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こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&Aを、今日は150回ですね。
おー、すごい。
よろしくお願いします。はい。
はい。150回ということで、これも4年目ぐらいかなと思いますが、今日は40歳男性、いいですね、40歳男性から頂いています。
高齢化社会となり、年金支給年齢が70歳 になると、ニュースでも報道され、企業に定年退職が60歳、65歳となっている中で、定年してから5年、10年と、年金に耐えることなく稼ぐ力が求められると思います。
はい。
定年後に備えて、今から身につけるべきスキルは何か、井和さんのご意見をお聞かせください、ということです。
いや、これはね、実はないです。
ない。
このスキルを身につければ安全だ、みたいなことは、
人生の中では本当はないんだよね。
それは今に限らず。
うん。だから逆にね、スキルよりは、人間関係みたいなのを磨いといた方がいいんじゃないかな。
ちょっと意外な視点ですね。
うん。ちょっと誰々さんに仕事頼んでみようよとか、あの人感じもいいし、仕事できるよねっていう、そういう評判の方が、なんかスキルより役に立つと思いますね。
なんかこういうドライな時代に見えるからこそ、まあある意味そういうウエットっていうのも変ですけど。
なりやすくなります。だって、歳をとるとさ、もう権威とかあんまり関係ないじゃないですか。
はい。
そうやって動かせる中で、自分のなんか好みの人を使うようになるんで。
うん。
で、しかも同年齢ぐらいの絡みになるんで、みんな会社離れてるじゃない。そうなると人間関係のネットワークの方がずっと強いんだよね。
確かに。なんか頼む方もね、ゼロからっていうよりやっぱり。
そうそうそうそう。だから人間関係を広げておいて、この人信用できるなっていうのは大事にしておくぐらいのことでいいと思いますね。
そうするとなんかもう焦って、なんかこの資格取んなきゃいけないとか。
あの、よく若い男性でも女性でも、将来が不安な人とか自信がない人は、やたら資格をたくさん取ってるんですけど、その資格でちゃんとお金を稼いでる人はまずいないよね。
うん。
なんかつまんない、簡単に取れるような資格。要はタレントがね、野菜セムリエみたいなので食いつなぐようなそういうパターンになっちゃうんで、資格とかスキルとかよりは、やっぱりあの、人間関係広げておくべきだとは思うんですけどね。
確かに。
その資格で食えてるように見える人も実はやっぱり人間関係ちゃんとやってたり。
はい。
だからそれこそそういう資格っていう意味では、それは税理士とか弁護士みたいなさ、あの金看板になる資格だったらいいけど、
はい。
まあ普通のスキルとか普通のちょっとした資格だったらまるで役に立たないんで、それよりは人間関係じゃないですかね。
まあこの方の商業ちょっと分かるんですけど、今たまたまさらっとイラさん、税理士って出ましたけど、
はい。
それこそ税理士、まあ弁護士ですらっていう言葉もありますけど、この先私業の人ってどう思います?
いや、厳しいと思いますよ。
うん。
まあ一つはね、あのやっぱり今日もブックレビューで紹介しますけど、AIがすごく伸びちゃってるんで、
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やっぱりね。
正直言って、ああいうね、ホワイトカラーのちょっと高度な仕事ってのはもう本当に簡単に置きかけられるんですよね。
うんうん。
だからなんとか私よりは人間関係。
だからこそですよね。
はい。あとは、あのこれだけいろんな仕事があるんで、
はい。
まあ何か分かりませんけど、内職的に一人だけで誰かに依頼を受けて稼ぐんじゃないですか。
一人だけで稼げる技を自分の好みの中で見つけてみて欲しいんですよね。
自力ってことですよね。
そう。だからたまにほら、写真の撮るのが大好きで、ずっと花の写真寄りかけてる、桜を毎年撮ってるみたいな人って、レンタルフォトとかに入れて結構いいお金稼いでるじゃないですか。
ああ、確かに。
ああいうようなバージョンがいいと思うんですけど、その人の専門、ライバルがそんなにいない、でちょっとコツコツ小銭になるような仕事を、
今まだこの人40歳じゃないですか、これから5年とか10年かけて一つ探しませんかっていう、そういう本当の意味でのスキルだったり専門性を一個作るのと、あとは人間関係でいいと思います。
今その時間をかけてっていう、その専門性のスキルって、その時間を5年くらいかけてちゃんとやっていくこともそうですし、そこで生み出した今みたいな、例えばフォトのストックがありますけど、そういうものって結局はそれ自体もストックされて、
何だろう、どこにいてもちょっとずつかもしれないけど、やっぱお金入ってくる。
そうなんですよね。
それがあるとないとではもう大違いなんで、要するに無収入、完全に無収入になっちゃうとやっぱりやばいし、心理的にもすごくつらくなるじゃないですか。
これから5年間無収入だなんてことになったら。なのでそれに備えるためにもいいんじゃないですかね。
だって今本当に普通の会社員がさ、それこそキャンプやってそれをYouTubeに上げてとかさ、ラーメン毎日食べてYouTubeに上げてみたいので、ちょこちょこ小遣い稼ぎしてるからね。
そうですね。
ちょっとずつ。
うん。
無理のない範囲で。
無理のない範囲で。自分のあんまりね、得意じゃないこと無理やりやっても結局苦しいだけだろうから。
うん。だからそうだね、何かしら自分の見るだけに合ったっていうか、センスに見合った一人で稼げる仕事を作る。
そうですね。
あとは、馬の合う人を大事にするぐらいのことでいいと思うんですけどね。
はい。是非頑張っていきましょう。
でもこれあれですね、忘れてましたけど、例の定年後2000万ないと生きていけないみたいな、ああいう話もあるから。
年金もね、当てにならないんで。
定年後2000万っていうと結構ね。
ちなみに、定年後2000万、60歳で2000万の貯金がある人は、全体の中で3割だそうです。
30%。
67%は持っていないんだって。
今後もね、その数字もあんま増えなさそうです。
増えないね。もうまず増えないから、みんな切り崩すんで。それに、しんどくない?90歳まで生きているんだけど、貯金がどんどん削れていって。
そうですね。
自分の命と貯金のどっちが先かみたいな、生き方を最後の数年でするのは嫌なんで、やっぱりみんなもう、いくつ?80でも働くしかないんだよ。
そうですね。その意味では、貯金も大事ですけど、そういう技術、自分のやっていることを、ちょっとだけお金がちゃんと入ってくれる、そういう意味でのストックが必要ですね。
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うん。考えなきゃいけないですね。
はい。さあ、この番組では皆様からのご質問、ご感想を募集しております。詳しくは、イラサのホームページをご覧ください。
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はい。
今日もありがとうございました。
はい。ありがとうございました。