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2024-09-04 09:05

第13回「おしえて!議員さん」ゲスト:長沼 宏泰さん

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議員さん目線の地域再発見番組 「おしえて!議員さん」 第13回ゲストは、 伊勢崎市議会議員の長沼 宏泰(ひろやす)さんです。 普段の議員活動から、伊勢崎の魅力や個人的に興味があることがらなど紹介してもらいます。

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いせさきFM 担当スタッフ
地域再発見番組おしえて議員さん
皆さんこんにちは。伊勢崎市議会議員の皆様をお迎えしてお話を聞くおしえて議員さんのお時間です。
早速ご紹介しましょう。
今日は伊勢崎市議会議員の長沼宏泰さんです。よろしくお願いします。
長沼宏泰さん
はい、よろしくお願いします。
いせさきFM 担当スタッフ
まずは自己紹介からお願いします。
長沼宏泰さん
はい、私は伊勢崎市の東の方の旧境町のところで長い間農業をやっていまして、
そして伊勢崎市議会議員。今期、3期目となります。
本職は農民ですのでよろしくお願いします。
いせさきFM 担当スタッフ
こちらこそよろしくお願いします。ありがとうございます。
さあでは、今日はどのようなテーマでお話をいただくのでしょうか。
長沼宏泰さん
何といっても特に議員の役目というのは、この伊勢崎市をどういう街にしていくのか、どうしたら住みよいのか、
そして今流行りの長い間再生産可能な伊勢崎市にしていくのか、これが最大の問題になると思います。
いせさきFM 担当スタッフ
具体的にお願いします。
長沼宏泰さん
今、街づくりというのは都市計画法。そして市街化区域と市街化調整区域というのが分かれています。
ただ伊勢崎市の場合には、東・赤堀地区が小さな村町だったもので、
線引きという市街化区域と市街化調整区域に分ける作業をしなくてもいいよというところであったので、
都市計画が伊勢崎市合併の時は3つ、伊勢崎と境は線引きのしてある都市計画。
東は用途指定と言うんですけど、それをしてある東の都市計画、
そして赤堀は何の規制もしてない都市計画という3つの都市計画で街づくりをしてきたという経緯があります。
そしてやっと東と赤堀の用途指定を、赤堀にも用途指定という使い方が決まっているということですね、簡単に言えば。
がやって、今2つの都市計画で街づくりが行われています。
ただ合併20年経つんですけども、20年前合併する時には、この都市計画は「合併後10年を目途に一元化する」という約束で合併をしているんですけども、
これが守られていない。そしていまだかって、ちょっと難しい言い方になるんですけども、
田んぼを埋め立てて家を作ったり、1,000平米以下だったら排水路がなくても家を作って、そんな住宅開発がいまだに行われている。
これはもう、こういう街づくり、住宅地の開発はもうやめるべきではないのかなというふうに思っています。
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長沼宏泰さん
そして最も私が強く言いたいのが、今人口はどんどん減っています。
そして伊勢崎市でも16%を超える家が空き家になっています。
こんなところでいつまでも無作為な住宅建設を続ける。
これは後世の人に。子どもや孫に借金を押し付けるのと同じ行為ではないかというふうに私は考えています。
ですからもうそろそろ本腰を入れた街づくり。
私のモットーは「線引きによらない街づくり」と言うのですが、そういう線引きの廃止というのも法律上可能は可能なんですね。
平成の16年17年に線引きをする市内の決めるのが都道府県の方に移管されたので、群馬県として線引きをやめますよと言えばやめられるのですが、
なかなかそんな雰囲気には今はなっていないですね。
つい先日香川県の方が線引きを廃止したということで見てきたのですが、
これもやはり線引きを廃止しても言いづらいですが、所詮首都圏ではないですから、
人口が線引きを廃止したからって急に増えるとか、そういう環境ではないので。
いせさきFM 担当スタッフ
それでは、ぜひ理想とする街づくりというか、こうであったらいいなという理想像をお持ちでしたらお話いただけますか。
長沼宏泰さん
私がこの街づくりの基本にあるのは、既存集落、もともと各地区に村がありました。
これは数百年、場所によっては千年万年の前から人が住んでいるところ、
こういうところは自然災害が少なくて暮らしやすいところに先人たちが既存集落を形成してきたわけです。
そしてそこには鎮守の森があったり、村祭りがあったり、そして気候風土、伝統にのっとった食生活だとか、保存食を作る、たくあんを作るとかってよくありますよね、場所によって。
昔は野菜がいっぱい取れると、きゅうりとかナスを塩漬けにしておいて、
漬物小屋っていうのがあって、そこで子どもたちがおやつ代わりに。漬けた塩ナス出して食べてたりとかっていう、そういう集落があったわけです。
こういう集落が今の法律でいうと、要するに居住誘導地域、要するに人がそこに住んでくださいよっていうところに指定できないんです。
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長沼宏泰さん
なぜかというと、昔の小さな村は市街化区域になってないんで、市街化区域以外のところに人が誘導する地域に指定できないんです。
ですから、私は乱開発をやめて、昔から住んでいる集落に人が集まれるような、そういう街づくりをしていくべきじゃないのかなというふうに思ってます。
いせさきFM 担当スタッフ
はい、ありがとうございます。では続いて、長沼さん個人として伊勢崎市にどのような魅力を感じるか教えていただけますか。
長沼宏泰さん
何と言っても伊勢崎市、住んでいると北に赤城山が見えて、南側、利根川、自然豊かな市なんで、これを市民の皆さんと一緒に楽しめる場所にしていきたい。
例えば、先月行われた伊勢崎市の花火大会、今回20周年ということで3市合同で行われたんですけれども、これをもっともっと発展させていければなというふうに考えています。
それから、街づくりは先ほど申し上げましたように、既存集落に人が住んで、そしていつも遠くに初詣に行くんじゃなくて、村の鎮守の森に初詣に行って、そんな暮らしができる伊勢崎市であればいいなというふうに思ってます。
いせさきFM 担当スタッフ
はい、ありがとうございます。ここまでたくさんお話を伺ってまいりました。最後に一言お願いします。
長沼宏泰さん
はい、最後になるんですけれども、もうそろそろこの伊勢崎市の街づくり、本当に真剣に考えていきたいなと思います。
もともとは中心市街地整備するときに300億円もかけているんですけれども、駅に近くにすべての施設を集中するという計画もあったんですけれども、やっぱりそうでないと中心市街地活性化にはならないですし、
やっぱり原点に戻ってもう一度この街づくり、根本的に考えていく。そして既存集落とどうやってネットワークを結んでコンパクトシティである中心市街地と我々が住んでいるところと車がなくても自由に移動できる、そんな街づくりができていければなというふうにつくづく私は思っています。
いせさきFM 担当スタッフ
はい、伊勢崎市議会議員の長沼宏泰さんでした。今日はどうもありがとうございました。
長沼宏泰さん
お世話になりました。
09:05

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