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2017-09-08

Q.62 幼稚園のころに書いた小説について

衣良さんは幼稚園の頃、自分の誕生日会で小説を朗読したと聞きました。どんなお話ですか?


00:20
こんにちは、早川洋平です。
恋と仕事と社会のQ&A、今日は第62回をお届けします。
伊良さん、よろしくお願いします。
はい、お願いします。
さあ、伊良さん、ちょっとふと思い出したんですけど、時間が来ましたが、先日、石平ブックサロン世界フィクションでできているオフ会を初めて都内でやりましたけど、どうですか、オフ会。
いや、楽しかったですね。
あんまり今までやったことは。
しかも、食事付きでみんなが食べている中でおしゃべりをするという、なんか不思議な感じで。
そうですね。
でね、ワンドリンクでみんなワインとか飲んでたんで、なんか楽しそうでよかったですね。
なんか伊良さんもそうですし、参加者の方もそうですけど、ここだけの話みたいなの、ほんとありましたよね、ちょっと。
いや、そうですね、やっぱちょっと、なかなかね、今ほら、検閲じゃないですけど、言葉代わりがすごいので、あんまりひどいこと言えないじゃないですか、このハゲとかね、そういうの。
放送禁止用語とかね、個人の名前とかも出てくる。
放送禁止用語は言ってません。
そうですね。まあでも、そのままカットしてもらえるようなことはありますよね。
そうですね。
誤解を恐れずに言うと。
ということで、今日はですね、こんな質問をいただいています。
石田さんの著書、IWGPコンプリートガイドの中で、幼稚園生の時に自分の誕生日会で読むSFショートショートを書いたと書かれていますが、どんな宇宙冒険ものだったか、もっと詳しく教えていただけますか。
なるほど。
また、その他でも幼少期に書かれていたものはありますか。
はい。
えーとね、子供の頃書いたのはそれ1本ですね。
幼稚園?
これがね、幼稚園の一番高学年か小学校1年か2年か、その辺のとこなんですよ。
6、7歳ぐらい。
6、7歳ぐらいです。そのときに書いたもので、実はその頃、みんなエイリアン見たことありますよね。
はい。
ウィドリー・スコットのエイリアン。実はエイリアンには元ネタになったって言われて、うちの原作使ったろって言って、訴えた作家がいるんです。
へー。
A.E.ヴァンボクトっていう、
はい。
イーグル号の冒険という、宇宙船に乗ったクルーがですね、いろんな星に行って、いろんな怪物と出会っていくっていう冒険担ぎなんですけど、それが大好きで、で、その話を僕もパクって、宇宙船に乗って旅をして、
へー。
だからある星に行くと、キノコとトラのキメラの怪物とかがいるんですよ。
すごい。
で、またこっちに行くと、また不思議な霧のような怪物みたいなのがいてっていう、
はい。
星ごとに冒険するっていう話で、原稿用紙がね、3、4枚ですね。
楽しい。
もう、だから本当にさっさと終わっちゃう、なんていうのを、実際書いたんですね。
はい。
それを、僕自身のお誕生日会のときに朗読したという。
すごい。
今でも覚えてます?
03:00
覚えてますけどね、もう全然恥ずかしくなかったんだよね。
へー、すごい。
すごくはないよ。
いやいやいやいや。
今思ったらもう本当、冷や汗もんですよ。
それ、今発表できないんですか?
残ってないもん。
ちょっと再現はできるんですか?
いや、できないできない。もう全く覚えてないです。
ただ、同じ手を使ってます。
使ってる。
エイリアンも最後に自分の宇宙船の中に、エイリアンが乗ってきちゃうじゃないですか。
で、救命ポッドに乗って脱出して、宇宙船を破壊する。
そのアイデアは、宇宙船ビーグル号の冒険の中にもあるんですよ。
はい。
宇宙船を捨てて、全員が救命ポッドに脱出すると、人間に寄生して生きる化け物なので、
はい。
それも宇宙に飛び出してくるんです。
で、それと同時に逆に戻って、遠くから巨大な光線銃でその怪物を焼き殺すっていう、素晴らしいシーンが。
そこはじゃあ。
そのアイデアは、エイリアンとビーグル号の冒険と僕の短編では一緒でした。
でも、他にも影響を受けてる人はいっぱいいるんでしょうね。
いや、いるんじゃないですか。傑作なので。
当時は、当然、SFショートショートなんて意識はないんですよね。
いやいや、もうただ本当にSFが好きで。
そういう怪物と宇宙船が出てくる話が描きたいというだけですね。
その場で、お誕生日会で評判はどうだったんですか。
いや、もう全然覚えてないんです。ケーキの方が評判が良かったと思います。
そうか。
共闘もあるんじゃないですか。
はい。
だって、みんな読んでないですから、原作を。
じゃあ、その他にはもう書かれてなかったんですか。
そうですね。全然書いてないですね。それから小学校、中学校、高校とほとんど書いてないです。全然書いてないです。
でも、やっぱりSF好きだったんですね。
いや、もう単純にウルトラ9が好きだったんです。ウルトラマンとか、鉄人28号、ああいうのが。
なんか、なんか楽しいじゃないですか。今、みんながドラゴンボールとかね、キングダムとか見るようなもので。
じゃあ、元の作品があったということですね。
そうですね。はい。
いつかね、その作品どこかで公開していただきたいですけど、もう覚えてないと。
いや、もう歴史の彼方ですよ。50年前ですから。
貴重な、はい。半世紀まで。
貴重な、はい。半世紀前の記憶をありがとうございました。
いえいえ。
先週もお伝えしましたが、この番組の公開収録、久しぶりに第3回を10月5日木曜日、みなとみらいで行います。
ぜひ皆さん、詳細は石平公式サイトにあるので、ご確認の上参加いただければと思います。
また、この番組への質問も公式サイトの質問募集ホームから行うことができます。
そして、オンラインサロン、世界フィクションでできているのかいも不定期で募集しております。
この番組のリスナーの皆様には優先的に入会ご案内をさせていただきたいと思います。
さらに運営をしている夜間飛行さんに直接お問い合わせいただければ幸いです。
ということで、今日は第62回をお届けしました。
三浦さん、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。

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