こんばんは、石田衣良です。
こんばんは、武井宏奈です。
こんばんは、早川洋平です。
さあ、始まりましたね、放課後ラジオ。
はい、始まりましたね。
今回は、実はみんなが楽しみにしていた、我が生涯のベスト漫画界なんですよね。
いえいえ。
我が生涯って言うと、かなりプレッシャーですけど、楽しくなりますね。
いや、本当ですね。
まあ、でも話の入り口として、まずちょっとですね、今まで、今すごく話題になっている、これについての感想を。
そうですね。
はい、鬼滅ですね。
鬼滅はいつか、この僕たちのラジオでもやろうと思ってたんですけど、あっという間に終わっちゃったんですよね、連載がね。
ですよね、映画見ようかと思ったら、むしろ連載が終わっちゃいましたね。
そんなことあるんですか。
映画は秋口以降だったんだけど、あのね、主演者の人に聞いたら、やっぱなんか引き伸ばしは無理だったみたい。
作者と、作者を。
そう、作者はもうここでちゃんと終わるって意思が固かったみたいで。
後藤家先生を。
すごい。
作者さんとしてはやっぱ引き伸ばしたいですよね。
いや、意外とさ、みんな引き伸ばしに関して悪く言うけど、1回、2回は本当に効くからね。
私はもうずっと連載してるから、いっぱいいっぱいだって思い込んじゃうけど、ね、フリーザの後の人造人間の回とか面白かったじゃない。
もう1回あるなと思ったんだけどね。で、40巻ぐらいで終わるっていうのがいいような。
もう1回っていうのは1話って意味じゃなくて、もう1シリーズみたいな。
もうボスキャラ1つ。
いっても全然いけたと思うけどね。ちょっともったいないなっていう気がしましたね。
そうですね。でもある意味、ロックバンドじゃないけど、なんか前世紀頂点でやめたみたいな感じなんじゃないですかね。
は、ありますよね。あるんですけど、僕なんかそこでジタカタするのがまだちょっとかっこいいと思うんだけどな。
で、意外と前期と後期ってさ、代表作が変わるじゃない。バンドでも、漫画家でも。なので、そこまでできればいってほしかったかな。
でも、洋平くんとかはこれあるでしょ。
子供たちがもう大ファンで。
そうなんですよね。最初だからまさに典型的で、そういう人世の中いっぱいいると思いますけど、このコロナの時に、なんかNetflixとかプライムでいつも鬼滅の刃出てきて、なんだよこれって思って。
俺は絶対と思ってたけど、子供がどうしてもいたいっていうんで、ちょっと子供とのコミュニケーションのために、ちょっとした心で見始めたら、はまったし、全部。
いや、面白いよね。
はい。
うん。
あの、進撃の巨人と一緒でさ、元の絵の厳しいところとか、アクションの足りないところを。
うん。
アニメーションの人が全部きれいに描いて、補ってくれるので。
そうなんすよ。だから、なんか最初、伊良さん、全巻見てます?
うん。あの、大体見てる。
なんだかんだ見てるのがすごい。
いや、でもね、8巻から9巻まで実は買って、その後、あ、もうこれもう続き読むのしんどいからって言って、あの、古本屋さんに売ってしまった。
あ、そうなんだ。
これは最近また買ったやつ。
なんか今おっしゃったように、そう、うちは逆にアニメから入ってるので、なんか漫画とりあえず鈴木見たいしみたいに思って、まず1巻をKindleで、
はい。えー、そして、この方はですね、なんと、僕は、皆さんの嫌いな自己啓発本やビジネス書が大嫌いです。
あっ。
本屋さんで、一番目立ったところに、ああいった本が置いてあるとイライラします。
うん。
昔から小説や物語を読んできましたが、周りの同僚たちがビジネス書ばっかり読んでいて、がっかりします。
うん。
アンチビジネス書なこの音ラジは、僕にとって、ユートピアです。
あっ。
小説や文芸書の売り上げが、自己啓発本、ビジネス書をひっくり返すような日は、訪れるのでしょうか?という。
いやいや、あのね、そんなのないよ、全然。
うん。
ビジネス書とか、自己啓発本って派手に見えるけど、実際、売り上げでいったら、もう、文芸書の方がはるかに大きいから。
あっ、そうなんですね。
うん。しかもさ、自己啓発本って、ね、この前取り上げた7つの。
習慣。
習慣。
はい。
みたいなお店ではあるけど、ほとんど、そのシーズン売れて、次の年にはないから。
ほんとですね。
うん。
もう、文芸書ってね、10年、20年、100年、300年とか、ザラに残ってるんで。
やっぱロングセラーというかね。
そう、売り上げでいったら、比較にならない。
うん。
でも、この方には申し訳ないですけど、私、ビジネス書とか、あの、自己啓発本とか、クソ!とか言ってるくせに、ついつい読んじゃうんですよね。
まあ、いっぱいいるよ、そういう人は、読むのは。
いやでも、あの、精神安定剤だと思えばいいんじゃない?
そう。たまに。
なるほど。そう、たまに読みたくなっちゃうんですよね。
そう。いや、読む薬だと思ってさ、何にも効かないけど、読む薬。
読んだだけで満足する。
そうそう。なんか、かんぱ薬みたいなもんなんじゃない?
うん。あ、そうかもしんないです。
そう。病や、気体だっていうとこあるからね。
うん。
そっか。じゃあ、もう心配なく、もう、安心して、ビジネス書よりも。
じゃあ、ひっくり返すような日というか、別にひっくり返ってないというか。
全然ないです。ないです。
あれですね。
うん。ただ、最近、ちょっと、自己啓発本の方が、やや勢いがあるよね。
うん。
まあ、それはちょっと、あの、今の時代が厳しいから、つらいからで、みんなつらいなと思ってるんじゃないかな。
やっぱり、そうですよね。なんか、こう、まあ、僕もデータちゃんと見てないですけど、やっぱり、なんか、布教だったり、
うん。
かなり、こう、そういう、いろんな危機的なときって、そういうものにね、まあ、やっぱり、別にビジネス書だけじゃなくて、良い悪いは別に、それはやっぱり宗教だったり。
そうだね。
うん。
いろいろ、やっぱり、何かにみんな、頼りたいってありますよね。
そうそう。あの、わらおもすがるだから、なんでもいいんだよね。助けてくれそうな、おいしいこと言ってるところは。
うん。
だから、逆に言うと、自己啓発文が流行ってるときっていうのは、ね、新興宗教系も流行るし、
うん。
なので、ね、その時代を見るバルメーターみたいなもんなんじゃないかな。
そうですよね。
うん。
確かに。そうですね。
まあ、じゃあ、そういう意味ではね、僕らもまさに今日は、まあ、自己啓発とではなく、漫画とかももちろんね、そういうので、乗り切っていいわけですよね。
いや、日本の漫画は、うん、すごいよ。
本当に。
うん。世界最強のコミュニケーションツールだと思う。
おお。
おお。
あらゆる。
あらゆるものの中で最強だと思うね。
まあ、楽しみだな、イラさんのベスト10。
そうですね。
さあ。
行きます?じゃあ。
うん。じゃあ、行ってみましょう。
早速。
はい。じゃあ、それぞれベスト3を選んでもらってると思うんですが、
はい。
じゃあ、今回はその、前半無料部分で1冊ずつちょっと教えてもらいます。
はい。
じゃあ、僕から行きましょうか。
はいはい。
なんか、女性に先に行かせるのは、あれなんだ。
なんでそこ、あ、これ先輩風の次は何?レディーファースト風?よくわかんないけど。
はい。
すいません。
どうぞ、どうぞ。
あんまり先に言い訳するとあれですけど、やっぱりすごい、1位と2位に比べて3位はかなり、あの、開くんですけど、
開くって言ったら3位のこの書いた方に悪いんですけど、
うん。
3位はですね、正直なかったんですが、なんとか無理やり入れて、え、ブルージャイアント。
おお、はいはいはい。
ブルージャイアント。
うん。あの、ジャズなんだよね。
そうなんです。
今度は。前回は登山だったんだけど。
はい。
え、何さんだっけ、作者は。
石塚、石塚真一さん。はい。でですね、
はい。
主人公はですね、もともと高校生で、
バスケ部に、
うん。
属していた宮本大君がですね、
うん。
中学か。ひょんなことから、あの、ジャズの生演奏に心打たれて、そっから世界一の、こう、あの、バスケじゃなくて、
うん。
あの、ジャズプレーヤーになるみたいに。
うん。
まあ、なんかすごいある意味、青臭いような話なんですけど、
サクソフォンだよね。
そうそうそう。で、そこから、最初の、えっと、ブルージャイアントのシリーズは、
うん。
普通に、えっと、10巻ぐらいで終わるんですけど、そこからですね、今度その、宮本大がアメリカまで行って、
うん。
やっと、スプリームっていう風になって、
うん。
そっから、海外の、こう、いろんなところで見つけた仲間たちと、また、バンド組んで、のし上がっていくみたいな感じで、
えー、その、でも、音楽ってさ、優劣がつけようがないとこあるじゃない?
そうなんですよ。
そういうところは、どういう風に書いてるの?
あのね、そう、そうなんですよ。さすが、あの、鋭いというか、厳しいツッコミですけど、なんていうんだろうな、その、話自体、これ、僕の感覚ですけど、
うん。
いわゆる普通というか、
うん。
その、音楽の優劣、どうやってこれ、漫画で書いてんだろうみたいな、正直、まあ、僕も音楽詳しくないですし、
うん。
えーと、わかんないです。で、たぶん、そんな細かく書きすぎてないんじゃないかな。
うん。
なんなんですけど、結局、なんか、読んでるだけで、その、話自体に、やっぱ演奏とかが常にあるので、
うん。
なんていうんだろうな、こう、話自体が、テンポが、まさに音楽が、まあ、例えば、イラさんの小説も読んでると、なんか、音楽聞こえてきますけど、
うん。
なんか、音楽が常に聞こえてくるみたいなテンポで読める。
うん。
なんていうんだろうな、なんか、漫画読んでる感覚というより、ちょっと音楽聴いてるみたいな感覚が。
そうね、なんか、でも、あと、ジャズデーの憧れみたいなの書くのが上手いよね。
そうそうそう。
うん。
だから、まあ、個人的な話自体は、普通、まあ、普通にもちろん面白いけど、普通なんですけど、音楽とか、世界に出ることの楽しみ、わくわく感じさせてくれるみたいな、
うんうん。
ところ、あとは、まあ、あの、ね、その、今の、冒険、活劇というか、まあ、いっぱいそういう漫画ありますけど、やっぱりそれと同じで、ゼロから、ね、あの、中学、バスケ部でそっからいきなりジャズ始めて、世界にみたいな、
うん。
感じで、ゼロから夢を追うことみたいな、なんか、やっぱり、さっきの、地獄館の話じゃないですけど、元気づけられる。
うん。
でも、大体さ、その手の成長物語がさ、少年漫画の核だよね。
そうなんですよ。
うん。
うん。
それは別にさ、サッカーでもバスケでも、
そうなんです。
ね、相撲でも、ジャズでもいいんだけど。
そうそうそう。
うん。
うん。
へー、ぶっ飛んだ?
で、要は、こっちは次の人類に進化していくっていう話なの。
あー、面白そう。
うん。結界史は本当におすすめなので、まあ、時間のある人は読んでもらいたいな。でも、うまい。
うん。
あのー、鬼滅の刃よりアクションシーンとか戦いの場面もアイデアが豊富だし、こちらの方が全然いいです。
いいですね。全35巻だからそれなりに読み応えはまあ。
うん。だから35巻とかさ、この辺が漫画は一番いいよね。
確かに。もうちょっと読みたかったっていうのは確かに。
そうそう。ドラゴンボールもこれぐらいだよね。
はい。
70巻ぐらいいくとね、今ちょっときつくなってくる。
70巻ですごい盛り上がって終わってる人はあんまり知らないな。
うん。
なので、この女性作家のアクション漫画、少年漫画の大傑作っていうので、最近のトレンドの中から結界史を選んでみました。
これ最終話なんか素晴らしいからね。
えー。
またその女性作家ってあんまりステレオタイプの型でね、はめすぎるのはあれですけど、でもやっぱりこう井田さんから見て、まあ少年漫画、僕も逆にあんまりそういう視点で見たことがないので、今までも当然少年漫画の中に女性作家っていらっしゃったと思うんですけど、
うん。
何か女性ならではの観点とかそういう描き方とか何かそういうのあるんですか?
あのー、今回さ、鬼滅に刃に関しても、あのー、退治された鬼にもしゃんとフィーチャーが当たるじゃない。
ね。
鬼に鬼になるざるを得なかった悲しい事情があったみたいな。
うん。
そのパターンはこちらも全くそうです。
あ、そうなんだ。
生まれついてのある特殊な能力のせいでどんどん孤独になっていって狂っていく悪とかが出てくるわけちゃんと。
あー。
なので、一方的に悪いとかただ残酷なだけみたいなキャラは出てこないんですよ。
そこら辺はなんか女性が描く漫画の、アクション漫画のいいところだと思う。
うん。
何だろう、こう、なんかあんま深くなりすぎたんですけど、それはなんか女性の方が皆への愛が深いんですか?何なんですかね?
あのー、善と悪っていうのをパチって切り分けないんじゃない?
でもなんか最近の少年漫画ってその傾向ありません?
あるあるある。だから悪に対してもある種の理解を示さないと、その物語に深みが出ないっていうのがあるんで、
ただそれをやりすぎると、逆にそのバトルが盛り上がらなくなるんだよね。
うん。
なのでそこら辺のさじ加減だと思うんだけど、でもこれはまあ素晴らしく面白い。
えー、サンデーに連載していた昔ですね。
サンデーか。サンデー見ないなー。
はい、おすすめでーす。
はーい。
はーい。ということで。
ということで、話は尽きませんが。
はい、ここまでで。
はい。この後編というか続きはですね、えー、まあ僕と広菜さんの残り2作はもちろんですけど、皆さんお待ちかね。
えっと、伊良さん残り何作?
あと4作プラス1です。
あ、4作プラス1ってちょっと気になりますけど。
はい、それはちょっとおまけを。はい。
ということで。
ちょっと。
はい。
これあれですね、なんかごめんなさい、終わらせようとしてる時にしゃべり始めちゃって。
いや、なんかこれマニアックになりすぎてちょっと熱くなって、しゃべりに没頭しないように気をつけないとって今ちょっと。
え、全然いいよそういう。
本当です。
だって僕らが。
漫画好きを見るんだから。
おおー。