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こんにちは、いわみです。
9月20日の金曜日、いかがお過ごしでしょうか。
いやー、連日暑い日が続くって、こればっかり言ってますが、
昨日だか一昨日に、東京で一番遅い猛暑日を記録したっていうニュースを見ましたが、
だから関東でも暑いんですよね。
9月の後半に35度ってちょっとね、尋常じゃないですよね、確かに。
コーチも似たようなものですが、コーチは特にね、日差しがね、すごい痛いですね。
昨日ちょっと外、夕方というか午後にね、子供の授業参観があったので、歩いて学校まで行ったんですが、
10分くらいの間にね、ちょっと日に焼けたんじゃないかっていうくらい日差しが厳しかったですが、
皆さんのところはいかがでしょうか。
今この音声配信は、家の2階の作業部屋で収録をしているんですけど、真上にエアコンがあるんですよね。
エアコンをつけてると結構音が入るので、暑くても収録時はエアコンを切るっていうね、
プロの方とかはそういう風にしているらしいし、僕もそういう風にやってたことはあったんですけど、
さすがに暑いよなっていうのとそんなに変わらないかなっていう言い訳との攻めき合いでね、今はそのままになっているんですけど、
たぶんね、そんなに気づかないし、BGMがあるとね、たぶんね、ほぼほぼわかんないレベルですね。
BGMなしで無音で、結構あのイヤホンとかヘッドホンで聞くと、かすかにね、ボーっていっているっていうね。
ちなみに僕今これヘッドホンしながら喋っているんですけど、これでボリュームを上げるとね、自分が黙ってボリュームを上げると、
確かにね、風の音は聞こえますね。結構音を持ち上げているので、これぐらいの音でも入っちゃうっていうね。
ノイズゲートっていうね、そのノイズをカットする機能もあるんですけど、でもそれも完璧じゃないのでたまに音が入っちゃうみたいなね。
だから気にする人はそれを気にするっていう。
今日の話は著作権についてちょっと考えたことがあったので、それについて喋りたいと思います。
別に難しい話じゃないんで、前にね、漫画村っていう事件、事件というかニュースがあったのは覚えてらっしゃる方も多いと思うんですけど、
最近ね、仕事でちょっとそれについて調べる仕事があったんですけど、どんな仕事だよっていう話ですけど、それはともかくとして、
漫画村っていうのは言ってみれば海賊版の漫画サイトですよね。
完全に著作権に侵害しているので、違法でその運営者が逮捕されたっていうね。
調べてみたら、逮捕されたのは2019年だから5年くらい前ですよね。そんな前なのかっていう気がしますが、逮捕されてその時にその海賊版漫画サイトっていうのがあるんだって知った、
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僕はそれで知った口ですけど、それでしばらく名前聞かなかったから、名前というかそういう話を聞かなかったから、
もう落ち着いたのかなって思ってたら、全然そんなことないらしいですね。
むしろ昔よりもそういうサイトが乱立しているらしくて、なんでそれ取り締まれないのかなっていうのも気になってちょっと調べたんですけど、
インターネットって基本的にその後をたどれなくすることはできるから、そういう海外のサーバーとか分散していろいろデータを乗っけていくことで、
運営者はそれをどこにいるかわからないようにして、もしくはいるけどそれをわかっているけど突き止められないような仕掛けをして、
ノーノートというか悪いことを知りながらバラ撒いているっていうことはあるみたいですね。
これは言ってみればインターネットの大きな闇の一つだと思うんですけど、
すげえなと思ったことが一つあって、それは最初に言った漫画村の逮捕された元漫画村の運営者の人がいるんですけど、
その人は多分複役したんでしょうね。何年か複役して出てきたらしいんですけど、最近結構表立って活動をしているってことを僕は知りまして、
本を出してたぶんそれがすごい売れたんでしょうね。アマゾンで結構高い評価を受けてて、僕ちょっと読みたいなと思っちゃったんですけど、
名前が星野ロミさんっていうんですかね。本名なのか原名なのかわかりませんが、ちょっと外国チックな顔をしているので、もしかしたらハーフというかダブルの方なのかもしれません。
タイトルが漫画村の真相、出過ぎた杭は打たれない。これ結構多分ちゃんとした出版社とライターが組んで出したような気がしますが、
それで本を出しているだけじゃなくて、この人は情報商材みたいなのを売ってて、その売っている情報商材がすごくて、要するに漫画村の作り方っていうそのまんまの情報商材を2万円ぐらいしか売ってたんですよね。
そのせいなのかどうかわかんないけど、今その海賊版の漫画サイトっていうのは乱立しているって話をしましたけど、もしかしたらそういう作り方のマニュアルみたいなのを見て自分でもやっちゃっている人がいるとしたら、どうなのかなとは思いますよね。
でも僕は今ここでそれについて何かを言いたいわけじゃなくて、ある意味証言たくましいなと思うし、ちゃんと服役して罪を償うというか、罪に問われたんだからその後のことはいいのかもしれないけど、
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とにかくすげえなと思ったのと、それを踏まえてというか、著作権って誰のためにあるんだろうということをちょっと考えたわけですよ。どういうことかというと、海賊版の漫画サイトの何が問題なのかというと、著作権が侵害されているからというか、
要するに普通に売っている漫画が違法なサイトでただで読めてしまうという問題があるわけじゃないですか。もちろんこれがたくさん読まれていて、もしかしたら若い人とか普通に読んでいる人は多いのかもしれないですね。
僕は読んだことないですけど、調べる感じで簡単に読めるんですよ。パッとサイトを開いて最新の漫画が一覧になっていて、それを普通にクリックとかタップすると漫画のコミックサイトみたいなのがあるじゃないですか。ジャンププラスとか、ああいうのと全く同じような感じで読めちゃうんですよね。
もしかしたら読んでいる若い10代とかの人の中には、これが違法だってあんまり認識をせずに読んじゃっている人も結構いるんじゃないかなと思ったりしますよね。
例えば僕の周りというか、YouTubeとかでアニメとか流れたりするじゃないですか。僕の子供とかもたまにドラえもんとか見ているんですけど、ああいうのってそのまま録画した画面をやると多分AIか何かの網に引っかかってすぐ取り下げられちゃうんですけど、それは多分取り下げられない工夫なんでしょうね。
別の全く違う画面とその画面を半分にして、半分の側でアニメが流れるって言ってる意味わかりますかね。多分見たことある方はピンとくると思うんですけど、要するにその全画面の中の一部の窓みたいな感じでアニメとかを流すって言って、今のYouTube世代の子供たちはそういうのを見るのが当たり前になっていて、
多分これが何が悪いのかわかんないっていう子たちは結構いると思うんですよね。僕も1回そういうのを見ている子供が、自分の子供が見てて説明しようと思ったことがあるんですよ。これは本当はいけないことなんだよっていうのを説明しようとしたことがあるんですけど、でもなんでいけないのかっていうのを子供が理解できるように説明できなかったんですよ。
子供が理解できるように説明できなかったのは、自分がちゃんと理解できてないからですよね。それもあって、著作権って何なんだろうって、誰のためにあるんだろうってことをちょっと考えたわけですけど、漫画のサイトに戻りまして、海賊版の漫画サイトで不利益をこう持っているのは、言うまでもなく原作者、著作者、あと出版社とかですよね。
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そういう人たちは本来であれば正規のルートで購入されて収入があったはずのものをタダで読まれてしまうことによって、その分の収入が減ってしまう。
それだけじゃなくて、海賊版を運営している人はそれによって別の広告を載っけて、そういう人たちは広告の収益で儲けているわけですから、お金の流れが変わってしまうっていう、タダ乗りみたいなことをしているっていうことですよね。
話脱線しますけど、捕まった人が情報商材を売っていて、海賊版サイトの作り方みたいなのがあって、それによってサイトが乱立すると、やっぱりどうしても客と言ってはいけないかもしれませんけど、ユーザーはばらけますよね、いろんなサイトに。
だから、分かんないですけど、多分違法なサイトの中で争いが起こって、それでユーザーを取り合うみたいな現象が起きているんじゃないかなと思って、まさに資本主義の現象がこういうところでも起きているんだと思うと、何とも言えない気持ちになったんですが。
それでもう一つの論点として、なぜ著作権を侵害するのがいけないかっていうのが、これよく理由の中の一つに、クリエイターの業界が衰えてしまう、衰退してしまうからダメなんだっていうロジックがあるんですよ。
どういうことかというと、本来であれば売れていた作品が無料の方に流れてしまうと、作っている人が儲からなくなって、それによって創作活動を断念せざるを得なくなる状況があるってね。
これ一見ね、筋が通った理論のようにも聞こえるんですけど、これよくよく考えてみると、ちょっと批判をくれない意見かもしれないですけど、これ本当なのかなって思わなくもないですよね。
つまり、海賊版で見られるようになって、儲からなくなって、その結果創作を辞めてしまう人は、海賊版がなかったらちゃんと儲かっていたのかっていうね、そういう問題もありますよね。
ワンピースとか、ハンター×ハンターとか、めちゃめちゃ売れているやつだったら、例えば1億部売れている作品の中の1割ぐらいが、1割でもすごいことですけどね、海賊版に流れていたとしたら、
1億円儲かるはずなのが9000万円しか儲からなかったら、その分で返せっていうか、言いたくなるのは気持ちは分からなくはないけど、でもそれによって別に辞めようとか、創作をしないとか、作品が減ってしまうっていうことはね、これはちょっとした疑弁というか、言い訳に聞こえなくもないです。
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つまり本当に言いたいことは、俺に金返せよっていうことなんだけど、でもそれを言うのはちょっとカッコ悪いから、これじゃあ業界の健全な意欲が失われるっていうね、ちょっと美しい方向に路線変更して、でも本当の本音はね、そこじゃなくて、俺に金をこせっていう話ですよね。
ちょうどね、今日か昨日のニュースで、ゲームのね、任天堂とポケモンが、とあるゲーム会社を訴えたっていうね、事件というかニュースが出てたんですけど、パルワールドっていうね、多分これすごい今人気のゲームだと思うんですけど、オンラインゲームですよね。
何が訴えられたのかっていうと、出てるキャラクターがね、ポケモンにそっくりなんですよ。そういうそっくり、ポケモンこれ全くポケモンじゃないかっていうふうに言われて話題になってたせいもあるんですけど、でもそれとは別にこのゲームは面白いってね、売れているそうなんですよ。何千万ダウンロードとかね。
多分大元の会社は日本の会社だと思うけど、制作は多分あれなのかな。海外の資本が絡んでるとか分かんないけど、結構な開発費をかけて作られた、万を持して発売されたゲームだけど、でも実際にはキャラクターはポケモンだっていうね。
だからいろんなキャラクターがポケモンで、ゲームシステムみたいのもいろんなとこから取ってきて、でもすごくよくできてて面白いから多分みんなやってるわけですよね。ポケモンのことあんまり知らない人が海外とかでやってる可能性もあるし。
ニンテンドーとポケモンがゲームを作っている会社を、ポケットペアって言ったかな。株式会社を提訴したらしいんですけど、僕は事情はよく分かんないですけど、多分訴えられた方が負けて賠償金みたいなの支払うことになると思うんですけど、
でも多分売上の数パーセントというか何割くらいになるのかは分からないけど、それ以上に世界中で大ヒットしてるんだったら、ちょっと痛いかもしれないけど潰れたりはしないっていうことなのかもしれないですよね。
これも人によって意見はあるかもしれないけど、ちょうどマンガ村の捕まった人がツイッターをやってて、それを僕見てたんですけど、その人は面白ければ勝ちなんだみたいなことを言ってて、それもどうなんだろうって思ったけど、ある意味ではそれは真実ですよね。
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ユーザー側からしたら別に著作権がどこにあるとか、著作権が誰が持ってるのかってのは別にそんなに問題じゃないというか、それを気にしてる人は絶対に少数派ですよね。
それよりはゲームが面白いのかとか人気があるのかみたいなところが見られるわけですよね。
それに訴える側にしても、ポケモンにそっくりのゲームが出て1年以上経ってると思うんですけど、今になって訴えたのは相当売れてきたから勘弁だらんって感じで訴えたのだとすると、売れなかったら訴えなかったわけですよね。
そんなのスルーしておけばいいということですけど、売れまくってるから、大人気になってるから、これは放っておけないということで、いろんな理由があって訴訟に踏み切ったということなんじゃないかと思うんですが、
これも訴えている側の任天堂とかポケモンの方の主張で言うと、我々の知的財産が侵害されたっていうね、それによっていろんな人が不利益を被っているっていうね、そういうロジックで責めると思うんですけど、
でも実際には本音はそうじゃないですよね。本音は我々の持っている財産を不当に奪われてそっちが儲かっているのが気に入らないっていうね、それですよね。でもあんまりそういうふうに直接的に言うと様にならないし格好悪いから、ちょっとそういう美しい言葉で着飾って理論を武装するわけですけど、
でもね、なんかあれですよね、見えすぎてしまうっていうのはありますよね。でも別に僕はそれね、著作権を侵害してもいいとか、面白ければいいとか、そういう意見に組みする方ではなく、単に既存のキャラクターとかゲームとかがパクられたときに、相手を責めるロジックが誠実じゃないなっていう気がしたんですよ。
それは僕の目がちょっと濁っているというか汚れているかもしれないけど、でもね、これはそのロジックで責めている限り、たぶんそのね、著作権の侵害っていうのは世の中からなくならないような気がするんですよね。
海賊版とかを作っている人は面白ければいいとか、儲かればいいっていうね、割とそういうロジックで開き直っている人がほとんどだと思うんですよ。それでそれを責めているね、一方の側の人は本音はそれが気に入らないんだけど、でもロジックとしては、何ていうか、もう少し多くの人に支持されそうな言い方を使ってね、
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自分の正当性みたいなのを主張するわけですけど、それだとね、そんなに何て言うんだろう、物事は解決しないですよね。解決したとしても訴えて賠償金を取っておしまいっていう。
別の、またもう1個の観点を持ち出すと、どこまでパクリというのかっていうのもありますよね。全ての創作活動は何らかの模倣であるって言えると思うんですよ。
どんなにオリジナリティのある作品でも、何かしらの影響を受けているわけじゃないですか。それとその影響が直接的だと、あまりにも誰の目にも見て明らかだとパクリって言われるし、それがいろいろ消化されていると、それはオリジナリティって言われるわけですけど、
その線引きって結局誰にも明言できないものだと思うんですよ。でもやっぱりそうなると、結局結果論というか、かとして面白いものを作ったら、誰かに文句が言われるかもしれないけど、全体的には持ち上げられて、
作ったものが面白くないと、それは見向きもされなかったりとか、批判されたりするっていう、結局そこに行っちゃうってことですよね。結果が全てっていう。勝てば勘軍ってね。
今日の話は出口もないし、全然救いのない結論に落ち着いてしまいそうなんですけど、解決策があるとしたら、こういう漫画とかアニメとかの著作権を守る解決策があるとしたら、これは一つしかないと思っていて、それは多分テクノロジーなんですよね。
そのパクリとか違法なアップロードみたいなのを防げるようになる技術がもっと進むと減っていく。それでもイタチごっこ的なところはありますけど、たまに画期的なテクノロジーが開発されると、それによって悪いことするインセンティブがなくなると誰もそれをやらなくなるっていう、多分解決策はそれしかないんじゃないかなと思ったりしています。
あともう一つの全く別の流れとして、その著作権という概念自体を考え直してしまうっていう、こういう動きも最近ちょっと見えたりするんですよね。
それは著作権を最初から放棄した作品というかキャラクターみたいなのも世の中にはいくつかあって、別のところでも儲けるっていうのを最初から設計しているっていう。
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キャラクターとかストーリーの著作権ではなくて、そういうものはもう初めからないものとして、いろいろ全部好きに使ってくださいっていうのを明言して、それによって世界観みたいなのを盛り上げていくことでそこに人が集まるっていうね。
それでマネタイズみたいなのはまた別の方法でいくらでもやりようがあるっていう。こっちの方向性の方が未来がありそうな気はしますよね。
僕、高知県に住んでるんですけど、高知県で有名な人がいて、池早さんって知ってる方多いと思いますけど、あの方今そういうキャラクタービジネスみたいなのを展開していて、NFTと紐付けてファンアートみたいなのを一体化させてコミュニティみたいなのをやってるんですよ。
クリプト忍者って名前聞いたことあるかもしれませんけど、一つの世界のキャラクターが何人かいて、それを誰でも好きに使っていいですよっていう、著作権を完全に放棄した、最初から放棄したキャラクタービジネスになって、結構画期的だなと思うんですが、
まだマネタリズムがうまくいってないみたいだけど、すごく人が集まっていて、DAOってディスコードのコミュニティで多分何万人も人が今集まってて、そこでいろんなビジネスが生まれてて、多分アマプラとかでアニメやってますよね。テレビでも放映してるのかな。
なんかそのショートアニメみたいなのが何作か出ていて、だんだん人気が出ているそうなんですけど、クリプト忍者っていうキャラクターとかアニメのビジネスモデルって、使わないでくださいっていうね、真似しないでくださいじゃなくて、どんどん真似してくださいっていう、どんどん使ってくださいっていう、そういうスタンスですよね。
人気が出るといろんな人がそれを使ってね、自分の創作を二次創作みたいなのをやって、そこでどんどん広がっていくっていう、大元のクリエイターはそれをだから良しとしているっていうか、むしろどんどんやってくれって言っているっていうね、結構これは新しい仕組みだなと思うんですが、
だからそういうね、ディズニーとかジブリとかとは全くあれですよね、逆の逆張りをしているっていう。どっちが正しいとかどっちがいいっていうつもりはないですけど、この逆張りがどういう方向にいくのかなっていうのはすごく興味があるし、応援したいなと僕は思っています。
もし何か関わることがあったらね、せっかく高知県に住んでいるわけだから、なんか面白そうだなとか思ったりしますが、はい、それはまた別の話ですね。はい、それではまた午後の仕事に戻りますので、今日はこれで終わりにします。お聞きいただいてありがとうございました。良い一日をお過ごしください。さようなら。