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2017-08-25

Q.60 親子間の躾で暴力をつかうこと

7歳の娘が嘘をつくようになりました。たたいて躾するのはどう思いますか?


00:13
こんにちは、早川洋平です。
石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は第60回をお届けします。
皆さん、よろしくお願いします。
さあ、今日はですね、お母さんからいただきますね。
こんにちは。7歳の娘を持つ母です。
最近、娘が頻繁に嘘をついたり、平気で約束を破るようになってしまいました。
娘に対して、夫は叩いて厳しくしつけるべきというのですが、なかなか実行できません。
というのも、私自身が子供の頃、親に叩かれて育ったからです。
叩かれるたびに、親に対して恨みや軽蔑の念を抱きました。
たとえ親子間のしつけであっても、暴力は使ってはいけないと思うのですが、井田さんはどう思いますか。
なるほどね。これはもう本当に、旦那の方が間違っていて、あなたが正しいということですよね。
正直言って、やっぱり感情に任せて人を叩くって、もう今ダメじゃないですか。
で、この彼女が、その親に対して恨みを持っている。
その親に対して恨みを持っていたり、軽蔑したりするっていうのも、相手のその弱さがちゃんと見えちゃうからだよね。
暴力を使う人の、感情に負けて人を叩く人の弱さっていうのがあるからさ。
子供をよく見てますからね。
で、そこの前の段階のところで、娘が頻繁に嘘をつくとか、平気で約束を破ると言うけど、子供はみんなそんなことするんだよね。
その自分を守るためにも、怒鳴られたり怒られたりしたくないから。
なので、旦那に一言言った方がいいんじゃない。
はい。
自分を厳しくしつければそれでいいのと。
でもそれをやれば、逆に潰れるところあるよね。
力を持っている人間の顔色をうかがうようになる。
自発性を潰してしまう。
そういう人間で何でも言うことを聞いていい子であればいいのと。
だからそう考えてみると、どっちをやってもいいところと悪いところが出てくると思うんだけど、基本的に自分も嫌なんだからやらない方がいいんじゃないの。
暴力はもってのほかだと思うんですけど。
それと、頻繁にでもないと思うんだよね、実は。
嘘も。
定期で約束を破るのも、絶対内心が悪いなと子供ってわかってるから、そこはもうちょっと信用してあげたほうがいいんじゃないかな。
まずお母さんがですよね。
病的に嘘をつくみたいな子供ではないはずだから、昔そうでなければ。
これ、暴力はもってのほかだと思うんですけど。
はい。
それと、しつける、叱る、怒るとかもそうです。
その辺って、親でもあるいはリーダーさんどういうふうに捉えますか。
正直言って、ものすごくきっちりリズムでおごる人いるじゃないですか。
あるいは、放任で放っておく人。
どっちでやっても、結果としてその子供が持っている性格は変わらないんですね。
03:02
変わらない。
うん。
反発するか、従うか、あるいは無視するかわからないけど。
子供自身の性格を変えるほど、親が何かをやらせるみたいなことはできないんですよ。
なので、どっちでもいいねっていうのが本当のところは思います。
あなたの性格に応じて、どちらでも自分の気が済むようにやればと。
子供は変わらないよっていうのが一つかな。
そういう意味では、イラさんご自身はあんまりその辺、放任でもないけど。
いやでもね、放任だよ。正直言って。
自分の人生より子供の人生が大事じゃないもんね。
なるほどね。なのでそこを考えた方がいいんじゃない?
親になるとみんな自分の子供に夢をかけるとか、立派な人間にしようとするけど、
親は親なり、子は子なりでさ。
確かに。
そんな突然できない子なんてあなたから生まれるはずがないので、まあいいんじゃない?
トントン、そこそこぐらいで。
そうですね。
あとは健康に大きく育てば、あとはみんな子供が自分の人生を生きていくんだからさっていう。
本当そうですね。やっぱり健康で大きく育つための環境を用意してあげるぐらいのことしかできない。
そう。
そういうとなんか今すぐね、最近アルコールとかにゃんをかけていろんな教室団、スポーツ団をやらせるけど、
だいたい誰でも伸びてないからね、そういうとこ行ってる子は。
確かに。もうなんか毎日のようにね、習い事たくさんして、それで果たしてどうなるのか。
だから卓球の子とかさ、テニスの西堀くんでもいいけど、そういうのは本当に何百万人に一人しかいないからスターになってるんで、
流行ったから卓球やらせる、テニスやらせる、ゴルフやらせる、
フィギュアでもいいけど、そんなことやってもオタクの子は才能ないので無駄ですよというふうに言いたいね。
ちょっとやったら分かるでしょって。
もう二、三球打てば才能ある子どもとそうじゃない子どもなんて分かるからね、テニスとは。
そういう意味ではあんまりね、なんかカッチリこうでなきゃいけないとかあんまり考えても果ていうと無駄。
無駄。期待しない方がいいし、まあ普通に社会を暮らせる程度だったらいいんだから、あんまりあれこれ言わない方がいいんじゃないかな。
いいじゃん、伸び伸びしてれば。
子ども時代なんて一生でそう何年もないんだしさ、楽しい方がいいよって思うけどね。
これ現実問題、逆に夫婦の話になっちゃうかもしれないですけど、今日の話でこの方はね、納得というかしてくれるかもしれないですけど、ご主人いるわけじゃないですか。
その辺はどうしましょうかね。
いや、簡単でいいんじゃない。この旦那の方は叩いてしつけるべきだ、厳しくっていうのは自分でやらない人が言うセリフなんだよね。
よく学校に行って先生に言う人いるじゃない。うちの子どもはバンバン厳しく殴っていいっすよみたいな。
でもそういうやつは自分の家ではやらないのよね。要は子どもと関わるのめんどくさいから、多分この夫は娘に対しては甘くて、ほとんど育児とかには大して手を出していないと思う。
口先だけだから放っておけばいいよ。
じゃあ今日の話聞いて、ちょっとあんまり深く考えすぎなくてもいいかもしれないですね。
放っておいても、どんなに放っておいても子どもはちゃんと育つので、親ができることなんて限りがあるし、自分は大したことしてないんだと思った方がいいんじゃない。
06:08
楽しんでもいいかもしれない。
そうだよ。なんか親の恩は深いみたいなことをそっぱち言うけど、そんなことないからね。
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ということで今日は第60回でした。
皆さんありがとうございました。
ありがとうございました。

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