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地域再発見番組、「おしえて、議員さん」
皆さんこんにちは。伊勢崎市議会議員の皆様をお迎えしてお話を聞く、「おしえて議員さん」のお時間です。
早速ご紹介しましょう。今日は、伊勢崎市議会議員の高橋信長さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは、自己紹介からお願いします。
まずは、伊勢崎FMの神部さん、今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
伊勢崎市で、高橋信長と申します。市議会議員2期目です。大手町で生まれて、現在は琴北町で住んでおります。
建設業を営んでおりまして、30歳の時に起業して、35歳の時に落下事故を起こして、
そしてから、経済損傷のC-6番の完全麻痺ということで、身体障害者の一級となって、車椅子生活となり、
それから、いろいろ豪雨があって、議員にならせていただいたと。
おそらく、群馬県では、障害者議員は私、高橋信長一人だけなのかなと思います。
ありがとうございます。では早速、今日はどのようなテーマでお話をいただくのでしょうか。
はい。私の使命というかテーマで活動させていただいているのですが、3つあるんですね。
大きな1番では、誰もが暮らしやすい伊勢崎市にしたいというところ。
それと、2番では、やはり私は街中、伊勢崎駅を中心に住んでずっと暮らして約50年いますので、
その街中の活性化にも寄与したい。
それと、3番目が、やはり3人の娘がいますので、子育て世代ということもあって、
あと、30歳の時に起業したということもあるので、若い方がチャレンジできるような伊勢崎市にしたいというこの3つですね。
わかりました。では具体的にお願いします。
はい。まずこの1番目なんですが、誰もが暮らしやすい街にということで、先ほどもお伝えしたように、
自分が障害当事者になってみたら、とてつもなくまだまだこの世の中には大きな壁があるんだなということを気づいて、
活動すればするほど、その壁が大きく分厚いものだということに気づきました。
その壁をどうしたらいいかというので、障害者議員として活動するのがいいなと思って、
その時は全然分かっていなかったんですが、例えば、伊勢崎市は外国籍の方が多いじゃないですか。
21万人都市だけど、外国籍の方が今15,000人を超えたんですよ。
7%くらい以上になっている感じですよね。小学生が約1万人いるんですね。
あと例えば、高齢者は25%だから、大体5万人くらいいますよ。
ということを考えると、障害者って何人くらいいると思います?伊勢崎市内。
それよりも少ないのかなというイメージがありますね。
そうですよね。実は障害者手帳を持っている人が1万人もいるんですよ。
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そうなんですか。
障害者なんか街に見ないから、500人か1,000人くらいかなと思ったら、1万人もいるという状況。
日本全国でいうと1億2,000万人いますが、今1,160万人。約9.2%。
簡単に言うと10人に1人は障害者。
外国籍の方はたくさん見るけど、障害者は見ないというような、この世の中はなぜなんだろうというところ。
残りの私は、障害のある方でも外に出られる、社会に参画することができるような世の中にしていきたいなと思って活動しているというような状況ですね。
というのが大きな一番。
2番目ですね。街中の活性化。
駅周辺土地区画整理事業というのが平成8年から44.4ヘクタール。東京ドーム約10個分。
伊勢崎駅を大改修、建て替えたわけですね。
400億円かけて。
土地区画整理事業も、これもまた400億円かけて、約40年間くらいかけてやろうとしているわけですね。
やっと3分の2終わったぐらいなんですか。
福島病院跡地のところに、新保健センターって約30億円かけて。
これまたすごいオシャレな作りもなるし、街中の人たちが集える場所の拠点にもするので、これは期待が大きいですよ。
あと、今織物共同組合様のところの織物会館のところと伊勢崎市が拠点を結んで街中の活性化しようということで、予防施設を作ろうと。
そこのところに伊勢崎市立図書館も一緒に合体したらどうか、みたいな検討もされていたんですね。
要は巨大な投資をしているんですね。
自分が20歳くらいの時からそういう話があって、この街はどうなんだ、街中はどうなるんだ、みんな住民の人たちに言っていたんですけど、
だんだん長くなればなるほどみんな薄れていっちゃって。
ただ、今やっと右肩上がりになってきたので、やっぱりそこは自分は地元の議員として力を入れていくべきなのかなと思って。
あともう一つ、3番目はやっぱり子どもたちのね。
今のこういう時代だからフードバンクとかフリースペースとかいろいろありますよね。
そういうのもすごい大切で少しずつ増えておりますけれども、
同時にやっぱり元気な若い方とかね、ちょっと行こえる場所とか、ちょっとお茶できるとか、ちょっと学習するスペースがあるとか、
そういうスペースが伊勢崎少ないな、みたいな。
そういうところとか、若い方が思い出が作れるような場所っていうのを増やしていきたいな、みたいな。
すごくいいですね。
いいですよね。そんなところをやっています。
わかりました。ありがとうございます。
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続いてです。高橋さん個人として伊勢崎市にどのような魅力を感じるか教えていただけますか?
伊勢崎市というのは大都会でもないし、本当に田舎でもないような、日本全国約1800ある自治体の中で中ぐらいの大きさだと思うんですね。
でも山にも近いし、大都会の東京にも近いし、立地条件もいいし。
なおかつ群馬県内で言うと前橋、高崎、伊勢崎、太田、桐生、この9、5市といわれる大きな都市の中でもちょうど真ん中にあるとか、
利便性がいいというか、そんなようなところなので。
それで外国籍が多いという特徴もあったり、これも一気にドバッと増えたんじゃなくてですね。
少しずつ増えていって、いろいろ課題もありますけど、なんだかんだうまくやっていっているような市民性というのはすごいいいなと思うので、
そういうところをどんどんどんどん広げていくと、日本全国のモデルになると思うんですね。
伊勢崎でうまく多文化共生とか、いろんな人がここだったら結構暮らしやすいなとか、失敗したらまたチャレンジしやすいなというような町が成立すれば、
周りの町は見習っていくのかなみたいな、そんな先頭を切っていけるような可能性を秘めている伊勢崎だと思います。
はい、ありがとうございます。最後になりますが一言お願いします。
私は大きな事故を負った時、あと数センチ上でしたら即死でした。
今現在でも人間の80%の機能を麻痺しております。残存機能20%で生きている。
今までは自分の会社とか自分とか自分の家族って言うんですけど、障害を負ってから何か知らないですけど、
社会の方に目が行っちゃうんですよね。社会がなんでこんなにいろいろ格差があるのかとか、
そういうことを考えると残りの私の人生はその格差を埋めること、少なくすることが残りの私の使命だというふうに感じております。
そういうことを考えれば伊勢崎の市議会議員として伊勢崎市がそういうふうに誰もが暮らしやすい町に行くかでもなれば、
また東京に行った若い方がまた帰ってくるとかですね。そんなような伊勢崎市になってもらいたいなと思います。
歩けないわけですから私は。移動が困難という移動困難者ですね。
そういうことを考えると今情報発信とかも自分はSNSも一生懸命やってますので、
視聴者さんの方もSNS探して探してもらえたら嬉しいなというのと、
あと車の運転ができないので、町とかでウロウロよくしてますので、
高橋さんに会えたら声かけてくれたりですね、手を振ってくれるとちょっと嬉しいです。
こんな高橋ですがよろしくお願いします。
はい、ありがとうございます。伊勢崎市議会議員の高橋信長さんでした。ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。