特別転回の解説
はい、みなさんこんばんは。5月25日日曜日、夜10時になりました、いわみTVのお時間です。
この番組は、自動車教習所の教習指導員である私、日高が、車の運転に関するニュースを取り上げ、
私の個人的見解を述べることにより、みなさんに改めて安全運転について考えていただくための番組となっております。
本日は、日曜日なので、車の運転や道路交通法に関する雑学を 紹介しようと思います。
本日紹介する雑学は、「特別転回」という言葉です。
みなさんご存知でしょうか。
特別転回とは、道路において、来ていた方向と逆の方向へ向けて、ぐるっとUターンをするという言葉です。
この特別転回というのが、どのようなシチュエーションで使用することができるのか、というのを紹介しようかなと思います。
ここでですね、ちょっと私の過去の失敗談を一つ紹介しようと思うんですけどね。
あれがね、いつ頃だったかな。私が結婚するちょっと前ぐらいの話だったと思うんですけどね。
23歳、4歳ぐらいかな。
当時付き合っていた、今の妻ですけど、当時の彼女とね、デートで宮島の花火大会に行こうということで、車を運転して行ったわけなんですよね。
そこで、まず広島県の割と中心部、緑というところにあります広島インターチェンジから乗ってですね、
宮島方面へと向かおうということになりました。
インターチェンジ入ってですね、最初2方向に分岐するじゃないですか、高速道路ってね。
さあそこでどっち方面に進めばいいのか、というのをね、皆さん事前に調べていってますか?
花火があればね、入力していればこっちだよって教えてくれると思うんですけど、当時乗っていた私の車は花火なくですね、
私も下調べをしてなかったわけですよ。
でまぁそこで、ちょっとね、これ地域的な問題もあるんで、詳しくね、イメージできる方がどれぐらいいらっしゃるかわかんないですけど、
広島インターから乗ってですね、宮島方向へ行くのに2つの分岐があります。
片方は三好浜田方面と書いてあります。そしてもう片方は岡山方面と書いてあります。
さあ皆さん、どちらに進めば八塚市方面に行けるかお分かりでしょうか。
一応ね、方面を説明しますとですね、広島インターから八塚市の方に向かうとなるとですね、南西の方に向かって進みます。
南西、地図で言うと左下方面ですね。で、三好浜田方面というのがもう北に向かいます。
地図で言うと上の方へ向かっていくんですね。そして岡山方面ということはもう完全に右の方向へ進んでいきます。
さあどっちだろうとなった時にですね、私わからなかったんですよ。
そこでね、しれっとこっちだろうと思ってね、進んだんですが逆でした。
まあ進めど進めど、八塚市という言葉が出てこないですね。
いやーこれミスったなぁ、逆だったなぁということで、彼女もね、なんとなく気づいているんですよ。
なんかおかしくないって。まあその車の中での空気がね、非常に重たかったですね。
で、まあ行き先間違えたらどうするかということなんですけど、まああの高速道路なんで当然展開というのはできないわけですよ。
途中インターチェンジで降りて、また乗り直して引き返すか、まあ下道で元の経路に戻るか、という選択をしないといけないわけなんですが、私はですね、次のインターチェンジで降りてですね、また高速へと乗り直して、反対方面へと進んでいきました。
で、えっと、まあそこでね、高速道路一回降りるっていうことは、まあ当然そこでね、料金を支払って、また新たに乗る時には通行券を取るなり、ETCでね、ゲートを通過したり、でまた目的地へ向かっていかないといけないんで、まあこれね、お金が無駄になっちゃうと思われる方多いと思うんですけど、ここで特別展開という措置があるというのを知っていればですね、これ実はお金無駄にならないんですよ。
これどうするかと言いますと、料金ゲートに行ってですね、ETCの車であれば、まずね、ETCのカードを抜いておいてください。カードを抜いた状態で一般ゲートへ進みましょう。
で、まあそうするとね、当然通行券を入れてくださいとか、まあ今も、もしかしたら場所によってはね、あの係員の方がいらっしゃるような場所ももしかしたらあるかもしれないですね。はい。で、まあ係員の方がいないような場所であれば、係員と通話ができるボタンみたいなのがあると思うんで、そこで係員の方にですね、行き先を間違えましたと伝えてください。
そうするとですね、お金を支払うことなく料金ゲートを開けてもらいます。で、もう一度乗り直すということが可能になります。そこでね、一般道路方面に走って行っちゃうと、当然お金払わずに逃げることになるんで、これはダメですからね。
はい。また元のインターチェンジから高速道路へと入り直すことができます。こうやってお金を支払うことなく料金ゲートでUターンする、これを特別展開と言います。はい。これを知っていればですね、まあ最初のインターチェンジで取った通行券を目的の出口で入れることによって、その本来の料金でまた高速道路に乗り直すことが可能となっているんですね。
ETCの場合は、またそれでね、高速道路に入り直した段階で、またカードを差し込んで目的の出口に向かったところで出てもらえればですね、あの特別展開の時はETCの引き落としはしてないわけですから、結果的には最初に入ったインターチェンジから最終的に行きたかった出口で降りるという、その区間分の料金を支払う。
ということになります。はい。でも当時の私はね、その特別展開という措置も知らなかったので、はい。お金も無駄にしました。時間も無駄にしました。はい。うーん。まあもったいないですよね。はい。まあ特別展開をすることによってね、お金だけは損しないですからね。はい。時間はもうどうやっても取り直せないですけどね。はい。
皆さん、デートでね、どこか高速道路で行くとなった時には、しっかりとインターチェンジやジャンクションなどのね、情報を下調べしていきましょうね。はい。ということで、本日の雑学に関しては以上でございます。
運転ミスの共有
ここからコメント返しを何件かさせてください。何件かあったかな。はい。まずはですね、昨日の配信会に南区平和の車大好き親父さんよりコメントをいただいております。昨日のコメント返しのところでですね、あの自転車に乗っている人がなんか警察官に職務質問を受けて逃げたというエピソードを紹介していただいたんですね。
はい。で、まあこれがね、あのなんか途中でオートしていたということなんで、まあおそらく飲酒運転じゃないですか、というコメントのお返事をしたんですが、そちらに対してまたお返事を親父さんの方からいただいております。
日高さん、こんばんは。言葉不足ですみません。アルコール検出されていました。というコメントです。はい。ありがとうございます。これで、えっと、昨日のコメントでね、この人は免許の取り消し処分の対象になるのかというのが親父さんの質問でありました。
昨日の時点ではね、ちょっと私も調べることができておりませんでしたので、かなりあやふやな回答だったんですが、これね、調べてみました。はい。自転車の手記曜日運転が罰則強化されたというのがね、昨年の11月なんですが、これ罰則の内容はですね、違反者には3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が課されます。
自動車の運転には免許が必要であるため、手記曜日運転をした場合には免許停止や違反点数の付与といった行政処分が課されますが、自転車の場合は免許がないため、運転の権利を剥奪するような行政処分はありませんということです。
免許なしで乗れる乗り物ということで、免許証の点数であるとかね、免許停止処分とか取消処分の対象にはどうやらならないようです。ただ、ちょっと注意点が必要なのがですね、絶対に免許停止になることはないということはないそうです、どうやら。
自動車の運転免許を付与している場合、自転車での飲酒運転によって自動車の免許停止処分を受ける可能性がありますということです。
ここでね、ちょっと今、参考記事を一つ開いているんですけど、どうやらですね、免許を受けた者が自動車等を運転することが著しく道路における交通の危険を生じさせる恐れがあるときには、免許の停止処分を課すことができるみたいな法律があるらしいんですね。
ここでね、警察官だと思うんですけどね、自転車でこんな運転するんだから、この人そのうち車でも飲酒運転する恐れがあるよなと判断された場合には免許停止、場合によっては取り消しという可能性もあるのかなと思います。
なのでね、法律上は一応行政処分はないとはされているんですけど、状況によっては警察官などの判断によって免許停止になるという可能性もあるというのが回答となります。
はい私も一つねこれあの勉強になったんで本当におやさんには感謝申し上げます。
はい私もねこういう仕事をしておきながらなかなか道路交通法すべてをね完全に熟知しているとはまだまだ言えないなと、はい改めて気づかされましたね。
はい改めてこの勉強の機会を与えていただきまして、おやさんコメントありがとうございました。
はい他にコメントがあったかな。YouTubeサブチャンネルはどうかな。サブチャンネルは今のところないかな。
昨日土曜日YouTubeのメインチャンネルでライブ配信をしたんですがそちらにコメントはないかな。
今のところなさそうですね。はいということで本日はコメントへの返事1件となっております。
皆さんいつもたくさんのいいねやコメントなどありがとうございます。
はいえーということで本日はこのあたりで終わりにしようかなと思います。最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
ここまでのお相手はいわみTVひだかでした。