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こんにちは、大人チャレンジラジオです。
教員歴17年目、残業ゼロの自分が毎日実践している時間術や自己投資についてお話ししていきます。
水曜日はランニングの回ということで、ランニングについてお話しする回なんですけども、ランニングの気づきがない時は、本の紹介をします。
何でだよって思うかもしれませんけども、僕は司書教諭の免許も持っていて、その仕事もしています。
司書教諭というのは、いわゆる図書館の先生ですね。
こういうのって、国語の先生が教員免許を取る時に一緒に立習する人が多い印象があるんですけど、
僕は英語科で、実は司書教諭としては2年目なんですね。
最寄り駅と図書館がつながっているっていう奇跡の立地に住んでいるってことがありまして、長男が生まれてからは毎週図書館に行って本を借りていました。
今も借りています。
そんなことをしているうちにですね、本にもっと携わりたいなというふうに思うようになって、
自治体宣言で休校になったタイミングで、近畿大学の通信教育学部、司書教諭コースを受験して合格して、そこから履修を始めたんですね。
レポートとテストを経て、10ヶ月で単位を取得し、次年度免許交付みたいな感じです。
これはまさに大人チャレンジということで、こういう行動力は自画自賛してもいいんじゃないかなというふうに思っています。
そして本題なんですけども、皆さん、吉竹鑫介さんという方はご存知でしょうかね。
吉竹鑫介さんです。
イラストを見ればすぐにあって多分わかると思うし、絵本以外にもいろんな雑誌に載ってたり、他の本の表紙になったりもしているんで、見ればわかると思います。
代表的な本としては、リンゴかもしれないとか、もう脱げないなんてのはあって、うちの子もすごい大好きなんですね。
大人向けな部分もあったりして、世の中を冷めた目で見た子供の視点が上手で、そういう表現が上手で、大人が読んでも深いなというふうな本で、コミカルな内容の中に入っている深さとかがあるんですよね。
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今回紹介する本は、逃げて探してっていう本です。
これはすごく小さくて薄い本なんですけど、
でも子供に向けてしっかりメッセージを放っている本で、これ偶然先日いた図書館で見て借りたんですが、内容わからずに借りたんですけども、かなり深い本というか共感した本なんですよね。
これからのポイントポイントで子供に読んでほしいなっていう本です。
ちなみにこれ、チャットGPTにですね、この逃げて探してっていうのを要約してって言ったら、こういうふうな内容でした。
好奇心旺盛な少年、吉竹信介の物語。
彼は退屈な日常に飽きて家を飛び出し、様々な場所を巡りながら自分を探し始めます。
吉竹信介は森や海、町中を駆け巡り、新しい友達に出会い、困難に立ち向かいます。
しかし彼が求めるものは次第に変化し、自己探求の旅はどんどん深まっていきます。
最終的に吉竹信介は本当の宝物は自分の心の中にあることに気づきます。
この絵本は自分を知る旅と大切な価値を見つけるための冒険の重要性を教えてくれます、という内容でした。
1ミリもあってないです。
そもそも吉竹信介は主人公じゃなくて作者です。
本当の話はこんな感じです。以下、少し要約じゃなくて引用させていただきます。
人の中にはいろんな人がいる。
足の速い人もいれば絵の上手な人もいる。
算数が苦手な人もいる。
そして人がたくさんいれば、その中に必ず想像力を使うのが苦手な人がいる。
そういう人たちは自分のすることが相手にどう思われるかを想像することができない。
人にひどいことをしたり、ひどいことを言ったりする。
もし君がそういう人にひどいことをされてしまったとき、するべきことは一つしかない。
とにかくその人から離れること。
自分を守るためにその場から逃げること。
ここまでが途中の引用です。
悪い人じゃなくて想像力を使うのが苦手な人という表現がソフトなようで、ものすごく刺さる表現だなというふうに思いました。
後半の要約は、君の足は逃げるためのものでもあるし、君と似た人はきっといるし、それを探すための足でもある。
最後、引用です。
やばいと思ったらすぐ動く。好きと思ったらすぐ動く。僕たちは動くために生きているんだ。
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こういう表現が使われて最後の方に向かっていくというお話なんですけども、ものすごくいろんな人に響く本だなというふうに思いました。
そして、子どもたちには選択肢を選べる人間になってほしいなというふうに思います。
自分の子どもだけじゃなくて、もちろん自分の学校の生徒にもそうです。
この逃げるっていうことを選べずに、辛い思いをしている子ってたくさんいますからね。
どこに逃げていいかわからない。実際に物理的に逃げられない。そんな状況もきっとあります。
でもね、そういうときはこの本を思い出して動き続けていきたいものだなというふうに思いました。
最後になりましたが、一応今回の放送は本の放送でしたけども、書教諭として意識したのは引用ですね。
全文読んでしまうとこれは著作権に引っかかってしまいます。
引用は引用と分かるようにしなければいけません。引用するときはここからが引用ですというふうに明示して、文のまま読むこと。これがね、ルールなんですね。
はい、ということで今日はランニング会ではなくて本の紹介をしました。
こんな感じでランニングだったり、本の紹介だったり、そんな感じの放送にする曜日にしたいと思っています。
大人チャレンジラジオでは平日毎日、命の時間とお金を大切にする生き方をテーマに教員、親の視点から話していくチャンネルです。
同じような悩みや考えを持っている人に少しでも参考になってもらえるような優しい放送を心がけています。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。本日はこの辺でお言葉いたします。