自分の人間力に自信がなく、いい大学を出て就職しても空っぽな人間になってしまうのではと心配です。
【会員募集中!】石田衣良サロン
https://yakan-hiko.com/meeting/ishidaira/top.html
世界は先が見えず、ネットには攻撃的で強い言葉ばかりはびこっています。
「普通」にしっかりと生きている人が生きづらい困った時代です。
でもほんとうは迷いながら、毎日をしっかりと生きている「普通」の人こそ、主役なのです。
そんな人同士が集まって、本や音楽や社会の話、仕事や恋愛やこれからの世界の話を
のんびりと大人の余裕をもって話し合う小さな社交場=サロンをつくれないか。
そんな想いからサロンは始まりました。
ユーザとして−−−石田衣良の世界観を味わう。生まれたコンテンツを体験する。
クリエイターとして−−−サロンでの出会いを通じて、創作に打ち込む。
プロデューサーとして−−−サロンで見つけた原石を、世の中に届ける。
それぞれがそれぞれの関わり方で、フィクションを楽しみ、自分の生活を豊かに、展開するためのホームグラウンド。
誰もがクリエイターで、誰もがユーザーで、そして誰もがプロデューサーになれる時代です。
フィクションという入れ物を、ただ味わうだけではもったいない。アイデアの原石を、研ぎ澄ませる工程も楽しめる場所にしたいと考えています。
肩書きの垣根を超えて、みんながそれぞれの想いを叶えるための場所を、オンライン上に作りました。
◆石田衣良サロン「世界はフィクションでできている」
詳しくはこちら→https://yakan-hiko.com/meeting/ishidaira/top.html
00:10
こんにちは、早川洋平です。石田衣良、恋と仕事と社会のQ&A、今日は164回です。
井田さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
さあ、そういえば今、ふと思い出してしまったんですが、これ言っていいのかな?ダメだったらカットですけど、そんなことないな。
井田さん、ちょっとダイエットじゃないけど、運動する感じで、どうですか?実施しました?そして、その効果は?
運動はしてないですけど、糖質を少しずつ削ってはいます。なので、ちょっと体が軽くなってきた感じはありますね。
糖質削るって、だからご飯とかパンとか?
そうですね、はい。野菜とかを多めにして、ご飯とかパンとかの量を減らすっていう。でも、全然なんか、うっすらお腹が空いてるなぐらいの感じで過ごすっていうぐらいですかね。
でも、やれって決めたら、全然やれそうなタイプですよね。
うん。ていうか、もともとそんな食いしん坊じゃないし、美味しいものを腹いっぱい食べたいみたいな欲求がないんだよね。
でも、前も言ったかもしれないですけど、仕事からっていうのも変ですけど、ややもすると、美食に囲まれそうですけど。
いや、美食には囲まれるんですけど。
でも、別に。
それがどうしたの?みたいな感じなんですよ。
確かにイラさん、すごい量取ったり、ガンガン食べて、何も見たことないですね。
うん。なんかね、だから、食にはあんまりそんな欲望がないのかもしれない。
ということで、糖質制限、プチ糖質制限中ですね。
そうですね、はい。
さあ、今日は親、すごいですね。初めてかな?前もあったかな?高校生ですよ、イラさん。
おお。
高校3年生、18歳。
まあ、高校3年生でこれを聞いてるって、なかなかセンスいいですよね。
受験生なんかも分かんないですけど。
はい。
それでは、いただいています。
はい。
石田さん、早川さん、こんにちは。毎回2人の爽やかトークに魅了されています。いつも楽しみにしていた、前説がいつの間にかなくなってしまい、寂しいです。
あれ、前説なんてやつだっけ?
こういうトークがちょっと減ってたんじゃないですかね。
ああ。
ちょっと反省して、実は今回ちょっと入れつつあるんですけど、また聞きたいものです。
はい。
多分そういうことだと思うんですけどね。
うん。
さて、ここからが本題です。私には悩みがあります。それは、私は自分に自信がないために、将来旧邸大など偏差値高めの大学を、
出て就職したとしても、中身は空っぽな人間で人生を過ごしてしまうのではないかという不安です。
はい。
私は人間力が周りよりも圧倒的に足りていません。今からの時代、大切なのは学歴や肩書よりも、気配りなどの人と関わっていく力だと考えます。
お二人が考えるこれからの力の伸ばし方とは何でしょうか。また、自分に自信をつける方法はどういったものでしょうか。長文失礼しました。
ふむふむ。なかなか難しいですね。なんか太宰治みたいですね。
はい。
高校3年生ですよ。
そう。いつも全ての人を欺いて自分は生きていると。でもね、このメールを読んで一つ分かるのは、この彼女は基本的に優秀なんだよね。
いや、ですよね。
うん。だから多分今、新学校に行っていて、その旧邸大、その7邸大のどこかを入ったりして、ちゃんと就職できるんじゃないか、このままいけば、それは普通にそうなるだろうなと思ってると思うんですよ。
03:01
そうですね。
で、その時に中身が空っぽでっていうことを言うんですけど、
人間って中身が空っぽだって分かってる人の方がいいんですよね。
ムチムチみたいなね。
そうです。大体の人は本当に中身空っぽなんですけど、いや、俺そんなことない。もう中身大充実ってみんな思ってるんですよ。空っぽな人が。
そういう人がですね、あおり運転とかですね、前の車をエアガンで撃ったりするんですよ。あれがね、今週バイキングに行ったんだけど面白かった。
そうなんですね。
うん。あの犯人のことを。
はい。
もうね、あの、尼崎の人はすぐ分かったんだって。
あ、そうなんですか。
え、エアガン撃った?エアガンといえばエアガンの佐藤だよなんて。
え、もう有名な人だったんですか。
うん。地元ではいっつもエアガンを持って歩いてるんで、有名な四十男だったんです。
ああ。
あの、本当に虚ろな人っていうのはそういう人のことなんで、あなたは大丈夫。ただし、そこでその、これからの力の伸ばし方とか言うけど、そんなこと考えなくていいよ。
そうですね。
あのね、あの、自分は虚ろな人間かもしれないって一つ思っておいて、あとは自分なりに勉強して頑張って、あとはなるべくいい人になろうと思ってください。
いい人。
自分が虚ろだから。
うん。
空っぽの人間なんだから、せめて少しいい人になろうかな、ぐらいのことを考えて、今十八歳でしょ。
はい。
これから二十年生きたら、素敵な大人の女性になれますよ。
うん。
だから、その空っぽなところを何かで埋めて、満たそうとしない方がいいです。
うん。
そこで一番埋めて大失敗したのは、オウムですから、君は空っぽだろ、何でも教えてやる、こちらの言うことを聞けば幸せになれるっていうやり方をするんで、それはそういう洗脳のシステムって、オウムは今やってないですけど、他の信仰宗教も会社もいろんなところでやってます。
あるいは、アイドルの事務所みたいなこともそういうのうまく使えますから。
うん。
だから、はっきり言って、うつろな部分をすぐに埋めようとか、埋めたら立派な人間になるっていう、そこが僕、子供っぽい幻だと思うんですよ。
うん。
今、世の中に出ていて、立派な仕事をしてる人で、中身がうつろでない人が一人もいないんです。
うん。
いつの時代でも、みんなうつろのまま何とか頑張って、その成果が、例えば文学史だったり、政治だったり、経済の歴史になっていくんで、そこはもう考えなくていいよ。
うん。
今、自分に言われること、勉強だったりもしながら、なるべくいい人になって、自分が幸せになるっていうことだけ考えてほしいですね。
え、その、ちょっとあえて突っ込みますけども、なるべくいい人、そのいい人ってどんな感じなんですか?
いい人って、簡単に言ってしまえば、自分がそうであると心地いい状態を続けるってことでいいんです。
あっ、そういう意味か。
うん。だからもちろん、人から見ていい人っていうのも大事なんだけど、自分がこれをやってると心地いいことってあるじゃないですか。
うん。
なので、それを貫いてほしいかな。
06:01
うん。
多分、この人は誰かに意地悪をしたりするのは良くないしつまらないなと思ってると思う。
うん。
で、例えば弱い立場の人だったり、つらい人は助けてあげたいなとも思ってるんですよ。
すごい、なんか温厚な感じが伝わってきますよね。
はい。なので、そういうところを過剰にでなく、自分の力の届く範囲で少しずつやる。
うん。
それで、あとは、自分なりの勉強、自分の人生を満たすための、
うん。
より良いポジションだったり、出世でもいいですけど、恋愛でもそういうことを続けていってくれればいいです。
そうですね。なんかちゃんと考えてるね、高3でいるんですね、こういう。
いるね。だから、こういうのがやっぱ女の子は今本当多いよね。
うん。
なので、うつるだとか、不安だとか、空っぽだみたいなことは全く心配しないでいいです。
はい。
空っぽのまま小説も書けるし、空っぽのまま政治家にもなれるし、何でもできますよ。
はい。
だって、テレビとかでさ、政治家の顔見て、ん?この人は大人物だ、内面が充実しているとか思う?思わないでしょ、そんなこと。
今回の新閣僚の顔見てみよう、阿部さんの。13人が初めての大臣で、もうみんな大臣になっただけで舞い上がってるよ。
はい。てんてんてんですけどね。
でも、この前さ、政治評論家とちょっと話をしたんだけど、大臣になるとみんな舞い上がるんだって。
やっぱそうなんですね。
うん。あのね、東京都内では、そんなに危険もないし、行動が悪くない。
はい。
行動が全部わかってるんで、2、3人なんだけど、例えば、それから神奈川県とかさ、大臣の人たちとかで、まあ、東北とか行くじゃないですか。
はいはいはい。
そうすると、地元の人たちがわーっとなって、一歩歩くごとに30人、40人がわーって囲んでるの。
で、みんなSPや鞄の中、鉄板入りの鞄を持って、もし誰かが狙ってきたら、自分の体を玉よけにして使うっていうようなことをするわけですよ。
ほんと、SPってすごいな。
で、そういうのをなってしまうと、やっぱりなんかね、顔が悪い。
はい。
やっぱりなんかね、変わっちゃうんだって。
変わっちゃう。
いや、俺は大臣だ、すごいなっていう、やっぱりその大臣は上がり感があるらしいんですよね。
そういう視点でちょっと、あとで新閣僚がまた映像を見てみたいと思います。
はい。でもそうはいつ、そのIT担当大臣、どれだけできる人なのかと思ったら、78歳のおじいちゃんですからね。スマホ使えるのかな。いい加減だよね。ちょっとかなりゆるいメンツですよ、今回は。
どんな感じになるのかね。
はい、そうですね。
楽しい、ある意味楽しみですか。
はい。
はい。さあ、この番組では皆様からのご質問を募集しております。詳しくはイラさんの公式サイトからお寄せください。
はい。
今日は164回でした。イラさんありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
コメント
スクロール