑張っていこうと思って、何とか階段を上がりました。
ところが2階まで上がったときにもうちょっと限界が近づいて、「すいません、先輩、無理です、無理です。」って言ったんですよ。
そしたら他の方がすぐ駆け寄ってくれて、事なきを得ました。
でもね、その後コッピドック叱られました。
やっぱりね、皆さんお客さんの立場で考えてほしいんですよ。
いくらアルバイトとはいえ、自分の家電を運んでいるトラック引っ越し業者の方が、階段上がっている途中で、「無理です、無理です。」って叫んだら、皆さんどう思いますか?
大丈夫?大丈夫?
いやもうちょっとこの会社やめとこうって次から思いませんか?
お客さんからしてみればですね、今荷物を運んでいるのが正社員かアルバイトかなんて関係ないんですよ。
だからやっぱりね、その会社の信用を失わないためにはやっぱりね、途中で無理になったのはしょうがないんですけど、もうそれならはっきりと持ち上げた段階でね、ちょっときついかもって思ったらもう一人助けを呼ぶとかせんとダメだよって。
じゃないと会社の信用に響くからねって言われました。
まさにその通りだなと本当に痛感しました。
引っ越しに限らずね、働くっていうのはアルバイトであろうが正社員であろうが、もう会社の名前を背負って働く以上ね、責任は一緒です。
皆さんもね、そのことを受け止めた上でアルバイトにもしっかりと精を出していただきたいなと思います。
ということで本日はですね、18歳の皆さんに働くということについて考えていただきたいなと思い、こんなお話をいたしました。
ちょっと久々に10分オーバーしてしまいましたが、これからもこんな感じでね、ニュースと若い人に向けたメッセージというのをね、できれば交互に配信していこうかなと考えております。
もしよければ次回以降もお聞きいただければ嬉しいなと思います。
では今夜はこの辺りでありがとうございました。おやすみなさい。