救急車に対するあおり運転の事件
はい、皆さんこんばんは。5月9日10時30分ぐらいになっているでしょうか。はい、いわみTVのお時間です。
この番組は、自動車教習所の教習指導員である私、日高が、車の運転に関するニュースを取り上げ、私の個人的見解を述べることにより、皆さんに改めて安全運転について考えていただくための番組となっております。
本日はですね、普通に帰宅するつもりだったんですけど、夜の送迎が入っておりまして、少し遅れてしまいました。
ニュースを一見紹介いたします。本日は中京テレビニュースより、タイトルが【救急車にあおり運転 男に有罪判決 見えつ知災】というタイトルです。
記事、全文紹介いたします。
救急車にあおり運転をしたとして逮捕された男に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
基礎上などによりますと、男性35歳の被告は、2024年11月、鈴鹿市の国道23号で、患者を救急搬送中の救急車に対し、急な車線変更や停止を繰り返すあおり運転をし、
走行を妨害したとして、公務執行妨害と動向法違反の罪に問われています。
また、被告は盗撮目的で女性トイレに侵入した罪でも起訴されています。
9日の裁判で【知災】は、危険で非常に悪質な運転で、救急搬送の公務が妨害された程度は大きいとした上で、
被告が運転免許を返納し、今後は運転しないと誓ったことなどを考慮して、懲役2年の休憩に対し、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
という記事でございます。救急車に対してあおり運転、これはひどいですね。
運転中の感情の重要性
あおり運転というのは、もちろん救急車じゃないにしても、どんな車に対してもやってはいけないことなんですが、
私が一番気になったのが、なぜあおり運転をしたのかという理由のところですよね。
このニュース記事だけではその理由までは明かされておりませんので、詳細がわからないんですけど、
とあるデータで、ニュースで見たような気がするんですけど、あおり運転をした人に対して、
日を置いてあおり運転したことを後悔しているか反省しているかといったところ、
確か半分以上が後悔していないという返事を確かしていたと思うんですよ。
つまり、あおり運転をしたのは自分は間違っていないと、そういう認識であおるという人が非常に多いわけなんですよ。
にも関わらず、この人は運転免許を返納し、今後は運転しないと誓ったということなんで、やっぱり反省しているということだと思うんですよね。
そうやって後から改めて考えた上で、やっぱりこれはやっちゃいかんことだったよなと、おそらく認識していると思うんですけどね。
じゃあ、なぜ救急車が来た時にあおり運転をするまでに至ってしまったのかという、そこを考えてみてほしいなと思うんですよ。
こうやって後から考えたら、やるべきではなかったなと思うぐらいであれば、やっぱり運転中どんなことがあったにせよ、一瞬カッとなって血が昇るってことは誰しもあるとは思うんですよ。
ただ、そこで本当にグッとこらえて、今から自分がどういう行動すべきかというところを改めて考えてほしいなと思います。
運転中腹が立つことって、私でもあります。日々運転していると道路交通の場にはいろんな方がいますから、なんだよこいつって思うことあります。
先ほどもね、送迎中だったんですけどね、今非常に天気が悪いんですね。雨もかなり強く降るような時間帯もありましたし、何より風が強いんですよね。
夜なんでね、当然対向車皆さんライトつけているんですけど、ずっと上向きで遠くから眩しいなーっていうのをね、こっちがパチパチパッシングしても全然気づいていないのか、
上向きにしているという認識がないのか、下げないといけないというのを知らないのかわかんないんですけどね、ずっと上向きでやってくるような人、ちょっとイラッとしましたね。
まあでもそこでね、落ち着いてですね、眩しい、見えにくい、どうすべきかといったところでね、ちょっとブレーキ踏んでスピード落としてですね、
後続車も全くいなかったんでね、もうほぼほぼ止まるぐらいまでしっかりスピード落としてね、その対向車が通り過ぎるまでやり過ごすように心がけました。
そうやってね、ちょっと冷静になればですね、そんな煽るようなところまでいかないと思いますんでね。
煽り運転ってね、本当に百害あって一利なしですよ。いいことなんか一つもないですからね。
皆さんもね、運転中カットなるようなことあると思いますけど、そこはね、一旦ちょっと気持ちを落ち着かせるという意味でね。
カットしたら深呼吸なんていうのもね、かつて私が紹介したトヨタの啓発動画でもありましたけど、
本当にね、そういった気持ちはね、重要ではないかなと思います。
車を運転する以上ですね、やっぱりどんなことがあっても事故につながるような行動は避けなければいけません。
ということで本日のニュースに関しては以上です。
これちょっと余談ですけど、救急車を妨害したということで公務執行妨害という罪もついちゃうんですね。道路交通法違反だけではないですね。
ちなみに自動車教習所の検定員、これもね、見なし公務員とされておりますので、もしもですね、技能検定中にですね、
例えばポケットからナイフを持ち出してですね、おい合格しないと刺すぞなんていうことをしてしまうと公務執行妨害に該当します。
これ日曜の雑学会で紹介すべきだったかな。まあいいか。
あとね、記事の途中であったこの被告は盗撮目的で女性トイレに侵入した罪でも起訴されています。
という部分に関してですけど、まあこれは私は専門外のことですので、言及はしないでおこうかなと思います。
はい、ということでニュースに関しては以上でございます。
ここからコメント返しを何件かしようと思います。本日お二方からコメントいただいておりますかね。
はい、いずれもナンバー522、昨日ですね、周りの手本となる運転をしようという配信会に対して、
まずはたしずんさんよりコメントをいただいております。
2件コメントいただいておりますので、ちょっと1件ずつね紹介させていただこうかなと思います。
まず1件目なんですが、あらコメント欄が開かない。どうした?
開いた開いた。はい、1件目のコメントです。
誰に見られても恥ずかしくない運転をしないとですね、同乗者もちょっとというコメントです。
はい、ありがとうございます。昨日紹介したニュースがですね、運転代行業を営んでいるというね、辞書をしている方がね、
飲酒運転をしてしまったという、そういったニュースを紹介したわけなんですが、運転代行しているドライバーとなればね、
プロと言ってもいいと思います。そんなね、プロのドライバーである人がですね、飲酒運転をしたというのはね、本当に
何と言っていいやら、言葉にできないですね。 まあこれね、同乗者もちょっとというコメントなんですけど、本当にそう思います。
飲酒運転の問題
同乗者もね、飲酒運転してたっていうのはね、おそらく認識していたんじゃないかなと思うんですよ。
もしこれね、飲酒運転だっていうのを分かっている状態で同乗したというのがね、明らかになった時にはですね、この同乗者ももうほぼほぼ同罪となります。
飲酒運転とね、免許は取り消しになると思ってください。 はい、ですのでね、飲酒運転は自分がしないことはもちろんですけど、周りの飲酒運転も絶対に許さないように
気をつけていただきたいなと思います。 そして2件目のコメントなんですが、追記という形でいただいております。
この放送で紹介されたコメントの中の45メートルぐらい前から合図を出すという表現について、大学のあった東広島市で教習を受けたのですが、
車道幅、道幅が広く、左折の動作が始まる前までに車を左いっぱいに寄せようという教習を受けました。
左に寄せる行為は進路変更にあたるので、30メートル前までに進路変更を終えておかないといけず、
つまり30メートル前のさらに3秒前に合図を出さないといけないので、だいたい45メートルくらいかなという感じです。
東広島市を走っている教習者はみんな右左折のかなり前から合図を出しています。
という追記のコメントをいただきました。ありがとうございます。 素晴らしいですね。これこそが本当に正しい合図と言っていいと思います。
私はもちろんそういう認識はしていたんですけど、ちょっとコメント返しで言葉足らずだったところがありましたね。
45メートル前くらいから合図を出すといったところに対して、私がコメントの返事で、右左折の合図は30メートル前ですという表現をしたので、
運転代行とリスナーのコメント
あたかも多指寸さんが間違っているみたいな、そんな表現に聞こえてしまっていたかもしれませんが、厳密に言うと、今紹介したコメントの通りで、
右左折の前は30メートル前くらいまでには左折であれば左いっぱいに寄せておかなければいけません。
そしてこの寄せるという動作は進路変更に該当しますので、そのさらに3秒前に合図が必要となります。
ということで、多指寸さんの言う45メートル前くらいから合図を出すというのは、きちっとした、かなり的確な合図の時期ではないかなと思います。
素晴らしいですね。それを免許取ってもう十数年経っておられると思いますが、それを今でも実践されておられるということだと思いますので、
非常に皆の手本となる良い運転だと思います。
多指寸さん、追記のコメントも含めありがとうございました。
そして同じ回の配信に、トホさんからコメントをいただいております。
プロ中のプロがそれはいけないですよね、というコメントです。
ありがとうございます。まさにですね、こちらも運転代行する身としてですね、
主にはですね、お酒を飲んだ人の車を代わりに運転するといった仕事内容が大半じゃないかなと思うんですけどね。
飲酒運転をしてはいけないというのを業務でもおそらく言っていらっしゃるんじゃないかなと思います。
そんな方がね、自ら飲酒運転をしてしまったというのは本当にいただけないですよね。
ぜひともですね、皆さんも運転代行ではなくてもですね、日頃車を運転する以上はですね、
ぜひとも周りの手本となるようなコメントをしていただきたいなと思います。
はい、トホさんコメントありがとうございます。
はい、ということで本日はお二方へコメントのお返事をさせていただきました。
皆さんいつもコメントやいいねなどたくさんありがとうございます。
はい、ということで本日少し遅くなりましたが、以上といたします。
最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
ここまでのお相手は、いわみTV ひだかでした。