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2018-10-05

Q.113 ふるさと納税についてどう思いますか

法改正で返戻品の質が落ちると聞き、気をもんでいます。衣良さんは利用されてますか?

【パブリッシュサロン、はじめました】
 
世界は先が見えず、ネットには攻撃的で強い言葉ばかりはびこっています。
「普通」にしっかりと生きている人が生きづらい困った時代です。
でもほんとうは迷いながら、毎日をしっかりと生きている「普通」の人こそ、主役なのです。

そんな人同士が集まって、本や音楽や社会の話、仕事や恋愛やこれからの世界の話を
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そんな想いからサロンは始まりました。

ユーザとして−−−石田衣良の世界観を味わう。生まれたコンテンツを体験する。
クリエイターとして−−−サロンでの出会いを通じて、創作に打ち込む。
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それぞれがそれぞれの関わり方で、フィクションを楽しみ、自分の生活を豊かに、展開するためのホームグラウンド。

誰もがクリエイターで、誰もがユーザーで、そして誰もがプロデューサーになれる時代です。
フィクションという入れ物を、ただ味わうだけではもったいない。アイデアの原石を、研ぎ澄ませる工程も楽しめる場所にしたいと考えています。
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00:26
こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第113回をお届けします。
衣良さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、10月に入りましたが、さっきも衣良さんとちょっと話してたんですけど、秋、どんな季節ですか、いいですか。
秋ですか、なんかちょっと寂しいですよね。やっぱり1年で夏が一番好きなので、秋になると、あーあーっていう寂しい感じがありますね。
もう中学の頃から変わらないな。
なんか勝手なイメージだと、衣良さん、まあね、常々夏結構好きっておっしゃってますけど、ちょっと個人的にギャップというか、なんかもう暑いから嫌だって衣良さんが言いそうな気するんですけど、そんなことないんですか。
ないですね。あのー、本当に冬とか暗いのが苦手なので、やっぱどっちかというと、やっぱ夏が一番。
そうですね。
春も結構寒いしね。
寒いですね、今ね。そういう意味ではちょっとね、寂しいですが、この番組はあったかいと聞きたいと思います。
はい。
38歳、男性の方から頂いています。
はい。
今日、ふるさと納税、高額返礼規制法改正というニュースを見ました。
ふるさと納税は、サラリーマンが唯一、自分の好きなように税金の使い道を選ぶことができ、地方活性化にもつながっているいい制度だと思います。
うちでも毎年納付先を選ぶのを楽しみにしていましたが、法改正で返礼品の質が落ちることになりそうだと気をもんでいます。
うん。
この制度については、役人が事細かく口出しせず、自然体に任せればいいのではないかと思うので、
いらさんはどう思いますか?また、ふるさと納税は利用していますか?
でも、これ気になりますよね。
法改正。
僕も、ふるさと納税は実はやってないんですけど、やってみたいなとは思ってるんですよ。
そうなんですか。
この法改正っていうのは、総務省か何かが、納税額の3割までに返礼品を抑えろということをきちんと徹底してくれってことらしいんですけど、
うん。
この人が言うように、何か自由でいいと思いますけどね。
そもそも、ふるさと納税っていう発生自体が、発送自体がある程度自由だから、何かそこに規制かけると。
そうなんですよ。それに、地方出身で東京で働いてる人なんかは、やっぱり自分の生まれ故郷に税金を納めたい、お金を送ってあげたいっていうのは気持ちもよくわかりますしね。
でも、これあれですね。僕も利用したことがないですし、あんまり正直詳しくなかったんですけど、
別に自分のふるさとじゃなくても、できるんですよね。
いいんです。
どこでもいいんですよね。
そうなんですよ。だから今回、ほら、北海道で地震があったじゃないですか。
03:03
だから、今年は北海道のふるさと納税はすごいと思いますね。
確かに。
ああいうのがあるとね、みんなやっぱりぜひ支援したいというふうに思いますから。
だから、そういうふうにできるというメリットもあるので、ふるさと納税もっと盛んなるといいし、あんまり細かくやってもね。
うん。
確かに行き過ぎているところは、それこそ10万円納税すると超高級牛肉が5万円ぐらい返ってくるみたいなところもあるし、
額によっては、そこの県内にある工場のパソコンとかテレビとかくれるところもあるんですよね。
すごいですね。でも、それでも別に問題ないわけですよね。自治体としては。
いや、それは自治体としては問題ないんですけど、やっぱりさすがに特に大都市、東京、マーゴや大阪、京都みたいなところは、他のところに全部行ってしまいますんで。
うん。
でも、かなりの額になってるんじゃないかな。それこそ何百億円単位でマイナスになるって税収が。
これ実際、イラさんも利用されたことないとおっしゃってましたけど、する人としない人って、例えばサラリーマンなんかそうじゃないのかとか、なんかあるんですかね。
いや、これは別にサラリーマンが唯一のって書いてありますけど、他の人でも税金を自由に選べるのは基本的にできないので、全ての納税者にとってそうなんですけど、でもどうなんだろうな。
なんでしょうね。もうちょっと逆に言えば、その使い道を選ばせてくれるようなシステムがあってもいいかなって思いません?
そうですね。
うん。なんか今あまりにもね、どんぶり勘定でもう全部お任せなので。
確かに。人って自由にしていいよって言われると意外と、特に日本人とか難しそうで、ある程度選択肢であったほうがいいかもしれないですね。
そうですね。例えば、子供のために使えますよ、税金っていうので、例えば10万円一口みたいにしたら、みんなそれにチェック入れると思うんですけどね。
へー。
先ほどその災害の話出ましたけど、例えばその寄付っていうのもあるじゃないですか。
はいはい。
僕もそうですし、周辺の企業家もそうですけど、例えば北海道なりなりで地震が起きたときに、例えばSNS上で連動してどこかに寄付できるとかって、やっぱり震災のときとかあるじゃないですか。
ありますね。
で、個人的にやってるんですけど、でもなんか相変わらずよく見えないみたいなのがあって、だからこういうのもそれはそれで悪くはないですよね。
まあちょっと寄付と本質的に違う部分はありますけど。
そうですね。それとみんな返礼品目当てで基本的に今はふるさと納税やってるじゃないですか。
はい。
で、それもなんかいいと思うんですよね。何かちゃんとメリットがある、返ってくるものがある上で納税したいで、例えば10万円で3割までいいっていうのであれば、3万円分何かもらえるんだったらちょっと嬉しいですもんね。
そうですね。まあまあこれをきっかけにちょっとね、試してみてもいいかもしれないですね。
そうですね。
ただこういうのってめんどくさい人にはめんどくさいですよね。
めんどくさくない。
実は僕飛行機ちょこちょこ乗るじゃないですか。でもマイル全然貯めてないんですよ。
みんなそうですね。
ふるさと納税って飛行機のマイルと一緒だと思いますよ。
06:02
確かに。
うん。だからすごくこういうのが得意で、びっちりふるさと納税やってる人もいれば、僕みたいに全く全部マイルは捨てて、ホテル代も払っているみたいなことになってる人も多いんじゃないかな。
なんかかっちり分かれてるんですね。
うん。なんかめんどくさいんですよね。
そうですね。
ちょっと楽だといいですね、その方法がね。
いや、もうでも今ね、あのいろいろサタフルとかいろいろなサイトがあって、本当に簡単にできるらしいんですけど、でもなんかちょっとめんどくさいっていうね。
そうですね。ちょっとふるさと納税考えてみました。
でもいいと思いますけどね。
さあ、この番組では皆様からの質問も募集しています。また、イラさんと双方向でつながれるオンラインサロンの会員も募集しています。詳しくはイラさんのホームページをご覧ください。
23回をお届けしました。皆さんありがとうございました。
はい。ありがとうございました。

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