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こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第38回をお届けします。
衣良さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、今日はですね、こんな方から質問いただいています。
フリーランスの駆け出しのデザイナーです。
クラウドソーシングなどの影響か、ウェブの仕事は単価が少しずつ下がってきていると感じます。
安い単価で量をたくさんこなすべきか、逆に量を絞って高い単価がもらえる仕事を探すべきでしょうか。
衣良さんがフリーランスの時はどのような営業をしていましたか。
懐かしいけど、もう覚えてないな。
ただ一つ言えるのは、僕はもう広告コピーの仕事が嫌でたまらなかったので、
適当に仕事を受けてはバリバリと適当にやっつけて、なるべく自由時間を増やしてましたね。
当時は今みたいにめちゃくちゃに単価が安くなって、叩き合いみたいなことはなかったんですよね。
やっぱりそうですよね。
だからある程度お仕事をすれば、ちゃんと普通の会社員の3倍くらいは稼げたんですけど、
だから今は変わらない。
やっぱりそうだよね。
アメリカでも日本でもそうなんですけれど、ネットがすごく広まって、しかも会社が人を取らなくなったので、
フリーランスの割合がすごく増えてるじゃないですか。
増えてますね。
あとだから10年か20年で、日本の働く人のすべての半分がフリーランスになるって言われてるんですけど、
そこはでも、もう叩かれまくってものすごく環境が悪くなりますよね。
数が増えて。
うん。
自分の時間がワンポイントマッチ側をもう、要は一切労働条件とか関係なく頼んでるので、
そしてAIも入ってくるかもしれない。
そうだからそう考えると本当に厳しいので、今デザイナーもね、コピーライターも大変だと思うんですけど、
なんとか得意な専門分野を見つけてちょっとずつ仕事のランクを上げていくしかないんですよね。
だから人間関係を広げて自分のスペシャリティを磨いて、
うん。
なんとかそのランクを上げていくしかない。
でも猛烈にでかいから下の方から上に上がるの大変だよね
これでも今の話でいくと当然高い専門性とかっていうのが一つと
スペシャリストを極めるっていうのと
あと考え方によってはゼネラリストじゃないですけど
プレイヤーからちょっと外れて
じゃあプロデューサーやるのが簡単っていうつもりはないんですけど
何かそういう視点も必要かなと思う
そうですね
あとやっぱり一人でやってるとダメなので
自分の気の合う仲間とか
この人はできるなっていう人をうまく集めて
集団で仕事を受けるとかお互いに回し合えるっていう関係を
保険として作った方がいいですね
みんな不安になってると思うんで
そういう話をちゃんと駆け出しかもしれないけれど
自分の周りのデザイナーとやったらどうですか
そしたら大きな仕事も受けられるしね
ただ本当に大変だと思うので頑張ってね
これ僕もそうだなと思ってたんですけど
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僕もある意味
フリーランスみたいなもんだから
なんかぼーっとしてたんですけど
なんか大丈夫かなって気になってきましたけど
いやーこれからフリーは大変だと思うよ
でも逆に言えばフリーがそれだけ増えるってことは
フリーに流れる仕事もどんどん増えるってことなんだよね
企業の中ではもう持ちきれないので
人件費が高くて雇えないじゃん
これイラさんがもし小説の才能がなく
いわゆる何か今スペシャリティで突き抜けられそうなものもない
まさに駆け出しの
クリエイターだったらどうします?
僕はその時に考えていたのは
やっぱり自分で会社を作って
こいつはできるなっていうのに声をかけて
動かしていこうかなというふうには思ってましたね
なんかプロダクションみたいなのを作る
そうですそうです
そのためにちょっといろいろと
先行投資みたいなのもしてたんですけど
そうかおっしゃってましたよね
何人かに声をかけて
例えば機材がないっていうやつには
その機材を買ってあげたりしてましたから
でも何かやっぱりちょっと
考えなきゃいけないですね
自分が生きているその生存環境の中で
どこに行けばその冷たい風をよけられるか
どこに行けば少しご飯が食べられるかっていうのを
いつも考えながらちょっとずつ技量を伸ばしていく
まあでも大変だと思うけど頑張ってください
さあ石垂恋と仕事と社会のQ&Aでは
引き続き質問を募集しております
そしてオンラインサロンの方も
この4月から始まる予定ですので
合わせて公式サイトをご覧いただければと思います
今日は第38回でした
皆さんありがとうございました
ありがとうございました
石垂恋でした