文系からの出発
こんにちは、リドルです。皆さん、コンピューターサイエンスって学んでますか?
はい、IT業界にいる者としては、やっぱりコンピューターサイエンス、学んどいた方がいいよと、
学ばないとプロにはなれないよという話をよく聞きます。はい、その通りだと思います。
各有、私はですね、文系の大学を出身していて、そのままSIRと呼ばれる企業に入ったので、
コンピューターサイエンスを学生のうちに勉強したことは1ミリもありません。
ただ、社会人生活10年を超えて、やっぱり基礎はちゃんとやっとかないといけないなというところで、
個人的にスクールみたいなものに入りまして、コンピューターサイエンスを半年ぐらいガッツリやったという感じになります。
ただですね、学びに終わりはないので、自分でまた別の形でコンピューターサイエンスを現在勉強中ではあるんですけれども、
これ、いろんなキャリアの人がいる中で、コンピューターサイエンスを最初の入り口にしてない人って、
そこそこ多いんじゃないかなと最近思うようになりました。
そういった方が、どうやって、いつコンピューターサイエンスを学ぶといいんだろうかっていうところが、今回話したい内容です。
まず最初にですね、一番早くコンピューターサイエンスを学ぶ人たちですね。
情報学部系の出身の方々は、大学に入ってすぐ、コンピューターサイエンス、アルゴリズムだったり、
先継台数、またデータベースとかOSみたいなものを学部生のうちにみっちりやって、後半の方はもっと高度なことをやると思います。
そういった方はですね、大学院に行くなり、その後就職するなりした時にも、基本的に勉強していれば基礎ができているはずなので、
今後、コンピューターサイエンスについては、より高度なものだったり、自分の中でもっと深めたいものを中心に学んでいくんじゃないかなと思います。
一方でですね、後からコンピューターサイエンスを学ぶケースの場合、私のような文系の大学だったり、理系だったとしても、コンピューターサイエンスとは縁のない学部がたくさんあると思いますので、
そういったところ。また、中学や高校を卒業してそのまま就職したというケースもありますし、
業種からIT業界に来たというケースもあると思います。そういった方は大抵、実践で使えるITの技術を学んで、一定のスキルを得て仕事をし続けている上で、
その後、あれ、コンピューターサイエンス必要かもとか、なんかそういう気づきをすることが多いんじゃないかと思います。
私もその口で、やっぱりいつかコンピューターサイエンスやらないといけないよなーってずーっと思い続けて、5年ぐらい思い続けたんですけど、
なんかいまいちやり方もよくわからなかったんですよね。私の場合は最終的にリカージョンというコンピューターサイエンスとチーム開発が学べるスクールですかね。
通いまして、そこで学習をしました。ちなみにこれは別にPRとかでもないですし、宣伝でもないんですけども、
いわゆるスクールで問題がバーって出てきて、解いてどんどんステップアップしていって、いろんなことを学ぶっていうシンプルな形式なんですけども、
特徴的だったのは、初級、中級、上級に分かれているコンピューターサイエンスのうち、中級ぐらいで、中級かな、初級の途中でif君よりも先に再起問い合わせか何かやった気がしていて、
独学の継続
そんなこと先にやらせるんだと思った記憶があります。そこで学んだコンピューターサイエンスを実際にリアルで使ってるかと言われると、ほとんど使ってないというか、
実務でコンピューターサイエンスを意識するタイミングってあんまりないとは思っているので、どっちかというと自分の揺るがない土台を作るためって感じではあるんですけども、
やって良かったなぁとは思っています。実務で役に立ったから良かったというよりかは、自分の中でやってないっていう追い目の方が自分をずっと苦しめていて、
感じるものがあったので、一回なんかやったぞっていう気持ちを得るのに良かったって感じですね。
とはいえ、リカージョンで一通りやったはいいものの、やっぱり薄いというか、どうしても学部生が4年かけてやっているものを半年でオンラインでやるっていうのはなかなか厳しいものがあると思っていて、
自分はコンピューターサイエンスをもう独学しようかなと思いました。今やっているのはGitHubで公開されているTTYSelfCSっていうリポジトリがあるんですけども、
そこで紹介されているコンピューターサイエンス、こんなことやるといいよっていう本とか動画とかの紹介があるんですけども、それをひたすらやるという感じでやっています。
大きくジャンルとしては、プログラミング、コンピューターアーキテクチャー、アルゴリズムとデータ構造、CSの数学、オペレーティングシステム、コンピューターネットワーキング、データベース、言語とコンパイラ、分散システム、
結構ありますね。これを一個ずつやろうかなと思っています。やってるんですけど半年くらい。なかなか難しいですね。興味があるやつと興味がないやつが結構顕著で、
例えばなんか自分の場合はコンパイラって全然興味ないので、やるけどそんなにうーんって感じですね。たまに過去に戻りたいかみたいな質問を転職活動の際でもされるんですけど、
例えば情報学部に入れたとして、そこで4年間先に一気にCSやれれば今悩まなくて済むじゃないですか。
戻りたいかなと思うんですけど、いや戻ったとしてもコンピューターサイエンスやんないと思うんですよね。
というのは今コンピューターサイエンスやってて、正直プログラミングとかなんかもの作るよりは面白くないんですよ、個人的に。
で、そのものを作る楽しさを知らないタイミングでこの重厚なコンピューターサイエンスをやると絶対心折れてIT業界行かないなと思うんですね。
なのでそれを乗り越えて情報学部出身に行って、今IT業界で働いてる人はすごいなと思う気で思いますね。
これはあくまで自分のケースなので、もしかしたらコンピューターサイエンスの方が面白いじゃんって思う人も多いと思うんですけども、自分は興味がなかったって感じですね。
なので、これを聞いてくださっていて、コンピューターサイエンスまだやってなくて、いつかやらないといけないなと思っている人は一旦自分の目の前の仕事とか会社の中でのある程度のポジションが築けて、
仕事が簡単になってきたなというか、仕事に慣れてきたなというタイミングでちょっとずつコンピューターサイエンスをかじってみるっていうのがいいんじゃないかなと思います。
で、コンピューターサイエンスが楽しんだったら比率増やせばいいし、あんまりかなっていう人にはちょっとずつやっていって、長期間で筋肉にするっていうのを目標でやるといいんじゃないかなと思います。
なので、今目の前でJavaのコードを書かないといけないけどJavaの文法全然わかんないっていう人は、まずJavaをやれって話ですし、Javaとかもうできます。
仕事もJavaしかないですって時は他のちょっと横に伸ばす活動をしつつ、コンピューターサイエンスで全然関係ないことをちょっとずつやるっていうのが個人的なおすすめですね。
今のところやったことで何の成果も得ていないような気はしているんですが、いやそんなこともないかな。
コンピューターサイエンスを習得した方とちょっと会話になった時に、以前は話についていけなかった気がするんですけど、少しはついていけるようになったので成長しているかもしれません。
何というか一人で学習しているとどうしても難しい分野なので、正しく理解できているのかっていうのが非常に怪しいんですよね。
最近はAIの進化もあってその辺はだいぶ補助できてくれますが、何にせよ難しいのはあんまり変わらないかもしれない。
ということでですね、ちょっと話が広がっちゃいましたが、私は大学時代の時は一切コンピューターサイエンスをやっていなくて、
結局10年以上経った今にそろそろやるかという思い腰を上げ、ちょっとずつやっているという感じでした。
最初に使ったのがrecursionというオンラインのスクールで、その後自分で自己学習をTeachYourself.csというリポジトリに沿ってやっていっているという感じです。
正直自分のポジションとかによって何をやるかっていうのは変わると思いますので、グラフィック得意の人だったらグラフィックの方が多いでしょうし、
フロントしかやらないよっていう人にはバックエンドの方はやらないでしょうし、私は全部やりたいんで、興味ないけどCS全部やるっていう感じはしてますけど、
この辺は各々の取捨選択の中で判断いただければと思います。
このポッドキャストはハッシュタグyuluITで皆様からの感想やコメントをお待ちしております。
またエピソードの概要欄からGoogleフォームのリンク経由でのコメントもできますのでそちらでも構いません。
ありがとうございました。
