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2025-09-10 09:05

おしえて!議員さん令和7年度第6回ゲスト:長沼宏泰さん

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議員さん目線の地域再発見番組

「おしえて!議員さん」

普段の議員活動から、伊勢崎の魅力や個人的に興味があることがらなど紹介してもらいます。


令和7年度の第6回ゲスト 長沼宏泰さん

伊勢崎市の旧佐波郡境町生まれで、

長年、農業に携わっていたという長沼議員。


今回は、

「この町の未来、こうなってほしい。

10年後の町の姿をどう描いているか。理想とするビジョン」

などについてお話いただきました。お楽しみに♪

サマリー

伊勢崎市議会議員の長沼宏泰さんが地域の課題や農業の重要性についてお話しされています。特に、町づくりの理想や多文化共生の街を目指すことの重要性に焦点を当てています。

地域の課題と農業の重要性
いせさきFM 担当スタッフ
地域再発見番組「おしえて!議員さん」
皆さん、こんにちは。伊勢崎市議会議員の皆様をお迎えしてお話を聞く「おしえて!議員さん」のお時間です。
さっそくご紹介しましょう。今日は伊勢崎市議会議員の長沼宏泰さんです。よろしくお願いします。
長沼宏泰さん
はい、長沼です。今日はよろしくお願いします。
いせさきFM 担当スタッフ
はい、ではまずは自己紹介からお願いします。
長沼宏泰さん
はい。旧佐波郡境町生まれで、そこの上渕名というところで農業をずっとやってきました。
今は市議会議員として活動しているんですけれども、昔は農政運動、要するに農業の理不尽なところと戦うような運動、農協専念部活動とか色々なことをやってきました。
数少なくなった農林議員の一人として、一般の人とはちょっと違うところもあるんですけれども、色々なことでお話できればと思います。
いせさきFM 担当スタッフ
はい、ありがとうございます。では長沼さんは普段議員さんとしてはどのような活動、そして取り組みをされてきたのか、教えていただけますか。
長沼宏泰さん
最も主張のことは、議員は地域の色々な不条理だとか不合理だとか、それと不具合のところをいかに市の方に訴えていくか、もちろん区長さんと手を組んでやるんですけれども、そういう仕事も一つですし、
また先ほど言いましたように、私農業をやっているので、大体人数が少なくなった、マイノリティになった農業の現状とか必要性なんかも、議会の方では度々訴えております。
いせさきFM 担当スタッフ
はい、ありがとうございます。では続いて、今回もテーマをもとにお話をいただこうと思うんですけれども、今回は「この町の未来、こうなってほしい、10年後の町の姿をどう描いているか、理想とするビジョン」などお話いただければと思います。お願いします。
長沼宏泰さん
はい、去年も出させていただいたときに言ったんですけれども、この町づくり、これは伊勢崎市で都市計画マスタープラン、基本的な計画があるんですけれども、その計画の作り方自体に私は大きな疑問を持っています。
それと、それは元になる法律、これは都市計画法、これは昭和40年代前半に日本の人口がどんどん増えて、そして経済成長している時代に作った法律で、今、あと十数年すると産業に一件空き家になるような、今の状況に合う法律ではありません。
今までみたいに市街化区域だ、市街化調整区域だ、それと、あずま・赤堀の非線引き地域だといった町づくり、いつまでやっているんだ、こんなことをやったんじゃいい町づくりはできないな、将来的にどういうところが長沼いいと思うんだ、そう言われるんですけれども、私が理想とするのは、
皆さんどこに住んでいるか知りませんけれども、既存集落必ずあるわけです。
おじいちゃんおばあちゃんが住んでいるところ、お父さんお母さんが住んでいるところは、ほとんどが今までは既存集落に住んでいたわけです。
既存集落というのは、我々成人が数百年から千数百年かけて、安心で安全で、そしてできるだけ災害が発生しづらいところにだんだんと形成されたところが既存集落です。
既存集落には必ず鎮守の森があったり、そして村祭りとか伝統芸能があったり、地域地域でいろいろな植物文化があったり、こういうところにこれからは居住誘導地域を定めてそこに住む。
田んぼを埋め立てたり、畑に新トーマスを作って家を作る、そんな町づくりはもうやめた方がいいんじゃないかな、それから水田地帯まだ多く残っています。
水田というのは我々の先人が荒れた川の畑に包みを作り、それから水路を作り、繰り返し川の氾濫をしたところに作ったのが水田です。
水路とか水田というのは一定面積、川から出てきたところは何ヘクタールか、また川に戻るところは何ヘクタールか水田を残す。
水路も、基幹となる水路はきちんと維持する。これをすることによって今みたいに勝手に田んぼを埋め尽くしちゃって、何億円も十何億円もかけて有水地を作ったり、そして排水路、これ整備するのにも莫大な金をかけたりしているわけですけれども、
昔からあるそういうシステムを生かして町づくりを考えれば、そんなお金はかけなくても安心で安全な伊勢崎市民の生活が保障できるんじゃないかなというふうに思います。
また皆さんよく農薬は、もちろん法律で禁止をしているわけですけれども、意味のない農薬は禁止ですけれども、例えば阿蘇カルデラの中、江戸時代から草千里と言われていた放牧地帯、これまだ毎年農薬をしています。
なぜかというと有料な牧草地を維持するためには農薬が必要です。近くであれば渡良瀬遊水地、これも毎年農薬をしています。これも渡良瀬遊水地を維持管理するためには必要です。
昔からやっていた農薬というのは、2月の第1日か第2日まで、私が若い頃までは伊勢崎市でも河川だとか水路だとか水田の周りの畦畔を枯れた草を燃やして、
いせさきFM 担当スタッフ
そして野息除というんですけど野ネズミの駆除する薬を撒いてやってたんです。なぜそういうことをやるか。それは病気だとか虫だとかっていうのが越冬する場所をなくす。
長沼宏泰さん
そして野ネズミとかっていう食料をなくす。こういったことで、すぐ年また農業ができるようにたくさんの農薬を使わなくてもたくさんの殺虫剤や殺菌剤を使わなくてもできる環境をやる。これが公私的傍聴というんですけども、そういうことをやればそういう確率が減るわけです。
特に今年皆さんにお知らせしたいのが、多分今年あたりに伊勢崎市にもイネカメムシが大量活性します。
ですから皆さん洗濯物を外に干しておくと、その洗濯物を取り込んだときに必ずカメムシが水田の近くだとつくことになると思いますので、水田の近くは洗濯したときはカメムシがつくかもしれないからって注意をするか、
網の中に洗濯物を干すかしてもらわないと、せっかく洗った洗濯物はものすごいにおいが発生しますのでこれも気をつけてください。それも農薬をすれば必ず減らせることなんです。
いせさきFM 担当スタッフ
はい、わかりました。ありがとうございます。ここまでたくさんお話を伺いました。最後に一言お願いします。
長沼宏泰さん
伊勢崎市は多文化共生の街ということですので、皆さん隣近所住んでいるときにいろいろな国の人と会ったり、ごみ出し問題でいろいろ苦労したりするかもしれませんけれども、そういうのは嫌なことは嫌だとはっきり伝える。
理想の町づくりと多文化共生
長沼宏泰さん
日本人も変わりましょう。自分でしっかり伝えないと相手に伝わりません。そういった多文化共生の街ができればいいなと私は思っていますので、皆さんぜひご協力よろしくお願いします。
いせさきFM 担当スタッフ
はい、伊勢崎市議会議員の長沼宏泰さんでした。ありがとうございました。
長沼宏泰さん
ありがとうございました。
09:05

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