結核・呼吸器感染症予防週間の概要
「まん中ぐんま元気情報」。この時間は群馬県伊勢崎行政県税事務所の提供でお送りします。
「まん中ぐんま元気情報」、この時間は群馬県の情報をお伝えします。 本日は、伊勢崎保健福祉事務所から結核・呼吸器感染症予防週間のお知らせについてです。
本日は伊勢崎保健福祉事務所の橋本さんにお話しをお伺いしたいと思います。 よろしくお願いします。よろしくお願いします。
おはようございます。毎年9月24日から30日までは、結核・呼吸器感染症予防週間です。
厚生労働省や自治体では、結核や呼吸器感染症に関する正しい知識を広めるため、様々な啓発活動を行っています。
結核は呼吸器感染症の一つです。 これまでに世界的な流行を起こした病気、スペイン風邪、SARS、新型インフルエンザ、MERS、そして新型コロナウイルス感染症、
これらはすべて呼吸器感染症です。 これらの病気は空気を通して広がるため、世界的な流行を起こしやすく、今後も新たな感染症が現れる可能性があります。
次の大流行に備えるために大切なのは、私たち一人一人が感染症に関心を持ち続けることです。
さてここで結核についての大切なお知らせです。 結核というと、昔の病気と思われがちですが、実は今でも国内で毎年1万人以上の方が新たにかかり、
1500人以上の方が命を落としています。 決して過去の病気ではありません。
今年の結核予防週間の標語は、「長引いた 咳に結核 疑って 早い受診につなげよう」です。 特に注意が必要なのは、痰の絡む咳や微熱、
だるさが2週間以上続く場合です。 こうした症状があるときは早めに医療機関を受診しましょう。
高齢者の方は、咳が出ないこともあります。 「最近、食欲がない」 「体重が減ってきた」 「なんとなく元気がない」
そんな「いつもと違う」体調の変化があったら、かかりつけの医師に相談してください。 結核は空気感染する病気ですが、早く見つけて、きちんと治療すれば、周りの人にうつすことも防げます。
また、糖尿病のある方、透析治療を受けている方、胃の病気や手術をしたことがある方は、結核にかかりやすい傾向があります。
日頃から体調の変化に気をつけてください。予防のためにはバランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動、そして定期的な健康診断が大切です。
自分の体調をよく知り、「いつもと違うな」と感じたら無理せず、早めに医師に相談しましょう。 以上、結核についてのお知らせでした。
呼吸器感染症の流行状況と予防策
続いて、呼吸器感染症の流行状況についてです。 現在、伊勢崎地域では「百日咳」の報告が続いています。
今年度、群馬県全体では2129件、伊勢崎地域では213件と、昨年度の数十倍の患者数が報告されています。
伊勢崎地域だけで、県全体の約1割を占めています。 また、7月頃から新型コロナウイルス感染症の報告も増加しており、
高齢者施設での集団感染が多数報告されています。 さらに、子どものマイコプラズマ肺炎も増加傾向にあり、
夏休み明けの学校での感染拡大が懸念されています。 今年の呼吸器感染症予防週間における標語は、
「手洗いマスク、習慣づけて 防ごう呼吸器感染症」です。 呼吸器感染症は咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、ウイルスや細菌がついた手で口や鼻を触ることによって広がります。
予防のためには、食事前や帰宅後の手洗い・手指消毒、咳エチケットの徹底、 そして冷房使用中でも30分に1回、数分間の換気を心がけましょう。
「百日咳」については、生後2ヶ月を迎えたお子さんには五種混合ワクチンなどの定期接種を検討してください。 そして咳が2週間以上続く場合、それはただの風邪ではないかもしれません。
早めに医療機関を受診することで、感染拡大を防ぎ、早期治療につながります。 この予防週間をきっかけに呼吸器感染症について改めて考え、
日常の中でできる予防を実践していきましょう。 以上、伊勢崎保健福祉事務所より、血管呼吸器感染症予防週間に関するお知らせでした。
はい、わかりました。ありがとうございます。さあというわけで本日は、伊勢崎保健福祉事務所の橋本さんにお話をお伺いしました。 本日はありがとうございました。
ありがとうございました。