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皆さん、こんばんは。10月18日、夜10時になりました、いわみTVのお時間です。
この番組は、日々のニュースを取り上げ、私の個人的見解を述べることにより、
皆さんに改めて、安全運転について考えていただくための番組となっております。
はい、お久しぶりになってしまいましたが、ニュースを一見紹介します。
スポニチのニュースですね。タイトル、
「ひろゆき氏、高齢ドライバー問題で持論。強制免許返納年齢を法で決めて、
運転できなくなる日は必ず来る。」というタイトルでございます。
はい、記事、全文紹介します。
実業家、西村ひろゆき氏、通称ひろゆきという方ですね、46歳の方が、
18日に自身のX、旧ツイッターを更新し、高齢ドライバー問題について語る場面があった。
ひろゆき氏は、17日に北海道九代市であった77歳の男性が起こした交通事故について言及。
4歳の女児が母親と一緒に跳ねられ、死亡した。
警察は、男性がアクセル操作を誤ったとみて調査している。
この件について、「18歳以上しか免許が取れないように、一定の年齢で強制的に免許を返納する方がいいと思う。
高齢でも運転能力がある人もいるのであれば、16歳でも普通車を運転する能力がある人はいますよ。」とコメント。
また、高齢者が車がないと暮らせないと言っても、生きていれば運転できなくなる日は必ず来ます。
免許の認知検査の結果、今日から運転できませんと言われ、生活を突然変えるよりも、
強制免許返納年齢を法で決めて時間をかけて準備する方が楽です。
いつかは誰しも運転しない生活をすることになります。と試験を綴っていたというニュースでございます。
高齢者の免許返納問題、これは大変難しい問題でございます。
過去にも高齢者の免許をどうするかという点について、私の意見は述べたのですが、
改めて高齢者問題について皆さんにも考えていただきたいなと思います。
広行市の意見に対して、私が賛成か反対かと言われたら、現時点では反対ですね。
というのも、私は島根県という地域に住んでおりまして、一定の年齢で免許返納を義務づけてしまうと、
広行市も自身のツイッターでも言及されてはいるのですが、
それだと生活できないという人がどうしても出てしまいます。
そうなるとまた別の問題が発生してしまいますからね。
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本当にご高齢の方しか暮らしていない家庭が夫婦共に免許を返納する年齢になったら、
それから先、病院への通院をどうするのか、もっと言えば買い物をどうするのか、そこから解決しないといけないですよね。
私の住んでいる地域もバスもないことはないです。バスは出ています。タクシーも呼べば来ます。
でもそうすると、タクシーで病院に通ったり買い物に行ったりすると、
まあそれこそ費用が相当な負担になることは容易に想像できます。
おそらく私の自宅から最寄りのスーパーに買い物に行っても、
多分往復したらタクシーで2,000円は引くんじゃないですかね。交通費だけで。
それをやっぱり週1回の買い物としても、買い物に行くだけで交通費で1万円ぐらい負担となると、ちょっと負担が大きすぎるのではないかなと思います。
バスも出てはいるんですけど、この辺の地域だと1時間に1本もないですからね。2,3時間に1本。
じゃあ片道でバスでスーパーまで行って買い物して、じゃあ帰るまで3時間バス停で待ってよっていうのもね、
それはそれでまた高齢者の方にとっては身体的にも負担は大きくなってしまうのではないでしょうか。
まずはそこを解決しないと、やっぱり強制的に免許返納というのはちょっと現実的ではないかなと思います。
でも、広雪氏もおっしゃっているように、認知検査の結果で免許を取り上げるという法律も今あるんですね。
昔は高齢者講習を受けてきちんと免許更新の手続きをすれば、誰でも運転を続けるという意思があれば免許更新というのは可能だったんですけど、
それがまずは認知機能検査というのが義務付けられるようになりまして、その検査の結果認知症の恐れがありますよという人は病院で診断を受けましょう。
そこでもし認知症ですという診断が出てしまいますと免許の更新ができないという法律に変わりました。
そしてこれは昨年かな、昨年おととしかな、今度は認知症でない方であったとしても、
ある一定の違反をしてしまった場合、免許更新の前に運転技能検査といって今度運転の試験をするという法律になったんですね。
そこでどれだけ認知機能が低下していないとしても、その運転技能検査に合格しないと認知機能検査、高齢者講習が受けられないという法律に今はなっております。
ですので、一定の違反をしてしまって警察から運転の試験を受けなさいよという通知が届いた方は、
必ず運転の試験をクリアして、それから更新の手続きに移っていかないといけないんですね。
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そういった法律になっておりまして、免許更新したいという意思だけでは更新できないという決まりにはなっております。
ただ、それでも違反のない方、認知機能に問題のない方であれば、今まで通り高齢者講習を受け免許更新の手続きをすることによって運転を続けるというのは可能な社会になっております。
ただ、そんな人でもアクセルブレーキの踏み間違いというのはいつ起こすかわからないというのが正直なところで、
それを年齢で定めるというのが適当かどうかというところは大変難しい問題じゃないかなと思います。
そこで皆さんに考えていただきたいなと思うことなんですが、
もしも皆さんの周りにご家族にご高齢のドライバーがいるということであれば、
ぜひとも自ら免許返納という道を選べるという環境を作ってあげてほしいなと思うんですよ。
この中でも触れたように、免許を取り上げてしまうと病院に行けない、買い物に行けないという人は仕方なく運転を続けているというのが正直なところですので、
そういった方に対してぜひとも若い方が一緒に暮らすから、病院に行くときは車を運転してあげるから免許を返納しようよという話し合いの場をぜひ設けてほしいなと思います。
これも過去に確か触れたんじゃないかなと思うんですけど、私の住む集落でもご高齢の方が大変多くいらっしゃいます。
でも免許は返納されている方もいるんですよ。返納されている方というのは絶対に一緒に息子さんなり娘さんなりお孫さんなり若い人が一緒に住んでいる世帯なんですよ。
若い方が都会に出て仕事をしている、ご高齢の夫婦だけで暮らしている家庭というのはどちらかはまだ免許を持っているんですよね。
それが現状なんですよ。だからこそ若い方からそういう選択をできる環境というのをぜひとも作っていただきたいなと思います。
今これを聞いてくださっている皆さん、若い方が多いと思うんですけど、田舎におじいちゃんおばあちゃんが住んでいるのであれば
ぜひとも一緒に暮らすという選択もぜひともおじいちゃんおばあちゃんが事故を起こす前には考えてみてはいかがでしょうか。
私もそういった理由ではないんですけど、広島で生まれ育ったんですけど、今は島根県という田舎で生活をするようになりまして、
そこからおじいちゃんおばあちゃんが運転する機会がぐっと減ったというのも確かですし、
私の父母もまだ60代ではありますけど、いずれは運転をやめるという選択をする日が来ると思います。
その選択はいつでもできるようになっている状況ではないかなと思っております。
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ぜひとも身近にご高齢のまだ運転を続けておられるドライバーがいるという方は、
そういう選択をご高齢の方が自ら免許返納できる環境というのをぜひとも作ってあげていただきたいなと思います。
ということで本日のニュースに関しては以上です。
本日10月18日は私の大好きなカープがクライマックスシリーズファーストステージを勝ち抜いて、
いよいよファイナルステージ、現在阪神と試合を繰り広げているところではありますが、
先ほどチラッと見たらリードを許しておりましたね。
この先どうなるか分かりませんが、まだまだカープのシーズンは終わりませんので、
最後の最後まで応援をしていきたいなと考えております。
次回土曜日はYouTube、いわみTV、次回は21日、夜10時から配信をしようと思います。
ちょっとテーマ設定の方ができていないんですが、
今週は順番で言うと杉本先生と配信になるかなと思います。
ぜひともこういうテーマで話をしてほしいというご意見がありましたら、
Email、X、あるいはLINEの友達追加などからご意見をお寄せください。
すべてホームページに載せております。ぜひともご意見をお寄せください。
それでは本日はこのあたりでありがとうございました。おやすみなさい。