第59回 徳島の『メディカルゾーン重点研修プログラム』と、若手医師のキャリア戦略
2026-10-28 29:08

第59回 徳島の『メディカルゾーン重点研修プログラム』と、若手医師のキャリア戦略

今回も、徳島大学病院の大藤 純先生と門田 宗之先生をゲストにお迎えします。徳島大学病院と県立中央病院が連携する「メディカルゾーン重点研修プログラム」の特徴や、研修医一人ひとりに合わせたサポート体制について伺います。さらに、徳島県内のさまざまな病院で学べる環境や、初期研修で身につけた基礎をその後の専門研修やキャリアにつなげていく考え方についてもお聞きします。


▼出演

MC 井内 脩介(徳島県病院局)

ゲスト 大藤 純(徳島大学病院 卒後臨床研修センター長/救急集中治療医学・教授)

ゲスト 門田 宗之(徳島大学病院 卒後臨床研修センター副センター長/循環器内科・特任講師)


▼トピック一覧

・メディカルゾーン重点研修プログラムの仕組み

・徳島大学病院と県立中央病院を行き来できる研修環境

・希望に合わせて診療科を選べる自由度の高いプログラム

・進路の変化にも対応する研修医へのサポート体制

・一人ひとりを支える卒後臨床研修センターの取り組み

・徳島県内の病院それぞれの特徴を活かした初期研修

・初期研修後の専門研修や県外・海外でのキャリア


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サマリー

徳島大学病院と徳島県立中央病院が連携する「メディカルゾーン重点研修プログラム」では、高度医療と幅広い救急・コモンディジーズを両病院で学べます。研修医は希望に応じて診療科や研修先を柔軟に選べ、進路変更にも相談しながら対応できます。卒後臨床研修センターは、レポートや学会発表の進捗確認、体調や不安への声かけなど、一人ひとりを重視した支援を行っています。徳島県内には役割の異なる病院が多く、県全体で初期研修を支える環境があります。大藤先生と門田先生は、徳島で基礎を築いた後に大阪や米国で専門的な研修・研究に進んだ経験を紹介し、初期研修で土台を作る重要性を語りました。

メディカルゾーン重点研修プログラムの仕組み
頼む!来てくれ!!徳島の医師爆増予定ラジオ。
こんにちは、頼む!来てくれ!!徳島の医師爆増予定ラジオパーソナリティ、徳島県病院局の井内周介です。
この番組では、徳島で働く医師や看護師のリアルな声を通じて、徳島という土地の魅力と、そこで医療に携わることのやりがいを掘り下げていきます。
地域に根差した医療の現場で感じる手応えや、働く人たちの思いに触れることで、自分もこんな場所で医療をしてみたいと感じてもらえるきっかけをお届けしていきます。
それでは本日のゲストをご紹介します。
前回に引き続き、徳島大学病院卒後臨床研修センター長で、救急集中治療医学教授の太刀淳先生。
そして、卒後臨床研修センター副センター長特任講師で、循環器内科医師の門田宗幸先生です。
本日もよろしくお願いします。
太刀です。よろしくお願いします。
門田です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回はお二人が医師を志したきっかけや、それぞれの専門分野へ進んだ経緯について伺いました。
今回はお二人が若手医師の育成に携わる卒後臨床研修センターのお話です。
徳島大学病院と県立中央病院が連携するメディカルゾーン重点研修プログラムの特徴や、
研修医一人一人を支えるサポート体制、そして徳島での研修をその後のキャリアにどうつなげていくかについて伺っていきます。
それでは本編スタートです。
それではまず、メディカルゾーン重点研修プログラムについて伺っていきます。
徳島大学病院と県立中央病院が連携して行う初期研修プログラムということですが、具体的にはどのような仕組みなのでしょうか。
卒後センター長の大棟ですけれども、この徳島大学病院と県立中央病院が連携するこのメディカルゾーン重点研修プログラムというのがあるんですけど、これはですね、
例えば初期研修というのは、まず一つ大事なのは、例えば急性期、幅広い症例を指導医と一緒に経験することによって、いわゆるごく一般的なコモンディジーズから、あるいは重症の患者さんとか、幅広く経験していく必要
があるわけですね。
例えば徳島大学病院単独ですと、徳島大学病院は特定機能病院といって、高度な医療をするところで、世界的にも先端医療と言われているような医療とか、そういったところをするところですので、初期研修にとって非常に
高度な医療とか、将来自分が進んでいく専門分野の見極めであるとか、そういったところを見るのはすごくいいんですけど、
わりと比較的ありふれたコモンディジーズを幅広く勉強しようと思ったら、やっぱり市中病院のような環境も必要になります。
そこで、徳島県立中央病院というところは、主に救急分野でいうと二次救急から三次救急というところで、コモンディジーズの中でも少し重症度の高めの救急患者さんがたくさん集まるところになります。
あと多発外傷とか交通事故とかで、すごい怪我を負った患者さんなんかも救急車で搬送されたりして、非常に幅広く救急の経験を積むことができます。
この重点研修プログラムというのは、この二つの病院、隣接した橋でつながったこの二つの病院を行き来することによって、両病院のいいとこ取りをする研修ということになっています。
しかもそのプログラム、例えばもちろん二つの病院、外科も内科も各診療科、救急も含めて全部の診療科が揃うところですけれども、研修院の先生の希望に従って、ある程度自由に選べるんですね。
自由度の高い診療科選択と進路変更への対応
例えば救急は県立中央病院に行ってみようかな、例えば外科や内科は一部徳島大学でやろうかなとかいうのを、ある程度自由に選んでいただけるというところが特徴になっています。
あと加藤先生、何か補足あります?
加藤先生触れていただきましたけど、かなり珍しいらしいですね、全国的に。病院と病院が橋でつながってるっていう。
県立中央病院と徳島大学病院の3階と3階が橋でつながってるんですね。渡り廊下みたいな感じで。
メディカルブリッジですね。
すごく窓がしっかりついてて、日差しがもう沢山と。すごく昼は明るい空気の橋がつながってますけどね。
あれで物の数分とかで病院行き来できちゃうんですね。
なので僕も何回かカップラーメンの自動販売機があるんで、県立中央病院に行ったりとか。
あとこっちにはうどん屋さんの天気地があったりするんで、中央病院の先生が天気地に買いに来たりする姿を見たことがありましたけど。
っていうぐらい割とデイリーしてるようなフードではあるんですね。そこをフルに使ったプログラムっていう形です。
で、太田先生おっしゃった通り結構自由度が高い。
他の病院さんは基本的に2年間をほぼほぼかっちり枠で決めてることがやっぱり多いです。
それに比べてうちのプログラムっていうのはパターン2のメディカル存じゅうてん研修プログラムも、パターン1のすだちプログラムもそうなんですけど、自由度めちゃくちゃ高いんですね。
なので自分でこの空いた枠にこの診療科を行きたいっていう希望に合わせて枠を触れるという形になります。
やっぱり研修医ごとにニーズが全然違うなっていうのは感じません?
違いますね、全然。個性豊かですよ。
皆さん考えることが微妙に違うもんで、幅広く研修の先生が満足のいく研修をしたいじゃないですか、提供したいなっていうのがあって、
これ非常に柔軟に対応できて非常にいいプログラムだなと私も思ってます。
多様なニーズに合わせていろいろ選択できるっていうプログラムになっているってことですね。ありがとうございます。
大学病院だけで研修を完結させるのではなくて、それぞれ特徴の異なる病院を経験しながら幅広く学べるプログラムなんですね。
続いて、研修医へのサポートについても伺いたいと思います。
初期研修の2年間で進みたい診療科が変わることもあるかと思うんですけども、そのような場合にはどのようなサポートがあるのでしょうか。
そうですね。やっぱり当然、学生の時とまた初期研修中あるいは初期研修を終えるような段階で、やっぱり考え方がガラッと変わることも珍しくはないです。
実際にイメージしたのと働いてみた時と、やっぱり考え方やイメージがまた変わってくるっていうのがすごくありますので、
もうそれは全然気にする必要はなくてですね。
はじめは、例えばないから進みたいという人が突然外科系に進みたいなっていうケースもありますし、その反対もありますし、
あと突然、いわゆるその他の診療科ですよね。精神科であったり放射線科とか、産婦人科であったり小児科であったり、
とにかくいろんな選択肢がですね、研修してる中でどんどん本人の中で出てくるわけですよね。
したらその都度ですね、そういったニーズを私たちも聞き取って、じゃあそこに行くんだったらこんなプログラムどうとか、
例えば循環機内科に進むんだったらエコーセンターとか行ってみてもいいんじゃないとか、
あるいは将来3年目以降、例えば精神科に行くと言ったら、全身管理をする機会がなかなか限られるかもしれないから、
じゃあ最初の2年間にたくさん全身見れるような顔一通り行ったらどうとか、そういった相談を随時受け付けて、
リアルタイムにいつでも相談できるっていう体制をとっているのはうちの自慢でもあります。
なるほど。
聞かれてる方がちょっと不安に思うのは、例えば循環機内科に入りますとか言って、学生さんの頃から言ってて、
2年間の初期研修が義務なんで、それを研修している間に、これやっぱり循環機内科じゃなくて別の科に、
例えばですよ、例えば循環機内科来てくれたらいいんですけど、ちょっとやっぱり別の科に行きたいってなって、
でも2年目の最後の方全部循環機内科のローテーションに決まっちゃってるけどこれどうしようみたいなことになったら困るっていう話。
めちゃくちゃ気まずいですからとかそういうことがあるんですけど、基本的に初期研修が始まる前に決めていただくローテーションっていうのは、
だいたい向こう1年間ぐらいをまず決めていただいたらいいかなっていうところで、
2年目以降はやっぱり不確定要素もあったりとか回りたい科がまだ決まってない場合は、そこは無理に決めない。
だから一番最初の初期研修2年間が始まりますよっていう時に、もう2年間のプログラム全部スケジューリングする必要は必ずしもないっていうふうに僕は説明はしてるんですね。
なのでそこはあえて未定のままで初期研修の後半の方は置いといてですね。
希望の診療科が変わってくることもあるだろうから、それに合わせて自分の気持ちに合わせて診療科は後から希望を付け足していく。
研修医一人ひとりを支えるサポート
その都度フレクシブルに相談するって大堂先生がおっしゃってたのがまさにそういうところですね。
研修が始まってからでも予定の調整ができるっていうところが強みでもあります。
なるほど。ありがとうございます。
あとですね、うちのプログラムは今のところこのポートキャストの番組もそうだけど来てくれって徳島でっていうのはありますけど、今のところ数は人数は少ないところはあるんだけど、
ただすごく自慢なのは一人一人大事にします。
めちゃくちゃ大事にしてます。
初期研修ってどうしても特に人数が多いとどうしてもそこで優劣つくじゃないですか。
なんとなく周りの評価とかで順位付けがされることが多い。
本当は能力があるんだけどやっぱり気持ちの面でついていけなくなったり、あと体調崩したりするとなんか自分だけ研修遅れてるんじゃないか。
自分が休んでる間に周りの人側もどんどん先に行ってるんじゃないか。
そんな不安が雪だるま式に大きくなってもう全然立ち直れなくなるようなケースがね。
特にやっぱり都市部の方とかそちらの方に研修に行くとどうしても人が多いからね。
そういったケースもやっぱり効くんです。
だけど当院のこのプログラム、メディカルゾーンプログラムにおいてはですね、やっぱり一人一人を大事にしてみんな一人前に育ってほしい。
研修医一人一人が一人前に育つということはやっぱり徳島の医療をより良くする、支えるっていうところに絶対繋がってくると思うんですよね。
だから一人一人の研修医の悩みはもちろんですけども、やっぱり研修してたらいろいろあるじゃないですか。
なかなか研修先で上手いことシドイド先生になんか失礼な態度を取っちゃったとか、レポート出すのが遅れましたとか。
あるいは中には初期研修って結構やること多いですから、例えば訪問診療はやらなきゃいけない、地域医療もやらなきゃいけない、いろんなレポートも出さなきゃいけない。
それがなんとなく医療だけやってると忘れるじゃないですか。
そのあたりも非常に事務員の方も含めて、毎週私たち2週間、2回かな、スタッフミーティングって実はやってまして、そこでどの研修医の先生はまだこのレポートが足りてないですねとか、学会発表いりますよねとか、
そんなのも実は全部把握して、
必要なところで本人にちゃんと伝えて、漏れがないようにする。ちょっとしんどくなってきた、疲れてきたなっていう人に対してはそれとなしに声をかけて、その人にとって一番いいやり方を模索したりとか、あるいは
ちょっと勇気づけてあげたらそのままうまくいく場合もありますし、そういう細かいケアはどこにも負けない自信があります。
素晴らしいことですね。人数の少ない地方の徳島県だからこそできると言いますか、都市部の方の大きい病院ではなかなか一人一人見るのは難しいけども、徳島大学病院では一人一人寄り添ってサポートできるということ
がよくわかりました。ありがとうございます。
徳島県全体で学ぶ医療環境
では次に徳島の医療環境について伺います。研修医が徳島で初期研修を行うということにはどのような良さがあるのでしょうか。
徳島県は人口規模の割には非常に医療機関に恵まれているという特徴があります。徳島市周辺で言っても大体25万人から30万人いかないぐらいの人口規模だと思うんですけど、そこにまず特定機能病院である大学病院
があり、救命救急センターである県立中央病院と、
南部には徳島赤十字病院があって、1時2時救急の機関的な病院である徳島市民病院、北部には鳴門病院があり、西部には吉野川医療センター、阿南市には阿南医療センターがあり、あと県立病院である三好病院が西部
にあって、南部には海部病院がある。これだけ病院があるわけですね。
しかも各病院は新しくてきれいな設備ですよね。非常に施設として新しくて、研修環境としても非常に良くてですね。
そんだけ病院がありますから、患者さんももちろん症例数も多いんですけども、指導医の数がものすごく潤沢です。そういった中で初期研修ができる。先ほども言ったようなメディカルゾード重点プログラムなんて言った
ら、その病院を研修のニーズによってこれだけたくさんある病院を選んでいけるわけです。
例えば徳島大学病院以外にも他の病院のプログラムに所属した場合も、徳島大学病院に研修に来ることができるんですね。それは特に高度医療を学ぶっていうのもあるけども、3年目以降の専門研修に進むときに、例えば大
学の医局なんかを除けるわけですよ。
1ヶ月ぐらいの期間で切って、自分が考えている将来の進路に合わせて1ヶ月ぐらい実際に研修して、その職場の雰囲気、そこの医局の人たちとかを見ることもできるということで、もう非常に恵まれてますよね。
そういうところですか。
徳島県は環境の整った研修体制が整っているということなんですね。ありがとうございます。何か角田先生補足とかございますか?
いや、ないですね。
ないですか。
完全に同意。
あとですね、やっぱり各病院がそれぞれまた特徴が違うんですよ。これが面白いところで。
最初の方にも言いましたけど、徳島大学病院って高度医療じゃないですか。徳島県立中央病院とか赤十字病院といったら2時、3時、休休を含めたちょっと重症の患者さんを扱う。
それ以外の病院というのは比較的、救急の分野でいったら1時から2時休休の、それほど重症でない患者さんも含めて幅広く見るというような形で、各病院の特色が違う。
逆に言えば、いろんな病院を回って研修することによって、いわゆる一つの完成形に近づいていくわけですよね。
なかなかこれね、全部一つの病院で全てを賄うって難しいじゃないですか。
よっぽど大きな都市部の大きな病院じゃないと、これできないと思うんですよね。これだけの研修環境っていうのは。
それを徳島県は徳島県全体でやってるっていう、そこがやっぱり強調したいですね。
なるほど。ありがとうございます。
1個の病院で研修医を育てるというわけではなくて、県全体で若手医師を育てるっていう環境が徳島県にはあるということがわかりました。
ありがとうございます。
徳島で築く基礎とその後のキャリア
では最後に初期研修後のキャリアについて伺います。
若手医師が専門分野や進路を考えていく上で、どのような経験を積んでいくことが大切だと考えていますでしょうか。
私の場合はですね、私の時代は初期研修制度そのものがなかったわけで、医学生大学を卒業するときに既に進路を決めなきゃいけなかった。
そのような環境でですね。
私は最終的に徳島でキャリアをスタートすることを選んだんですけども、それは今、繰り返って考えても正解だったと思います。
私が徳島を選んだ理由ですけども、難しいことは考えてなくてですね。
やっぱり地元の大きな大学病院に行く場合に非常に人数が多い中で自分が入っていくよりも、徳島っていうところはですね、すごく大事にしてくれたんです。
入局の勧誘会の時もそうでしたけども、やっぱり研修を通じてですね、学生実習を通じてもしっかり増井科の先生は教えていただいて、自分のいろんな質問とか疑問とかに一個ずつ丁寧に答えてくれて。
具体的に徳島でキャリアを積む上でどのようなケースが考えられるか、どのような将来進路があるかっていうところも含めて割と丁寧に教えてくださって。
ちょうど私の時は増井科の教授が変わって1年目っていう、そこで非常にフレッシュさもあったわけですけど、同期が急にその時は入りましたね。
だけども全員はやっぱり大事にしてくれた。
そこで私の希望も聞いてもらいながら、自分なりにキャリアを積んでですね、徳島の一局に入ってキャリアを積んで、そこで麻酔とか救急集中治療っていうものを一生懸命勉強して。
その中でやっぱり自分が意思として自立していくだけの技術、知識、経験というものを積んできました。
あとは大学で主に救急集中治療医として働いていく中で、やっぱり大学っていう環境だったんで、私の場合は臨床とともに研究も同時に進めてきました。
ある程度そこで成果が上がった、自分で研究をして自分で論文を書くことができる、そういう能力を身につけた段階で海外留学っていうお話をいただきました。
場所はアメリカのボストンっていう街にあるマサチューセッツ総合病院っていうところで、私は主に呼吸管理とかその辺が好きだったので、
人工呼吸とか軌道の研究ですね、それをやるために3年間ぐらいですかね、アメリカで研究留学をさせていただく機会を得ました。
やっぱり留学して思ったのはですね、やっぱり留学先ではね、当然お客さんとして呼んでるわけじゃないんです。
向こうもやっぱり給料も安いですけど出してくれて、要はこの日本人は何ができるんだっていう目で見られます。
その時にやっぱり役に立ったのが、自分の臨床経験、特に人工呼吸とか中傷の患者さんの管理を通じて自分なりにいろんな考え方、やっぱり出てきますよね。
そういったやっぱり経験とかあるいはアイディアとかそういったものをどのような形で研究につなげ、そしてちゃんと得られた成果を論文を書くところまで何とか自力でできる。
少なくとも論文の原稿を書くところまでは自分でできて、それをアメリカのボスにできましたってこう見せるところまで。
できればあとは向こうがもっといいものにっていうふうな形でいろいろ助けてくれて、何とか論文化することができたっていうこと。
僕が一番伝えたいのは、やっぱりこの徳島の地で十分、医者としての技量、経験っていうものを十分積むことができて、医師として生涯やっていけるだけの基礎、それを身につけることができる。
これはもう間違いないです。確か片田先生も国立循環起病センターとか行ってなかったでしたっけ?
行かせてもらいました。うちの教授のご好意で。
僕もそうですね、医者やって8年目から9年目の2年間、大阪の国立循環起病センターに修練医としてですね、勉強させてもらいに行ってました。
国立循環起病センターっていうのを少し簡単にご説明すると、循環器内科の人ばっかりなんですね。循環器病研究センターっていうだけあって。
そこには循環器内科の中でもですね、さらに細かく診療科が5つ6つぐらいに分かれてるんですね。
その中の1つを選んで2年間修練させてもらったっていうところになります。
広く浅く見るコースもあったりするんですけれども、やっぱり感じることといえば予備知識がですね、あんまりないと吸収しきれない。
せっかくのハイボリュームセンターって大棟先生もおっしゃいましたけども、非常に高度な医療を日本で有数の提供している医療機関に勉強させてもらいに行ったとしても、
やっぱりある程度自分の土台がないと、せっかく行っても12分に深いところまで自分のものにできない可能性があるなっていうのはその時感じたんですね。
そういう意味ではある程度キャリアを積ませてもらってね、徳島で。
ある程度通り一遍のことをわかるようにですね、知識とか技術を授けてくれた徳島の循環機内科の医局にはすごく感謝してますし、
そういう状況で8年目っていうキャリアの中で大阪に行けたっていうのは僕の中ですごくメリットがあったことだと思います。
なるほどありがとうございます。先生方お二人方とも徳島で下地作りと言いますか、学んだことがあったからこそアメリカとか大阪の方に行かれた時も吸収たくさんすることができたということで、
ぜひ研修医の皆さんも徳島で基礎を築くっていうことをしていただきたいと思いましたね。
そうですね。
ありがとうございます。
まず徳島で基礎を築いて、その後専門的な環境で学ぶというキャリアの選択肢があるということがよくわかりました。
これから進路を考える医学生や若手医師の皆さんにとっても参考になるお話だと思います。
太田先生、門田先生、2回にわたってありがとうございました。
今回はメディカルゾーン重点研修プログラムの特徴や、研修医へのサポート体制、徳島で学ぶ環境、そして初期研修後のキャリアについて伺いました。
では最後にこれから初期研修先を選ぶ医学生の皆さんに向けてお二人から一言ずつお願いします。
初期研修先を選ぶ医学生へのメッセージ
まず応答ですけれども、私はもう先ほど言ったように、やっぱり徳島県では初期研修としては十分な量の症例と、やっぱり豊富な指導医がおられます。
ですから一例一例やっぱり大事にしていくっていうのがすごい大事で、先ほども言いましたけどハイボリュームセンターでたくさん症例が病院としてありますっていうよりは、
実際自分が携わる、関わることができて指導していただけるその症例の数っていうのがすごい大事。
だから一つ一つを大事にしていけば一生が困らない、やっぱりいい医療技術も尽くし、知識も尽くし、いい経験が絶対に詰める環境が徳島の中にあります。
その中で専門研修を自分の専門を目指すところを見つけてもらって、まずしっかり基礎を磨いてほしい。
その後どう自分を表現するか、どのように成長して大きくなっていくかっていうのは専門医をとった後ぐらいで考えてもらったらいいんじゃないかなって私は思います。
なるほど、ありがとうございます。片田先生もお願いいたします。
大棟先生と大体同じなんですけどね。
やっぱり大棟先生がさっきおっしゃってくれたように、徳島の中でも多種多様な病院があって、それぞれの役割分担っていうのがすごくたくさん種類があるわけです。
学生の間、僕の経験から言うとやっぱり学生の間とか初期研修の間って徳島のそういった医療ですね、各施設が担っていることですとか、そういったものっていうのはやっぱりまだまだ把握しきれてないと思うんですよね。
やっぱりそれをすべていろんなところを回ってもらってですね、経験してもらうっていうのは必ず糧になると思います。
徳島全体を見てもらって、是非ともですね、医療、診療力の基礎がために徳島の初期研修を使ってもらったらいいんじゃないかなと思います。
なるほど、先生お二方ともありがとうございました。
医療従事者募集のお知らせ
最後にお知らせです。徳島県では医師看護師など医療従事者がまだまだ足りていません。
移住して常勤で働くのはもちろん、週1日の移常勤や短期の応援といった関わり方でも大歓迎です。
少し興味がある、まずは話を聞いてみたいという方は、番組概要欄の問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
あなたの経験とスキルを徳島の医療現場で活かしてみませんか。
皆様からのご連絡をお待ちしています。
番組の感想や質問は、ハッシュタグ徳島医師爆増ラジオでSNSに投稿していただくか、番組の概要欄にあるメッセージフォームからお送りください。
皆さんからの声をお待ちしています。
それでは次回のエピソードでお会いしましょう。
お相手は、いうちしゅうすけでした。さようなら。
さようなら。
29:08

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